JPH0739703Y2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JPH0739703Y2
JPH0739703Y2 JP17103186U JP17103186U JPH0739703Y2 JP H0739703 Y2 JPH0739703 Y2 JP H0739703Y2 JP 17103186 U JP17103186 U JP 17103186U JP 17103186 U JP17103186 U JP 17103186U JP H0739703 Y2 JPH0739703 Y2 JP H0739703Y2
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JP
Japan
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cowl top
nut
panel
bracket
instrument panel
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Application number
JP17103186U
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English (en)
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JPS6376544U (ja
Inventor
淳一 永野
将人 洲脇
敏彦 笹野
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、車体のフロント側に装備されるインストル
メントパネルの取付構造を改善した車体構造に関する。
(従来の技術) 第3図に示されるような乗用車1で代表される自動車の
キャビンのフロント側には、種々の計器類が配置された
インストルメントパネル2が設けられている。
こうしたインストルメントパネル2の取付けには、従来
より、インストルメントパネル2の裏面に突設したブラ
ケットをカウルトップに固定することが行われている。
具体的には、第4図に示されるようにカウルトップ3を
構成するカウルトップインナパネル4の縦壁4aの内面に
ナット5を取着(溶接)しておき、このナット5の位置
と対応する縦壁4aの外面にインストルメントパネル2の
ブラケット6を配置し、その後、ボルト7をブラケット
6側から重合する板部を通しナット5へ螺挿することに
より、インストルメントパネル2を固定することが行わ
れていた。
またこの他には、第5図に示されるようにカウルトップ
インナパネル4の縦壁4aの外面に、ナット5が固着され
た台形状のナットプレート8を取着し、該ナットプレー
ト8上のナット5を使って、インストルメントパネル2
を固定することが行われている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前者の構造は、大きなカウルトップ3を、ナ
ット5を固着(溶接)するための自動機へ運んで取着し
なければならないので、かなりナット5を取付ける作業
がやりずらい問題をもっている。またこの構造は、ブラ
ケット6を受ける部分がカウルトップインナパネル4だ
けなので、ブラケット6の取付剛性が低い難点がある。
これに対し後者の構造は、ナット5の取付作業は容易に
なるものの、前者の構造と同様、ブラケット6を受ける
部分がカウルトップインナパネル4だけなので、ブラケ
ット6の取付剛性が低い難点がある。
この考案はこのような問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、高いブラケットの取付剛
性を得つつ、少ない部品点数で、かつ容易なナット取付
作業でインストルメントパネルを固定することができる
車体構造を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段と作用) この考案は、カウルトップアウタパネル11とカウルトッ
プインナパネル4との間に、フードヒンジ14を取付ける
ためのリーンホース15を介装し、このリーンホース15に
前記カウルトップインナパネル4のキャビン側の縦壁4a
の内面と重合する固定片17bを形成するとともにこの固
定片17bにナット5を取着し、かつカウルトップインナ
パネル4の前記ナット5の位置に対応する外面部にイン
ストルメントパネル2を固定するためのブラケット6を
配置し、該ブラケット6側からナット5へボルト7を螺
挿してインストルメントパネル2を固定し、さらに前記
フードヒンジ14を前記カウルトップアウタパネル11を介
して前記リーンホース15に結合せしめたことにある。こ
れにより、インストルメントパネル2は、ナット5をカ
ウルトップ3に取着せずに、かつフードヒンジ14を取付
けるためのリーンホース15を活用して得られる高い取付
剛性で、カウルトップ3に固定させた。
(実施例) 以下、この考案を第1図および第2図に示す一実施例に
もとづいて説明する。但し、先の「従来の技術」の項で
述べた部品と同じ部品には同一符号を付してその説明を
省略し、この項では異なる点、つまり考案の要部につい
て説明することにする。
すなわち、10はカウルトップインナパネル4とカウルト
ップアウタパネル11(いずれもカウルトップ3を構成す
るもの)との間に設けられたアッパフレームエクステン
ションである(フロント側の大なる断面をもつアッパフ
レーム12とキャビン側の小なる断面のフロントピラー13
とを結んで、タイヤから入力した荷重をフロントピラー
13へ伝えるもの)。またカウルトップインナパネル4と
カウルトップアウタパネル11との間には、アッパフレー
ムエクステンション10と隣接して、フードヒンジ14を取
付けるためのリーンホース15が設けられている。このリ
ーンホース15にはナット5が取着されている。そして、
このナット5を用いてインストルメントパネル2を固定
している。
詳しくは、リーンホース15には、カウルトップインナパ
ネル4とカウルトップアウタパネル11との間の高さ寸法
に対応した高さをもつ、たとえば断面L字状の板金が用
いられる。この板金は、アッパフレームエクステンショ
ン10の小断面部と隣接する凹陥部10aを塞ぐように配置
される。そして、この板金の下部に形成されたフランジ
部17aがカウルトップインナパネル4の内面にスポット
溶接されている。上記板金のキャビン側の端部には、側
方に張り出るフランジ部17b(この考案の固定片に相
当)が形成され、このフランジ部17bがカウルトップイ
ンナパネル4のキャビン側に臨む縦壁4aの内面にスポッ
ト溶接で取着されている。また上記板金のアッパフレー
ム12側に向く端部には、凹陥部10aの大断面側を形成す
るアッパフレームエクステンション10の上面および側面
と重なるフランジ部17cが形成され、このフランジ部17c
が同上面および側面にスポット溶接で取着されている。
これにより、リーンホース全体はカウルトップアウタパ
ネル11とカウルトップインナパネル4との間に納められ
る。こうして取着されるリーンホース15によって、アッ
パエクステンション10の剛性を補強している。
フランジ部17a,17b,17cのうち、カウルトップインナパ
ネル4の縦壁4aと重なるフランジ部17bの外面には、ナ
ット5が取着(溶接等)されている。但し、フランジ部
17bはナット5が取着するに必要な大きさを備えてい
る。
インストルメントパネル2のブラケット6は、この縦壁
4aの外面部分にナット5と重なるようにして、縦壁4aの
外面部分に配置されている。そして、ボルト7が、この
ブラケット6からナット5に向けて螺挿されている。こ
のボルト7の螺挿により、ブラケット6は固定され、イ
ンストルメントパネル2をカウルトップ3に取付けてい
る。
リーンホース15の上部には、このリーンホース15を覆う
カウルトップアウタパネル11を介して、車体フロント側
のエンジンフード16を開閉するフードヒンジ14が結合さ
れている。これにより、ブラケット6は、高い剛性とな
っているカウルトップインナパネル部分、すなわちエン
ジンフード16を取付けるためのリーンホース15で補強さ
れているカウルトップインナパネル部分に取付けられ
る。
なお、18はリーンホース15の上部壁に設けられた固定用
孔である。
しかして、こうした構造を用いてインストルメントパネ
ル2を取付けるときは、まず、ナット5が取着されたリ
ーンホース15をカウルトップ3に設けた後、ナット5が
所在するカウルトップインナパネル4の外面上の部位に
インストルメントパネル2のプラケット6の先端部を重
ねる。その後、ボルト7をインストルメントパネル2の
凹部2aからブラケット6および縦壁4aに設けた透孔(図
示しない)へ挿入して、ナット5へねじ込めば、インス
トルメントパネル2は固定される。
そして、カウルトップアウタパネル11を介して、リーン
ホース15の上部に、エンジンフード16を開閉するフード
ヒンジ14を結合する。
これにより、インストルメントパネル2のブラケット6
は、フードヒンジ14を取付けるためのリーンホース15で
補強されたカウルトップインナパネル4の部位に固定さ
れる。
このことは、フードヒンジ14を取付けるためのリーンホ
ース15を活用して、インストルメントパネル2の取付剛
性は高められる。
それ故、インストルメントパネル2は、高い取付剛性で
カウルトップ3に取付けられる。しかも、フードヒンジ
14を取付けるリーンホース15を活用するから、部品点数
は少なくてすむ。そのうえ、ナット5はカウルトップイ
ンナパネル4でなく、リーンホース15に取付けるから、
ナット5の取付作業は容易である。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、高い取付剛性で
インストルメントパネルをカウルトップに固定すること
ができる。
しかも、高い取付剛性は、フードヒンジを取付けるため
のリーンホースを活用して得られるものであるから、部
品点数は少なくてすむ。
そのうえ、インストルメントパネルのブラケットを固定
するためのナットは、カウルトップインナパネルでな
く、リーンホースに取付けられるから、ナットの取付作
業は容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は要部となるインストルメントパネルの取付構造を示
す断面図、第2図はその斜視図、第3図は一般の乗用車
の外観を示す斜視図、第4図はその従来、行われていた
インストルメントパネルの取付構造を示す断面図、第5
図はその異なるインストルメントパネルの取付構造を示
す断面図である。 2…インストルメントパネル、4…カウルトップインナ
パネル、4a…縦壁、5…ナット、6…ブラケット、7…
ボルト、11…カウルトップアウタパネル、14…フードヒ
ンジ、15…リーンホース、17b…フランジ部(固定
片)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 笹野 敏彦 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 日本 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウルトップアウタパネルとカウルトップ
    インナパネルとの間に、フードヒンジを取付けるための
    リーンホースを介装し、このリーンホースに前記カウル
    トップインナパネルのキャビン側の縦壁の内面と重合す
    る固定片を形成するとともにこの固定片にナットを取着
    し、かつカウルトップインナパネルの前記ナットの位置
    に対応する外面部にインストルメントパネルを固定する
    ためのブラケットを配置し、該ブラケット側からナット
    へボルトを螺挿してインストルメントパネルを固定し、
    さらに前記フードヒンジを前記カウルトップアウタパネ
    ルを介して前記リーンホースに結合せしめたことを特徴
    とする車体構造。
JP17103186U 1986-11-07 1986-11-07 車体構造 Expired - Lifetime JPH0739703Y2 (ja)

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JP17103186U JPH0739703Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07 車体構造

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JP17103186U JPH0739703Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07 車体構造

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JPS6376544U JPS6376544U (ja) 1988-05-21
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