JPS5831712Y2 - 脱着式インストルメントパネルの固定装置 - Google Patents

脱着式インストルメントパネルの固定装置

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Publication number
JPS5831712Y2
JPS5831712Y2 JP6650777U JP6650777U JPS5831712Y2 JP S5831712 Y2 JPS5831712 Y2 JP S5831712Y2 JP 6650777 U JP6650777 U JP 6650777U JP 6650777 U JP6650777 U JP 6650777U JP S5831712 Y2 JPS5831712 Y2 JP S5831712Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
bracket
fixing device
reinforcement
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP6650777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53160148U (ja
Inventor
七郎 西田
信昭 斉藤
Original Assignee
トヨタ車体株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ車体株式会社 filed Critical トヨタ車体株式会社
Priority to JP6650777U priority Critical patent/JPS5831712Y2/ja
Publication of JPS53160148U publication Critical patent/JPS53160148U/ja
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Publication of JPS5831712Y2 publication Critical patent/JPS5831712Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の運転室前面に設けられる脱着式イン
ストルメントパネルの固定装置に関するものである。
自動車のインストルメントパネルには鉄棒プレス品で構
成されるインストルメントパネル本体を車体に溶接した
固定式と、ボルト締めした脱着式とがあり、脱着式のも
のはあらかじめインストルメントパネル全体をサプライ
ンで組付けることが可能であり、また作業性が良いこと
から主としてキャブオーバ−型自動車のような運転席と
車体のフロントパネルとの間の空間が少ない自動車に採
用されている。
ところでこのような脱着式インストルメントパネルは、
従来インストルメントパネル両端において第1図および
゛第2図に示すように、インストルメントパネル1の下
面を車体の左右のフロントピラー2の内側に溶接等によ
り取り付けた断面逆り字形ブラケット3上に載置し、該
ブラケット3に直接ボルト4締めして固定するのが普通
であった。
したがってこれによるとインストルメントパネル1の外
形形状によって車体側ブラケット3の上下方向の取り付
は位置が規制され、また車体側ブラケット3および固定
用ボルト4が室内に露出して外観を損ねるとともに、ブ
ラケット3には強度上フランジ3aが設けられており固
定用ボルト4をも含めてこれらが危険な突起やエツジと
なり、自動車衝突時等に乗員に危害を及ぼす欠点があっ
た。
この考案は上述の欠点に鑑みてなされたもので、インス
トルメントパネルの外形形状に拘束されることなく車体
側ブラケットの取り付は位置をある程度自由に設定でき
、しかも該ブラケットおよび固定用ボルトが室内に露出
しないようにした脱着式インストルメントパネルの固定
装置を提供することを目的とするもので゛ある。
以下図面によりこの考案の一実施例を詳細に説明すると
、第3図および第4図において5は自動車車体のフロン
トピラー、6は該フロントピラー5の内側面に溶接によ
り取り付けられた断面り字形のブラケットで、その先端
部6aはフロントピラー5に対し所要の間隔をおいて後
方すなわち運転席側に突出している。
6bはブラケット6の折曲部に設けられた補強リブ、6
Cは同じくブラケット6の先端部6a周縁に設けられた
補強フランジ、6dはブラケット6の水平面に穿設され
た後述のボルト11の挿通孔である。
なおこのブラケット6は車体の左右のフロントピラーに
取り付けられて後述のインストルメントパネル7の両端
を固定支持するようになるのであるが、その支持部は左
右対称であるので以下説明の便宜上片側(右側)につい
てのみ説明する。
7は鉄板プレス品で構成されたインストルメントパネル
であって、下部がインストルメントパネルリインフォー
スメント8によって補強されている。
インストルメントパネルリインフォースメント8は断面
り字形の長尺材で作られており、その端部はインストル
メントパネル7に合致するように前方にL字状に湾曲し
ている(第4図参照)。
このインストルメントパネルリインフォースメント8の
両端縁はインストルメントパネル7の下部内面において
インストルメントパネル7の水平部7aと垂直部7bと
にそれぞれ溶接され、該インストルメントパネル7との
間に空間部9を形成しており、インストルメントパネル
リインフォースプント8端部のL字状に湾曲する部分で
前方に開口10シている。
そしてインストルメントパネル7はこの開口10より空
間部9内に前記ブラケット6の先端部6aを進入させ、
インストルメントパネルリインフォースメント8をこの
ブラケット6にボルト11締めして固定されている。
12はインストルメントパネルリインフォースメント8
の上面に設置された溶接ナツトで、これに前記ボルト1
1がねじ込まれるのである。
13はブラケット6をインストルメントパネル7とイン
ストルメントパネルリインフォースメント8とで形成さ
れる空間部9内に完全に進入させるためにインストルメ
ントパネル7の下部前端に設けられた切欠き、14はボ
ルト11を締付けるときの作業孔で、実施例ではインス
トルメントパネル7の下端水平部7aを切欠いて形成さ
れている。
この考案は上述のように、インストルメントパネルの下
部内面における水平部と垂直部とに断面り字形のインス
トルメントパネルリインフォースメントの両端縁を溶接
してインストルメントパネルとインストルメントパネル
リインフォースメントとの間に空間部を形成し、該空間
部内に車体のフロントピラーに取り付けたブラケットが
フロントピラーに対し所要の間隔をおいて後方に突出す
る先端部を進入させ、インストルメントパネルリインフ
ォースメントと該ブラケットとをボルト締めし、これに
よってインストルメントパネルを車体に固定するように
したから、インストルメントパネルの外形形状に拘束さ
れることなく車体側ブラケットの取り付は位置をある程
度自由に設定できる。
すなわち車体側ブラケットの取り付は位置は、インスト
ルメントパネルリインフォースメントの断面形状を変え
ることにより変更が可能である。
したがってインストルメントパネルは意匠上の制約を受
けることがなくなり、自由な意匠とすることができる。
しかも従来のように車体側ブラケットおよび固定用ボル
トが室内に露出しないので、外観を頗る良好ならしめ得
るとともに自動車衝突時等における安全性が著しく向上
する効果がある。
さらにインストルメントパネルと該インストルメントパ
ネルの下部内面における水平部と垂直部とに溶接した断
面り字形のインストルメントパネルリインフォースメン
トとによる閉断面構造は、インストルメントパネルの強
度アップに有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車運転室前面への脱着式インストル
メントパネルの固定状態を示す側面図、第2図は第1図
のA−A線に沿う要部拡大断面図、第3図および第4図
はこの考案の一実施例を示し、第3図は第2図に対応す
る部分の要部拡大断面図、第4図はその分解斜視図であ
る。 5・・・・・・フロントピラー、6・・・・・・ブラケ
ット、7・・・・・・インストルメントパネル、8・・
・・・・インストルメントパネルリインフォースメント
、9・・・・・・空間部、11・・・・・・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネルの下部内面における水平端部と
    垂直部とに断面り字形のインストルメントパネルリイン
    フォースメントの両端縁をそれぞれ溶接してインストル
    メントパネルとインストルメントパネルリインフォース
    メントとの間に空間部を形成し、該空間部内に車体のフ
    ロントピラーに取付けたブラケットのフロントピラーに
    対し所要の間隔をおいて後方に突出する先端部を進入さ
    せ、前記インストルメントパネルリインフォースメント
    と該ブラケットとをボルト締めしてなる脱着式インスト
    ルメントパネルの固定装置。
JP6650777U 1977-05-23 1977-05-23 脱着式インストルメントパネルの固定装置 Expired JPS5831712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6650777U JPS5831712Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 脱着式インストルメントパネルの固定装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6650777U JPS5831712Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 脱着式インストルメントパネルの固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53160148U JPS53160148U (ja) 1978-12-15
JPS5831712Y2 true JPS5831712Y2 (ja) 1983-07-14

Family

ID=28972570

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JP6650777U Expired JPS5831712Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 脱着式インストルメントパネルの固定装置

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JPS53160148U (ja) 1978-12-15

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