JPH081960Y2 - インストルメントパネル周辺の附属部品組み付け構造 - Google Patents

インストルメントパネル周辺の附属部品組み付け構造

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Publication number
JPH081960Y2
JPH081960Y2 JP2274593U JP2274593U JPH081960Y2 JP H081960 Y2 JPH081960 Y2 JP H081960Y2 JP 2274593 U JP2274593 U JP 2274593U JP 2274593 U JP2274593 U JP 2274593U JP H081960 Y2 JPH081960 Y2 JP H081960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
instrument panel
panel
attached
accessory parts
Prior art date
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Application number
JP2274593U
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English (en)
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JPH0671262U (ja
Inventor
利雄 小板橋
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャブオーバー型自動
車の運転台の組立の分野で利用されるインストルメント
パネル周辺の附属部品組み付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバー型自動車の運転台
の座席前方のインストルメントパネル附近の附属集合部
品を組み付ける場合は、多種類の部品を運転室枠内に持
ち込んで、各々をインストルメントパネルの所定位置に
スポット溶接やビス止め等の手段で組み付けるか、また
は別の流れ工程で予め組み込んでおいてから運転室枠内
に搭載して組み付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】後者の流れ工程で組み
付けを行う場合は、床を貫通させる作業穴の処理や各種
の配線を貫通処理やヒータ、エバポレータ、ブロアー等
のヒーターシステム廻りを貫通処理する方法やアクセ
ル、ブレーキ、クラッチ等の廻りの配管処理は作業が複
雑で時間がゝるという問題があった。本考案は、キャブ
オーバー型自動車の運転台の床部分の開口に、各種附属
部品とインストルメントパネルを予め取り付けたフロア
パネルを嵌着することによって、各種部品の取り付けや
各種配線の貫通処理や配管処理の作業の簡素化、労務作
業負担の軽減及び作業時間の短縮化を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、フロアパネル
1の端縁に沿って接着剤注入用の凹部1aを形成すると
共にこの凹部1aの外側縁にシール材2を添設し、フロ
アパネル1上に各種の附属部品3を予め取り付け、これ
らの附属部品3上にインストルメントパネル4を取り付
け、キャブオーバー型自動車の運転台5の床部分に予め
設けた開口6に前記フロアパネル1を嵌着し、開口6の
周囲の取付板7とフロアパネル1の凹部1aとの間に接
着剤8を注入して固着する。
【0005】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
1はフロアパネルで、キャブオーバー型自動車の運転台
5の前半分部に配設するものである。このフロアパネル
1の周縁は断面を上向きコ字形に弯曲して接着剤注入用
の凹部1aを形成し、この凹部1aの端縁に、合成樹脂
製の長尺で且つ断面コ字形の凹溝2aにシール材2を気
密に嵌着する。
【0006】前記フロアパネル1上には、運転台5のイ
ンストルメントパネル4の下方に従来配設していた各種
の附属部品3を予め取り付け、これらの附属部品3上に
インストルメントパネル4を取り付ける。そして、キャ
ブオーバー型自動車の運転台5の床部分に予め設けてあ
る開口6に、附属部品3とインストルメントパネル4を
取り付けたフロアパネル1を、運転台5のドア取付用の
側部開口5aから運転台5内に搬入して前記開口6に配
設する。
【0007】そして、運転台5の開口6周縁に固着して
ある取付板7の裏面7a側及びフロントピラー9の外面
9aに、フロアパネル1の周縁1b部分を重合してボル
ト10及びナット11によって締め付け固定すると、凹
部1aのシール材2が取付板7の裏面7aに気密接触す
るので、この状態でフロアパネル1の周縁の一ヶ所から
凹部1aに接着剤8を注入する。また、インストルメン
トパネル4の前側周縁4aはフロントパネル12の上縁
12aに固着し、運転台5の内側先部にフロアパネル1
と附属部品3とインストルメントパネル4を一体的に設
置する。図中、13は運転台5のフロントパネル12の
前面に取り付ける化粧パネルである。
【0008】
【考案の効果】依って本考案によれば、キャブオーバー
型自動車の運転台内に取り付けるインストルメントパネ
ルの下方に内装する各種の附属部品を、インストルメン
トパネルと共に予めフロアパネル上に配設固定し、これ
らのフロアパネル、附属部品及びインストルメントパネ
ルを一体にして運転台内の先部に配設して固定し、運転
台の外部に於いて予め組み立てて運転台に取り付けるよ
うにしたので、組み付け時の作業者の労務は極めて容易
であると同時に作業時間は短縮され作業能率は著しく向
上する。
【0009】また、フロアパネルと取付板との重合固定
部分は、凹部に対する接着剤の注入とシール材とによっ
て気密性が確実に保持されるので、降雨時の走行中にも
水滴が運転台の下部から運転台に侵透して来ることがな
く、運転室内を快適に保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロアーの前半部分を開口してある状態のキャ
ブオーバー型自動車の運転台の斜視図である。
【図2】運転台の床部分に取り付けるフロアパネルの斜
視図である。
【図3】フロアパネル上に予め取り付けた附属集合部品
の上に更にインストルメントパネルを取り付けた状態を
示した斜視図である。
【図4】運転台にフロアパネル及びインストルメントパ
ネルを設置した状態の要部の断面図である。
【図5】図3に於けるAA線拡大断面図である。
【図6】図1に於けるBB線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 6 開口 1a 凹部 7 取付板 1b 周縁 7a 裏面 2 シール材 8 接着剤 2a 凹溝 9 フロント
ピラー 3 附属部品 9a 外面 4 インストルメントパネル 10 ボルト 4a 前側周縁 11 ナット 5 運転台 12 フロント
パネル 5a 側部開口 12a 上縁 13 化粧パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネル1の端縁に沿って接着剤注
    入用の凹部1aを形成すると共にこの凹部1aの外側縁
    にシール材2を添設し、フロアパネル1上に各種の附属
    部品3を予め取り付け、これらの附属部品3上にインス
    トルメントパネル4を取り付け、キャブオーバー型自動
    車の運転台5の床部分に予め設けた開口6に前記フロア
    パネル1を嵌着し、開口6の周囲の取付板7とフロアパ
    ネル1の凹部1aとの間に接着剤8を注入して固着した
    ことを特徴とするインストルメントパネル周辺の附属部
    品組み付け構造。
JP2274593U 1993-03-24 1993-03-24 インストルメントパネル周辺の附属部品組み付け構造 Expired - Lifetime JPH081960Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0671262U JPH0671262U (ja) 1994-10-04
JPH081960Y2 true JPH081960Y2 (ja) 1996-01-24

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