JPH0333554Y2 - - Google Patents

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JPH0333554Y2
JPH0333554Y2 JP10483583U JP10483583U JPH0333554Y2 JP H0333554 Y2 JPH0333554 Y2 JP H0333554Y2 JP 10483583 U JP10483583 U JP 10483583U JP 10483583 U JP10483583 U JP 10483583U JP H0333554 Y2 JPH0333554 Y2 JP H0333554Y2
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interior member
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interior
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JP10483583U
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JPS6011855U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の室内に設けられた基板の表
面に装着される内装部材の取付構造に関するもの
である。
イ 従来技術 自動車の車室は各種基板で構成され、これら基
板の表面には安全性と外観性を向上させる為に、
衝撃の緩衝作用を有する内装部材が装着されてい
る。例えば車室前面に配置された補機部品取付け
用基板であるインストルメントパネルにも安全対
策上内装部材として表皮内に発泡樹脂を充填した
セフテイパツドが装着されている。
前記セフテイパツドは通常インストルメントパ
ネルの上面部に装着されるのであるが、より安全
性を向上させる為に、インストルメントパネルの
前面にも装着する場合がある。この場合インスト
ルメントパネルの前面には空調用エアーを吹出さ
せる吹出出口や取付孔等を開設してあり、これら
開口部にはグリルやフイニツシユカバー等が取付
けられている。その為、前記セフテイパツドには
前記開口部に対応する個所を開口させている。し
かし、単にセフテイパツドの必要個所を開口させ
ただけでは、開口部におけるセフテイパツドの表
皮の開口端や内部の発泡樹脂が外部から見えて外
観性が低下する。従つて、セフテイパツドの開口
部にも別個にカバーを設けねばならず、部品数が
多くなる為コスト高になる問題があつた。
また内装部材を車体の基板への取付ける構造と
しては、例えば実開昭55−13140号にて開示され
たものがある。しかし、これは基板となるリヤピ
ラートリムの開口部を閉塞するように内装部材を
取付けるようにしたもので、内装部材に形成され
る開口部に対する処理がなされず、前記した問題
を改善できなかつた。
ロ 考案の目的 この考案は基板に装着される内装部材の開口部
における見栄えを向上させて、内装部材専用のカ
バーを不用にした内装部材の取付構造を提供せん
とするものである。
ハ 考案の構成 この考案は基板1の表面に、表皮8内に発泡樹
脂9を装填した内装部材7を装着するものにおい
て、基板1に開設された開口部2と対応する個所
の内装部材7に、前記開口部2により広い開口面
積を有する開口部10を開設すると共に、前記内
装部材7の開口部10における表皮8の端部8a
を延長させ、内装部材7と基板1との間に巻込み
間在させて内装部材7を基板1に装着させたもの
である。
ニ 実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
面で、同図において、1は車室に装備されている
基板、例えば車室の前面に幅方向に沿つて設けら
れた補機部品取付用インストルメントパネルで、
その室内側前面1aには開口部、例えばエアー吹
出し口2が開設されている。このエアー吹出し口
2は周縁2aを内方へ折曲させ、さらに端部を折
曲させて係止フランジ3を形成してある。4はイ
ンストルメントパネル1のエアー吹出し口2を被
覆するように取付けられたカバーで、複数のスリ
ツト5を形成し、側縁に内方へ突出する係止爪6
を一体に形成してある。そしてこのカバー4は前
記エアー吹出し口2内に挿入し、その周縁を係止
フランジ3へ当接させると共に係止爪6を侵入さ
せて係止フランジ3の内面へ係止させて取付けて
ある。
7はインストルメントパネル1の前面1aに装
着される内装部材、例えばセフテイパツドで、表
皮8内に発泡樹脂9を充填させた構造を有してい
る。このセフテイバツド7は前記インストルメン
トパネル1に設けられたエアー吹出し口2と対応
する個所に開口部10を開設してある。この開口
部10は前記エアー吹出し口2の開口面積より広
い開口面積の相似形に形成し、且つ開口部10に
おけるセフテイパツド7の表被8の端部8aを延
長させて発泡樹脂9の内面側へ巻込ませて一体化
してある。従つてセフテイパツド7をインストル
メントパネル1に装着させた状態では表皮8の端
部8aは両者1,7にて挾み固定される。前記セ
フテイパツド7の形成は、適当な大きさにトリミ
ングされた表皮8を真空成形機にて第3図に示す
様な外形及び開口部10となる凹み11を有する
所望の形状に成形し、この後注入機にて表皮8の
所要部分に発泡樹脂9の素材を注入して発泡さ
せ、この後表皮8の外形及び凹み11の不用部分
を切断除去して形成する。
上記セフテイパツド7の取付けは、インストル
メントパネル1に設けられたエアー吹出し口2に
カバー4を取付け、この後セフテイパツド7を、
これに開設させた開口部10と前記エアー吹出し
口2とを一致させさた状態でインストルメントパ
ネル1の前面1aに装着し、適宜の手段で固定す
る。前記カバー4はセフテイパツド7をインスト
ルメントパネル1に装着した後にエアー吹出口2
を取付けてもよい。またインストルメントパネル
1の内部点検時等にはセフテイパツド7の開口部
10から指或いは適宜な治具を挿入して行う。こ
のカバー4の脱着作業はセフテイパツド7の開口
部10の開口面積をエアー吹出し口2の開口面積
より広く形成してあるので、カバー4がセフテイ
パツド7を干渉することがなく作業が容易であ
る。
尚、上記セフテイパツド7の開口部10は、イ
ンストルメントパネル1のエアー吹出し口2だけ
でなく他の取付孔等にも対応させて同様に形成す
ればよい。また上記構成はインストルメントパネ
ルに限らず他の車室を構成する基板、例えばルー
フパネルやドアパネル、ピラー等に空調孔や飾り
孔を形成した部位へ内装部材を装着する場合にも
同様に適用できる。
ホ 考案の効果 この考案は、基板の表面に装着される内装部材
に開設された開口部の内外を内装部材の表皮にて
完全に被覆させている為、当該開口部の外観性が
向上し、内装部材の開口部には専用のカバーが不
用となり、基板に予め装着されているカバーにて
開口部材の被覆を行わせることができ、部品数を
少なくしてコスト低減化が可能となる。また内装
部材の開口部の開口面積を基板の開口部の開口面
積より広く形成したので、基板の開口部に装着し
たカバーの脱着が容易となり、点検等の作業性を
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、
第2図は内装部材の取付構造を示す拡大断面図、
第3図は内装部材の成形途中の断面図である。 1……基板(インストルメントパネル)、2…
…開口部(エアー吹出口)、4……カバー、7…
…内装部材(セフテイバツド)、8……表皮、9
……発泡樹脂、10……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個所に開口部を有し、当該開口部をカバー
    にて被覆させた基板の表面に、表皮内に発泡樹脂
    を装填させた内装部材を装着するものにおいて、
    基板の開口部と対応する個所の内装部材に、前記
    開口部より広い開口面積を有する開口部を開設す
    ると共に前記内装部材の開口部における表皮の端
    部を延長させ、内装部材と基板との間に巻き込み
    開在させて基板の表面に内装部材を装着させたこ
    とを特徴とする内装部材の取付構造。
JP10483583U 1983-07-05 1983-07-05 内装部材の取付構造 Granted JPS6011855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10483583U JPS6011855U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 内装部材の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10483583U JPS6011855U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 内装部材の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011855U JPS6011855U (ja) 1985-01-26
JPH0333554Y2 true JPH0333554Y2 (ja) 1991-07-16

Family

ID=30245991

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10483583U Granted JPS6011855U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 内装部材の取付構造

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JPS6011855U (ja) 1985-01-26

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