JPH0717583Y2 - ストップランプ付きリヤスポイラ - Google Patents
ストップランプ付きリヤスポイラInfo
- Publication number
- JPH0717583Y2 JPH0717583Y2 JP1988156491U JP15649188U JPH0717583Y2 JP H0717583 Y2 JPH0717583 Y2 JP H0717583Y2 JP 1988156491 U JP1988156491 U JP 1988156491U JP 15649188 U JP15649188 U JP 15649188U JP H0717583 Y2 JPH0717583 Y2 JP H0717583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- stop lamp
- upper panel
- spoiler
- rear spoiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のストップランプ付きリヤスポイラに
関し、特にストップランプのリヤスポイラへの取付け構
造に関する。
関し、特にストップランプのリヤスポイラへの取付け構
造に関する。
最近、自動車のトランクリッドやテールゲート等に設け
られるリヤスポイラにランプを組込んでハイマウントス
トップランプとすることが行なわれる。
られるリヤスポイラにランプを組込んでハイマウントス
トップランプとすることが行なわれる。
従来、このようなランプ類のリヤスポイラへの取付け
は、第3図や第4図の車体中央断面図に示すようにして
行なわれている。
は、第3図や第4図の車体中央断面図に示すようにして
行なわれている。
すなわち、第3図に示すような第1の従来例の場合に
は、リヤスポイラのアッパパネル1とインナパネル2と
を相互に接着して一体化するとともに、インナパネル2
の後下方の立上がり部によって形成される凹部にランプ
3を嵌込み、ランプ3の前側の取付け部をインナパネル
2の立上がり部から下方へ突設されたランプ固定用ボス
22にねじ4止めして取付けられている。
は、リヤスポイラのアッパパネル1とインナパネル2と
を相互に接着して一体化するとともに、インナパネル2
の後下方の立上がり部によって形成される凹部にランプ
3を嵌込み、ランプ3の前側の取付け部をインナパネル
2の立上がり部から下方へ突設されたランプ固定用ボス
22にねじ4止めして取付けられている。
一方、第4図に示すような第2の従来例の場合には、ア
ッパパネル1とインナパネル2との接合部をランプ3の
上面と一致させて、第3図に示す例と同様の手法でラン
プ固定用ボス23にねじ4止めして取付けられる。
ッパパネル1とインナパネル2との接合部をランプ3の
上面と一致させて、第3図に示す例と同様の手法でラン
プ固定用ボス23にねじ4止めして取付けられる。
ところで、上述のような従来のストップランプ付きリヤ
スポイラでは、第1の従来例の場合には、ランプ3の後
側上面とインナパネル2の後側面との合わせ部を面一に
整合させることは容易である反面、スポイラ後面におい
て、スポイラ相互の合わせ部とランプ3とインナパネル
2との合わせ部が二重の線となって現れ、外観デザイン
を損ねる問題点がある。
スポイラでは、第1の従来例の場合には、ランプ3の後
側上面とインナパネル2の後側面との合わせ部を面一に
整合させることは容易である反面、スポイラ後面におい
て、スポイラ相互の合わせ部とランプ3とインナパネル
2との合わせ部が二重の線となって現れ、外観デザイン
を損ねる問題点がある。
また、第2の従来例の場合には、スポイラ後面のデザイ
ンは良好となるものの、アウタパネル1とランプ3との
合わせ部の面一性を確保することが難しくなる問題点が
ある。
ンは良好となるものの、アウタパネル1とランプ3との
合わせ部の面一性を確保することが難しくなる問題点が
ある。
そこで、このような問題点を避けるべく、合わせ部にモ
ールを施すなどして、合わせ部の不整合を隠してしま
い、同部の修正仕上げ工数を低減させることも行なわれ
ているが、モールの付加に伴う部品点数の増加や、その
取付けに必要な工数の増加が新たに生じることとなり、
問題の根本的な解決とはなっていない。
ールを施すなどして、合わせ部の不整合を隠してしま
い、同部の修正仕上げ工数を低減させることも行なわれ
ているが、モールの付加に伴う部品点数の増加や、その
取付けに必要な工数の増加が新たに生じることとなり、
問題の根本的な解決とはなっていない。
本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、モール等の別部品を付加することなく、合わせ部
の仕上げ工数を低減させることができるように、スポラ
へのランプの取付けの精密化をはかることができるよう
にした、ストップランプ付きリヤスポイラを提供するこ
とを目的とする。
ので、モール等の別部品を付加することなく、合わせ部
の仕上げ工数を低減させることができるように、スポラ
へのランプの取付けの精密化をはかることができるよう
にした、ストップランプ付きリヤスポイラを提供するこ
とを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案のストップランプ付
きリヤスポイラは、アッパパネルとロワパネルとの各周
縁を相互に接合して形成されるリヤスポイラにおいて、
上記ロワパネルの後部立上がり部の後端面が上記アッパ
パネルの後側下端部内面に対面するように配設され、上
記アッパパネルの内面に、上記ロワパネルの立上がり部
に形成された開口を通過して下方へ延出する支柱が突設
され、ストップランプが、上記ロワパネルの後部立上が
り部の下側に配設されるとともに、その後側上縁を上記
アッパパネルの後側下縁と面一に調整されてその前側部
を上記支柱に取り付けられる一方その後側上縁を上記ア
ッパパネルの後側下端に当接させて支持されるように構
成されていることを特徴としている。
きリヤスポイラは、アッパパネルとロワパネルとの各周
縁を相互に接合して形成されるリヤスポイラにおいて、
上記ロワパネルの後部立上がり部の後端面が上記アッパ
パネルの後側下端部内面に対面するように配設され、上
記アッパパネルの内面に、上記ロワパネルの立上がり部
に形成された開口を通過して下方へ延出する支柱が突設
され、ストップランプが、上記ロワパネルの後部立上が
り部の下側に配設されるとともに、その後側上縁を上記
アッパパネルの後側下縁と面一に調整されてその前側部
を上記支柱に取り付けられる一方その後側上縁を上記ア
ッパパネルの後側下端に当接させて支持されるように構
成されていることを特徴としている。
上述の本考案のストップランプ付きリヤスポイラでは、
アッパパネルの内面から下方へ突設されて、ロワパネル
後部の立上がり部に形成された開口を通過する支柱が、
ストップランプに対する取付け部となるとともに、アッ
パパネルの後側下縁がストップランプの後側上縁に対す
る合わせ部となるため、単一の部材であるアッパパネル
が支持部と合わせ部両方の役目を果たすこととなる。
アッパパネルの内面から下方へ突設されて、ロワパネル
後部の立上がり部に形成された開口を通過する支柱が、
ストップランプに対する取付け部となるとともに、アッ
パパネルの後側下縁がストップランプの後側上縁に対す
る合わせ部となるため、単一の部材であるアッパパネル
が支持部と合わせ部両方の役目を果たすこととなる。
次に、本考案の実施例について説明すると、第1,2図は
本考案の一実施例としてのストップランプ付きリヤスポ
イラを示すもので、第1図はその斜視図であり、第2図
は第1図のII-II矢視断面図である。
本考案の一実施例としてのストップランプ付きリヤスポ
イラを示すもので、第1図はその斜視図であり、第2図
は第1図のII-II矢視断面図である。
第1図に示すように、このリヤスポイラSは、アッパパ
ネル1とロワパネル2との各周縁を相互に接合して形成
されており、その後側下部の一定幅に渡ってストップラ
ンプ3がリヤスポイラSの外形の一部を構成するように
配設されている。
ネル1とロワパネル2との各周縁を相互に接合して形成
されており、その後側下部の一定幅に渡ってストップラ
ンプ3がリヤスポイラSの外形の一部を構成するように
配設されている。
第2図に示すように、このストップランプ3は、ロワパ
ネル2後部の立上がり部2aの下側に形成される凹部に嵌
合して配設されている。
ネル2後部の立上がり部2aの下側に形成される凹部に嵌
合して配設されている。
アッパパネル1の後方の内面から下方へ突設されて支柱
11が設けられており、一方、ロワパネル2後部の立上が
り部2aには、支柱11の通過を許容する開口21が形成され
ている。
11が設けられており、一方、ロワパネル2後部の立上が
り部2aには、支柱11の通過を許容する開口21が形成され
ている。
ストップランプ3は、アッパパネル1の後側下縁とスト
ップランプ3の後側上縁との合わせ部を面一に調整すべ
く、ストップランプ3の前側上部に設けられた取付部を
支柱11の下端にねじ4止めされて固定されている。
ップランプ3の後側上縁との合わせ部を面一に調整すべ
く、ストップランプ3の前側上部に設けられた取付部を
支柱11の下端にねじ4止めされて固定されている。
このように構成された本考案の一実施例としてのストッ
プランプ付きリヤスポイラでは、アッパパネル1の内面
から下方へ突設されて、ロワパネル2後部の立上がり部
2aに形成された開口21を通過する支柱11が、ストップラ
ンプ3に対する取付け部となるとともに、アッパパネル
1の後側下縁がストップランプ3の後側上縁に対する合
わせ部となるため、単一の部材であるアッパパネル1が
支持部と合わせ部両方の役目を果たすこととなる。
プランプ付きリヤスポイラでは、アッパパネル1の内面
から下方へ突設されて、ロワパネル2後部の立上がり部
2aに形成された開口21を通過する支柱11が、ストップラ
ンプ3に対する取付け部となるとともに、アッパパネル
1の後側下縁がストップランプ3の後側上縁に対する合
わせ部となるため、単一の部材であるアッパパネル1が
支持部と合わせ部両方の役目を果たすこととなる。
このようにして、このストップランプ付きリヤスポイラ
によれば、リヤスポイラSへのストップランプ3の組付
けの際に、リヤスポイラSの後側下縁とストップランプ
3の後側上縁との位置合わせを精密に行なうことができ
るようになり、組付け後の合わせ部の仕上げ工数を低減
させることができる効果がえられる。
によれば、リヤスポイラSへのストップランプ3の組付
けの際に、リヤスポイラSの後側下縁とストップランプ
3の後側上縁との位置合わせを精密に行なうことができ
るようになり、組付け後の合わせ部の仕上げ工数を低減
させることができる効果がえられる。
以上、本考案をその一実施例に基づき詳述したが、本考
案は上述の実施例のみに限定されるものではなく、実用
新案登録請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々改変し
て実施可能なものである。
案は上述の実施例のみに限定されるものではなく、実用
新案登録請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々改変し
て実施可能なものである。
以上詳述したように、本考案のストップランプ付きリヤ
スポイラによれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
スポイラによれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
(1)ストップランプが、リヤスポイラを構成するアッ
パパネルに突設された支柱とアッパパネルの後側下端と
で支持されることになるので、ロワパネルに対してスト
ップランプを固定したり位置決めしたりする必要がな
く、ストップランプのリヤスポイラに対する位置決めが
容易となる。
パパネルに突設された支柱とアッパパネルの後側下端と
で支持されることになるので、ロワパネルに対してスト
ップランプを固定したり位置決めしたりする必要がな
く、ストップランプのリヤスポイラに対する位置決めが
容易となる。
(2)ストップランプの支持が確実に行なえる。
(3)ストップランプはアッパパネルのみに取り付けら
れるため、アッパパネル後側下端とストップランプの後
側上端とを、ロワパネルに関係なく確実に面一にするこ
とができて見栄えもよくなる。
れるため、アッパパネル後側下端とストップランプの後
側上端とを、ロワパネルに関係なく確実に面一にするこ
とができて見栄えもよくなる。
(4)スポイラへのストップランプの取り付けの精密化
をはかることができるようになるとともに、組付け後に
おける合わせ部の仕上げ工数の低減をはかることができ
る。
をはかることができるようになるとともに、組付け後に
おける合わせ部の仕上げ工数の低減をはかることができ
る。
第1,2図は本考案の一実施例としてのストップランプ付
きリヤスポイラを示すもので、第1図はその斜視図、第
2図は第1図のII-II矢視断面図であり、第3,4図は従来
のストップランプ付きリヤスポイラを示すもので、第3
図はその第1従来例の車体中央断面図、第4図はその第
2従来例の車体中央断面図である。 S……リヤスポイラ、1……アッパパネル、2……ロワ
パネル。2a……立上がり部、3……ストップランプ、4
……ねじ、11……支柱、21……開口。
きリヤスポイラを示すもので、第1図はその斜視図、第
2図は第1図のII-II矢視断面図であり、第3,4図は従来
のストップランプ付きリヤスポイラを示すもので、第3
図はその第1従来例の車体中央断面図、第4図はその第
2従来例の車体中央断面図である。 S……リヤスポイラ、1……アッパパネル、2……ロワ
パネル。2a……立上がり部、3……ストップランプ、4
……ねじ、11……支柱、21……開口。
Claims (1)
- 【請求項1】アッパパネルとロワパネルとの各周縁を相
互に接合して形成されるリヤスポイラにおいて、 上記ロワパネルの後部立上がり部の後端面が上記アッパ
パネルの後側下端部内面に対面するように配設され、 上記アッパパネルの内面に、上記ロワパネルの立上がり
部に形成された開口を通過して下方へ延出する支柱が突
設され、 ストップランプが、上記ロワパネルの後部立上がり部の
下側に配設されるとともに、その後側上縁を上記アッパ
パネルの後側下縁と面一に調整されてその前側部を上記
支柱に取り付けられる一方その後側上縁を上記アッパパ
ネルの後側下端に当接させて支持されるように構成され
ていることを特徴とする、ストップランプ付きリヤスポ
イラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156491U JPH0717583Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ストップランプ付きリヤスポイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156491U JPH0717583Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ストップランプ付きリヤスポイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276539U JPH0276539U (ja) | 1990-06-12 |
JPH0717583Y2 true JPH0717583Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31435079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988156491U Expired - Lifetime JPH0717583Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ストップランプ付きリヤスポイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717583Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5585216B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2014-09-10 | スズキ株式会社 | リヤスポイラ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529988Y2 (ja) * | 1988-07-29 | 1993-07-30 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP1988156491U patent/JPH0717583Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0276539U (ja) | 1990-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6047125B2 (ja) | 車両用開閉体における機能部品取付部構造 | |
JPH0717583Y2 (ja) | ストップランプ付きリヤスポイラ | |
KR890005478Y1 (ko) | 자동차의 지주 구조 | |
JP2002264745A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JPS6255239A (ja) | 自動車のミラ−取付構造 | |
JP2001515822A (ja) | 車両用の装置およびその装置を製造する方法 | |
JP2002370574A (ja) | 車両の前部構造 | |
JPS58595Y2 (ja) | 自動車のヘッドランプ取付部構造 | |
JPS61226318A (ja) | ウインドガラス取付構造 | |
JPS61225035A (ja) | 自動車用フェンダープロテクタ | |
KR200143562Y1 (ko) | 자동차용 글래스취부시의 위치결정구조 | |
JPS6238445Y2 (ja) | ||
JPS6224608Y2 (ja) | ||
JPH0349947Y2 (ja) | ||
JPH0144327Y2 (ja) | ||
JPS6365528B2 (ja) | ||
JPH0333554Y2 (ja) | ||
JP2557020Y2 (ja) | 自動車用成形天井の取付構造 | |
JPH0137317Y2 (ja) | ||
JPH0121852Y2 (ja) | ||
KR0120174B1 (ko) | 자동차의 프론트 필러와 대쉬판넬의 결합구조 | |
JPS583207Y2 (ja) | 車輌用灯具 | |
JPH06127316A (ja) | ライセンスプレートブラケットの構造 | |
JPH034567Y2 (ja) | ||
JP2523939Y2 (ja) | 自動車のモール構造 |