JP3174937B2 - ウエザーストリップのシール構造 - Google Patents
ウエザーストリップのシール構造Info
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- JP3174937B2 JP3174937B2 JP13635994A JP13635994A JP3174937B2 JP 3174937 B2 JP3174937 B2 JP 3174937B2 JP 13635994 A JP13635994 A JP 13635994A JP 13635994 A JP13635994 A JP 13635994A JP 3174937 B2 JP3174937 B2 JP 3174937B2
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- Japan
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- weather strip
- seal
- door
- opening
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、自動車のボディとド
アとの間をシールするウエザーストリップのシール構造
に関するものである。
アとの間をシールするウエザーストリップのシール構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、図1乃至図6に示すように、自
動車のボディ開口縁10のドア20のウエストラインL
−Lより上方部分に取付けるルーフウエザーストリップ
30の下端部とドア20との間をシールする構造とし
て、ルーフウエザーストリップ30の下端部及びその下
側方に結合した鰭部35に、ドア20のウエストライン
L−Lより下方部分に取付けるドアウエザーストリップ
40の上端部及びその上端の側方に結合したヒレ部45
を重合わせることによって、シールするようにしたもの
が使用されている。なお、上記シール構造は1個のドア
20について、前部Aと後部Bの2個設けてある。11
はルーフウエザーストリップ30の基底部31を嵌込む
リテーナー、25はドア20の前部に取付るミラーブラ
ケットである。
動車のボディ開口縁10のドア20のウエストラインL
−Lより上方部分に取付けるルーフウエザーストリップ
30の下端部とドア20との間をシールする構造とし
て、ルーフウエザーストリップ30の下端部及びその下
側方に結合した鰭部35に、ドア20のウエストライン
L−Lより下方部分に取付けるドアウエザーストリップ
40の上端部及びその上端の側方に結合したヒレ部45
を重合わせることによって、シールするようにしたもの
が使用されている。なお、上記シール構造は1個のドア
20について、前部Aと後部Bの2個設けてある。11
はルーフウエザーストリップ30の基底部31を嵌込む
リテーナー、25はドア20の前部に取付るミラーブラ
ケットである。
【0003】しかしながら、上記従来の自動車のシール
構造は、ボディ開口縁部10とドア20の建付のバラツ
キ等により、ルーフウエザーストリップ30の下端部及
び鰭部35とドアウエザーストリップ40の上端部及び
ヒレ部45との間のシールが切れて、図3乃至図6に示
すように、高圧洗車時、その隙間を通って、水Wが車内
に浸入すると言う問題点がある。
構造は、ボディ開口縁部10とドア20の建付のバラツ
キ等により、ルーフウエザーストリップ30の下端部及
び鰭部35とドアウエザーストリップ40の上端部及び
ヒレ部45との間のシールが切れて、図3乃至図6に示
すように、高圧洗車時、その隙間を通って、水Wが車内
に浸入すると言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来の自動車のシール構造は、ボディ開口
縁部10とドア20の建付のバラツキ等により、高圧洗
車時シールが切れて、水が車内に浸入することである。
題点は、上記従来の自動車のシール構造は、ボディ開口
縁部10とドア20の建付のバラツキ等により、高圧洗
車時シールが切れて、水が車内に浸入することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1及び図7乃至図1
1を参考にして説明する。本発明はウエストラインL−
Lよりも略下側のボディ開口縁10のフランジ部12に
嵌着したオープニングトリム51の外面に中空シール部
52を一体成形してオープニングシール50を形成し、
ウエストラインL−Lより略上側に取付けたルーフウエ
ザーストリップ30の下端部を前記オープニングシール
50の上端よりも低い位置まで延設し、且つ前記ルーフ
ウエザーストリップ下端部にオープニングシール50を
覆う鰭部35を形成し、該鰭部35の鉛直方向端部は断
面略円弧状に形成してオープニングシール50の中空シ
ール部52の外面に重ね合わせ、ドア20には前記ルー
フウエザーストリップ下端部及びオープニングトリム上
端を押圧することの出来る,ドアウエザーストリップを
備えていない,板状体60を設けた自動車のウエストラ
インにおけるウエザーストリップのシール構造である。
1を参考にして説明する。本発明はウエストラインL−
Lよりも略下側のボディ開口縁10のフランジ部12に
嵌着したオープニングトリム51の外面に中空シール部
52を一体成形してオープニングシール50を形成し、
ウエストラインL−Lより略上側に取付けたルーフウエ
ザーストリップ30の下端部を前記オープニングシール
50の上端よりも低い位置まで延設し、且つ前記ルーフ
ウエザーストリップ下端部にオープニングシール50を
覆う鰭部35を形成し、該鰭部35の鉛直方向端部は断
面略円弧状に形成してオープニングシール50の中空シ
ール部52の外面に重ね合わせ、ドア20には前記ルー
フウエザーストリップ下端部及びオープニングトリム上
端を押圧することの出来る,ドアウエザーストリップを
備えていない,板状体60を設けた自動車のウエストラ
インにおけるウエザーストリップのシール構造である。
【0006】
【実施例】 実施例について説明すると、10は自動車
のボディ開口縁、20はドア、L−Lはそのドア20の
ウエストライン、25はミラーブラケット、30はボデ
ィ開口縁10のドア20のウエストラインL−Lより上
方部分に取付けるルーフウエザーストリップであって、
ボディ開口縁10にリテーナー11を介して取付ける基
底部31、その基底部31に一体に結合した中空シール
部32を備えている。35はそのルーフウエザーストリ
ップ30の下端の側方に一体に結合した鰭部、50はウ
エストラインL−Lの下方部分のボディ開口縁10に取
付けたオープニングシールであって、ボディ開口縁10
に嵌着するオープニングトリム51及びそのオープニン
グトリム51の外面に一体成形して結合した中空シール
部52よりなる。なお、前記鰭部35の鉛直方向端部は
断面略円弧状に形成してあり、オープニングシール50
の中空シール部52の外面に重ね合わせるようにしてあ
る。60はドア20の周縁において、ウエストラインL
−Lの高さに取付けた板状体であって、ルーフウエザー
ストリップ30及びその鰭部35に重ね合わせるように
してある。したがって、図3の従来例におけるドアウエ
ザーストリップ40は備えていない。
のボディ開口縁、20はドア、L−Lはそのドア20の
ウエストライン、25はミラーブラケット、30はボデ
ィ開口縁10のドア20のウエストラインL−Lより上
方部分に取付けるルーフウエザーストリップであって、
ボディ開口縁10にリテーナー11を介して取付ける基
底部31、その基底部31に一体に結合した中空シール
部32を備えている。35はそのルーフウエザーストリ
ップ30の下端の側方に一体に結合した鰭部、50はウ
エストラインL−Lの下方部分のボディ開口縁10に取
付けたオープニングシールであって、ボディ開口縁10
に嵌着するオープニングトリム51及びそのオープニン
グトリム51の外面に一体成形して結合した中空シール
部52よりなる。なお、前記鰭部35の鉛直方向端部は
断面略円弧状に形成してあり、オープニングシール50
の中空シール部52の外面に重ね合わせるようにしてあ
る。60はドア20の周縁において、ウエストラインL
−Lの高さに取付けた板状体であって、ルーフウエザー
ストリップ30及びその鰭部35に重ね合わせるように
してある。したがって、図3の従来例におけるドアウエ
ザーストリップ40は備えていない。
【0007】作用について説明すると、ルーフウエザー
ストリップ30及びその鰭部35、オープニングシール
50は何れもボデイ開口縁10に取付けてあるため、建
付けのバラツキの影響を受け難く、高圧洗車時、ルーフ
ウエザーストリップ30下端部とドア20との間のシー
ルが切れ、水が車内に浸入しようとしても、さらにその
室内寄りにオープニングシール50に鰭部35及び板状
体60が重なり合い、水の浸入を阻止するシール構造が
形成されているため、水漏れは起らない。
ストリップ30及びその鰭部35、オープニングシール
50は何れもボデイ開口縁10に取付けてあるため、建
付けのバラツキの影響を受け難く、高圧洗車時、ルーフ
ウエザーストリップ30下端部とドア20との間のシー
ルが切れ、水が車内に浸入しようとしても、さらにその
室内寄りにオープニングシール50に鰭部35及び板状
体60が重なり合い、水の浸入を阻止するシール構造が
形成されているため、水漏れは起らない。
【0008】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、建付けのバラツキの影響を受け難く、高圧洗車時、
水が車内に浸入しようとしても、それを阻止し、水漏れ
を完全に防止する。
め、建付けのバラツキの影響を受け難く、高圧洗車時、
水が車内に浸入しようとしても、それを阻止し、水漏れ
を完全に防止する。
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 従来例の概略形状を示す図である。
【図3】 図1のA部に取付ける従来例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】 図3のC−C断面図である。
【図5】 図1のB部に取付ける従来例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】 図5のD−D断面図である。
【図7】 本発明の実施例の概略形状を示す図である。
【図8】 図1のA部に取付ける本発明の実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】 図8のE−E断面図である。
【図10】 図1のB部に取付ける本発明の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】 図10のF−F断面図である。
10 ボディ開口縁 11 リテーナー 12 ホディ開口縁のフランジ部 20 ドア 25 ミラーブラケット 30 ルーフウエザーストリップ 31 基底部 32 中空シール部 35 鰭部 40 ドアウエザーストリップ 45 ヒレ部 50 オープニングシール 51 オープニングトリム 52 中空シール部 60 板状体 L−L ウエストライン W 水
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエストライン(L−L)よりも略下側
のボディ開口縁(10)のフランジ部(12)に嵌着し
たオープニングトリム(51)の外面に中空シール部
(52)を一体成形してオープニングシール(50)を
形成し、ウエストライン(L−L)より略上側に取付け
たルーフウエザーストリップ(30)の下端部を前記オ
ープニングシール(50)の上端よりも低い位置まで延
設し、且つ前記ルーフウエザーストリップ下端部にオー
プニングシール(50)を覆う鰭部(35)を形成し、
該鰭部(35)の鉛直方向端部は断面略円弧状に形成し
てオープニングシール(50)の中空シール部(52)
の外面に重ね合わせ、ドア(20)には前記ルーフウエ
ザーストリップ下端部及びオープニングトリム上端を押
圧することの出来る,ドアウエザーストリップを備えて
いない,板状体(60)を設けたことを特徴とする自動
車のウエストラインにおけるウエザーストリップのシー
ル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635994A JP3174937B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ウエザーストリップのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635994A JP3174937B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ウエザーストリップのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315049A JPH07315049A (ja) | 1995-12-05 |
JP3174937B2 true JP3174937B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=15173339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13635994A Expired - Fee Related JP3174937B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ウエザーストリップのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174937B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4721935B2 (ja) * | 2006-03-13 | 2011-07-13 | 西川ゴム工業株式会社 | ウエザストリップにおける型成形部のリップ保持構造。 |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP13635994A patent/JP3174937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07315049A (ja) | 1995-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |