JP2809863B2 - 樹脂製ボンネット - Google Patents
樹脂製ボンネットInfo
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- JP2809863B2 JP2809863B2 JP2286476A JP28647690A JP2809863B2 JP 2809863 B2 JP2809863 B2 JP 2809863B2 JP 2286476 A JP2286476 A JP 2286476A JP 28647690 A JP28647690 A JP 28647690A JP 2809863 B2 JP2809863 B2 JP 2809863B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- portions
- boss
- integrally
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
ットに関するものである。
うに、前ヒンジ式のボンネットを備えることが行なわ
れ、また、実開平2−66375号公報に開示されているよ
うに、ボンネットの内側にスティフナーを設けて補強し
たものも公知である。
形した場合、樹脂は金属よりも剛性の面で劣ることか
ら、補強する必要がある。
化に反し、コスト的にも不利となる。
ことなく、軽量化及びコストダウンを図りながら、剛性
を確保し、且つこれ等を図りながら樹脂製ボンネットの
ヒンジ部材によるボンネット前部の剛性をも確保し得る
樹脂製ボンネットを提供することにある。
の左右から下方に延びる両側面部を一体に備える断面が
門型で、且つ上面部の前端部から下方に延び、両側面部
の前端部と連続する前面部を有する樹脂製のボンネット
において、ボンネットの上面部、及び両側面部の内面に
わたり横方向に連続する門型の厚肉部を一体形成し、該
厚肉部はボンネットの前後方向に離間して複数設けると
ともに、ボンネットの前面部の内面の左右、及び両側面
部の内面の前部に、該ボンネットの他の部分と一体にボ
ス部を設け、ボンネット前面部の内面左右に一体に設け
たボス部と、ボンネットの両側面部の内面の前部に一体
に設けたボス部とを、ボンネットを車体に取り付けるヒ
ンジ部材に結合するようにしたことを特徴とする。
を備える門型断面の内面にわたり横方向に連続した厚肉
部を前後方向に離間して複数本設けたので、横方向に連
続し、前後方向に離間して設けた複数の厚肉部で樹脂製
ボンネットの剛性を確保でき、特別の補強部品が不要な
ことから、軽量化、及びコストダウンにも資する。又こ
れに加えるに、前面部の内面左右、両側部の内面前部に
ボス部を設け、近接するボス部を、車体側のヒンジ金具
に結合することで、ヒンジ部材を補強部材として、樹脂
製ボンネットにおける前部の剛性をも確保することがで
きる。更にボンネットを車体側にヒンジ結合するボス部
を、ボンネット前部の前面内側左右、両側面の内面前部
に設けたので、ボンネットへのヒンジ部材の取付ボス部
材を設ける必要がないので、部品点数の削減、ボス部材
の取付工数が削減できる。
面図で、本発明を適用した一例として車両を示す第1図
において、1はトラクタ車体、2はフロントスカート、
3はハンドルコラムカバー、4はハンドル、5は座席、
6は前輪、7は後輪、8はカッターデッキ、9はエンジ
ン、10はボンネットである。
類が搭載されて、フロントスカート2及びハンドルコラ
ムカバー3とボンネット10によりエンジン9及びその補
機類は覆われている。
要部を破断して示す側面図で、又第3図は図2の平面図
で、要部を破断して示した。
る。
部から連続して一体に下方に延びる側面部12,12とを備
える断面が門型であり、又上面部11の前端部から連続し
て一体に下方に延び、両側面部12,12に一体に連続する
前面部13を備え、下方、及び後方に開放されており、ボ
ンネット10は樹脂で各部全一体に成形する。
の部分よりも厚肉に形成し、又該後方開放縁部10aの前
方のボンネット10の内面には、その上面部11、両側面部
12,12にわたり横方向に連続する厚肉部14…を一体に形
成する。厚肉部14…は、門型のボンネット10の断面の内
面に、上面部11の内面、両側面部12,12の内面に連続
し、一体に形成され、前記した後方開放縁部10aから順
次前後方向に離間して設け、厚肉部14…の前後は、肉厚
を漸次減じたテーパ状部15,15を経て通常の肉厚部16…
に連続している。
形後のヒケが通常の材料(PP、ABS等)に比べ少ないと
いう性質を利用して、厚肉部14…を一体成形した。
部14…により、樹脂製ボンネット10の剛性を確保してい
る。
部は、外側方へ若干膨出する膨出部12aとなっている。
また前面部13の左右には、ヘッドライト収納部13aが形
成されており、Hはヘッドライトである。
を、ボンネット10と一体成形して突設し、また両側面部
12,12の内面前部にも、夫々ボス部18,18をボンネット10
と一体成形して突設する。各ボス部17,17,18,18は、後
述するように車体側の前部に固設した金属製のプレート
状ヒンジ部材21,21に結合する。
板部22(第2図参照)から内側への延出部23の内端部に
ヒンジ片24を備え、延出部23に前方への結合片25を有す
るとともに、縦方向板部22の上部に、外側への結合片26
を有する鋼板素材のプレス成形品である。
内面のボス部17に下方からボルト結合するとともに、結
合片26を、ボンネット側面部12内面の縦方向リブ18a,18
a、及び連結片18bと、その間の縦方向リブ18cとを有し
た前後一対のボス部18,18に、下方からボルト結合して
いる。
部に、ヒンジ部材21,21を夫々架設して剛性を確保して
いる。
合、支持するヒンジブラケット27は、フロントスカート
2前面部の内面等の車体側に固設されている。また、ボ
ンネット上面部11の後部内面に突設したボス部19,19に
ストライカ28を固設し、29はストライカ受け部材であ
る。
本発明が他の車両にも適用し得ることは勿論である。
一体に備える断面が門型で、且つ上面部の前端部から下
方に延び、両側面部の前端部と連続する前面部を有する
樹脂製のボンネットにおいて、ボンネットの上面部、及
び両側面部の内面にわたり横方向に連続する門型の厚肉
部を一体形成し、該厚肉部はボンネットの前後方向に離
間して複数設けるとともに、ボンネットの前面部の内面
の左右、及び両側面部の内面の前部に、該ボンネットの
他の部分と一体にボス部を設け、ボンネット前面部の内
面左右に一体に設けたしたボス部と、ボンネットの両側
面部の内面の前部に一体に設けたボス部とを、ボンネッ
トを車体に取り付けるヒンジ部材に結合するようにした
ので、先ず、ボンネットの門型断面の内面に沿うよう
に、横方向に連続し、且つ前後方向に離間した複数の肉
厚部により、ボンネットの剛性を確保することができ、
スティフナーのような特別の補強部品を不要として、軽
量化並びにコストダウンにも寄与することができる。又
以上により、ボンネットとは別個のスティフナーを必要
とすることがなく、又スティフナーをボンネットに組み
付ける作業が不要となる。
面にボス部を一体に設け、このボス部をヒンジ部材の取
付ボス部としたので、ヒンジ部材を補強部材として、樹
脂製ボンネット前部の剛性も確保することができる。従
って、上記と効果と併せ、ボンネットの門型部分、前部
の剛性を確保することができ、トータルとして樹脂製ボ
ンネット全体の剛性の向上を図ることができるととも
に、ボンネットにヒンジ部材の取付ボス部材を別個に用
意し、ボンネットに取り付ける作業を必要とすることが
ないので、部品点数の削減、組付工数の削減をも図るこ
とができる。
面図、第2図はボンネットを含む車体前部の要部破断側
面図、第3図は第2図の平面図で、要部を破断して示し
た図である。 10……樹脂製ボンネット、11……上面部、12……側面
部、13……前面部、14……厚肉部、17,18……ボス部、2
1……ヒンジ部材。
Claims (1)
- 【請求項1】上面部、該上面部の左右から下方に延びる
両側面部を一体に備える断面が門型で、且つ上面部の前
端部から下方に延び、両側面部の前端部と連続する前面
部を有する樹脂製のボンネットにおいて、 前記ボンネットの上面部、及び両側面部の内面にわたり
横方向に連続する門型の厚肉部を一体形成し、該厚肉部
はボンネットの前後方向に離間して複数設けるととも
に、 前記ボンネットの前面部の内面の左右、及び両側面部の
内面の前部に、該ボンネットの他の部分と一体にボス部
を設け、 前記ボンネット前面部の内面左右に一体に設けた前記し
たボス部と、前記ボンネットの両側面部の内面の前部に
一体に設けた前記したボス部とを、ボンネットを車体に
取り付けるヒンジ部材に結合するようにした、 ことを特徴とする樹脂製ボンネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286476A JP2809863B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 樹脂製ボンネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286476A JP2809863B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 樹脂製ボンネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04159179A JPH04159179A (ja) | 1992-06-02 |
JP2809863B2 true JP2809863B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17704889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2286476A Expired - Lifetime JP2809863B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 樹脂製ボンネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809863B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004224274A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Kubota Corp | 走行車両のボンネット構造 |
JP5822693B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-11-24 | 株式会社クボタ | ボンネット |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834219U (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-24 | ||
JPS59110778U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-26 | 株式会社クボタ | 農用トラクタにおける原動部カバ−構造 |
JPS61177984U (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-06 | ||
JPH0266375U (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-18 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2286476A patent/JP2809863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04159179A (ja) | 1992-06-02 |
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