JP2023150071A - 車体の後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、サブフレームの接続強度を効果的に向上させることができる車体の後部構造を提供する。【解決手段】車体(1)の後部のフロア部(2)を構成するフロアパネル(3)と、フロアパネル(3)における車幅方向の外側で車体(1)の前後方向に延在するリアサイドフレーム(10)と、フロアパネル(3)の下方に設置されてサスペンション部品を支持するサブフレーム(5)と、を備え、リアサイドフレーム(10)は、サブフレーム(5)が締結されるサブフレーム締結部(60)を備え、サブフレーム締結部(60)は、リアサイドフレーム(10)とフロアパネル(3)とを連結している。【選択図】図1

Description

本発明は、車体の後部構造に関する。
従来、モータやエンジン等の装置やサスペンション等の構造物を支持するサブフレーム等を車体のボディに取り付ける構造として、例えば、特許文献1に示す構造がある。この特許文献1の構造では、アッパクロスメンバに締結された状態で車両の前後方向にモータを支持する締結部材を備えることで、モータユニットの支持剛性を確保するようにしている。
特開2018-114785号公報
しかしながら、近年、電動車両やハイブリッド車両の普及により、大型のバッテリを備える車両が増加している。車体に大型バッテリ等を搭載する場合、他の装置などとのレイアウトを考慮すると、ボディ側のクロスメンバにサブフレーム等の支持部材を取り付けることができない可能性があり、その場合、サブフレーム等で支持する装置の十分な支持剛性、ひいては車体の後部に必要な強度を確保することが困難となるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、サブフレームの接続強度を効果的に向上させることができ、車体の後部に必要な強度を確保することができる車体の後部構造を提供することで、車両による交通の安全性を向上させながら、交通の円滑性の低下を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる車体の後部構造は、車体(1)の後部のフロア部(2)を構成するフロアパネル(3)と、フロアパネル(3)における車幅方向の外側で車体(1)の前後方向に延在するリアサイドフレーム(10)と、フロアパネル(3)の下方に設置されて車体の構成部品を支持するサブフレーム(5)と、を備え、リアサイドフレーム(10)は、サブフレーム(5)が締結されるサブフレーム締結部(60)を備え、サブフレーム締結部(60)は、リアサイドフレーム(10)とフロアパネル(3)とを連結していることを特徴とする。
本発明にかかる車体の後部構造によれば、リアサイドフレームのサブフレーム締結部がリアサイドフレームとフロアパネルとを連結していることで、このサブフレーム締結部によって、サブフレームからリアサイドフレームに入力される荷重をリアサイドフレーム及びフロアパネルに分散させることができる。したがって、サブフレームの接続強度を効果的に向上させることができ、車体の後部に必要な強度を確保することができる。
また、上記の本発明では、車幅方向におけるリアサイドフレーム(10)の外側に配置されたホイルハウス(50)と、フロアパネル(3)の上面側でホイルハウス(50)から車幅方向の内側へ延びるクロスメンバ(40)と、を備え、サブフレーム締結部(60)は、フロアパネル(3)を介してクロスメンバ(40)に接合されていてもよい。
この構成によれば、サブフレーム締結部をホイルハウスから車幅方向の内側へ延びるクロスメンバに接合することで、サブフレームから入力される荷重をクロスメンバにも分散することができるので、サブフレームの接続強度をさらに向上させることができる。
また、上記の本発明では、サブフレーム締結部(60)は、リアサイドフレーム(10)の車幅方向の内側の壁部(13)とフロアパネル(3)とを連結する第一連結部材(61)を備えていてもよい。
この構成によれば、リアサイドフレームとフロアパネルとを連結する第一連結部材を備えることで、この第一連結部材を介してサブフレームからリアサイドフレームに入力される荷重をフロアパネルに分散することができるとともに、リアサイドフレームに入力される荷重をクロスメンバやフロアパネルに伝達することができる。そのため、リアサイドフレームに対する車幅方向の内側への荷重に対して、リアサイドフレームの同方向への変位(車幅方向の内側への倒れ)を抑制できるので、サブフレームの接続強度を効果的に向上させることができる。
また、上記の本発明では、サブフレーム締結部(60)は、リアサイドフレーム(10)の下側の壁部(14)及び第一連結部材(61)を跨ぐように設置される第二連結部材(62)を備えていてもよい。
この構成によれば、リアサイドフレームの下側の壁部及び第一連結部材を跨ぐように配置される第二連結部材を備えることで、この第二連結部材によって、サブフレームから入力される荷重を第一連結部材とリアサイドフレームとに分散することができ、サブフレームの接続強度をさらに向上させることができる。
また、上記の本発明では、第一連結部材(61)は、リアサイドフレーム(10)の内側の壁部(13)と下側の壁部(14)とに連結されており、リアサイドフレーム(10)から車幅方向の内側に向かうにつれて前後方向の幅寸法が小さくなる形状であってよい。
この構成によれば、第一連結部材が車幅方向の内側に向かうにつれて次第に前後方向の幅寸法が小さくなる形状であることに加え、リアサイドフレームの内側の壁部と下側の壁部とに連結されることで、サブフレームから入力される荷重を分散することができるとともに、リアサイドフレームから第一連結部材に入力される荷重をクロスメンバやフロアパネルにより効率的に伝達することができる。そのため、リアサイドフレームに対する車幅方向の内側への荷重に対して、リアサイドフレームの同方向への変位(車幅方向の内側への倒れ)をより効果的に抑制でき、サブフレームの接続強度をさらに効果的に向上させることができる。
また、上記の本発明では、第二連結部材(62)は、第一連結部材(61)に連結されると共に、リアサイドフレーム(10)の下側の壁部(14)及び車幅方向の外側の壁部(12)に連結されていてもよい。
この構成によれば、第二連結部材を第一連結部材に連結すると共に、リアサイドフレームの下側の壁部と車幅方向の外側の壁部とに連結することで、サブフレームから第二連結部材に入力される荷重を第一接合部材とリアサイドフレームとに分散することができ、サブフレームの接続強度をさらに向上させることができる。
また、上記の本発明では、第一連結部材(61)に設けられる第一稜線(61a)と、第二連結部材(62)に設けられて、サブフレーム締結部(60)におけるサブフレーム締結面(62b)からフロアパネル(3)まで延在する第二稜線(62a)と、を備え、第一稜線(61a)と第二稜線(62a)とが互いに連続するように配置されていてもよい。
この構成によれば、第二連結部材のサブフレーム締結面からフロアパネルまで延在する第二稜線が第一連結部材の第一稜線と連続するように配置されることで、サブフレームから入力される荷重を第一連結部材とクロスメンバとにスムーズに伝達することができ、サブフレームの接続強度をさらに向上させることができる。
また、上記の本発明では、サブフレーム締結部(60)よりも車幅方向の内側に位置する補強フレーム(80)を備え、補強フレーム(80)は、車体(1)の前後方向に延在し、クロスメンバ(40)と交差していてもよい。
この構成によれば、サブフレーム締結部よりも車幅方向の内側に位置する補強フレームを備え、この補強フレームは車体の前後方向に延在し、クロスメンバと交差するので、クロスメンバに入力されるサブフレームからの荷重を補強フレームに伝達できるため、サブフレームの接続強度をさらに向上させることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における対応する構成要素の図面参照番号を参考のために示すものである。
本発明によれば、簡単な構成で、サブフレームの接続強度を効果的に向上させることができ、車体の後部に必要な強度を確保することができる車体の後部構造を提供することで、車両による交通の安全性を向上させながら、交通の円滑性の低下を抑制することことができる。
本発明の一実施形態に係る車両の後部構造が適用された車体の後部のフロア部を上方から見た概略の斜視図である。 車体の後部のフロア部を下面側から見た概略の下面図(底面図)である。 図2のA部分の部分拡大図である。 サブフレーム締結部を示す斜視図で、第二連結部材の図示を省略した図である。 サブフレーム締結部を示す斜視図である。 車体の後部のフロア部を側方から見た図である。 サブフレーム締結部の断面を示す図で、図3のB-B矢視断面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明で前又は後というときは、後述する車体(車両)の前進方向である前側、又は後進方向である後側を示すものとする。また、左、右というときはそれぞれ車体(車両)の前進方向(前側)を向いた状態での車幅方向の左、右を示すものとする。また、上、下というときは車体(車両)の上下方向(鉛直上下方向)を示すものとする。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る車両の後部構造が適用された車体の後部のフロア部を示す図で、図1は、フロア部を上方から見た概略の斜視図、図2は、フロア部を下面側からみた概略の下面図(底面図)である。これらの図に示すように、本実施形態の車体1は、該車体1の後部に設けたフロア部2と、フロア部2における車幅方向の外側で車体1の前後方向に延在する一対のリアサイドフレーム10,10と、一対のリアサイドフレーム10,10の間に連結されて車幅方向の内側へ延びるフロントクロスメンバ30と、フロントクロスメンバ30よりも後側の位置で一対のリアサイドフレーム10,10の間に連結されて車幅方向の内側へ延びるリアクロスメンバ40と、一対のリアサイドフレーム10,10の間でフロア部2の底面を構成するリアフロアパネル3と、を備えている。
一対のリアサイドフレーム10,10それぞれの車幅方向の外側には、リアホイル(リアタイヤ)(図示せず)を収容するリアホイルハウス50,50が設けられている。リアホイルハウス50は、リアタイヤの外形を覆う湾曲面状の外形を有して車幅方向の内側へ膨出してなる膨出部51を備えている。
フロントクロスメンバ30は、リアサイドフレーム10におけるリアホイルハウス50の前端部50aよりも前方の位置に設けた前側連結部(第一連結部)31において、リアサイドフレーム10の内側壁13の側面(内面)に連結されており、車幅方向で左右のリアサイドフレーム10,10同士を接続している。また、リアクロスメンバ40は、リアサイドフレーム10におけるリアホイルハウス50の内側の位置に設けた後側連結部(第二連結部)41において、リアサイドフレーム10の内側壁13の側面(内面)に連結されており、当該後側連結部41からさらにリアホイルハウス50の内面50b(膨出部51の内壁)に沿って上方に延びており、両端部40c,40cがそれぞれリアホイルハウス50,50の上端部50c,50cに達している。したがって、リアクロスメンバ40は、左右のリアサイドフレーム10,10同士を接続していると共に、左右のリアホイルハウス50,50同士も接続している。また、車幅方向で隣接するリアサイドフレーム10とリアホイルハウス50もリアクロスメンバ40によって連結されている。
また、図2に示すように、車幅方向におけるリアサイドフレーム10よりも内側の位置には、車体1の前後方向に延びる一対の補強フレーム80,80が設けられている。補強フレーム80は、リアフロアパネル3の下側で、その前側の端部80aが(リアフロアパネル3を介して)フロントクロスメンバ30に溶接で接合されており、後側の端部80bが(リアフロアパネル3を介して)リアクロスメンバ40に溶接で接合されている。これにより、補強フレーム80は、フロントクロスメンバ30及びリアクロスメンバ40と交差して、それらと接合されている。
なお、左右一対のリアサイドフレーム10,10、リアホイルハウス50,50、及び後述するサブフレーム締結部60,60などは、互いが対象な形状及び構成であるため、以下の説明では、一方のリアサイドフレーム10、リアホイルハウス50、及びサブフレーム締結部60などについて説明する。
リアサイドフレーム10は、車幅方向の外側の壁部を構成する外側壁12と、車幅方向の内側の壁部を構成する内側壁13と、底部(底面)を構成する底壁(下壁)14と、上部(上面)を構成する上壁(図示せず)とを備えており、前後方向から見た長手方向の断面が略矩形状(略ロ字型)の閉断面として構成されている。そして、リアホイルハウス50の前端部50aよりも後側の位置のリアサイドフレーム10の外側壁12は、リアホイルハウス50の内面50b(膨出部51の内壁)で構成されており、リアホイルハウス50の前端部50aよりも前側の位置のリアサイドフレーム10の外側壁12は、サイドシル4の内側面で構成されている。サイドシル4は、リアホイルハウス50の前方で車体の両側を前後方向に延在する長尺状の部材であり、その後端部4bがリアホイルハウス50の前端部50aに対向する位置に配置されている。したがって、サイドシル4は、その後端部4b及びその近傍がリアサイドフレーム10の外側で前後方向に延びている。
また、図2に示すように、リアサイドフレーム10には、トレーリングアーム(図示せず)を取り付けるためのアーム取付部17が設けられている。アーム取付部17は、その下面側(リアサイドフレーム10の下面)に開口して上方に窪んだ凹部17bが形成されている。この凹部17b内にトレーリングアームの構成部品が連結される。アーム取付部17は、リアサイドフレーム10における車幅方向でリアホイルハウス50の前端部50a及びサイドシル4の後端部4b及び前側連結部31と並ぶ位置に配置されている。
リアフロアパネル3の下方には、サスペンション部品を支持するサブフレーム5(図6参照)が設置されており、リアサイドフレーム10には、サブフレーム5が締結されるサブフレーム締結部60が設けられている。図3乃至図5は、サブフレーム締結部を示す図で、図3は、図2のA部分の部分拡大図、図4及び図5は、サブフレーム締結部を示す斜視図である。また、図6は、車体の後部のフロア部を側方から見た図であり、図7は、サブフレーム締結部の断面を示す図で、図3のB-B矢視断面を示す図である。
サブフレーム締結部60は、リアサイドフレーム10の前後方向におけるリアクロスメンバ40が連結された後側連結部41と並ぶ位置に設けられており、リアサイドフレーム10の下壁14を下側に突出させてなる突出部として設けられている。サブフレーム締結部60は、リアサイドフレーム10の内側壁13とリアフロアパネル3とを連結する第一連結部材61と、リアサイドフレーム10の下壁14及び第一連結部材61を跨ぐように配置される第二連結部材62とを備えて構成されている。なお、図4では、サブフレーム締結部60の第二連結部材62及びリアフロアパネル3を省略して図示している。第一連結部材61は、リアサイドフレーム10とリアクロスメンバ40が連結された後側連結部41にその下面側から被せるように取り付けられており、リアサイドフレーム10の下壁14と内側壁13とに溶接で接合されると共に、リアフロアパネル3の下面に溶接で接合されている。また、図3に示すように、第一連結部材61は、リアサイドフレーム10から車幅方向の内側に向かって次第にその前後方向の幅寸法が小さくなる形状であり、車幅方向の内側がリアクロスメンバ40の長手方向に沿って延びている。また、第一連結部材61は、車幅方向に沿って延びる尾根状の第一稜線61aを有しており、この第一稜線61aがリアサイドフレーム10から車幅方向の内側に向かってリアクロスメンバ40の長手方向に沿って延びている。
第二連結部材62は、リアサイドフレーム10の下壁14と第一連結部材61とにそれらの下面側から被せるように取り付けられており、リアサイドフレーム10の下壁14及び外側壁12に溶接で接合されていると共に、第一連結部材61の下面側に溶接で接合されている。第二連結部材62は、図6に示すように、その断面がリアサイドフレーム10の下壁14から下方に突出する突起状に形成されており、第二連結部材62の下端面がサブフレーム5を締結させる平面状のサブフレーム締結面62bとなっている。また、図4乃至図7に示すように、リアサイドフレーム10の下壁14と第二連結部材62のサブフレーム締結面62bとの間には、その軸方向が上下方向に延びる円筒状のボス部材70が設置されている。ボス部材70は、サブフレーム締結面62bからリアサイドフレーム10の下壁14及びリアサイドフレーム10内に設けたスティフナ15を貫通してその上側まで達している。ボス部材70は、上端部70aの近傍の外周に設けた溶接部16が溶接(MIG溶接)によってスティフナ15に接合されている。一方、ボス部材70の下端部70bとサブフレーム締結面62bとの接合部は溶接されていない。サブフレーム締結面62bには、開口部62cが設けられており、この開口部62cを介してボス部材70にサブフレーム5が締結されて固定される。
また、図3乃至図5に示すように、第二連結部材62も、リアサイドフレーム10から車幅方向の内側に向かって次第にその前後方向の幅寸法が小さくなる形状であり、車幅方向の内側がリアクロスメンバ40の長手方向に沿って延びている。また、第二連結部材62は、車幅方向に沿って延びる尾根状の第二稜線62aを有しており、この第二稜線62aもリアサイドフレーム10から車幅方向の内側へ向かってリアクロスメンバ40の長手方向に沿って延びている。したがって、第二稜線62aは、サブフレーム締結面62bからリアフロアパネル3まで車幅方向に延在しており、第一連結部材61の第一稜線61aと第二連結部材62の第二稜線62aとが互いに連続するように配置されている。
また、図2に示すように、リアクロスメンバ40に接合された補強フレーム80は、サブフレーム締結部60よりも車幅方向の内側に位置している。
本実施形態の車体の後部構造は、車体1の後部のフロア部2を構成するリアフロアパネル3と、リアフロアパネル3における車幅方向の外側で車体1の前後方向に延在するリアサイドフレーム10と、リアフロアパネル3の下方に設置されてサスペンション部品を支持するサブフレーム5とを備えている。そして、リアサイドフレーム10は、サブフレーム5が締結されるサブフレーム締結部60を備え、このサブフレーム締結部60は、リアサイドフレーム10とリアフロアパネル3とを連結している。
本実施形態の車体1の後部構造によれば、リアサイドフレーム10のサブフレーム締結部60がリアサイドフレーム10とリアフロアパネル3とを連結していることで、このサブフレーム締結部60によって、サブフレーム5からリアサイドフレーム10に入力される荷重をリアサイドフレーム10及びリアフロアパネル3に分散させることができる。したがって、サブフレーム5の接続強度を効果的に向上させることができ、車体1の後部に必要な強度を確保することができる。
また、本実施形態では、車幅方向におけるリアサイドフレーム10の外側に配置されたリアホイルハウス50と、リアフロアパネル3の上面側でリアホイルハウス50から車幅方向の内側へ延びるリアクロスメンバ40とを備えており、サブフレーム締結部60は、リアフロアパネル3を介してリアクロスメンバ40に接合されている。
この構成によれば、サブフレーム締結部60をリアホイルハウス50から車幅方向の内側へ延びるリアクロスメンバ40に接合することで、サブフレーム5から入力される荷重をリアクロスメンバ40にも分散することができるので、サブフレーム5の接続強度をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、サブフレーム締結部60は、リアサイドフレーム10の内側壁13とリアフロアパネル3とを連結する第一連結部材61を備える。
この構成によれば、リアサイドフレーム10とリアフロアパネル3とを連結する第一連結部材61を備えることで、この第一連結部材61を介してサブフレーム5からリアサイドフレーム10に入力される荷重をリアクロスメンバ40及びリアフロアパネル3に分散して伝達することができる。そのため、リアサイドフレーム10に対する車幅方向の内側への荷重に対して、リアサイドフレーム10の同方向への変位(車幅方向の内側への倒れ)を抑制できるので、サブフレーム5の接続強度を効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、サブフレーム締結部60は、リアサイドフレーム10の下壁(下側の壁部)14及び第一連結部材61を跨ぐように設置される第二連結部材62を備える。
この構成によれば、リアサイドフレーム10の下壁14及び第一連結部材61を跨ぐように配置される第二連結部材62を備えることで、この第二連結部材62によって、サブフレーム5から入力される荷重を第一連結部材61とリアサイドフレーム10とに分散することができ、サブフレーム5の接続強度をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、第一連結部材61は、リアサイドフレーム10の内側壁13と下壁14とに連結されており、リアサイドフレーム10から車幅方向の内側に向かうにつれて前後方向の幅寸法が小さくなる形状である。
この構成によれば、第一連結部材61が車幅方向の内側に向かうにつれて次第に前後方向の幅寸法が小さくなる形状であることに加え、リアサイドフレーム10の内側壁13と下壁14とに連結されることで、サブフレーム5から入力される荷重を分散することができるとともに、リアサイドフレーム10から第一連結部材61に入力される荷重をリアクロスメンバ40やリアフロアパネル3により効率的に伝達することができる。そのため、リアサイドフレーム10に対する車幅方向の内側への荷重に対して、リアサイドフレーム10の同方向への変位(車幅方向の内側への倒れ)をより効果的に抑制でき、サブフレーム5の接続強度をさらに効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、第二連結部材62は、第一連結部材61に連結されると共に、リアサイドフレーム10の下壁14及び車幅方向の外側壁12に連結される。
この構成によれば、第二連結部材62を第一連結部材61に連結すると共に、リアサイドフレーム10の下壁14と外側壁12とに連結することで、サブフレーム5から第二連結部材62に入力される荷重を第一連結部材61とリアサイドフレーム10とに分散することができ、サブフレーム5の接続強度をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、第一連結部材61に設けられる第一稜線61aと、第二連結部材62に設けられて、サブフレーム締結部60におけるサブフレーム締結面62bからリアフロアパネル3まで延在する第二稜線62aと、を備え、第一稜線61aと第二稜線62aとが互いに連続するように配置される。
この構成によれば、第二連結部材62のサブフレーム締結面62bからリアフロアパネル3まで延在する第二稜線62aが第一連結部材61の第一稜線61aと連続するように配置されることで、サブフレーム5から入力される荷重を第一連結部材61とリアクロスメンバ40とにスムーズに伝達することができ、サブフレーム5の接続強度をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、サブフレーム締結部60よりも車幅方向の内側に位置する補強フレーム80を備え、この補強フレーム80は、車体1の前後方向に延在し、リアクロスメンバ40と交差する。
この構成によれば、サブフレーム締結部60よりも車幅方向の内側に位置する補強フレーム80を備え、この補強フレーム80は車体の前後方向に延在し、リアクロスメンバ40と交差するので、リアクロスメンバ40に入力されるサブフレーム5からの荷重を補強フレーム80に伝達できるため、サブフレーム5の接続強度をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変更が可能である。
1 車体
2 フロア部
3 リアフロアパネル(フロアパネル)
4 サイドシル
4b 後端部
5 サブフレーム
10 リアサイドフレーム
12 外側壁
13 内側壁(内側の壁部)
14 下壁(下側の壁部)
15 スティフナ
16 溶接部
17 アーム取付部
17b 凹部
30 フロントクロスメンバ
31 前側連結部
40 リアクロスメンバ(クロスメンバ)
41 後側連結部
50 リアホイルハウス(ホイルハウス)
50a 前端部
50b 内面
50c 上端部
51 膨出部
60 サブフレーム締結部
61 第一連結部材
61a 第一稜線
62 第二連結部材
62a 第二稜線
62b サブフレーム締結面
62c 開口部
70 ボス部材
70a 上端部
70b 下端部
80 補強フレーム
80a 前側の端部
80b 後側の端部

Claims (8)

  1. 車体の後部のフロア部を構成するフロアパネルと、
    前記フロアパネルにおける車幅方向の外側で車体の前後方向に延在するリアサイドフレームと、
    前記フロアパネルの下方に設置されてサスペンション部品を支持するサブフレームと、を備え、
    前記リアサイドフレームは、前記サブフレームが締結されるサブフレーム締結部を備え、
    前記サブフレーム締結部は、前記リアサイドフレームと前記フロアパネルとを連結している
    ことを特徴とする車体の後部構造。
  2. 車幅方向における前記リアサイドフレームの外側に配置されたホイルハウスと、
    前記フロアパネルの上面側で前記ホイルハウスから車幅方向の内側へ延びるクロスメンバと、を備え、
    前記サブフレーム締結部は、前記フロアパネルを介して前記クロスメンバに接合される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体の後部構造。
  3. 前記サブフレーム締結部は、前記リアサイドフレームの車幅方向の内側の壁部と前記フロアパネルとを連結する第一連結部材を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の車体の後部構造。
  4. 前記サブフレーム締結部は、前記リアサイドフレームの下側の壁部及び前記第一連結部材を跨ぐように設置される第二連結部材を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体の後部構造。
  5. 前記第一連結部材は、
    前記リアサイドフレームの前記内側の壁部と前記下側の壁部とに連結されており、
    前記リアサイドフレームから車幅方向の内側に向かうにつれて前後方向の幅寸法が小さくなる形状である
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体の後部構造。
  6. 前記第二連結部材は、前記第一連結部材に連結されると共に、前記リアサイドフレームの前記下側の壁部及び車幅方向の外側の壁部に連結される
    ことを特徴とする請求項4に記載の車体の後部構造。
  7. 前記第一連結部材に設けられる第一稜線と、
    前記第二連結部材に設けられて、前記サブフレーム締結部におけるサブフレーム締結面から前記フロアパネルまで延在する第二稜線と、を備え、
    前記第一稜線と前記第二稜線とが互いに連続するように配置される
    ことを特徴とする請求項4に記載の車体の後部構造。
  8. 前記サブフレーム締結部よりも車幅方向の内側に位置する補強フレームを備え、
    前記補強フレームは、車体の前後方向に延在し、前記クロスメンバと交差する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車体の後部構造。
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