JPH062842Y2 - 自動車のガーニッシュの取付構造 - Google Patents

自動車のガーニッシュの取付構造

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JPH062842Y2
JPH062842Y2 JP16688587U JP16688587U JPH062842Y2 JP H062842 Y2 JPH062842 Y2 JP H062842Y2 JP 16688587 U JP16688587 U JP 16688587U JP 16688587 U JP16688587 U JP 16688587U JP H062842 Y2 JPH062842 Y2 JP H062842Y2
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mounting bolt
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grommet
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JP16688587U
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武司 兼久
宏樹 藤井
正博 松村
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のガーニッシュの取付構造に関する。
(従来技術) 自動車のガーニッシュの取付構造には、実開昭59−1
06754号公報に示すように、ガーニッシュの裏面に
取付ボルトを該ガーニッシュの裏面から突出するように
一体的に取付け、該取付ボルトをアウタパネルのボルト
挿通孔に挿通させてナットにて固定したものが一般的に
知られている。
ところで、ガーニッシュには、車体の曲面部に沿わせて
取付けるものがある。このようなガーニッシュは、前記
車体の曲面部に対応して、第1の構成面部と該第1の構
成面部に対して湾曲する第2の構成面部とを有し、前記
第1の構成面部裏面に第1の取付ボルトを該第1の構成
面部裏面から突出するように取付け、前記第2の構成面
部裏面には第2の取付ボルトを該第2の構成面部裏面か
ら突出するように取付ける構成をとっている。これによ
り、これら第1、第2の取付ボルトをアウタパネルの各
ボルト挿通孔に挿通させてナットにて固定すれば、ガー
ニッシュは、前記車体に該車体の曲面部に沿わせて取付
けることができることになる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記取付構造にあっては、第1の構成面部が第
2の構成面部に対して湾曲していることから、第1の取
付ボルトの突出方向と第2の取付ボルトの突出方向とは
互いに異なっており、先ず、第1の取付ボルトをアウタ
パネルの第1の取付ボルト用挿通孔に挿通させると、第
2の取付ボルトは該第1の取付ボルトの挿通方向に移動
しなければならず、アウタパネルにおける第2の取付ボ
ルト用挿通孔は、該第2の取付ボルト先端部がアウタパ
ネルに干渉しないように、前記第1の取付ボルトのボル
ト挿通方向に長く延びる長孔としなければならなかっ
た。
一方、第1の取付ボルトの挿通を終えても、第2の取付
ボルトをアウタパネルの第2の取付ボルト用挿通孔に挿
通させなければならず、その場合には、第1の取付ボル
トが該第2の取付ボルトのボルト挿通方向に移動しなけ
ればならないことから、該第1の取付ボルト用挿通孔
は、該第1の取付ボルトがアウタパネルに干渉しないよ
うに、前記第2の取付ボルトの挿通方向に長く延びる長
孔としなければならなかった。
このため、第1、第2の取付ボルト用挿通孔は、いずれ
も、ボルト径以上の大きな長孔となり、シール性、ボル
ト取付強度の面で好ましい状態にあるとは言えなかっ
た。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、アウタパネルに形成されるボルト挿通用孔を極力小
さくすることにある。
(問題点を解決するための手段、作用) かかる目的を達成するために本考案にあっては、 ガーニッシュが第1の構成面部と該第1の構成面部に対
して湾曲する第2の構成面部とを有し、前記第1の構成
面部裏面に第1の取付ボルトが該第1の構成面部から突
出するように設けられ、該第1の取付ボルトはアウタパ
ネルの該第1の取付ボルト用挿通孔に挿通されてナット
と協働して前記第1の構成面部を該アウタパネルに固定
し、前記第2の構成面部は第2の取付ボルトを介して該
アウタパネルに固定される自動車のガーニッシュの取付
構造において、 前記第2の構成面部裏面にねじ穴部が形成され、 前記アウタパネルに第1のグロメットが該アウタパネル
を貫通して保持され、 前記第1のグロメットには、前記アウタパネルを貫通し
てインナパネルに向って突出する脚部と、該アウタパネ
ルの外方側において前記ねじ穴部を係止する係止部とが
設けられ、 前記脚部外周には第2のグロメットが嵌合保持され、 前記第2のグロメットは、一端面が前記アウタパネルの
裏面に当接し他端面にボルト挿通孔を有する座面が形成
されており、 前記ねじ穴部には前記第2の取付ボルトが前記ボルト挿
通孔を挿通して螺合されている、 ような構成としてある。
上述の構成により、ガーニッシュの固定前においては、
第2の構成面部には第2の取付ボルトを設けてなくても
よくなることから、第1の取付ボルトの挿通作業を行な
っても、第2の構成面部にはアウタパネルに対して干渉
するものがなく、第1の取付ボルトの挿通作業時におけ
る干渉を避けるために、アウタパネルに長く延びる長孔
を形成する必要がなくなり、アウタパネルに形成される
ボルト挿通用孔を極力小さくすることができることにな
る。
また、ガーニッシュの組付時には、第1の取付ボルトの
挿通作業終了後、第2の構成面部におけるねじ穴部を係
止部に対して係止できることになり、ガーニッシュは、
係止部に対して仮保持されると共に第2の取付ボルトに
対するねじ穴部の位置決めがなされることになる。この
ため、ガーニッシュのアウタパネルに対する取付けが容
易且つ確実に行なわれることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第6図において、1は車両で、車両1の車体1
a後部には、第1図に示すように、ガーニッシュ2が取
付けられている。このガーニッシュ2は、構成部3と4
とからなり、この両構成部3、4によって略L字形状に
形成されている。構成部3は車体1a側面側に上下方向
に沿うようにして設けられており、該構成部3は平坦面
をなしている。構成部4は車体1a側面上部において該
側面に沿って車体前後方向に延びており、該構成部4の
後端部は車体1aの曲面部に対応して湾曲しつつ車体後
側に至っている(第1図参照)。このため、ガーニッシ
ュ2は、平坦面をなす第1の構成面部5と、該第1の構
成面部5に対して湾曲する第2の構成面部6とを有して
おり、第1の構成面部5は、第2図、第3図、第4図中
領域Aで示すことができ、第2の構成面部6は、第2
図、第3図、第4図中、領域Bで示すことができる。
前記第1の構成面部5の裏面5aには第2図に示すよう
に複数の第1の取付ボルト7が設けられている(第3図
においては一部を示す)。各第1の取付ボルト7は、例
えば第5図に示すように、一端部がガーニッシュ2内部
に埋設されており、各他端部は第1の構成面部裏面5a
から該裏面5aに対して垂直に突出している。
前記第2の構成面部6の裏面6aにはねじ穴部30が設
けられている。このねじ穴部30には、中央部において
後述の第2の取付ボルト8が螺合するねじ穴31が形成
され、そのねじ穴部30の先端部にはフランジ部32が
形成されている。
車体パネルPは、既知のようにアウタパネル17とイン
ナパネル19とからなっており、該車体パネルPにガー
ニッシュ2が沿わせて配設される領域においては、アウ
タパネル17とインナパネル19とは、第5図、第6図
に示すように一定の間隔があけられている。その領域に
おいては、アウタパネル17に、前記複数の第1の取付
ボルト7に対応した複数の第1の取付ボルト用挿通孔1
8aと前記ねじ穴部30に対応して臨む貫通孔18bと
が穿設されており、インナパネル19には、該両孔18
a,18bに臨むようにして作業孔20がそれぞれ形成
されている。
前記第1の取付ボルト用挿通孔18aは、第1の取付ボ
ルト7が若干余裕をもって挿通できる大きさとされてお
り、該第1の取付ボルト用挿通孔18aには、第5図に
示すように、第1の取付ボルト7がアウタパネル17外
方側から挿通され、その後、作業孔20を利用してナッ
ト16が第1の取付ボルト7に取付けられることになっ
ている。
前記貫通孔18bには第1のグロメット33が嵌合保持
されており、該第1のグロメット33は、脚部34と係
止部35とを有している。脚部34は、第1のグロメッ
ト33の径方向に拡縮可能となっており、該脚部34
は、アウタパネル17外方側から貫通孔18bに嵌め込
まれてインナパネル19側に延びている。この脚部34
の先端部外周には突起36が設けられており、該突起3
6は第1のグロメット33の径方向外方に向って突出し
ている。係止部35は、その外径が前記貫通孔18bの
径よりも大きく、該係止部35はアウタパネル17の外
面に着座することになっている。この係止部35の内周
縁部には径方向に拡縮可能な係止片37が設けられてお
り、この係止片37にガーニッシュ2における前記ねじ
穴部30のフランジ部32が係止されることになってい
る。
前記脚部34外周には第2のグロメット38が保持され
ている。この第2のグロメット38は、有底筒状形状を
しており、その内周面には係合突起39が形成されてい
る。この第2のグロメット38は、開口側から脚部34
に嵌合され、該第2のグロメット38の係合突起39が
前記脚部34の突起36に第6図に示すように係合する
ことにより脚部34に保持されることになっており、こ
のとき、第2のグロメット38の開口端は、前記アウタ
パネル17の裏面に当接している。この第2のグロメッ
ト38の底部は座面40を構成しており、その座面40
にはボルト挿通孔41が形成されている。このボルト挿
通孔41には第2の取付ボルト8が作業孔20を利用し
てインナパネル19側から挿通されることになってお
り、その第2の取付ボルト8の先端部は前記ねじ穴部3
0のねじ穴31に螺合されることになっている。これに
より、第2の構成面部6はアウタパネル17に対して固
定されることになる。
尚、Gはウインドガラスである。
したがって、上記取付構造にあっては、ガーニッシュ2
固定前において、第2の構成面部6に第2の取付ボルト
8を設けず、第2の構成面部6とアウタパネル17との
固定は、第1の取付ボルト7の挿通作業終了後、作業孔
20を利用して第2の取付ボルト8を介して行なわれる
ことになる。このため、第1の取付ボルト7の挿通作業
を行なっても、第2の構成面部6には、アウタパネル1
7に対して干渉するものがないことから第1の取付ボル
トの挿通作業における干渉を避けるために、アウタパネ
ル17に、長く延びる長孔を形成する必要がなく、貫通
孔18bを極力小さくすることができることになる。
また、第2の構成面部6を第2の取付ボルト8によって
アウタパネル17に固定する前に、ガーニッシュ2のね
じ穴部30を係止部30に対して係止することができる
ことになり、ガーニッシュ2がアウタパネル17に対し
て仮保持されることになると共に、第2の取付ボルト8
に対するねじ穴部30の位置決めがなされることにな
り、ガーニッシュ2の取付けが容易且つ確実に行なわれ
ることになる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、アウタパネルに形成される
ボルト挿通用孔を極力小さくすることができる。
また、ガーニッシュのアウタパネルに対する取付けを容
易且つ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の構成面部と第2の構成面部とを有するガ
ーニッシュが用いられた車両を示す斜視図、 第2図はアウタパネルに対するガーニッシュの取付関係
を示す図、 第3図は第1の構成面部と第2の構成面部とを有するガ
ーニッシュを示す正面図、 第4図は第3図の平面図、 第5図は第3図のV−V線断面図、 第6図は第4図のVII−VII線断面図である。 2:ガーニッシュ 5:第1の構成面部 5a:第1の構成面部裏面 6:第2の構成面部 7:第1の取付ボルト 8:第2の取付ボルト 17:アウタパネル 18a:第1の取付ボルト用挿通孔 30:ねじ穴部 33:第1のグロメット 34:脚部 35:係止部 38:第2のグロメット 40:座面 41:ボルト挿通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガーニッシュが第1の構成面部と該第1の
    構成面部に対して湾曲する第2の構成面部とを有し、前
    記第1の構成面部裏面に第1の取付ボルトが該第1の構
    成面部から突出するように設けられ、該第1の取付ボル
    トはアウタパネルの該第1の取付ボルト用挿通孔に挿通
    されてナットと協働して前記第1の構成面部を該アウタ
    パネルに固定し、前記第2の構成面部は第2の取付ボル
    トを介して該アウタパネルに固定される自動車のガーニ
    ッシュの取付構造において、 前記第2の構成面部裏面にねじ穴部が形成され、 前記アウタパネルに第1のグロメットが該アウタパネル
    を貫通して保持され、 前記第1のグロメットには、前記アウタパネルを貫通し
    てインナパネルに向って突出する脚部と、該アウタパネ
    ルの外方側において前記ねじ穴部を係止する係止部とが
    設けられ、 前記脚部外周には第2のグロメットが嵌合保持され、 前記第2のグロメットは、一端面が前記アウタパネルの
    裏面に当接し他端面にボルト挿通孔を有する座面が形成
    されており、 前記ねじ穴部には前記第2の取付ボルトが前記ボルト挿
    通孔を挿通して螺合されている、 ことを特徴とする自動車のガーニッシュの取付構造。
JP16688587U 1987-10-31 1987-10-31 自動車のガーニッシュの取付構造 Expired - Lifetime JPH062842Y2 (ja)

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JPH0170649U JPH0170649U (ja) 1989-05-11
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JPH0170649U (ja) 1989-05-11

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