JPS6017415Y2 - 自動車にとりつけるコ−ナ−パネルの取付構造 - Google Patents

自動車にとりつけるコ−ナ−パネルの取付構造

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JPS6017415Y2
JPS6017415Y2 JP2106079U JP2106079U JPS6017415Y2 JP S6017415 Y2 JPS6017415 Y2 JP S6017415Y2 JP 2106079 U JP2106079 U JP 2106079U JP 2106079 U JP2106079 U JP 2106079U JP S6017415 Y2 JPS6017415 Y2 JP S6017415Y2
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JP
Japan
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panel
corner
bracket
corner panel
recess
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Application number
JP2106079U
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JPS55121774U (ja
Inventor
啓 大井
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のうち特にキャブオーバ−タイプ車に
おけるフロントパネルのコーナ一部に取付けられるコー
ナーパネルの取付構造の改良に関するものである。
従来、キャブオーバ−タイプ車のフロントパネルのコー
ナ一部にコーナーパネルを取付けるには、第6図、第7
図に示すように、コーナーパネル1の内側にフランジア
ップしてフランジ3を形成したブラケット2を固着し、
該フランジ3にビス取付孔を設け、内側にボルト4を取
付け、かつ前記ビス取付孔が当接するフロントパネル5
にもビス取付孔を設け、フロントパネル5の内側からナ
ツト6を螺合して前記フランジ3を固着してコーナーパ
ネル1をフロントパネル5のコーナ一部に取付けていた
7はスポット溶接部、9はフロントピラーである。
しかしながらこの従来の方法では組立てに、外側からボ
ルト4を挿通する者1人と、室内側からナツト6を螺合
させる者1人が必要であるため該取付作業が2人掛りと
なり、又、フロントパネル5にもビス取付孔があけられ
ているため、水密上ナツト6部分にはシーリング剤を塗
布するなどしなければならない等の問題があった。
さらに、衝突事故等によりコーナーパネル1が破損し、
交換するときには、前記ボルト4及びナツト6を外さな
ければならないが、その際室内側のトリム部品であるイ
ンストルメントパネル等を外して作業しなければならな
いという煩わしさがある。
又、第8図に示すようにコーナーパネル1の内側に略Z
型断面のブラケット2′の一端を固着し、他端部は、フ
ロントパネル5に固着したブラケット8と接触して係止
し、さらにコーナーパネル1の上下端部に設けた取付孔
(図示せず)にボルトを挿通し、該コーナーパネル1を
ピラー9に締結して該コーナーパネル1の上下方向の位
置決めを行なうようにしたものも存したが、この場合で
も、取付作業時、コーナーパネル1の上下方向の支えが
なく、コーナーパネル1を支える者1人と、ボルト締め
を行う者1人との2人掛りの作業となり、さらに、該取
付作業時、コーナーパネル1を人が支えているため、前
後左右へのズレ、浮上り等の問題があった。
そこで本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、キャブオーバ−タイプ車のフロントパネル
にコーナーパネルを取付けるに当り、該取付作業を1人
の作業者で実施可能にし、かつ、水密性が優れ、交換作
業も容易な、コーナーパネルの取付構造を提供すること
を目的とするものである。
そのために本考案では、コーナーパネルの取付構造を、
コーナーパネル11のコーナ一部を内側に略J型に折曲
げて段部11′を形成腰かつ、該段部11′の上下方向
の一部をエンボスして凹部16を設け、該段部11′に
前記凹部16内に位置するようになしたコ型断面をなす
係止部15を有するブラケット13を固着すると共に、
コーナーパネル12の裏面に前記ブラケット13に係脱
可能なコ型断面をなす係止部14を有するブラケット1
8を固着し、該係止部14を前記ブラケット13に係止
した状態において、前記凹部16の下面に前記係止部1
4の下端を当接するようにした構造とすることにより所
期の目的を達成するようにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
フロントパネル11の、ピラー21のインナーパネル2
2に端部が接合され、コーナーパネル12が重合される
コーナ一部には内側に略−「型に折曲げられた段部11
′が形成され、該段部11′の上下方向の一部には内側
にエンボスされた凹部16が設けられている。
前記段部11′には、ブラケット13がスポット溶接1
7によって固着され、その略中間部には前記凹部16内
に位置するようになされたコ型断面をなす係止部15が
形成されている。
コーナーパネル12の裏面には、前記ブラケット13の
係止部15に係脱可能になるコ型断面をなす係止部14
を有するブラケット18がスポット溶接17によって固
着されている。
前記コーナーパネル12側ブラケツト18の係止部14
の内幅寸法りは、第4図に示すようにフロントパネル1
1側ブラケツト13の係止部15の外幅寸法よりわすか
に少さくなされている。
尚、図示では該誤差を明確にするため隙間があるように
図示したが、実際上はその誤差は隙間が生じなく係止さ
れる程度のものである。
前記コーナーパネル12をフロントパネル11に取付け
るには、先ずブラケット18をコーナーパネル12と共
に横方向に移動させ、該ブラケット18の係止部14を
フロントパネル11側ブラケツト13の係止部15上に
位置させ、然る後、該係止部15に前記係止部14を嵌
合させ、その下端を前記凹部16の下面に当接させて係
止する。
前記のようにしてコーナーパネル12をフロントパネル
11に取付けた後、コーナーパネル12の端部の上下端
をブラケット23を介して前記ピラー21のアウターパ
ネル24にボルト25により締着して該コーナーパネル
12の上下方向の位置決を行う。
26は前記アウターパネル24の裏面に固着されたナツ
ト、27は前記ブラケット23にあけられた取付孔であ
る。
したがって、前記凹部16の高さHは、第2図に示すよ
うに係止部15の高さhlと係止部14の高さh2を加
えた高さ以上とし、又、第5図に示すようにその奥行W
は前記係止部14が横方向から出入できる深さとするこ
とが必要である。
以上述べたように本考案によれば、フロントパネルとコ
ーナーパネルに互いに嵌合係止する係止部を有するブラ
ケットを設けて、コーナーパネルを取付ける際前記ブラ
ケットを互いに係合させ、かつ、フロントパネルに形成
した凹部の下面にコーナーパネルのブラケットの係止部
の下端を当接させて係止するようにしたので、該コーナ
ーパネルの取付作業が1人の作業者によって実施するこ
とができる。
又、本考案によれば、コーナーパネルの内側にフランジ
を形成して該フランジにビス取付孔をあけ、かつ、フロ
ントパネルにも同様にビス取付孔をあけ、該ビス取付孔
にボルトを挿通してボルト締めを行うものに比べて、フ
ロントパネルにビス取付孔をあける必要がないので水密
性が優れており、さらに、コーナーパネルを破損等によ
り交換するときでも、室内側のトリム部品を外す必要も
ないので該作業が容易に行なえる等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントパネル部の前方斜視図、第2図は第1
図C部の拡大斜視図、第3図は第2図D−D線の拡大断
面図、第4図は第3図の一部、第5図はフロントパネル
部の斜視図、第6図は公知のコーナーパネル取付状態を
示す斜視図、第7図は第6図D−D線の断面図、第8図
は第6図り一り線の他の実施例の断面図である。 11・・・・・・フロントパネル、11′・・・・・・
段部、12・・・・・・コーナーパネル、14.15・
・・・・・係止部、13.1B・・・・・・ブラケット
、16・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントパネル11のコーナ一部を内側に略−「型に折
    曲げて段部11′を形成し、かつ、該段部11′の上下
    方向の一部に凹部16を設け、該段部11′に前記凹部
    16内に位置するようになしたコ型断面をなす係止部1
    5を有するブラケット13を固着すると共に、コーナー
    パネル12の裏面に前記ブラケット13に係脱可能なコ
    型断面をなす係止部14を有するブラケット18を固着
    し、該係止部14を前記ブラケット13に係止した状態
    において、前記凹部16の下面に前記係止部14の下端
    を当接するようにしたことを特徴とする自動車にとりつ
    けるコーナパネルの取付構造。
JP2106079U 1979-02-22 1979-02-22 自動車にとりつけるコ−ナ−パネルの取付構造 Expired JPS6017415Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55121774U JPS55121774U (ja) 1980-08-29
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