JPH0355451Y2 - - Google Patents

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JPH0355451Y2
JPH0355451Y2 JP15489483U JP15489483U JPH0355451Y2 JP H0355451 Y2 JPH0355451 Y2 JP H0355451Y2 JP 15489483 U JP15489483 U JP 15489483U JP 15489483 U JP15489483 U JP 15489483U JP H0355451 Y2 JPH0355451 Y2 JP H0355451Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
fixing bolt
locking part
fixing
guide groove
Prior art date
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JP15489483U
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JPS6061504U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のインストルメントパネル取
付け構造に関するものである。
(従来技術) 各種のメータ類等を組付けるインストルメント
パネルは、取付け用ブラケツトを介して、その両
側部がヒンジピラーにボルト等により取付けられ
るようになつている(実開昭53−22457号公報参
照)。
ところで、インストルメントパネルの組付けに
際しては、メータ類等が予め組付けてあるインス
トルメントパネルを適当な引掛金具で取付け用ブ
ラケツトに引掛けるとともに作業員がひざ上に抱
えた不安定な状態で、メータ類への結線作業を行
ない、その後に、インストルメントパネルを車体
側に固定する必要がある。このため、取付け作業
が実際には仲々に困難で煩雑である問題があつ
た。
(考案の目的) 本考案は、かかる問題を解消すべくなされたも
のであつて、インストルメントパネルを機械的に
一時預けすることができ、したがつてインストル
メントパネルを保持する必要なしにメータ類の結
線作業が行なえ、しかも結線作業終了後もインス
トルメントパネルをその固定位置迄スムーズに案
内することができる自動車のインストルメントパ
ネル取付け構造を提供せんとするものである。
(考案の構成) このため、本考案においては、インストルメン
トパネルの固定用ボルトを嵌合して、インストル
メントパネルをメータ類の結線作業のため一時預
け可能に係止する係止部と、インストルメントパ
ネルの固定用ボルトを嵌合固定するためのボルト
固定穴と、固定用ボルトを係止部からボルト固定
穴に案内する案内溝とを取付け用ブラケツトに設
け、案内溝の係止部側端部の高さを係止部に係止
された固定用ボルトの下端の高さにほぼ等しく設
定したことを基本的な特徴としている。
(考案の効果) 本考案によれば、係止部に固定用ボルトを係止
することにより取付け用ブラケツトにインストル
メントパネルを一時預けすることができ、一時預
けした状態でメータ類の結線作業が行なえるの
で、結線作業を著しく容易化することができ、結
線作業後はインストルメントパネルを前方に押す
だけで固定位置にセツトすることができ、全体と
してインストルメントパネル取付け作業を著しく
簡単化、容易化することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図に示すように、インストルメントパネル
1の側壁2の内面側には、ヒンジピラー3に近接
してサイドブラケツト4がねじ5,5…により固
定され、サイドブラケツト4の下端部を打起して
設けたフランジ部4aには、固定用ボルト6のヘ
ツド部6aが溶接等により接合され、ボルト部6
bが下向きに突出されている。
一方、インストルメントパネル1を車体のヒン
ジピラー3に取付けるための取付け用ブラケツト
7は基部7aに設けたフランジ部7b,7bがヒ
ンジピラー3のピラーインナーパネル8にスポツ
ト溶接等により接合され、自由端7c側は、イン
ストルメントパネル1の側壁2の内側に廻り込む
とともに、斜め上向きに立上げられ、先端にイン
ストルメントパネル1を一時預けするためのフラ
ツト部7dが形成されている。
そして、第1図に仮想線イで示すように、イン
ストルメントパネル1は上記取付け用ブラケツト
7の先端フラツト部7dに一時預けされ、その状
態でメータ9に対するハーネス20の結線作業を
行ない、結線作業が終了すると、第1図に実線ロ
で示す固定位置まで押し込まれる。
第2図および第3図に取付け用ブラケツト7の
構造を具体的に示すように、リブ7eで周囲が補
強されたフラツト部7dの中央には、上記固定用
ボルト6のボルト部6bを嵌合して、インストル
メントパネル1を一時預け可能に係止する長穴形
状の係止部10が設けられ、また、基部7a側に
は、インストルメントパネル1の左右方向の位置
を微調整しうるように、左右方向の長穴よりなる
固定用ボルト穴11を設けている。さらに、上記
係止部10と固定用ボルト穴11との間には、先
端フラツト部7dと基部7aとの間の斜行部7f
に沿つた断面凹状の案内溝12が設けられてい
る。
この案内溝12の上端12aの高さは、第4図
に示すように、インストルメントパネル1の固定
用ボルト6が上記係止部10に係止された状態で
固定用ボルト6の下端6cの高さに等しいか、僅
かに低く設定しておく。
かかる高さ関係を設定しておけば、メータ9に
対する結線作業が終了したときに、インストルメ
ントパネル1を前方に押すと、固定用ボルト6の
下端6cが案内溝12の上に乗り固定用ボルト6
が案内溝12に案内された状態で案内溝12に沿
つて固定用ボルト穴11に達し、この固定用ボル
ト穴11に嵌り込む。
そして、固定用ボルト穴11に嵌り込んだ固定
用ボルト6のボルト部6bに下方から、ナツト1
3を螺合し、このナツト13を強く締付けること
により、インストルメントパネル1を取付け用ブ
ラケツト7に固定することができ、インストルメ
ントパネル1の取付けを終えることができる。
以上のことから明らかなように、上記のような
取付け用ブラケツト7を用いることにより、イン
ストルメントパネル1の一時預けがきわめて容易
に行なえ、結線作業後にインストルメントパネル
1を押し込めば、それだけで、インストルメント
パネル1を、固定位置にセツトすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるインストルメ
ントパネルの取付け構造を示す全体概略説明図、
第2図は第1図に示す取付け用ブラケツトの斜視
図、第3図は取付け用ブラケツトの平面図、第4
図は同じく側面説明図である。 1……インストルメントパネル、2……側壁、
3……ヒンジピラー、6……固定用ボルト、7…
…取付け用ブラケツト、10……係止部、11…
…固定用ボルト穴、12……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体にインストルメントパネルの側部を取付け
    るためのブラケツトが設けられ、該ブラケツトに
    は、インストルメントパネルの底部に固定した固
    定用ボルトを嵌合してインストルメントパネルを
    一時預け可能に係止する係止部が設けられるとと
    もに、固定用ボルトを嵌合して固定するための固
    定用ボルト穴が設けられ、係止部と固定用ボルト
    穴との間には、固定用ボルトを係止部から固定用
    ボルト穴に案内する案内溝が設けられており、該
    案内溝の係止部側端部の高さが、係止部に係止さ
    れた固定用ボルトの下端の高さにほぼ等しく設定
    されていることを特徴とする自動車のインストル
    メントパネル取付け構造。
JP15489483U 1983-10-04 1983-10-04 自動車のインストルメントパネル取付け構造 Granted JPS6061504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15489483U JPS6061504U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 自動車のインストルメントパネル取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15489483U JPS6061504U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 自動車のインストルメントパネル取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061504U JPS6061504U (ja) 1985-04-30
JPH0355451Y2 true JPH0355451Y2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=30342253

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JP15489483U Granted JPS6061504U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 自動車のインストルメントパネル取付け構造

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JPS6061504U (ja) 1985-04-30

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