JPH0423079Y2 - - Google Patents

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JPH0423079Y2
JPH0423079Y2 JP1986088029U JP8802986U JPH0423079Y2 JP H0423079 Y2 JPH0423079 Y2 JP H0423079Y2 JP 1986088029 U JP1986088029 U JP 1986088029U JP 8802986 U JP8802986 U JP 8802986U JP H0423079 Y2 JPH0423079 Y2 JP H0423079Y2
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JP
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bumper
side member
arm
bumper arm
retainer
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JP1986088029U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車におけるバンパ取付構造に関
する。
(従来の技術とその問題点) バンパの車体への取付けはバンパアームを介し
て行うのが通例である。その取付構造の従来例
(実開昭59−72154号公報)を第4図に示す。この
バンパ取付構造では、バンパ1の前後方向の位置
決めをはかるのに、バンパアーム2に対し更にバ
ンパ取付けブラケツト3を設け、車体側のサイド
メンバ4のフランジ5に形成された段差部5aに
対して、上記バンパ取付けブラケツト3に形成さ
れたハツト形フランジ部3aを嵌合させている。
しかしながら、このような構成ではバンパアー
ム2のほかにバンパ取付けブラケツト3が新たに
必要になり部品点数が増大するだけでなく、部品
数の増大により取付作業も煩雑になるという問題
を有する。
(考案の目的) この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、ブラケツトなどの新たな部品を付加す
ることなく、容易にバンパの位置決めをはかるこ
とができ、またサイドメンバ内を通じてハーネス
の配索を行う場合においてもハーネスをスムース
に配索することができるバンパ取付構造を提供す
ることを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するための技術的手段は、バン
パアームを介してバンパを車体側のサイドメンバ
に取り付けるバンパ取付構造において、サイドメ
ンバ内に固設された前後方向に延びるハーネスガ
イド用リテーナの前記バンパ側端部に係止部が一
体に形成され、サイドメンバ内にバンパアームが
挿入状とされるとともに、バンパアームのサイド
メンバに対する取付位置で前記係止部に当接する
位置決め用係止爪がバンパアームの挿入端部に一
体に形成され、バンパアームの前記取付位置で、
リテーナのガイド面に続く前後方向に延びる上面
部が、バンパアーム上部側に備えられてなる点に
ある。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例であるバンパ取付
構造の縦断面図を示し、第2図はその実施例の要
部の分解斜視図を示す。
この実施例は、バンパアーム6をサイドメンバ
7の側面部に固定してバンパ8の車体への取付け
をはかる構成を示したものであつて、車体側の図
示しないフロアパネルに固設されているサイドメ
ンバ7は、上記フロアパネルへの取付部となるフ
ランジ部7aを上端に有する断面概形がハツト形
で、その一方の内側面には前後方向に延びるハー
ネスガイド用リテーナ9が溶接などの手段により
固着されている。また、このリテーナ9が固着さ
れているサイドメンバ7の一側面部の2箇所に
は、前記バンパアーム6をボルト10で締付け固
定するためのボルト挿通穴11が形成されてい
る。そして、上記リテーナ9のバンパ8側端部に
は下向きに折り曲げられた係止部としての位置決
め用係止片12が一体に形成されている。
一方、バンパ8に連結されているバンパアーム
6は断面概形がコ字状で、その縦片13の2箇所
には前記サイドメンバ7のボルト挿通穴11に対
応する図示しないボルト挿通穴が形成され、これ
らの穴に重ねてナツト14がそれぞれ固着されて
いる。また、このバンパアーム6の上部側に備え
られた前後方向に延びる上面部としての上部横片
15の先端部(挿入端部)には上向きに折り曲げ
られた位置決め用係止爪16が一体に形成されて
おり、バンパアーム6の縦片13がサイドメンバ
7の一側面に接面してバンパアーム6側の各ナツ
ト14とサイドメンバ7側の各ボルト挿通穴11
とが重なる位置にあるとき、上記係止爪16が第
1図に示すようにリテーナ9の位置決め用係止片
12に当接してバンパアーム6の前後方向につい
ての位置決めがはかられるように構成されてい
る。なお上記係止爪16の突出高さは、その上端
縁をリテーナ9の下面に当ててバンパアーム6を
水平姿勢に保つたとき、バンパアーム6の各ナツ
ト14がサイドメンバ7側の対応する各ボルト挿
通穴11の高さ位置に揃うように設定されてい
る。
以上の構成において、サイドメンバ7へバンパ
アーム6を固定する場合、まず第3図に示すよう
にバンパアーム6の先端部をその係止爪16がリ
テーナ12の係止片12に当たらないように避け
た傾斜姿勢でサイドメンバ7内に挿入する。係止
爪16が係止片12を越えたところでバンパアー
ム6の縦片13をサイドメンバ7のリテーナ9側
の側面に接面させ、係止爪16の上端がリテーナ
9の下面に当るまでバンパアーム6を矢符Aの方
向に起す。ついで、上記係止爪16をリテーナ9
の下面に摺接させながら、バンパアーム6を水平
姿勢の状態でサイドメンバ7から抜き出す方向へ
移動させる、そして、係止爪16が係止片12に
当接してそれ以上バンパアーム6を引き出せない
状態のもとで(このときナツト14とこれに対応
するボルト挿通穴11とが一致する)、サイドメ
ンバ7の側方よりボルト挿通穴11にボルト10
を挿入してナツト14に螺合し、バンパアーム6
をサイドメンバ7に締付固定する。この際、リテ
ーナ9のガイド面9aと上部横片15とが前後方
向に連続状となる。
なお、この実施例では、サイドメンバ7の底面
から浮き上がった位置で、その側面部にバンパア
ーム6を締付固定する場合について示したが、こ
れに限らず、サイドメンバ7の底面にバンパアー
ム6を接面させた状態で固定する場合についても
同様に適用可能である。
(考案の効果) 以上のように、この考案のバンパ取付構造によ
れば、ブラケツトなどの新たな部品を付加するこ
となく、サイドメンバの既設のハーネスガイド用
リテーナを利用して、サイドメンバに対しバンパ
アームを所定の取付位置に容易に位置決めするこ
とができ、部品点数が低減されるとともに、それ
に伴い取付作業を簡略化しうる利点がある。また
サイドメンバにバンパを取り付けた状態において
は、ハーネスガイド用リテーナのガイド面とバン
パアームの上面部とが前後方向に連続状となり、
サイドメンバ内を通じてハーネスの配索を行なう
場合、リテーナのガイド面に沿つて案内されたハ
ーネスは連続状となつているバンパアームの上面
部にスムースに受渡されて案内されるため、サイ
ドメンバ内にバンパアームを挿入状としてバンパ
を取付けた構造であつてもサイドメンバ内にハー
ネスをスムースに配索することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるバンパ取付
構造の縦断面図、第2図はその要部の分解斜視
図、第3図はその取付手順を示す説明図、第4図
は従来のバンパ取付構造の縦断面図である。 6……バンパアーム、7……サイドメンバ、8
……バンパ、9……ハーネスガイド用リテーナ、
9a……ガイド面、10……ボルト、11……ボ
ルト挿通穴、12……係止片、14……ナツト、
15……上部横片、16……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパアームを介してバンパを車体側のサイド
    メンバに取り付けるバンパ取付構造において、サ
    イドメンバ内に固設された前後方向に延びるハー
    ネスガイド用リテーナの前記バンパ側端部に係止
    部が一体に形成され、サイドメンバ内にバンパア
    ームが挿入状とされるとともに、バンパアームの
    サイドメンバに対する取付位置で前記係止部に当
    接する位置決め用係止爪がバンパアームの挿入端
    部に一体に形成され、バンパアームの前記取付位
    置で、リテーナのガイド面に続く前後方向に延び
    る上面部が、バンパアーム上部側に備えられてな
    ることを特徴とするバンパ取付構造。
JP1986088029U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0423079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS62198151U JPS62198151U (ja) 1987-12-16
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