JPH0611902Y2 - フロントフロアクロスメンバの補強構造 - Google Patents

フロントフロアクロスメンバの補強構造

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JPH0611902Y2
JPH0611902Y2 JP1986200761U JP20076186U JPH0611902Y2 JP H0611902 Y2 JPH0611902 Y2 JP H0611902Y2 JP 1986200761 U JP1986200761 U JP 1986200761U JP 20076186 U JP20076186 U JP 20076186U JP H0611902 Y2 JPH0611902 Y2 JP H0611902Y2
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JP
Japan
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cross member
front floor
floor cross
top surface
seat
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JP1986200761U
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嘉宏 中島
淳一 永野
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車におけるフロントフロアクロスメンバの
補強構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車におけるフロントフロアクロスメンバの
サイドシル取付け部はシートの取付け部になっている。
このためにこの部分にはかなりの荷重がかかる。また、
この部分にはワイヤケーブルやハーネスが前後方向に通
るため、そのクロスメンバには挿通用の貫通孔を形成し
てある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようにフロントフロアクロスメンバのサイドシル取
付け部は挿通用の貫通孔を形成した構造で強度的に不利
な構造になっているにもかかわらず、シートの取付け部
になっていてかなりの荷重がかかることからスペースを
とらずにその部分の強度を確保できる構造のものの提供
が望まれていた。また、シートベルトの強度を試験する
ときには上記クロスメンバにはたとえば1300kgの荷
重がかかる。このためにもその部分の強度を充分に確保
する必要がある。
本考案は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところは簡単でコンパクトな構成によりフロン
トフロアクロスメンバのサイドシル取付け部の機械的な
強度を高めることができるフロントフロアクロスメンバ
の補強構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記問題点を解決するために本考案はフロントフロアク
ロスメンバにおけるサイドシル取付け側端部にその稜線
部分に補強用ビードを形成したフロントフロアクロスメ
ンバの補強構造である。
サイドシル取付け側端部における稜線にビードを形成し
たから、スペースをとらずにこの部分の強度を高めるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図中1はたとえば乗用自動車のクロスメンバであり、
このクロスメンバ1の各端はサイドシル2に連結されて
いる。このクロスメンバ1のサイドシル2に対する取付
け側の端部はその上面頂面にシート取付け用ボルト3を
取着したシート取付け部4を構成している。
上記シート取付け部4はその頂面の前後に存する稜線か
らフロアパネルに延びた立壁をそれぞれ形成し、この両
立壁にはこれを前後に横切る挿通孔5が形成されてい
る。この挿通孔5にはワイヤケーブル6やハーネス7が
挿通するようになっている。
さらに、クロスメンバ1のシート取付け部5における上
記頂面の上記稜線近傍部と、上記立壁の上記稜線近傍部
とを共に凹設して段差形状の段部を形成して構成してな
る補強用ビード8,9を形成してある。
なお、第2図における10はサイドドアである。
しかして、上記構成においてはクロスメンバ1の端部の
シート取付け部4には段部を形成して構成してなる補強
用ビード8,9を設けたから、このシート取付け部4に
ワイヤケーブル6やハーネス7を挿通する挿通孔5を形
成してもこの部分の強度を高めることができる。したが
って、かなり大きな荷重がかかることがあってもこれに
耐え得ることができる。しかも、格別スペースをとるこ
となくその部分の強度を確保できるものである。
また、シートベルトの強度を試験するときには上記クロ
スメンバ、特に、シート取付け部4にはたとえば130
0kgの荷重がかかるが、この荷重にも充分な強度を示す
ものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、簡単でコンパクト
な構成により挿通孔とシート取付け用ボルトの両者を設
置させるフロントフロアクロスメンバのシート取付け部
の機械的な強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の斜視図、第2図
は同じくその要部の正面図である。 1…クロスメンバ、2…サイドシル。3…シート取付け
用ボルト、4…シート取付け部、5…挿通孔5、6…ワ
イヤケーブル、7…ハーネス、8,9…補強用ビード
8,9。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシル取付け側端部におけるフロント
    フロムアクロスメンバの頂面にシート取付け用ボルトを
    植設し、上記頂面の前後に存する稜線からフロアパネル
    に延びた立壁を形成し、さらに同両立壁に前後に横切る
    挿通孔を形成してなるシート取付け部において、 上記頂面の上記稜線近傍部と、上記立壁の上記稜線近傍
    部とを共に凹設して段差形状の補強用ビードを形成し、
    かつ、同補強用ビードが上記挿通孔の車幅方向長さより
    も大きく形成したことを特徴とするフロントフロアクロ
    スメンバの補強構造。
JP1986200761U 1986-12-26 1986-12-26 フロントフロアクロスメンバの補強構造 Expired - Lifetime JPH0611902Y2 (ja)

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