JPH057079Y2 - - Google Patents

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JPH057079Y2
JPH057079Y2 JP1986158001U JP15800186U JPH057079Y2 JP H057079 Y2 JPH057079 Y2 JP H057079Y2 JP 1986158001 U JP1986158001 U JP 1986158001U JP 15800186 U JP15800186 U JP 15800186U JP H057079 Y2 JPH057079 Y2 JP H057079Y2
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JP
Japan
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mounting bracket
seat
seat mounting
floor
carpet
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JP1986158001U
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JPS6363227U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動車におけるシート取付けブラケツ
トに関するものである。
（従来の技術） 第３図は自動車のフロントシートにおける後部
アウタ側のシート取付けブラケツトの従来構造を
示している。すなわち第３図において、Ａはフロ
ントシートのアウタ側シートレールａを支持する
シート取付けブラケツトであつて、サイドシルｂ
の車室内側面に１本のボルトｃを用いて固定され
ている。フロアｄ上にはカーペツトｅが敷設され
ており、シート取付けブラケツトＡの下端ｆは前
記カーペツトｅに線接触している。
（考案が解決しようとする問題点） ところで上記従来例によると、シートの前後動
等の動きが前記シートレールａを介してシート取
付けブラケツトＡに伝わり、これを揺動させる方
向の力として作用する。上述のようにシート取付
けブラケツトＡの下端ｆはカーペツトｅに線接触
しているのみであるので、前記下端ｆによつてシ
ート取付けブラケツトＡの揺動を阻止することは
困難である。そして前記力が繰返し作用すること
によつて、前記ボルトｃが弛み、シート取付けブ
ラケツトＡが揺動するおそれがあり、シートの支
持が不安定になるという問題が生ずる。又シート
取付けブラケツトＡの揺動によつてカーペツトｅ
の位置ずれも生ずるという問題がある。
（問題点を解決するための手段） 本考案は上記問題点を解決するため、サイドシ
ルの車室内側面に１本のボルトを用いて固定され
ると共にスライド式シートレールを支持する自動
車におけるシート取付けブラケツトにおいて、ブ
ラケツト下端部に、フロア上に敷設されるカーペ
ツトを介して前記フロアに面接触する延長片を、
前記車室内側面に直角方向に折曲げて延設したこ
とを特徴とする。
（作用） 本考案は上述のように、シート取付けブラケツ
トの下端部に、フロア上に敷設されるカーペツト
を介して前記フロアに面接触する延長片を、サイ
ドシルの車室内側面に直角方向に折曲げて延設し
ているので、スライド式シートレールの前後動等
の動きがシート取付けブラケツトに伝わつて、こ
れを揺動させようとしても、前記延長片のフロア
に面接触することによるストツパー作用によつ
て、前記揺動を確実に阻止することができる。従
つて、シート取付けブラケツトが１本のボルトで
サイドシルの車室内側面に固定されているにもか
かわらず、前記ボルトが弛むことを確実に防ぐこ
とができ、又シート取付けブラケツトの揺動が確
実に阻止される結果フロア上のカーペツトが位置
ずれすることを防止できる。
（実施例） 第１図及び第２図は自動車のフロントシートに
おける後部アウタ側のシート取付けブラケツトＢ
に本考案を適用した実施例を示している。
フロントシートを支持すると共にこれを前後方
向に案内するシートレール１は、可動レール２と
固定レール３とからなり、固定レール３はボル
ト・ナツト４を用いて前記シート取付けブラケツ
トＢの水平支承部５上に固定されている。
シート取付けブラケツトＢは、鋼板を第２図に
示すような形状にプレス成形されてなり、前記水
平支承部５とその基端部から下方に垂下する垂直
取付部６を有している。シート取付けブラケツト
Ｂの下端部すなわち前記垂直取付部６の下端に
は、水平方向に折曲げられた延長片７が延設され
ている。
前記シート取付けブラケツトＢは、１本のボル
トＢを用いて、サイドシル９の車室内側面１０に
固定される。１１は前記ボルト８を挿通するため
前記垂直取付部６に形成された孔、１２は前記ボ
ルト８に螺合するナツトであつて、サイドシル９
の内面に溶着されている。
フロア１３上にはカーペツト１４が敷設されて
いて、その端部１５はサイドシル９の車室内側面
１０に沿つて上方に折曲げられた状態で、サイド
シル９に固定されている。
シート取付けブラケツトＢは第１図に示すよう
に前記ボルト８を用いてサイドシル９に固定され
るが、その際前記延長片７は前記カーペツト１４
を介して前記フロア１３に、第１図Ｓで示す範囲
において圧接状態で面接触している。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば前記延長片７は第２
図に示す形状のものに限定されず、シート取付け
ブラケツトＢの取付時にフロア１３上に敷設され
るカーペツト１４を介してフロア１３に面接触す
るものであればいずれの形状のものであつてもよ
い。又上記実施例は自動車のフロントシートにお
ける後部アウタ側のシート取付けブラケツトに関
するものであるが、本考案が適用されるシート取
付けブラケツトは上記のものに限定されない。
（考案の効果） 本考案は上記構成、作用を有するので、シート
取付けブラケツトをサイドシルに固定するボルト
の弛みを確実に防止でき、シートの支持を安定確
固とすることができると共にカーペツトの位置ず
れを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を示す横断面図、第２
図は要部の斜視図、第３図は従来例の横断面図で
ある。 ７……延長片、８……ボルト、９……サイドシ
ル、１０……車室内側面、１３……フロア、１４
……カーペツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドシルの車室内側面に１本のボルトを用い
    て固定されると共にスライド式シートレールを支
    持する自動車におけるシート取付けブラケツトに
    おいて、ブラケツト下端部に、フロア上に敷設さ
    れるカーペツトを介して前記フロアに面接触する
    延長片を、前記車室内側面に直角方向に折曲げて
    延設したことを特徴とする自動車におけるシート
    取付ブラケツト。
JP1986158001U 1986-10-15 1986-10-15 Expired - Lifetime JPH057079Y2 (ja)

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JP1986158001U JPH057079Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP1986158001U JPH057079Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6363227U JPS6363227U (ja) 1988-04-26
JPH057079Y2 true JPH057079Y2 (ja) 1993-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746606Y2 (ja) * 1988-05-27 1995-10-25 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756980U (ja) * 1980-09-18 1982-04-03
JPS59160635A (ja) * 1983-03-03 1984-09-11 Nissan Motor Co Ltd 座席の取付構造

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JPS5756980U (ja) * 1980-09-18 1982-04-03
JPS59160635A (ja) * 1983-03-03 1984-09-11 Nissan Motor Co Ltd 座席の取付構造

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JPS6363227U (ja) 1988-04-26

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