JPH066990Y2 - スライドレールのレッグカバー構造 - Google Patents
スライドレールのレッグカバー構造Info
- Publication number
- JPH066990Y2 JPH066990Y2 JP1988142078U JP14207888U JPH066990Y2 JP H066990 Y2 JPH066990 Y2 JP H066990Y2 JP 1988142078 U JP1988142078 U JP 1988142078U JP 14207888 U JP14207888 U JP 14207888U JP H066990 Y2 JPH066990 Y2 JP H066990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- cover
- surface portion
- slide rail
- rear surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動車用シート（座席）の前後位置調節用スラ
イドレールにおけるレッグカバー構造、詳しくはレッグ
の外観、カーペットの損傷防止を目的とする構造であ
る。
イドレールにおけるレッグカバー構造、詳しくはレッグ
の外観、カーペットの損傷防止を目的とする構造であ
る。
（従来の技術） 従来のスライドレールはその固定レール側における長さ
方向の前、後下端より下方に、平板状のレッグを垂設
し、このレッグを車体側にボルトで一体に締結すること
により固定している。そして、このレッグを固定する車
体側には車内の美観を向上させるためにカーペットが敷
設されている。
方向の前、後下端より下方に、平板状のレッグを垂設
し、このレッグを車体側にボルトで一体に締結すること
により固定している。そして、このレッグを固定する車
体側には車内の美観を向上させるためにカーペットが敷
設されている。
（考案が解決しようとする課題） 以上のレッグは金属製であり外部に前面側などが露出す
るため、外観が悪いばかりか、下端面に接触するカーペ
ット等をレッグ固定時に損傷する虞れがあった。
るため、外観が悪いばかりか、下端面に接触するカーペ
ット等をレッグ固定時に損傷する虞れがあった。
そこで、本考案は斯様な事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、レッグの外観を向上する
と共に、カーペット等の損傷を防止することである。
り、その目的とするところは、レッグの外観を向上する
と共に、カーペット等の損傷を防止することである。
（課題を解決するための手段） 以上の目的を達成するための本考案は、スライドレール
に垂設してボルトによって車体側に締結される板状のレ
ッグと、該レッグの下端面及び前、後面を被覆する合成
樹脂製カバーとからなり、前記レッグには、その上部左
右に前後方向に貫通する前記カバー固定用の取付孔と、
前記ボルト挿通用の締結孔とを設け、前記カバーはレッ
グの前面を被覆する前面部と、この前面部と一体且つレ
ッグの下端面を被覆する下端部と、この下端部と一体で
レッグの後面を被覆する後面部とから構成し、該カバー
の前面部と後面部とに、前記レッグの取付孔内において
相互に係止する凹凸部と、前記ボルトを挿通する通孔を
設けてなることを特徴とするものである。
に垂設してボルトによって車体側に締結される板状のレ
ッグと、該レッグの下端面及び前、後面を被覆する合成
樹脂製カバーとからなり、前記レッグには、その上部左
右に前後方向に貫通する前記カバー固定用の取付孔と、
前記ボルト挿通用の締結孔とを設け、前記カバーはレッ
グの前面を被覆する前面部と、この前面部と一体且つレ
ッグの下端面を被覆する下端部と、この下端部と一体で
レッグの後面を被覆する後面部とから構成し、該カバー
の前面部と後面部とに、前記レッグの取付孔内において
相互に係止する凹凸部と、前記ボルトを挿通する通孔を
設けてなることを特徴とするものである。
従って、レッグはカバーに被覆され、このカバーはレッ
グに固定されるため、レッグの外観が向上し且つカーペ
ーット等の損傷を防止することができる。
グに固定されるため、レッグの外観が向上し且つカーペ
ーット等の損傷を防止することができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本考案に係る構造を示し、図中(13)はスライ
ドレールの固定レール(13)の前端より下方に略直角状に
垂設してレッグ(1)に、車体側(3)に敷設したカーペット
(4)上に、ボルト(5)によって締結され、ボルト(5)の頭
部(5a)は後述するカバー(2)と一体の閉蓋(24)によって
被覆される。図中、(6)はナットを示す。
ドレールの固定レール(13)の前端より下方に略直角状に
垂設してレッグ(1)に、車体側(3)に敷設したカーペット
(4)上に、ボルト(5)によって締結され、ボルト(5)の頭
部(5a)は後述するカバー(2)と一体の閉蓋(24)によって
被覆される。図中、(6)はナットを示す。
第２図はカバー(2)を装着する前のレッグ(1)を示し、こ
のレッグ(1)は平板を略Ｌ字状に折曲してその一部を固
定レール(13)の底面側に溶接により固定した従来品にお
いて、その上部左右に、前後方向に貫通するカバー固定
用取付孔(11)(11)を開孔したものである。図中(12)はボ
ルト挿通用の締結孔、(14)は固定レール(13)に摺動自在
に取付けた可動レールを示す。
のレッグ(1)は平板を略Ｌ字状に折曲してその一部を固
定レール(13)の底面側に溶接により固定した従来品にお
いて、その上部左右に、前後方向に貫通するカバー固定
用取付孔(11)(11)を開孔したものである。図中(12)はボ
ルト挿通用の締結孔、(14)は固定レール(13)に摺動自在
に取付けた可動レールを示す。
以上のカバー(2)は第３図に示すように合成樹脂で一体
に成形されている。即ち、カバー(2)はレッグ(1)の前面
(1a)を被覆する前面部(21)と、この前面部(21)と一体且
つレッグ(1)の下端面(1b)を被覆する下端部(22)と、こ
の下端部(22)と一体でレッグ(1)の後面(1c)を被覆する
後面部(23)とから構成し、該カバー(2)の前面部(21)と
後面部(23)とに、前記レッグ(11)の取付孔(11)(11)内に
おいて相互に係止する凹凸部(2a)(2b)を設け、更に、前
記前面部(21)と後面部(23)にはボルト(5)挿通用の通孔
(25)(26)を夫々設け、前面部(21)側の通孔(25)孔縁には
前記閉蓋(24)を一体に設けている。
に成形されている。即ち、カバー(2)はレッグ(1)の前面
(1a)を被覆する前面部(21)と、この前面部(21)と一体且
つレッグ(1)の下端面(1b)を被覆する下端部(22)と、こ
の下端部(22)と一体でレッグ(1)の後面(1c)を被覆する
後面部(23)とから構成し、該カバー(2)の前面部(21)と
後面部(23)とに、前記レッグ(11)の取付孔(11)(11)内に
おいて相互に係止する凹凸部(2a)(2b)を設け、更に、前
記前面部(21)と後面部(23)にはボルト(5)挿通用の通孔
(25)(26)を夫々設け、前面部(21)側の通孔(25)孔縁には
前記閉蓋(24)を一体に設けている。
従って、カバー(2)は下端部(22)を介して前面部(21)
と、後面部(23)とが折り畳み可能に連結され、その前面
部(21)と後面部(23)との両内面に、前記相互に係止する
凹、凸部(2a)(2b)が設けてある。図示する前面部(21)側
に設けた凹部(2a)は前面部(21)と一体の筒状体で、この
凹部(2a)内に後面部(23)と一体の棒状凸部(2b)が前記レ
ッグ(1)の取付孔(11)内において嵌合するように構成さ
れている。
と、後面部(23)とが折り畳み可能に連結され、その前面
部(21)と後面部(23)との両内面に、前記相互に係止する
凹、凸部(2a)(2b)が設けてある。図示する前面部(21)側
に設けた凹部(2a)は前面部(21)と一体の筒状体で、この
凹部(2a)内に後面部(23)と一体の棒状凸部(2b)が前記レ
ッグ(1)の取付孔(11)内において嵌合するように構成さ
れている。
また、このカバー(2)における通孔(25)の一孔縁には、
前記ボルト(5)の頭部を嵌合する閉蓋(24)が一体に設け
てある。
前記ボルト(5)の頭部を嵌合する閉蓋(24)が一体に設け
てある。
第４図はカバー(2)をレッグ(1)に装着した状態を示し、
レッグ(1)の前面(1a)、下端面(1b)、後面(1c)はカバー
(2)に被覆され、カバー(2)は凹凸部(2a)(2b)が相互に係
止することにより、レッグ(1)に固定される。この状態
で、ボルト(5)を挿通して車体側(3)のナット(6)に締結
することにより、レッグ(1)を車体側(3)に第１図に示す
ように固定する。
レッグ(1)の前面(1a)、下端面(1b)、後面(1c)はカバー
(2)に被覆され、カバー(2)は凹凸部(2a)(2b)が相互に係
止することにより、レッグ(1)に固定される。この状態
で、ボルト(5)を挿通して車体側(3)のナット(6)に締結
することにより、レッグ(1)を車体側(3)に第１図に示す
ように固定する。
（効果） 本考案は叙上り如くスライドレールのレッグがカバーで
被覆されているため、取付後のレッグの美感が向上する
と共に、カバーによって、レッグが接触するカーペット
が損傷することがない。加えて、カバーは合成樹脂製で
あるため、シートの着色と同一の着色のものを適宜選択
して使用することができ、シートの外観が良好になる。
更に、カバーは前述の如く形態に形成しているため、レ
ッグに対する装着が簡単で、レッグに確実に固定するこ
とができる。
被覆されているため、取付後のレッグの美感が向上する
と共に、カバーによって、レッグが接触するカーペット
が損傷することがない。加えて、カバーは合成樹脂製で
あるため、シートの着色と同一の着色のものを適宜選択
して使用することができ、シートの外観が良好になる。
更に、カバーは前述の如く形態に形成しているため、レ
ッグに対する装着が簡単で、レッグに確実に固定するこ
とができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は断面図、第２
図はレッグの斜視図、第３図はカバーの斜視図、第４図
はレッグにカバーを装着した状態の断面図である。 図中、(1)はレッグ、(2)はカバー、(11)(11)は取付孔、
(12)は締結孔、(21)は前面部、(22)は下端部、(23)は後
面部を夫々示す。
図はレッグの斜視図、第３図はカバーの斜視図、第４図
はレッグにカバーを装着した状態の断面図である。 図中、(1)はレッグ、(2)はカバー、(11)(11)は取付孔、
(12)は締結孔、(21)は前面部、(22)は下端部、(23)は後
面部を夫々示す。
Claims (1)
- 【請求項１】スライドレールに垂設してボルトによって
車体側に締結される板状のレッグと、該レッグの下端面
及び前、後面を被覆する合成樹脂製カバーとからなり、 前記レッグには、その上部左右に前後方向に貫通する前
記カバー固定用の取付孔と、前記ボルト挿通用の締結孔
とを設け、 前記カバーはレッグの前面を被覆する前面部と、この前
面部と一体且つレッグの下端面を被覆する下端部と、こ
の下端部と一体でレッグの後面を被覆する後面部とから
構成し、該カバーの前面部と後面部とに、前記レッグの
取付孔内において相互に係止する凹、凸部と、前記ボル
トを挿通する通孔を設けてなることを特徴とするスライ
ドレールのレッグカバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988142078U JPH066990Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | スライドレールのレッグカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988142078U JPH066990Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | スライドレールのレッグカバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261735U JPH0261735U (ja) | 1990-05-08 |
| JPH066990Y2 true JPH066990Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31407714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988142078U Expired - Lifetime JPH066990Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | スライドレールのレッグカバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066990Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5305329B2 (ja) * | 2008-06-11 | 2013-10-02 | トヨタ紡織株式会社 | カバー部品の取付構造 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP1988142078U patent/JPH066990Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261735U (ja) | 1990-05-08 |
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