JPH017644Y2 - - Google Patents

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JPH017644Y2
JPH017644Y2 JP2535282U JP2535282U JPH017644Y2 JP H017644 Y2 JPH017644 Y2 JP H017644Y2 JP 2535282 U JP2535282 U JP 2535282U JP 2535282 U JP2535282 U JP 2535282U JP H017644 Y2 JPH017644 Y2 JP H017644Y2
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JP
Japan
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jack
spare tire
support member
head
guide
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JP2535282U
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JPS58128148U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のジヤツキ保持装置に関する
ものである。
自動車のジヤツキを、スペアタイヤのデイスク
下面に形成される下部空間に収納保持する装置と
しては、すでに実開昭54−56350号において提案
されている。
しかしながら、上記従来のものはフロアパネル
の下面に結合された断面ハツト形のクロスメンバ
の対応個所に係合孔を設け、この係合孔にジヤツ
キの座金板を挿入させ、ジヤツキの頭部金具と係
合する係止金具をフロアパネルに固定した構成と
なつているから、ジヤツキの取付後において自動
車走行時の振動などが起因して、ジヤツキの張り
具合がゆるんだ場合、がたつきを生じてジヤツキ
がフロアパネルやクロスメンバなどに当突して騒
音を発する問題がある。
この考案は上記従来の問題に鑑みなされたもの
で、ジヤツキ収納保持後において、その張り具合
に多少のゆるみを生じてもフロア部などに当突す
ることのないように構成して、がたつきによる騒
音の発生を防止した自動車のジヤツキ保持装置を
提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図および第2図において、1はスペアタイ
ヤパンで、たとえばトランクルームのフロアパネ
ルを凹設して形成されている。2はジヤツキ、3
は一方の支持部材、4は他方の支持部材を示し、
ジヤツキ2は頭部2aと底部2bを備え、これら
頭部2aと底部2bはリンク部材2c1,2c2,2
d1,2d2で連結され、連結ロツド2eを回動操作
することでジヤツキ2の高さ調整、つまりジヤツ
キ2の張り操作を行う。
一方の支持部材3はジヤツキ2の頭部2aを支
持し、かつスペアタイヤ5を固定保持するための
ものであつて、スペアタイヤパン1の面上の一側
に立設固定されており、第3図に示すような互い
に対向する脚部3a,3bとこれら脚部3a,3
bの上端を水平に連結する横板3cとからなる門
形に形成され、横板3cの中央部に透孔3dを設
け、この透孔3dと同一軸線上の横板3cの下面
にナツト3eを取付けている。そして、スペアタ
イヤ5のデイスク5aを貫通させたスペアタイヤ
固定ボルト6を上記透孔3dを介してナツト3e
に螺合することで、スペアタイヤ5を固定保持し
てスペアタイヤクランプを兼ねている。また、脚
部3a,3bの下部には他方の支持部材4から離
間する方向に上り勾配の斜面を有するガイド3
a1,3b1を内方に切り起こして形成している。
他方の支持部材4はジヤツキ2の底部2aを支
持するためのものであつて、スペアタイヤパン1
の面上の他側において上記一方の支持部材3と対
向し、かつ適宜間隔をおいて立設固定されてお
り、一方の支持部材3方向に係止突起4aを突設
し、この係止突起4aをジヤツキ2の底部2bに
形成した凹所2b1に係合して底部2bを保持す
る。
上記構成において、まず第2図の仮想線Aで示
すように、連結ロツド2eの回動操作でジヤツキ
2を縮めた状態で、かつ幾分傾斜させて底部2b
に形成した凹所2b1に他方の支持部材4の係止突
起4aを係合させるとともに、ジヤツキ2の頭部
2aをガイド3a1,3a2の下端に当接させる。
つぎに、連結ロツド2eを回動してジヤツキ2
に張り操作を加え、この張り操作にともなつてジ
ヤツキ2の頭部2aをガイド3a1,3b1の斜面に
沿つて上方へせり上がらせ、第1図の実線で示す
ように頭部2aの下面がガイド3a1,3b1の上端
に載置され、かつ第2図で明らかなようにリンク
2c1,2c2の端面が脚部3a,3bに当接した状
態、即ちスペアタイヤパン1の面上よりジヤツキ
2が浮き上つた状態で保持する。
したがつて、自動車走行時の振動などによつ
て、万一ジヤツキ2の張り具合がゆるんでも、ジ
ヤツキ2はスペアタイヤパン1から浮き上つた状
態で保持されているため、スペアタイヤパン1に
当突して騒音を発するようなことがない。なお、
上記ジヤツキ2の張り操作に際して一方の支持部
材3の脚部3a,3bに形成しているガイド3
a1,3b1の斜面に沿つて頭部2aをせり上がらせ
るから、張り操作を円滑に行うことができる。
上記実施例においては一方の支持部材3に斜面
3a1,3b1を設けて頭部2aを受けた例について
説明しているけれど、この考案は一方の支持部材
3にのみ限定されるものではなく、一方の支持部
材3に代えて他方の支持部材4に斜面を形成して
底部2bを受けるようにしても、また、支持部材
3,4の両者に斜面を形成して頭部2aと底部2
bの両者を受けるようにしても上記実施例と同様
の効果を奏する。
さらに、斜面3a1,3b1は脚部3a,3bを切
り起して形成した例で説明しているけれど、この
場合も脚部3a,3bの内面に別部材を取付ける
ように構成しても同様の効果を得る。
以上説明したように、この考案によればスペア
タイヤパンの面上に固定された2つの支持部材の
少なくとも一方の支持部材の下部にジヤツキの頭
部もしくは底部を受けるガイドを設けこのガイド
の斜面に沿つてジヤツキをせり上がらせて保持す
るようにしているから、ジヤツキ収納保持後にお
いて、その張り具合に多少ゆるみを生じてもスペ
アタイヤパンに当突しないのでがたつきによる騒
音を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るジヤツキ保持装置の側
面図、第2図は同平面図、第3図は一方の支持部
材を示す斜視図である。 1……スペアタイヤパン、2……ジヤツキ、2
a……頭部、2b……底部、3……一方の支持部
材、3a1,3b1……ガイド、4……他方の支持部
材、5……スペアタイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スペアタイヤパンの面上に固定されジヤツキ
    の頭部と底部とを対向して支持するよう適宜間
    隔をおいて設けられた2つの支持部材を有し、
    この支持部材のうち少なくとも一方にはその下
    部に上記ジヤツキの頭部もしくは底部を受ける
    ガイドが設けられ、このガイドにはジヤツキの
    張り操作にともなつてジヤツキを上方へせり上
    がらせる斜面が形成されていることを特徴とす
    る自動車のジヤツキ保持装置。 (2) 上記支持部材はスペアタイヤを固定するため
    のスペアタイヤクランプを兼ねる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の自動車のジヤツキ保持
    装置。
JP2535282U 1982-02-23 1982-02-23 自動車のジヤツキ保持装置 Granted JPS58128148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535282U JPS58128148U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 自動車のジヤツキ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535282U JPS58128148U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 自動車のジヤツキ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128148U JPS58128148U (ja) 1983-08-30
JPH017644Y2 true JPH017644Y2 (ja) 1989-03-01

Family

ID=30037321

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JP2535282U Granted JPS58128148U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 自動車のジヤツキ保持装置

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JP (1) JPS58128148U (ja)

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JPS58128148U (ja) 1983-08-30

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