JPS6320573Y2 - - Google Patents

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JPS6320573Y2
JPS6320573Y2 JP2142982U JP2142982U JPS6320573Y2 JP S6320573 Y2 JPS6320573 Y2 JP S6320573Y2 JP 2142982 U JP2142982 U JP 2142982U JP 2142982 U JP2142982 U JP 2142982U JP S6320573 Y2 JPS6320573 Y2 JP S6320573Y2
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JP
Japan
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band
fuel tank
insertion hole
bracket
floor pan
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JP2142982U
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JPS58126224U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車におけるリヤフロアパンの下
側空間に利用して、燃料タンクをバンドによつて
装着した燃料タンク取付装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 前記燃料タンク取付装置の従来例は、第1図に
示すようにリヤシート側のフロアパン31に対し
てリヤフロアパン32が高くなつており、その下
側空間を利用して、燃料タンクaをバンドbによ
つて第2図に示すように装着している。
図中4はリヤフロアパン32の前部上側に設け
たクロスメンバ4′,4′はリヤシートに装着され
るシートベルトの端部取付用のアンカボルト孔、
5はシートベルト取付用のアンカボルト、6はリ
ヤフロアパン32の下面に溶着された補強部材、
7はリヤフロアパン32の後部下面側に設けたク
ロスメンバであつて、補強部材6の先端側に挿着
した止着ボルト8によつてバンドbの先端側の止
着金具b1を止着し、バンドbの後端側をクロスメ
ンバ7の下面に設けたバンド挿着孔10に挿着し
て、第2図に示すように燃料タンクaをリヤフロ
アパン32の下側空間に装着している。前後方向
に配設されたバンドbは少なくとも2本平行に施
されている。
前記バンド挿通孔10は、第3図に示すように
バンドbの後端側に装着した係止棒b2の挿通を許
容する挿通孔部101と、係止棒b2を係止する係
止孔部102をT字形状に連設した構造になつて
おり、第3図Bに示すように挿通孔部101に係
止棒b2を矢印方向イに挿入し、バンドbの緊張に
よつて係止棒b2を係止孔部102に係止し、バン
ドbの後端側をクロスメンバ7に着脱可能に挿着
する。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の前記燃料タンク取付装置は、燃料タンク
を容易に装着できるとともに、通常は、バンドの
テンシヨンによつて係止棒がバンド挿着孔から外
れず燃料タンクの脱落の事態には至らないが、衝
突等によつて車体に強大な衝撃が加わると、燃料
タンクとクロスメンバとの相対位置が変り、バン
ドの後端側に弛みを生じあるいは第3図Cに示す
ように燃料タンクの偏位や変形により係止棒がバ
ンド挿着孔の挿通孔部から抜出て、バンドが外れ
て燃料タンクが脱落する恐れがあるなどの問題点
がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記のような問題点を対処するため
に開発された自動車の燃料タンク取付装置であつ
て、リヤフロアパンの下側に燃料タンクをバンド
によつて装着した燃料タンク取付装置において、
前記リヤフロアパンの後部下面に固設したブラケ
ツトに立上り段部を設け、前記バンドのT形状端
部を挿通する挿通孔部を前記立上り段部の上部に
設けるとともに、前記挿通孔部に連通して直角方
向に指向し前記バンドの主体部のみを挿通して前
記T形状端部を係止する係止孔部を前記立上り段
部に縦方向に設けた構成とし、リヤフロアパンの
後部下面に固設したブラケツトの立上り段部と、
立上り段部の上部に設けた挿通孔部、および、該
立上り段部に従設した係止孔部によつて、係止孔
部の下部へのバンドのT形状端部の係止による装
着および離脱操作を容易にするとともに、前記立
上り段部によるバンドのT形状端部の抜脱阻止機
能によつて燃料タンクの装着支持性能、信頼性を
向上している。
(作用) 燃料タンクを支持したバンドのT形状端部をブ
ラケツトに設けた立上り段部の上部の挿通孔部に
挿通してバンド主体部を係止孔部に挿通すると、
バンドの張力によりT形状端部が係止孔部の下部
に係止されて立上り段部で傾斜および挿通孔部へ
の移動が阻止されて燃料タンクが容易に安定支持
され、T形状端部を上昇して上部の挿通孔部から
離脱し燃料タンクが容易に取外すことができると
ともに、衝突等で車体に強力な衝撃等が加わつて
も、立上り段部によつて係止孔部の下部に係止さ
れているバンドのT形状端部の挿通孔部への上昇
移動が阻止されて同T形状端部の抜脱が効果的に
防止されて、燃料タンクの安定した装着支持性
能、信頼性が得られる。
(実施例) 第4図ないし第7図は本考案の一実施例を示し
ており、本考案は、リヤフロアパン32の下側に
燃料タンクaをバンドbによつて装着した燃料タ
ンク取付装置において、リヤフロアパン32の後
部下面に固設したブラケツトに立上り段部32を
設け、バンドbのT形状端部b2を挿通する挿通孔
部311を立上り段部32の上部に設けるととも
に、挿通孔部311に連通して直角方向に指向し
バンドbの主体部のみを挿通してT形状端部b2
係止する係止孔部312を立上り段部32に縦方
向に設けた自動車の燃料タンク取付装置に特徴を
有するものである。
前記燃料タンク取付装置をさらに図示によつて
詳述すると、第4図において31はリヤシート側
のフロアパン、32はリヤフロアパン、4はリヤ
フロアパン32の前部上側のクロスメンバ、5は
アンカボルト、6はリヤフロアパン32からフロ
アパン31の下面側に沿つて溶着された補強部材、
6′は補強部材の下側に取付けられた前部ブラケ
ツト、7はリヤフロアパン32の後部下面側に設
けたクロスメンバ、8は前部ブラケツト6′の前
端側に挿着されバンドbの前端側の止着金具b1
止着した止着ボルトであつて、クロスメンバ7の
前側に、燃料タンクa後側の上部斜面a1に相対し
た傾斜面201を有するブラケツト20と、該ブ
ラケツト20に内装されたバンド挿着ブラケツト
30が溶接で固設され、リヤフロアパン32側に
も適宜溶接されている。
ブラケツト20の底面側には、第5図に示すよ
うにバンドbの後端側に装着された係止棒で形成
したT形状端部b2を挿通する挿通孔部211と、
バンドbの主体部を案内しT形状端部b2を係止す
る係止孔部212とよりなりT字状のバンド装着
孔21が設けられ、バンド挿着ブラケツト30の
底面側に第6図に示すようにT形状端部b2を挿通
する略同長の挿通孔部311と、バンドbの主体
部のみを挿通して案内しT形状端部b2を係止する
係止孔部312とよりなりT字状のバンド挿着孔
31が設けられ、バンド挿着ブラケツト30にお
ける中央部分に立上り段部32が設けられ、該立
上り段部32の上部に挿通孔部311を設け、挿
通孔部311に連通して直角方向に指向した係止
孔部312を立上り段部32に縦方向に設けてお
り、さらに、ブラケツト20側の挿通孔部211
はバンド挿着ブラケツト30側の挿通孔部311
に対し、第7図に示すように平面視で前側にずら
せている。
前後方向に配置されるバンドbの前記取付装置
は、2本のバンドbに対応させて車両の巾方向に
適宜間隔を存して少なくとも2組設けられてい
る。
本考案の実施例は、前記のようになつており作
用について詳述すると、各バンドbの前端側の止
着金具b1を止着ボルト8に止着し、バンドbの後
端側のT形状端部b2を、ブラケツト20側の挿通
孔部211に挿通しさらにバンド挿着ブラケツト
30側の挿通孔部311に挿通してバンドbを緊
張させると、二重になつている両係止孔部212
312によつてバンドbの主体部のみが挿通して
案内されT形状端部b2がバンド挿着ブラケツト3
0の係止孔部312の下部に係着されて、燃料タ
ンクaを第4図に示すように装着できる。
前記実施例によれば、バンドbの後端部がブラ
ケツト20とバンド挿着ブラケツト30とよりな
る二重補強部材になつているのでバンドを強力に
保持できるとともに、衝突等によつて車体に強大
な衝撃が加わつた場合に、燃料タンクaの後側上
部の傾斜面a1がブラケツト20の傾斜面201
案内されてその下側になり、バンドbが燃料タン
クaの後側を囲むように保持するため、バンドb
の後部側に弛みができず、バンドbが下側の挿通
孔部211によつて後方への移動を阻止され、内
部の係止棒b2が内部側の挿通孔部311側への移
動が阻止される。さらに、バンド挿着孔21,3
1の二重構造と相まつて、バンドbの後端側は離
脱しない。よつて、燃料タンクaの損傷は極く少
なくなりかつ離落が防止される。
(考案の効果) 本考案は、前述のような構成になつており、リ
ヤフロアパンの後部下面に固設したブラケツトの
立上り段部と、該立上り段部の上部に設けた挿通
孔部、および該挿通孔部に連通して直角方向に指
向し立上り段部に縦設した係止孔部によつて、バ
ンドのT形端部の着脱が容易となり、該T形状端
部は、前記係止孔部の下部に係止されて立上り段
部で傾斜が防止されかつ上方の挿通孔部への上昇
移動が阻止されて、バンドのT形状端部の抜脱が
極めて効果的に防止され、燃料タンクの着脱操作
性とともに燃料タンクの装着支持性能、信頼性が
著しく向上されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はリヤフロアパンの構造を示す斜視図、
第2図は従来の燃料タンク取付装置を示す第1図
の−断面図、第3図A,B,Cは従来のバン
ド挿着孔の構造図およびその説明図、第4図は本
案の一実施例を示す縦断面図、第5図は本案のブ
ラケツトを示す斜視図、第6図は本案のバンド挿
着ブラケツトの斜視図、第7図は本案のバンド挿
着孔の配置を示す平面図である。 a:燃料タンク、b:バンド、32:リヤフロ
アパン、b2:T形状端部、30:ブラケツト、3
1:挿通孔部、312:係止孔部、32:立上り
段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤフロアパンの下側に燃料タンクをバンドに
    よつて装着した燃料タンク取付装置において、前
    記リヤフロアパンの後部下面に固設したブラケツ
    トに立上り段部を設け、前記バンドのT形状端部
    を挿通する挿通孔部を前記立上り段部の上部に設
    けるとともに、前記挿通孔部に連通して直角方向
    に指向し前記バンドの主体部のみを挿通して前記
    T形状端部を係止する係止孔部を前記立上り段部
    に縦方向に設けたことを特徴とする自動車の燃料
    タンク取付装置。
JP2142982U 1982-02-19 1982-02-19 自動車の燃料タンク取付装置 Granted JPS58126224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2142982U JPS58126224U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 自動車の燃料タンク取付装置

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JP2142982U JPS58126224U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 自動車の燃料タンク取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126224U JPS58126224U (ja) 1983-08-27
JPS6320573Y2 true JPS6320573Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=30033546

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2142982U Granted JPS58126224U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 自動車の燃料タンク取付装置

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JPH0340656Y2 (ja) * 1985-03-26 1991-08-27
JP5728524B2 (ja) * 2013-04-17 2015-06-03 本田技研工業株式会社 車体構造

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JPS58126224U (ja) 1983-08-27

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