JP2515897Y2 - フランジ付部材の連結構造 - Google Patents

フランジ付部材の連結構造

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JP2515897Y2
JP2515897Y2 JP1991031579U JP3157991U JP2515897Y2 JP 2515897 Y2 JP2515897 Y2 JP 2515897Y2 JP 1991031579 U JP1991031579 U JP 1991031579U JP 3157991 U JP3157991 U JP 3157991U JP 2515897 Y2 JP2515897 Y2 JP 2515897Y2
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flange
flanges
flanged
hollow portion
clip
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富美子 内田
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Hino Motors Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/88Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、二つのフランジ付部材
のうち少なくとも一方の部材のフランジが該フランジを
設けた部材本体部分とのなす角が鋭角をなす場合に、前
記の両フランジ付部材をフランジどうしを重合して連結
するフランジ付部材の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示すように、自動車
のフロント側に配設され、かつフロント側壁1がほぼ垂
直配置されるバランスパネル(フランジ付部材)2と、
該バランスパネル2の下部に配設され、かつフロント側
壁3がリヤ側へ下方傾斜されたエアカットフラップ(フ
ランジ付部材)4との連結には、前記バランスパネル2
の下端部に内部突設されたフランジ(一方のフランジ)
5と、前記エアカットフラップ4の上端部に内部突設さ
れたフランジ(他方のフランジ)6とを図5に示すボル
ト7と、前記フランジ5,6を挟むコの字形のブラケッ
トに固着されたナット8で締着固定するボルト連結方式
が採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記エアカッ
トフラップ4は自動車の高速走行安全性の向上や抗力の
低減を図る目的で前述したようにフロント側壁3がリヤ
側へ下方傾斜されているため、前記バランスパネル2と
エアカットフラップ4との連結は鋭角連結となる。
【0004】このように鋭角連結されるものどうしをフ
ランジ5,6を介してボルト締結する従来方式による
と、ボルト7の頭部やナット8などの両フランジ5,6
から上下方向へ突出する部材の突出幅が比較的長くな
り、またボルト締結作業時に所定広さの作業スペースが
必要となるため、両フランジ5,6を長くしてボルト締
結位置をバランスパネル2のフロント側壁1とエアカッ
トフラップ4のフロント側壁3との接合部9から充分に
離さなければならず、従って該接合部9における前記バ
ランスパネル2、エアカットフラップ4間の接合力が低
下して前記接合部9が上下方向へ開口し易くなる恐れが
あった。更に連結作業時にスパナやドライバなどの連結
工具が当然必要となり、しかもフランジ5,6間にボル
ト7、ナット8を装着して前記工具で締着しなければな
らないために比較的作業時間が長くかかっていた。
【0005】本考案は、上記実情に鑑みなされたもの
で、連結作業時にスパナやドライバなどの連結工具が不
要で、また連結作業時間の短縮ができ、さらに両フラン
ジから上下方向へ突出するものの突出幅を短縮し、かつ
締結工具の作業スペースを不要とすることでフランジの
突出長さの短縮ができ、これによりフランジ付部材間の
接合部における接合力を向上して前記接合部の上下方向
への開口を防止できるフランジ付部材の連結構造を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、二つのフラン
ジ付部材のうち少くとも一方の部材のフランジが該フラ
ンジを設けた部材本体部分とのなす角が鋭角をなす場合
に、前記の両フランジ付部材をフランジどうしを重合し
て連結するフランジ付部材の連結構造において、一方の
フランジに貫通孔を穿設し、他方のフランジに中空部の
高さが前記一方のフランジの厚みより長い門形突起を突
設し、該門形突起を前記貫通孔内に前記中空部の一部が
前記貫通孔を通過して外部に露出するように挿入して両
フランジを重合し、前記門形突起の中空部の外部露出部
内に、フランジ連結用の二股クリップの一端部を該クリ
ップの相対する両端部間で前記重合状態の両フランジを
把持しつつ挿着したものである。
【0007】
【作用】本考案は、一方のフランジに穿設された貫通孔
内に、他方のフランジに突設された門形突起を中空部の
一部が前記貫通孔を通過して外部露出するように挿入し
て両フランジを重合し、そののち前記門形突起の中空部
の外部露出部内に、二股クリップの一端部を該クリップ
の相対する両端部間で前記重合状態の両フランジを把持
しつつ挿着することで両フランジ付部材を連結する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図中、図4、図5に示すものと同一物には
同一符号を付する。
【0010】本考案の実施例のフランジ付部材の連結構
造は、図1、図2に示すように、バランスパネル2のフ
ランジ5に四角形の貫通孔10を穿設し、エアカットフ
ラップ4のフランジ6に、中空部11の高さがバランス
パネル2のフランジ5の厚みよりほぼ後述する二股クリ
ップ12の一端部13の厚みの分だけ長く、かつ前記貫
通孔10より若干小さな四角形の門形突起14を突設
し、該門形突起14を貫通孔10内に中空部11の一部
が貫通孔10を通過して外部に露出するように挿入して
両フランジ5,6を重合し、門形突起14の中空部11
の外部露出部15内に、先端にフック部16が一体成形
され、かつほぼ前記中空部11の幅と同一幅を有するフ
ランジ連結用の二股クリップ12の一端部13を挿入
し、該二股クリップ12の相対する一端部13と他端部
17間で重合状態の両フランジ5,6を把持しつつ、前
記フック部16を中空部11から突出させて門形突起1
4にフック部16を掛止するように挿着することで図3
に示すようにバランスパネル2とエアカットフラップ4
を連結している。
【0011】図1、図2に示す二股クリップ12は、例
えばABS、ポリプロピレンなどの合成樹脂素材やステ
ンレス、バネ鋼といった金属素材などからなるコの字形
のクリップで、また前記二股クリップ12の一端部13
は、該一端部13を門形突起14の中空部11内に挿着
させる際に内側へ撓んで突設された前記フック部16が
充分に中空部11内を通過できるように周縁部18を残
した中央部19全体が中空の枠部材化されており、さら
に二股クリップ12の他端部17は、図1、図3に示す
ようにフロント側壁3が下方傾斜されたエアカットフラ
ップ4のフランジ6の長さに合わせるために前記一端部
13より短く成形されている。
【0012】図中、符号20は門形突起14の横梁部で
ある。
【0013】前記の実施例に示す連結構造は、このよう
に門形突起14の中空部11の外部露出部15内に二股
クリップ12の一端部13を該二股クリップ12の相対
する一端部13,17間で重合状態の両フランジ5,6
を把持しつつ門形突起14にフック部16を掛止するよ
うに挿着してバランスパネル2とエアカットフラップ4
とを連結するものであるため、連結作業時にスパナやド
ライバなどの連結工具が不要で、また図5に示す従来の
ボルト7、ナット8による連結作業に比べて短時間で連
結できることで作業時間の短縮ができ、さらに両フラン
ジ5,6から上下方向へ突出する部材としては従来のボ
ルト7、ナット8より短尺な図3に示す二股クリップ1
2および門形突起14の横梁部20だけとなるため両フ
ランジ5,6からの突出幅を短縮することができ、かつ
締結工具の作業スペースが要らないことで両フランジ
5,6の長さの短縮ができ、これによりバランスパネル
2とエアカットフラップ4との間の接合部9における接
合力を向上して前記接合部9の上下方向への開口を防止
できる。
【0014】また、図2に示すように二股クリップ12
の一端部13の先端両側に門形突起14に掛止されるフ
ック部16を設けることにより、二股クリップ12の門
形突起14の中空部11からの良好な抜け止め効果が得
られる。
【0015】なお、本考案の実施例においては、貫通孔
および門形突起の形状を四角形とした場合について示し
たが、四角形以外の形状でもかまわないこと、また実施
例では門形突起と堅固に連結できるようにするため二股
クリップの一端部にフック部を設けたが、必ずしも設け
る必要はないこと、さらに連結されるフランジ付部材と
して自動車のバランスパネルとエアカットフラップとを
示したが、必ずしもこれに限定しなくともフランジを有
する部材であればどのような部材でもよいこと、さらに
また、連結されるフランジ付部材の一方を傾斜部材とし
て鋭角連結させる場合を示したが、連結される両方の部
材を傾斜部材としてもよいこと、その他本考案の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0016】
【考案の効果】本考案は、このように門形突起の中空部
の外部露出部内に二股クリップの一端部を該クリップの
相対する両端部間で重合状態の両フランジを把持しつつ
門形突起にフック部を掛止するように挿着して両フラン
ジ付部材を連結するものであるため、連結作業時にスパ
ナやドライバなどの連結工具が不要となり、両フランジ
から上下方向へ突出する部材としては従来のボルトナッ
トより短尺な例えば二股クリップおよび門形突起の横梁
部のみになるため両フランジから上下方向へ突出する突
出幅を短縮することができ、かつ締結工具の作業スペー
スが要らなくなるので、両フランジの長さの短縮がで
き、これによりフランジ付部材間の接合部における接合
力を向上して前記接合部の上下方向への開口を防止で
き、また従来のボルトナットによる連結作業に比べて作
業時間を大幅に短縮できる、など種々の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のフランジ付部材の連結構造を
示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例のフランジ付部材の連結構造の
連結状態を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】従来のフランジ付部材の連結構造が採用された
ものの全体斜視図である。
【図5】従来のフランジ付部材の連結構造の要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
2 バランスパネル(フランジ付部材) 4 エアカットフラップ(フランジ付部材) 5 フランジ(一方のフランジ) 6 フランジ(他方のフランジ) 10 貫通孔 11 中空部 12 二股クリップ 13 一端部 14 門形突起 15 外部露出部 17 他端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つのフランジ付部材のうち少くとも一
    方の部材のフランジが該フランジを設けた部材本体部分
    とのなす角が鋭角をなす場合に、前記の両フランジ付部
    材をフランジどうしを重合して連結するフランジ付部材
    の連結構造において、一方のフランジに貫通孔を穿設
    し、他方のフランジに中空部の高さが前記一方のフラン
    ジの厚みより長い門形突起を突設し、該門形突起を前記
    貫通孔内に前記中空部の一部が前記貫通孔を通過して外
    部に露出するように挿入して両フランジを重合し、前記
    門形突起の中空部の外部露出部内に、フランジ連結用の
    二股クリップの一端部を該クリップの相対する両端部間
    で前記重合状態の両フランジを把持しつつ挿着して成る
    ことを特徴とするフランジ付部材の連結構造。
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