JPH0527318Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527318Y2 JPH0527318Y2 JP14579685U JP14579685U JPH0527318Y2 JP H0527318 Y2 JPH0527318 Y2 JP H0527318Y2 JP 14579685 U JP14579685 U JP 14579685U JP 14579685 U JP14579685 U JP 14579685U JP H0527318 Y2 JPH0527318 Y2 JP H0527318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing plate
- side member
- bumper
- fixed
- back bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、自動車のバンパのステイ取付部に
おけるサイドメンバーとバツクバーの取付を補強
板を介して行うものに関する。
おけるサイドメンバーとバツクバーの取付を補強
板を介して行うものに関する。
(従来の技術)
従来、自動車におけるバンパ取付部において、
サイドメンバー下部にバンパを支持するバツクバ
ーを取付けるに当り、バンパ位置決めのための調
整代を持つたサイドメンバー等の大きな取付穴に
対し、その補強とし、バツクバーの取付ナツトの
ピツチ誤差を吸収するだけの小さな取付穴をもつ
た補強板を介して両者を固着することは知られて
いる。
サイドメンバー下部にバンパを支持するバツクバ
ーを取付けるに当り、バンパ位置決めのための調
整代を持つたサイドメンバー等の大きな取付穴に
対し、その補強とし、バツクバーの取付ナツトの
ピツチ誤差を吸収するだけの小さな取付穴をもつ
た補強板を介して両者を固着することは知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記取付けに当り、時に補強板
を欠如して螺合固定する場合がある。補強板はサ
イドメンバーにバツクバーを固定する場合、取付
強度上必要不可欠な構成部品であり、これがない
時には、バンパの衝撃を吸収し得ないで、車体に
重大な損傷を与えるおそれがある。そこで、この
考案は、組付け作業において、この補強板を絶対
に欠如しないように組付作業を実施しようとする
ものである。
を欠如して螺合固定する場合がある。補強板はサ
イドメンバーにバツクバーを固定する場合、取付
強度上必要不可欠な構成部品であり、これがない
時には、バンパの衝撃を吸収し得ないで、車体に
重大な損傷を与えるおそれがある。そこで、この
考案は、組付け作業において、この補強板を絶対
に欠如しないように組付作業を実施しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
そのために、ボルトにより締付け作業に先立つ
て、サイドメンバーに保持リテーナーにより補強
板を遊嵌仮止し、その後、ボルト、ナツトによ
り、上記サイドメンバーとバツクバーを固着する
ものである。
て、サイドメンバーに保持リテーナーにより補強
板を遊嵌仮止し、その後、ボルト、ナツトによ
り、上記サイドメンバーとバツクバーを固着する
ものである。
(作用)
このように構成されるので、まず、サイドメン
バーに保持リテーナーの舌片と補強板の受穴とを
係合し、補強板を調整できるように仮止めするも
のであり、こうして、補強板を仮止めしておくの
で、次工程でボルト、ナツトによる固着作業をす
る時に補強板をつけ忘れることがなく、ボルト、
ナツトによる固着作業を行うことができるのであ
る。
バーに保持リテーナーの舌片と補強板の受穴とを
係合し、補強板を調整できるように仮止めするも
のであり、こうして、補強板を仮止めしておくの
で、次工程でボルト、ナツトによる固着作業をす
る時に補強板をつけ忘れることがなく、ボルト、
ナツトによる固着作業を行うことができるのであ
る。
(実施例)
図に示す実施例により更に詳細に説明する。1
は第5図に示すように自動車のリアエンドパネル
であり、このパネル1の下方にバンパ2がバンパ
補強部材3を介してバツクバー4に取付けられ、
このバツクバー4に設けられる螺孔15に位置し
て、内壁上方に例えば溶接によりナツト9が固定
される。そして、このナツト9に嵌合するボルト
8は、補強板6を介し、サイドメンバー5の底部
に設けられる取付孔14を通つて螺合される。上
記補強板6は、サイドメンバー5底部に保持リテ
ーナー7の舌片11が補強板6の中央に設けられ
る受穴17内に遊嵌することにより仮止めされ
る。一方、保持リテーナ7の両立上りフランジ部
7aは、サイドメンバ内壁にスポツト溶接等によ
り溶接固定される。補強板6が遊嵌されるのは、
ボルト8、ナツト9による固着に当り、螺孔1
4,15の位置を決定するため前後に移動して調
整されなければならないからである。10はフロ
アパネル、12はバツクバー4とバンパ補強部材
3との間に介在する板であり、13はバツクバー
4のバンパ補強部材3に当接する端縁である。
は第5図に示すように自動車のリアエンドパネル
であり、このパネル1の下方にバンパ2がバンパ
補強部材3を介してバツクバー4に取付けられ、
このバツクバー4に設けられる螺孔15に位置し
て、内壁上方に例えば溶接によりナツト9が固定
される。そして、このナツト9に嵌合するボルト
8は、補強板6を介し、サイドメンバー5の底部
に設けられる取付孔14を通つて螺合される。上
記補強板6は、サイドメンバー5底部に保持リテ
ーナー7の舌片11が補強板6の中央に設けられ
る受穴17内に遊嵌することにより仮止めされ
る。一方、保持リテーナ7の両立上りフランジ部
7aは、サイドメンバ内壁にスポツト溶接等によ
り溶接固定される。補強板6が遊嵌されるのは、
ボルト8、ナツト9による固着に当り、螺孔1
4,15の位置を決定するため前後に移動して調
整されなければならないからである。10はフロ
アパネル、12はバツクバー4とバンパ補強部材
3との間に介在する板であり、13はバツクバー
4のバンパ補強部材3に当接する端縁である。
こうして構成されるので、バンパ2とバツクバ
ー4との固定に当り、その上面とサイドメンバー
5底部とをボルト8、ナツト9により固定する
時、ボルト8の螺着において補強板6を欠如して
取付けることが絶対にないようにすることができ
る。
ー4との固定に当り、その上面とサイドメンバー
5底部とをボルト8、ナツト9により固定する
時、ボルト8の螺着において補強板6を欠如して
取付けることが絶対にないようにすることができ
る。
なお、第4図に示すように、保持リテーナー7
は底部中央孔19に切起して下方に突出する舌片
11を設け、この舌片11を補強板6の受穴17
に遊嵌することにより仮止めすることができ、こ
のようにする時には、比較的安価に保持リテーナ
ー7を製造することができる。
は底部中央孔19に切起して下方に突出する舌片
11を設け、この舌片11を補強板6の受穴17
に遊嵌することにより仮止めすることができ、こ
のようにする時には、比較的安価に保持リテーナ
ー7を製造することができる。
(考案の効果)
以上のとおりであるから、前工程において保持
リテーナーによりサイドメンバー底部に補強板を
仮止めしておくだけで、次工程においてサイドメ
ンバーとバツクバーのボルト、ナツトによる固着
に当り、補強板の欠如を絶対的に防止できる優れ
た効果をもつものである。
リテーナーによりサイドメンバー底部に補強板を
仮止めしておくだけで、次工程においてサイドメ
ンバーとバツクバーのボルト、ナツトによる固着
に当り、補強板の欠如を絶対的に防止できる優れ
た効果をもつものである。
第1図は、この考案のバンパのステイ取付部の
縦断側面図、第2図は分解斜視図であり、第3図
はサイドメンバーの縦断正面図、第4図は保持リ
テーナーの他の実施例であり、第5図はこの考案
のバンパー取付部をもつ自動車後部の斜視図であ
る。 1……リアエンドパネル、2……バンパ、3…
…バンパ補強部材、4……バツクバー、5……サ
イドメンバー、6……補強板、7……保持リテー
ナー、7a……両立上りフランジ部、8……ボル
ト、9……ナツト、11……舌片、17……受
穴。
縦断側面図、第2図は分解斜視図であり、第3図
はサイドメンバーの縦断正面図、第4図は保持リ
テーナーの他の実施例であり、第5図はこの考案
のバンパー取付部をもつ自動車後部の斜視図であ
る。 1……リアエンドパネル、2……バンパ、3…
…バンパ補強部材、4……バツクバー、5……サ
イドメンバー、6……補強板、7……保持リテー
ナー、7a……両立上りフランジ部、8……ボル
ト、9……ナツト、11……舌片、17……受
穴。
Claims (1)
- 自動車の車体下部に設けるサイドメンバーにバ
ツクバーとバンパ補強部材を介してバンパを取付
けるものにおいて、上記サイドメンバーとバツク
バーを補強板を介して固定するに当り、上記サイ
ドメンバーに固定する保持リテーナーの下向き舌
片と上記補強板の受孔とが係合し、サイドメンバ
ー底部に補強板を仮止めしてなる車体のバンパ取
付部の補強板取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14579685U JPH0527318Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14579685U JPH0527318Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254046U JPS6254046U (ja) | 1987-04-03 |
JPH0527318Y2 true JPH0527318Y2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=31057660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14579685U Expired - Lifetime JPH0527318Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527318Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP14579685U patent/JPH0527318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6254046U (ja) | 1987-04-03 |
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