JPH0416013Y2 - - Google Patents

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JPH0416013Y2
JPH0416013Y2 JP14515685U JP14515685U JPH0416013Y2 JP H0416013 Y2 JPH0416013 Y2 JP H0416013Y2 JP 14515685 U JP14515685 U JP 14515685U JP 14515685 U JP14515685 U JP 14515685U JP H0416013 Y2 JPH0416013 Y2 JP H0416013Y2
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bolt
plate
nut
tip
reinforcing plate
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JP14515685U
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JPS6254317U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、自動車のバンパ取付部の
サイドメンバーとバツクバーのボルト締付部にお
けるように、ボルトナツトにより複数枚の板体を
固定する場合、必要な板状部分(上記例示の場
合、補強板)の組込みを忘れても必ず確認できる
誤組付防止構造に関する。
(従来の技術) 従来、第5図に示す自動車のリヤエンドパネル
A下方にバンパBを取付けるに当つては、サイド
メンバDに補強板Cを介してボルトGを挿入し、
バツクバーE内壁上面に固定するナツトFと螺合
し、バツクバーEの先端にバンパ補強材Hを介し
てバンパBを取付けるものであるが、ボルトG、
ナツトFによる固着時、同時に補強板Cを取付け
る関係上、この補強板Cを取付けるのを忘れ、固
定する場合がある。このようにしても、ボルトG
は確実にサイドメンバーDとバツクバーEを固定
するので、確認をする手段を怠ると補強板Cのな
いバンパ取付部となり、強度上不可欠の部品であ
るだけに、車体に致命的損傷の発生するおそれが
ある。現在は、これを他の工程で作業者が確認し
ているが、その注意によるだけであるから絶対的
な防止策ということができない。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、この考案は、上記従来のものの欠点を
改善するものであり、固着部分を誤組付のできな
い構造とし、誤つて補強板を取付けない場合には
直ちにその絶対的確認ができるようにしようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) そのために、ナツト取付側において、螺合する
ボルトの所定長の先端より僅かの距離をおいて
(ボルトにより所定厚みの板体を介在させて2部
材を固定する場合、固着した時のボルトの軸先端
に対向する位置にわずかな間隔をおいて、)形成
する阻止部材を具えるストツパープレートを取付
けてなるものである。
(作用) 上記のように構成するので、所定厚みの板体を
介在させて2部材を固定するに当り、1枚でも欠
如する状態で固着すると、ボルト軸の先端はその
厚み分だけナツト面より突出することとなり、ス
トツパープレートの阻止部材内面にその先端が当
接し、それ以上の螺合ができなくなり、ボルト頭
部下面と板体の間に間〓を生じ、締着することが
できず、その状態は明らかに確認できるものであ
る。そして、補強板のような欠落部品のあること
が必ず明らかとなり、これを補足して再び締付け
ることができるのである。
(実施例) これを図に示す実施例により更に説明する。実
施例は自動車のリヤバンパにおけるものであつ
て、第4図に示す自動車1の後部において、2は
リヤエンドパネルであり、3はその下方に取付け
られるバンパである。バンパ3はバンパ補強部材
4を介して、バツクバー5に取付けられ、バツク
バー5は車体のサイドメンバー6の下方にボルト
10、ナツト8により補強板7とともに固着され
る。補強板7は取付部分の補強をするものであ
る。その固着位置において、バツクバー5内壁上
面にナツト8は溶着固定してある。ストツパープ
レート9は、上記ナツト8を覆うようにその先端
に対向する位置に阻止部材である凹部13を形成
し、この先端に対向する位置に阻止部材である凹
部13の内面は、ナツト8に螺合するボルト10
の軸先端との間に締付時、僅かな間〓をもつよう
にする。
なお、第1図、ボルト10′、ナツト8′のよう
に、バツクバー5の小径部において固定される場
合には、バツクバー5の内壁下面に凹部9′を設
け、上記ストツパープレート9と同様にボルト締
付時、ボルト軸先端と凹部9′当接面との間に僅
かの間〓をもたせてもよい。12はフロアパネル
を示す。
このようにしてなるから、バツクバー5とサイ
ドメンバー6の固着に当り、第2図に拡大して示
すように、サイドメンバー6底面に補強板7を配
置し、この上からボルト10を挿入し、あらかじ
めバツクバー5内壁上面に固定してあるナツト8
に螺合することにより、3者を緊締するものであ
るが、この取付作業中補強板を欠落したまま、取
付けようとすると、補強板7の厚さだけボルト1
0の軸がナツト8より突出して(第2図点線1′
位置)ストツパープレート9の阻止部材である凹
部13の内面に当接し、それ以上の進入ができな
い状態となる。そこでバツクバー5とサイドメン
バー6は緊密に結合されず、その取付けにガタつ
きを生ずる。したがつて、その異常は直ちに認め
ることができ、補強板7の欠落を知ることができ
るので、これを補足して完全な取付作業を実施で
きるものである。
(考案の効果) 以上のとおり、ストツパープレートをナツト側
に取付けることにより、所定枚数の結合を確認す
ることができ、絶対的にその欠落を防止できる優
れた効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断側面図、第2
図は要部拡大図、第3図はストツパープレートの
斜視図にして、第4図は、この考案が実施される
自動車後部を示す。第5図は従来の取付部であ
る。 2……リヤエンドパネル、3……バンパ、4…
…バンパ補強部材、5……バツクバー、6……サ
イドメンバー、7……補強板、8……ナツト、9
……ストツパープレート、10……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定厚みの板体を介在させてボルト頭部側とナ
    ツト取付側の2部材を固定するものにおいて、締
    着するボルトの先端より僅かの距離をおいてボル
    ト先端に対向する位置に阻止部材を形成するスト
    ツパープレートをナツト取付側部材に取付けてな
    る固着装置の誤組付防止構造。
JP14515685U 1985-09-25 1985-09-25 Expired JPH0416013Y2 (ja)

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JP14515685U JPH0416013Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JP14515685U JPH0416013Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6254317U JPS6254317U (ja) 1987-04-04
JPH0416013Y2 true JPH0416013Y2 (ja) 1992-04-10

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JP14515685U Expired JPH0416013Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556066Y2 (ja) * 1991-08-21 1997-12-03 日野自動車工業株式会社 部品の組付け装置

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Publication number Publication date
JPS6254317U (ja) 1987-04-04

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