JPH0453312Y2 - - Google Patents

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JPH0453312Y2
JPH0453312Y2 JP1987016861U JP1686187U JPH0453312Y2 JP H0453312 Y2 JPH0453312 Y2 JP H0453312Y2 JP 1987016861 U JP1987016861 U JP 1987016861U JP 1686187 U JP1686187 U JP 1686187U JP H0453312 Y2 JPH0453312 Y2 JP H0453312Y2
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roof
reinforcement
mounting
panel
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の外装部品取付構造、特にルー
フパネル上に設けられて、各種物品を運搬すべく
これらを固定するための外装部品の取付構造に関
する。
(従来の技術) 一般に乗用車は、スキー板や作業用梯子等の長
尺物を運搬する場合には不向きであり、この為、
乗用車のルーフパネル上に、上記スキー板や作業
用梯子等の長尺物をはじめとし各種物品を固定
し、これらを運搬するための外装部品、所謂ルー
フキヤリアを装着する場合がある。
そして、例えば実開昭61−24336号公報に記載
されている考案においては、第4図に示すよう
に、ルーフパネル11におけるルーフキヤリアA
(外装部品)の取付部下面からルーフサイドレー
ル12の側面にかけてレインフオースメント13
を配設すると共に、上記ルーフキヤリアAのボス
部14の先端に一体的に固設されたネジ軸15に
螺合させた取付用ナツト16を締付けることによ
り、該ルーフキヤリアAをルーフパネル11の所
定位置にプロテクター17ならびにレインフオー
スメント13と一体的に取付けるようになつてい
る。これにより、上記ルーフキヤリアAの取付強
度ならびに該ルーフキヤリアAの取付部周辺の剛
性を高めるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来技術においては、ルーフキ
ヤリアAとレインフオースメント13との間にル
ーフパネル11およびプロテクター17を配置し
た状態で、上記ルーフキヤリアAのボス部14に
植設したネジ軸15をレインフオースメント13
の上端部分に貫通させる共に、その突出端に螺合
させたナツト16を締め付けることでルーフキヤ
リアAとレインフオースメント13とを一体化さ
せているので、ルーフパネル11やレインフオー
スメント13等の製作時における形状誤差や組付
誤差等によつて、ルーフパネル上面とレインフオ
ースメント13のナツト座面間が正規の組付状態
において一定の公差範囲に納まらず、例えば図に
示すように、ルーフキヤリアAのボス部14とレ
インフオースメント13との間に隙間が生じる場
合がある。そのような場合には、レインフオース
メント13がボス部14に当接するまでナツト1
6を締め付けるとルーフパネル11に対して過度
の荷重が印加されることになつて、ルーフパネル
11を変形させる虞がある。
しかも、ルーフキヤリアAが取り付けられるレ
インフオースメント13の端部は、ルーフパネル
11におけるルーフキヤリアAの取付部下面にま
でしか延設されていないので、ルーフキヤリアA
はレインフオースメント13によつて片持状に支
持されることになつて、ルーフサイドレール12
側に支持荷重を効率よく分散させることができ
ず、その結果、ルーフキヤリアAに重量物が積載
された場合には、レインフオースメント先端のル
ーフキヤリア支持部が下方に屈曲変形し、それに
伴つてルーフパネル11自体も変形させる虞があ
る。
さらには、ルーフキヤリアAのボス部14に設
けたネジ軸15がレインフオースメント13を貫
通して突出しているので、該ネジ軸15やその先
端に螺合させたナツト16等が車内側に露出する
ことになつて、特にルーフパネルの下方に内張り
を有しない自動車においては、車内側の見栄えを
悪化させるという虞がある。
そこで本考案は、ルーフパネル上に、各種物品
を運搬するための外装部品を取付ける場合に、該
外装部品の取付強度を向上させると共に、該外装
部品取付部周辺の強度ならびに剛性をより一層高
めることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うに構成したことを特徴とする。
即ち、ルーフパネル上面の左右両側部に設けら
れる自動車の外装部品取付構造において、上記ル
ーフパネル下面の両側部に沿つて配設されて車体
前後方向に延びる左右のルーフサイドレールと、
同じくルーフパネルの下面において所定の間隔で
車幅方向に配設されて、その両端部が上記左右の
ルーフサイドレールに夫々接合された複数の断面
略ハツト状のルーフレインフオースメントとを備
え、上記ルーフサイドレールとルーフレインフオ
ースメントとの接合部近傍におけるルーフレイン
フオースメントに接合されて、該ルーフレインフ
オースメントとで閉断面を形成する外装部品取付
用の取付ブラケツトが、ルーフパネル下面とルー
フレインフオースメント上面との間に配置されて
いると共に、該ブラケツトの車幅方向外方側の端
部が、ルーフサイドレールとルーフレインフオー
スメントとの上記接合部に接合されていることを
特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、車体前後方向および車幅
方向にそれぞれ配設されたルーフサイドレールと
ルーフレインフオースメントとが接合されている
と共に、これらの接合部近傍における断面略ハツ
ト状のルーフレインフオースメント上には、該レ
インフオースメントとで閉断面を形成するように
外装部品取付用の取付ブラケツトが接合されてい
ることにより、ルーフサイドレールとルーフレイ
ンフオースメントとの接合部周辺の強度ならびに
剛性が向上することになつて、外装部品の取付強
度が十分に確保されることになる。
そして、上記取付ブラケツトにおける車幅方向
外方側の端部が、ルーフサイドレールとルーフレ
インフオースメントとの接合部に接合されている
ので、強度メンバーであるルーフサイドレールに
対して外装部品に作用する荷重が作用することに
なつて、これによりルーフレインフオースメント
の直接的な荷重負荷が軽減されることになつて、
重量物を外装部品に積載した場合にも、その荷重
が作用することによるルーフレインフオースメン
トの変形が抑制されることになつて、ルーフレイ
ンフオースメントの変形に伴うルーフパネルの変
形が効果的に抑制されることになる。
しかも、ルーフパネル下面とルーフレインフオ
ースメント上面との間に形成される空間に、該ル
ーフレインフオースメントとで剛性の高い閉断面
を形成する取付ブラケツトが配設されているの
で、車内スペースを損なうことなく車室の上部空
間が有効に利用されると共に、取付ブラケツトが
下方に配置されたルーフレインフオースメントに
よつて遮蔽されることから、特にルーフパネルの
下方に内張りを有しない自動車においても、車内
側の見栄えを悪化させないという利点がある。
(実施例) 次に本考案の具体的な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図に示すように、自動車1におけるルーフ
パネル2の上面両側部には、車体前後方向に沿つ
て左右一対のルーフキヤリア3,3が取付けられ
ている。そして、このルーフキヤリア3,3に、
例えばスキー板等(図示せず)を固定して、これ
を運搬するようになつている。
然して、本実施例においては、上記ルーフキヤ
リア3,3が次のようにして取付けられている。
即ち、第2、第3図に示すようにルーフパネル
2の下面左右両側部には夫々車体前後方向に延び
るルーフサイドレール4(一方のみ図示)が配設
されていると共に、同じくルーフパネル2の下面
において所定の間隔で車幅方向に配設された複数
のルーフレインフオースメント5の両端部5a
(一方のみ図示)が上記ルーフサイドレール4の
上部に接合されている。そして、この接合部近傍
におけるルーフレインフオースメント5上に一方
のルーフキヤリア3を固定するための取付用ブラ
ケツト6が固設されており、このブラケツト6と
レインフオースメント5とで、第3図に示すよう
な閉断面Xが形成されている。尚、このルーフレ
インフオースメント5は、図のように左右のフラ
ンジ部5b,5bと、該フランジ部5b,5bよ
りも下方に突出した本体部5cとで、断面略ハツ
ト状に形成されている。そして、この取付用ブラ
ケツト6上にルーフキヤリア3における取付基部
3aが載置されて、該取付基部3aの先端に固設
されたネジ軸7が取付ブラケツト6を貫通して閉
断面X内に突出されていると共に、該ネジ軸7に
対応位置してルーフレインフオースメント5の本
体部5cに設けた作業孔5dから挿入した取付用
ナツト8をネジ軸7に螺合させて締付けることに
より、ルーフキヤリア3が取付用ブラケツト6上
に固定されている。尚、第2、第3図に示すよう
にルーフキヤリア3とルーフパネル2との間には
パツキン9が介装されており、雨水等の侵入を防
止するようになつている。
上記の構成によれば、ルーフパネル2の下面に
おいて、車体前後方向および車幅方向に夫々配設
されたルーフサイドレール4とルーフレインフオ
ースメント5とが接合されていると共に、これら
の接合部近傍におけるルーフレインフオースメン
ト5上に、該レインフオースメント5とで閉断面
X(第3図参照)を形成する取付用ブラケツト6
が接合されていることにより、ルーフサイドレー
ル4とルーフレインフオースメント5との接合部
周辺の強度ならびに剛性が一段と向上することに
なり、これに付随して、上記取付用ブラケツト6
の強度ならびに剛性も高められることになる。そ
して、この取付用ブラケツト6に上記ルーフキヤ
リア3の取付基部3aが固定されることになるの
で、該ルーフキヤリア3の取付強度、即ち支持剛
性が十分に確保されることになる。
尚、上記ルーフキヤリア3が第2、第3図に示
すように直接ブラケツト6上に載置固定されるこ
とになるので、該ルーフキヤリア3をブラケツト
6に固定すべく取付用ナツト8を締込んだ場合に
おいても、ルーフパネル2を変形させる虞がな
い。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、ルーフパネル上に、各
種物品を運搬すべくこれを固定するための外装部
品(ルーフキヤリア)を取付ける場合に、車体前
後方向および車幅方向にそれぞれ配設されたルー
フサイドレールとルーフレインフオースメントと
が接合されていると共に、これらの接合部近傍に
おける断面略ハツト状のルーフレインフオースメ
ント上には、該レインフオースメントとで閉断面
を形成するように外装部品取付用の取付ブラケツ
トが接合されていることにより、ルーフサイドレ
ールとルーフレインフオースメントとの接合部周
辺の強度ならびに剛性が向上することになつて、
外装部品の取付強度が十分に確保されることにな
る。
特に本考案においては、上記取付ブラケツトに
おける車幅方向外方側の端部が、ルーフサイドレ
ールとルーフレインフオースメントとの接合部に
接合されているので、強度メンバーであるルーフ
サイドレールに対して外装部品に作用する荷重が
作用することになつて、これによりルーフレイン
フオースメントの直接的な荷重負荷が軽減される
ことになつて、重量物を外装部品に積載した場合
にも、その荷重が作用することによるルーフレイ
ンフオースメントの変形が抑制されることになつ
て、ルーフレインフオースメントの変形に伴うル
ーフパネルの変形が効果的に抑制されることにな
る。
しかも、ルーフパネル下面とルーフレインフオ
ースメント上面との間に形成される空間に、該ル
ーフレインフオースメントとで剛性の高い閉断面
を形成する取付ブラケツトが配設されているの
で、車内スペースを損なうことなく車室の上部空
間が有効に利用されると共に、取付ブラケツトが
下方に配置されたルーフレインフオースメントに
よつて遮蔽されることから、特にルーフパネルの
下方に内張りを有しない自動車においても、車内
側の見栄えを悪化させないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜第3図は本考案の実施例を示すもので、
第1図は本実施例の外装部品が装着された自動車
の全体斜視図、第2図は本実施例に係る外装部品
の取付構造を示す要部拡大断面図、第3図は第2
図−切断線よりみた要部断面図である。また
第4図は従来のルーフキヤリア取付構造ならびに
その問題点を示す断面図である。 2……ルーフパネル、3……ルーフキヤリア
(外装部品)、4……ルーフサイドレール、5……
ルーフレインフオースメント、6……取付用ブラ
ケツト、X……閉断面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネル上面の左右両側部に設けられる自
    動車の外装部品取付構造であつて、上記ルーフパ
    ネル下面の両側部に沿つて配設されて車体前後方
    向に延びる左右のルーフサイドレールと、同じく
    ルーフパネルの下面において所定の間隔で車幅方
    向に配設されて、その両端部が上記左右のルーフ
    サイドレールに夫々接合された複数の断面略ハツ
    ト状のルーフレインフオースメントとを備え、上
    記ルーフサイドレールとルーフレインフオースメ
    ントとの接合部近傍におけるルーフレインフオー
    スメントに接合されて、該ルーフレインフオース
    メントとで閉断面を形成する外装部品取付用の取
    付ブラケツトが、ルーフパネル下面とルーフレイ
    ンフオースメント上面との間に配置されていると
    共に、該ブラケツトの車幅方向外方側の端部が、
    ルーフサイドレールとルーフレインフオースメン
    トとの上記接合部に接合されていることを特徴と
    する自動車の外装部品取付構造。
JP1987016861U 1987-02-07 1987-02-07 Expired JPH0453312Y2 (ja)

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JPS63124542U JPS63124542U (ja) 1988-08-15
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