JPS5816447Y2 - シ−トベルト端の取付部構造 - Google Patents
シ−トベルト端の取付部構造Info
- Publication number
- JPS5816447Y2 JPS5816447Y2 JP4123279U JP4123279U JPS5816447Y2 JP S5816447 Y2 JPS5816447 Y2 JP S5816447Y2 JP 4123279 U JP4123279 U JP 4123279U JP 4123279 U JP4123279 U JP 4123279U JP S5816447 Y2 JPS5816447 Y2 JP S5816447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side sill
- seat belt
- flange portion
- floor panel
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用シートベルト装置におけるシートベルト
端の車体への取付部構造に関するものである。
端の車体への取付部構造に関するものである。
自動車等の車両においては、第１図に示すようにシート
ベルトＡの側外方端部はサイドシル１の内側面にアンカ
ー或はリトラクタ等を介して結合されるのが普通である
。
ベルトＡの側外方端部はサイドシル１の内側面にアンカ
ー或はリトラクタ等を介して結合されるのが普通である
。
＝般にサイドシル１は、サイドシルアウタ２の上端フラ
ンジ部２′にフロアパネル３の側方立ち上り部３ａ上端
のフランジ部３ａ’ｖ接合して溶接結合すると共に、該
側方立ち上り部３ａの下部に溶接結合したサイドシルイ
ンナ４の下端部をサイドシルアウタ２の下端フランジ部
２〃に溶接結合することにより、サイドシルアウタ２、
サイドシルインナ４及びフロアパネルの側方立ち上り部
３ａにて箱型断面に構成されるのが普通であり、このよ
うにして構成されたサイドシル１にシートベル）Ａの側
外方端部を結合する場合は必然的にフロアパネルの側方
立ち上り部３ａの内側部に固定することになる。
ンジ部２′にフロアパネル３の側方立ち上り部３ａ上端
のフランジ部３ａ’ｖ接合して溶接結合すると共に、該
側方立ち上り部３ａの下部に溶接結合したサイドシルイ
ンナ４の下端部をサイドシルアウタ２の下端フランジ部
２〃に溶接結合することにより、サイドシルアウタ２、
サイドシルインナ４及びフロアパネルの側方立ち上り部
３ａにて箱型断面に構成されるのが普通であり、このよ
うにして構成されたサイドシル１にシートベル）Ａの側
外方端部を結合する場合は必然的にフロアパネルの側方
立ち上り部３ａの内側部に固定することになる。
該シートベル）Ａの結合部には車両衝突時等大なる荷重
がかかるが、該荷重はフロアパネルの側方立ち上り部３
ａを変形させサイドシルインナ４との溶接結合部５を剥
がす方向に働らき、サイドシル１全体としての荷重分担
はなかなか行なわれ難い。
がかかるが、該荷重はフロアパネルの側方立ち上り部３
ａを変形させサイドシルインナ４との溶接結合部５を剥
がす方向に働らき、サイドシル１全体としての荷重分担
はなかなか行なわれ難い。
本考案は上記のような従来の問題に対処するシートベル
ト端の結合構造を提供するもので、以下本考案を第２図
の実施例につき説明する。
ト端の結合構造を提供するもので、以下本考案を第２図
の実施例につき説明する。
本考案にお（・ては、第２図に示すようにサイドシルイ
ンナ４の上端部を一部外方に屈曲させてフランジ部４ａ
を形成し、上下端部を屈曲して上下のフランジ部６ａ、
６ｂを形成した断面はぼコ字状の補強部材６をフロアパ
ネル３の側方立ち上り部３ａの内側面（サイドシル１の
内側となる面）に溶接等にて固着すると共に、該補強部
材６の下方のフランジ部６ｂを前記サイドシルインナ４
に形成したフランジ部４ａに接合し、この接合部を溶接
等にて固着した構成としたものである。
ンナ４の上端部を一部外方に屈曲させてフランジ部４ａ
を形成し、上下端部を屈曲して上下のフランジ部６ａ、
６ｂを形成した断面はぼコ字状の補強部材６をフロアパ
ネル３の側方立ち上り部３ａの内側面（サイドシル１の
内側となる面）に溶接等にて固着すると共に、該補強部
材６の下方のフランジ部６ｂを前記サイドシルインナ４
に形成したフランジ部４ａに接合し、この接合部を溶接
等にて固着した構成としたものである。
尚補強部材６とフロアパネル側方立ち上り部３ａにはシ
ートベルト端のアンカー或はリトラクタ等を固定するた
めのボルト孔を貫通させ、該ボルト孔の内側即ち補強部
材６の内側にはナンド１を溶接等にて固定しておき、シ
ートベルト端ヲ取付けるためのボルトを該ボルト孔に挿
し込みナツト７にねじ込むことによりシートベルト側外
方端部を固定するようにする。
ートベルト端のアンカー或はリトラクタ等を固定するた
めのボルト孔を貫通させ、該ボルト孔の内側即ち補強部
材６の内側にはナンド１を溶接等にて固定しておき、シ
ートベルト端ヲ取付けるためのボルトを該ボルト孔に挿
し込みナツト７にねじ込むことによりシートベルト側外
方端部を固定するようにする。
以上の構成によれば補強部材６はフロアパネルの側方立
ち上り部３ａに面として一体に接合されその上下端部に
形成したフランジ部６ａ、６ｂが該側方立ち上り部３ａ
にほぼ直交する水平面となっているので側方立ち上り部
３ａのシートベルト結合部の強度自体が大幅に向上し、
且つ該補強部材６の下方のフランジ部６ｂをサイドシル
インナ４の上縁部に形成したフランジ部４ａにほぼ水平
面におち・て一体的に接合固定して（・るので、シート
ベルト結合部にかかる衝撃荷重は従来のように側方立ち
上り部３ａとサイドシルインナ４の結合部５を剥がすよ
う作用することはなく、サイドシルインナ４、サイドシ
ルアウタ２等すイドシル全体に荷重が分散され、該シー
トベルト結合部の著しい強度向上をはかることができる
ものである。
ち上り部３ａに面として一体に接合されその上下端部に
形成したフランジ部６ａ、６ｂが該側方立ち上り部３ａ
にほぼ直交する水平面となっているので側方立ち上り部
３ａのシートベルト結合部の強度自体が大幅に向上し、
且つ該補強部材６の下方のフランジ部６ｂをサイドシル
インナ４の上縁部に形成したフランジ部４ａにほぼ水平
面におち・て一体的に接合固定して（・るので、シート
ベルト結合部にかかる衝撃荷重は従来のように側方立ち
上り部３ａとサイドシルインナ４の結合部５を剥がすよ
う作用することはなく、サイドシルインナ４、サイドシ
ルアウタ２等すイドシル全体に荷重が分散され、該シー
トベルト結合部の著しい強度向上をはかることができる
ものである。
又サイドシルインナ４の上縁部には、はぼ補強部材６の
長さの範囲にわたって部分的にフランジ部４ａが折曲形
成されるので、該フランジ部４ａの両端部にはほぼ垂直
な面からほぼ水平な面に移行する過渡的な傾斜面４ｂが
形成され、該過渡的傾斜面４ｂがシートベルト結合部付
近の強度を更に向上させる機能を果す等の効果をおさめ
得るものである。
長さの範囲にわたって部分的にフランジ部４ａが折曲形
成されるので、該フランジ部４ａの両端部にはほぼ垂直
な面からほぼ水平な面に移行する過渡的な傾斜面４ｂが
形成され、該過渡的傾斜面４ｂがシートベルト結合部付
近の強度を更に向上させる機能を果す等の効果をおさめ
得るものである。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構成によっ
て、車両衝突時等シートベルトにかかる犬なる荷重は、
車体の強度部材であるサイドシル全体で分担支持するこ
とになり、車体の部分的変形を防止すると共に乗員の安
全性の著しい向上をはかり得るもので、実用的に多大の
効果をおさめ得るものである。
て、車両衝突時等シートベルトにかかる犬なる荷重は、
車体の強度部材であるサイドシル全体で分担支持するこ
とになり、車体の部分的変形を防止すると共に乗員の安
全性の著しい向上をはかり得るもので、実用的に多大の
効果をおさめ得るものである。
第１図は従来のシートベルト端の結合部構造を示す概略
断面図、第２図は本考案の実施例を示す要部の断面斜視
図である。 １・・・・・・サイドシル、２・・・・・・サイドシル
アウタ、３・・・・・・フロアパネル、３ａ・・・・・
・側方立ち上り部、４・・・・・・サイドシルインナ、
４ａ・・・・・・フランジ部、６・・・・・・補強部材
、Ｂ ａ ｙ ６ ｂ・・・・フランジ部。
断面図、第２図は本考案の実施例を示す要部の断面斜視
図である。 １・・・・・・サイドシル、２・・・・・・サイドシル
アウタ、３・・・・・・フロアパネル、３ａ・・・・・
・側方立ち上り部、４・・・・・・サイドシルインナ、
４ａ・・・・・・フランジ部、６・・・・・・補強部材
、Ｂ ａ ｙ ６ ｂ・・・・フランジ部。
Claims (1)
- サイドシルアウタの上端部にフロアパネルの側方立ち上
り部上端部を接合固着し、サイドシルアウタの下端部に
下縁部を接合固着したサイドシルインナの上縁部を前記
フロアパネルの側方立ち上り部に接合固着して形成した
箱型断面のサイドシルの前記サイドシルインナ上縁部に
部分的にフランジ部を折曲形威し、上下端縁にフランジ
部を形成し断面はぼコ字状をなす補強部材をフロアパネ
ル側方立ち上り部に接合固着すると共に、該補強部材の
下方フランジ部をサイドシルインナのフランジ部に接合
固着し、該補強部材とフロアパネル側方立ち上り部の接
合部にシートベルト端を結合する構成としたことを特徴
とするシートベルト端の取付部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123279U JPS5816447Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | シ−トベルト端の取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123279U JPS5816447Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | シ−トベルト端の取付部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55142359U JPS55142359U (ja) | 1980-10-11 |
| JPS5816447Y2 true JPS5816447Y2 (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=28911434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4123279U Expired JPS5816447Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | シ−トベルト端の取付部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816447Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60151747U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-08 | マツダ株式会社 | シ−トベルトアンカ−の取付構造 |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP4123279U patent/JPS5816447Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55142359U (ja) | 1980-10-11 |
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