JPS6335012Y2 - - Google Patents

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JPS6335012Y2
JPS6335012Y2 JP16500681U JP16500681U JPS6335012Y2 JP S6335012 Y2 JPS6335012 Y2 JP S6335012Y2 JP 16500681 U JP16500681 U JP 16500681U JP 16500681 U JP16500681 U JP 16500681U JP S6335012 Y2 JPS6335012 Y2 JP S6335012Y2
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JP
Japan
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shoulder belt
pillar
fixed
back panel
vehicle body
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JP16500681U
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JPS5869554U (ja
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラツクのシヨルダベルト取付部構造
に関するものである。
第1図に示すようなトラツクにおいては、乗員
保護用シートベルトのシヨルダベルト上端部は、
キヤビン1のリヤピラー2部に取付固定され、衝
突時等におけるシヨルダベルトにかかる衝撃荷重
を該リヤピラー2にて支持するよう構成されるの
が普通である(例えば実開昭55−32795号公報参
照)。
ところがリヤピラー2は、第4図に示すように
ピラーインナ21とピラーアウタ22を前端部で
接合固定すると共に、ピラーインナ21のほぼ車
体幅方向に沿う後面21bにバツクパネル3の側
方部を接合固定し、該バツクパネル3の側端部を
ピラーアウタ22の後端部に接合固着することに
より箱型断面を形成する構成を採つているのが一
般的であり、ピラーインナ21のほぼ車体前後方
向に沿う内側面21aにウエルデイングナツト
4′を設けたシヨルダベルトブラケツト4を接合
固着し、該シヨルダベルトブラケツト4にシヨル
ダベルト(図示省略)の上端部を固着し、該シヨ
ルダベルトに矢印Fの如く斜め前方に向けて大な
る衝撃荷重が作用すると、該荷重Fはバツクパネ
ル3とピラーインナ21の後面21bとの接合固
定部即ちスポツト溶接部W1に剥離荷重となつて
作用する。
一般にスポツト溶接は剪断方向荷重には強いが
剥離方向荷重に対しては比較的弱いので、荷重F
に対してバツクパネル3とピラーインナ21との
スポツト溶接部W1は剥離し易く、シヨルダベル
トにかかる大荷重の支持強度が充分とは言えない
と言う問題を有している。
そこで、第4図示のように従来ではシヨルダベ
ルトブラケツト4をバツクパネル3とピラーアウ
タ22の接合固定部まで延長構成し、該シヨルダ
ベルトブラケツト4の先端部をバツクパネル3と
ピラーアウタ22間に挾み込んでスポツト溶接W
2する方策をとつているが、この構成において
も、スポツト溶接部W2は荷重Fが剪断方向に作
用してはいるものの荷重作用点から遠く離れてい
るのでW1部の剥離を防止するまでには至らず、
依然として支持強度に問題を有している。
本考案は新たな補強用部材の追加は一切なしに
上記のような従来の問題を解消し、シヨルダベル
トの支持強度の大幅な向上をはかることを目的と
するものである。
即ち本考案においては第2,3図に示すように
キヤビン1の後壁面をなすバツクパネル3の一部
にキヤビン内方につき出す凹部31を形成し、該
凹部31によりシヨルダベルト結合部の後方にお
いてピラーインナ21の内側面21aに部分的に
接合されるほぼ車体前後方向に沿う面32を形成
し、該面32とピラーインナ21の内側面21a
とをスポツト溶接にて固着したものである。
上記のように構成した本考案によれば、ウエル
デイングナツト4′によるシヨルダベルト取付部
にFのように荷重がかかつた場合、該荷重Fはバ
ツクパネル3の凹部31により形成した面32と
ピラーインナ21の内側面21aとのスポツト溶
接部W3に対し剪断方向に作用し、該部W3にて
荷重Fをがつちりと支持するので、該部W3より
後方に位置するスポツト溶接部W1が剥離するよ
うな虞れは全くなく、シヨルダベルト取付部周辺
の車体部材の変形乃至破損の防止及び乗員の安全
性の向上等をはかり得るものである。
又上記のような衝撃荷重の支持強度向上に伴な
い、シヨルダベルトブラケツト4は従来のように
ピラーアウタ22とバツクパネル3の結合部まで
延長させる必要がなく、シヨルダベルトブラケツ
ト4の小型化をはかることができ、新たな補強部
材等を一切必要としないことと相俟つて重量の軽
減及び大幅なコストダウンをはかり得る等、実用
上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用すべきトラツクの一例を
示す外観斜視図、第2図及び第3図は本考案の実
施例を示すもので、第2図は第1図A部の詳細斜
視図、第3図は第2図のB−B断面図である。第
4図は従来構造を示す横断平面図である。 1……キヤビン、2……リヤピラー、21……
ピラーインナ、21a……内側面、21b……後
面、22……ピラーアウタ、3……バツクパネ
ル、31……凹部、32……ピラーインナの内側
面に接合される面、4……シヨルダベルトブラケ
ツト、4′……ウエルデイングナツト、W1,W
2,W3……スポツト溶接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピラーアウタと、前端部を該ピラーアウタの前
    端部に接合固着されほぼ車体前後方向に沿う内側
    面及びほぼ車体幅方向に沿う後面をもつたピラー
    インナと、キヤビン後壁面をなし側方部を上記ピ
    ラーアウタの後端部及びピラーインナの後面に接
    合固着したバツクパネルと、上記ピラーインナの
    内側面に固着されたシヨルダベルト取付用のシヨ
    ルダベルトブラケツトと、上記バツクパネルに形
    成され前記シヨルダベルトブラケツトのシヨルダ
    ベルト取付部後方にてピラーインナ内側面に部分
    的に接合固着されるほぼ車体前後方向に沿う面を
    もつた凹部とから構成されるトラツクのシヨルダ
    ベルト取付部構造。
JP16500681U 1981-11-05 1981-11-05 トラツクのシヨルダベルト取付部構造 Granted JPS5869554U (ja)

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JP16500681U JPS5869554U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 トラツクのシヨルダベルト取付部構造

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JP16500681U JPS5869554U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 トラツクのシヨルダベルト取付部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869554U JPS5869554U (ja) 1983-05-11
JPS6335012Y2 true JPS6335012Y2 (ja) 1988-09-16

Family

ID=29957216

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16500681U Granted JPS5869554U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 トラツクのシヨルダベルト取付部構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055098Y2 (ja) * 1986-07-12 1993-02-09
JP6958218B2 (ja) * 2017-10-18 2021-11-02 スズキ株式会社 車両側部構造

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Publication number Publication date
JPS5869554U (ja) 1983-05-11

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