JPH0715798Y2 - ルーフレール取付構造 - Google Patents

ルーフレール取付構造

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JPH0715798Y2
JPH0715798Y2 JP17132088U JP17132088U JPH0715798Y2 JP H0715798 Y2 JPH0715798 Y2 JP H0715798Y2 JP 17132088 U JP17132088 U JP 17132088U JP 17132088 U JP17132088 U JP 17132088U JP H0715798 Y2 JPH0715798 Y2 JP H0715798Y2
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JP
Japan
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roof
bracket
rail
hole
mounting
Prior art date
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Application number
JP17132088U
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English (en)
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JPH0290161U (ja
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政一 加藤
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両におけるルーフレール取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のルーフレール取付構造は、第7図のように、ルー
フbとサイドストラクチャsの結合部の板合わせ部に穴
cを穿設してルーフレールaを取付けている。
また、第5図、第6図のように、ルーフbとサイドレー
ルj間にブラケットeを介在させてルーフレールaを取
付けている。その際ルーフレール自体及び車体集成時の
バラツキ等に備えて、前記ブラケットeのルーフ側取付
穴fは所定の余裕を有する大径のバカ穴に形成してい
る。
そして、ルーフレールa取付の際には、ルーフレールa
をルーフb上にセットした後、室内側から前記ブラケッ
トeを当てて、ルーフb側取付部kをナットgで締結し
た後に、ブラケットeのサイドレール側取付部pをナッ
トiで締結する(例えば実開昭61−24335号公報参
照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の構造では、ブラケットeのルーフ側
取付部kには前述の如くバカ穴とされたルーフ側取付穴
fが設けられているために、第5図のようにサイドレー
ルjとブラケットe間に隙間hが生じ、この状態で締結
するとルーフb表面に歪みを生ずるという問題点があ
る。
なお、前記とは逆にサイドレール側取付部pを先に締結
した場合は、第6図のようにルーフbとブラケットe間
に隙間hが生じ前記と同じ問題が生ずる。
また、従来のブラケットを用いた場合の取付作業におい
ては、ブラケットeをルーフbに当て手で押さえながら
ナットgで締結するために作業性が悪いという問題点が
ある。
本考案は従来のこのような問題点に鑑みてなされたルー
フレール取付構造の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案におけるルーフレー
ル取付構造は、ルーフ裏面とサイドレールを結ぶブラケ
ットを介在させてルーフレールをルーフに取付ける構造
において、前記ブラケットは、ルーフに取付けられる取
付用穴を有するルーフ側ブラケットとサイドレールに固
定されたサイドレール側ブラケットとで構成され、前記
ルーフ側ブラケットとサイドレール側ブラケットの両ブ
ラケットには、ルーフにほぼ垂直でかつサイドレールに
ほぼ平行な接続部を設けて接合部同士を面接し、この接
続部それぞれには互いに係合する上下方向のビードを設
けると共に、両ブラケットのビード中央部にクリップ止
用穴を設け、このクリップ止用穴の両側平面部に締結用
穴を設け、前記ルーフ側ブラケットのクリップ止用穴は
上下方向の長穴に形成し、また前記ルーフ側ブラケット
の取付用穴及び締結用穴は所定の余裕を有する大径の穴
に形成してなるものであり、前記両クリップ止用穴には
仮止め用のクリップを装着し、ルーフレールに埋め込ま
れたボルトをルーフの取付用穴とルーフ側ブラケットの
前記取付用穴に通してルーフレールとルーフとルーフ側
ブラケットとをナットで締結し、ルーフ側ブラケットの
締結用穴とこれに対応するサイドレール側ブラケットの
締結用穴に通したボルトにより両ブラケットの接続部を
接続した構成にされている。
〔作用〕
上記のように構成された本考案ではボルトが埋めこまれ
たルーフレールをルーフ上に配置し、室内側で、サイド
レールに固定されたサイドレール側ブラケットの接続部
にルーフ側ブラケットの接続部をクリップで仮止めし、
ルーフ側ブラケットを上下方向にスライドしてルーフ裏
面にフィットするように調整した後、ルーフレールとル
ーフとルーフ側ブラケットをナットで締結し、次に両ブ
ラケットの接続部をボルトで締結する。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。第1図〜第4
図において、本考案のルーフレール取付構造は、ルーフ
側ブラケット3とサイドレール側ブラケット4とを一対
にして、これを3個介在させて中間レール21と端部レー
ル22を組合わせたルーフレール2をルーフ1上に取付け
るものである。
ルーフ1にはルーフレール2のボルト9が挿通する取付
用穴15が設けられている。
サイドレール側ブラケット4の一方端部にはサイドレー
ル5に溶着等の所定固定手段で取付けられる取付部45が
設けられ、他方、ルーフ側ブラケット3の一方端部には
ルーフ1裏面に配置され、ルーフレール2のボルト9が
挿通する取付用穴35が設けられナット8で締結される。
なお、ルーフレール2とルーフ1間にはプロテクタ10を
介在させて取付けられる。
また、前記両ブラケット3,4の各他方端部には接続部M,N
が設けられている。この接続部M,Nには、回転を止め、
互いに係合して上下方向にスライドするように、また補
強のためにビード34,44が設けられている。
前記ビード34,44の中央部それぞれにはクリップ止用穴3
3,43が穿設され、このルーフ側ブラケット3のクリップ
止用穴33は上下方向の長穴となっている。このクリップ
止用穴33,43は位置合わせしてクリップ6が取付けられ
る。
また、前記ビード34,44の両側平面部31,41には締結用穴
32,42が穿設され、このうちルーフ側ブラケット3の締
結用穴32及び取付用穴35は、バラツキが吸収されるよう
に所定の余裕を有する大径のバカ穴に形成されている。
また、サイドレール側ブラケット4の締結用穴42の裏面
にはナット71が溶着等により固定されている。前記両ブ
ラケットの締結用穴32,42は互いに位置合わせしてボル
ト7で締結し、両ブラケット3,4の接続部M,Nを連結す
る。
上記のように構成されたルーフレール取付構造のルーフ
レール2の取付順は、先ずボルト9が埋めこまれたルー
フレール2をルーフ1上に配置し、室内側で、サイドレ
ール5に固定されたサイドレール側ブラケット4の接続
部Nにルーフ側ブラケット3の接続部Mをクリップ6で
仮止めし、次にルーフ側ブラケット3を上下方向にスラ
イドしてルーフ1の裏面にフィットするよう調整した
後、ルーフレール2とルーフ1とルーフ側ブラケット3
をナット8で締結する。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、次
に記載する効果を有する。
両ブラケットの接続部に互いに係合するビードを設けた
ことにより、強度向上の他に両ブラケットの位置合わせ
を容易にし、またクリップ止め後のルーフ側ブラケット
の廻り止めをし、ルーフレール取付部の穴位置が正規に
出やすい。また上下位置調整時のガイドとなり作業性が
向上する。
また、両ブラケットをクリップで仮止めしたことにより
均一な保持力で容易に上下方向に移動でき、ルーフ裏面
にフィットするよう調整した後も、その位置を保持する
ので、ルーフレールをナットで締結時にルーフパネルを
変形させることもない。またルーフ側ブラケットを手で
保持する必要もなく作業性が向上する。
なお、クリップで仮止め後ルーフ側ブラケットの上下調
整を忘れ、ルーフとルーフ側ブラケット間に隙間が生じ
ていても、ナットで締結時にルーフ側ブラケットが上方
に移動し隙間をつめて締結されるのでルーフパネルを変
形させることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はルーフを省略した状態でのルーフレールとルー
フ側ブラケットの取付状態説明図、第2図は第1図のA
−A線拡大断面図、第3図は第1図のB−B線拡大断面
図、第4図aは第1図のC−C線拡大断面図、同図bは
ルーフ側ブラケットとサイドレール側ブラケットの接続
部取付状態図、第5図は従来の第2の実施例におけるル
ーフ側を先に締結した場合の説明図、第6図は第5図の
実施例におけるサイドレール側を先に締結した場合の説
明図、第7図は従来の第1の実施例説明図である。 1…ルーフ 2…ルーフレール 3…ルーフ側ブラケット 4…サイドレール側ブラケット 15,35…取付用穴 33,43…クリップ止用穴 32,42…締結用穴 6…クリップ 7,9…ボルト 8,71…ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ裏面とサイドレールを結ぶブラケッ
    トを介在させてルーフレールをルーフに取付ける構造に
    おいて、 前記ブラケットは、ルーフに取付けられる取付用穴を有
    するルーフ側ブラケットとサイドレールに固定されたサ
    イドレール側ブラケットとで構成され、 前記ルーフ側ブラケットとサイドレール側ブラケットの
    両ブラケットには、ルーフにほぼ垂直でかつサイドレー
    ルにほぼ平行な接続部を設けて接合部同士を面接し、こ
    の接続部それぞれには互いに係合する上下方向のビード
    を設けると共に、両ブラケットのビード中央部にクリッ
    プ止用穴を設け、このクリップ止用穴の両側平面部に締
    結用穴を設け、 前記ルーフ側ブラケットのクリップ止用穴は上下方向の
    長穴に形成し、また前記ルーフ側ブラケットの取付用穴
    及び締結用穴は所定の余裕を有する大径の穴に形成した
    ことを特徴とするルーフレール取付構造。
JP17132088U 1988-12-28 1988-12-28 ルーフレール取付構造 Expired - Lifetime JPH0715798Y2 (ja)

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JP17132088U JPH0715798Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ルーフレール取付構造

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JP17132088U JPH0715798Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ルーフレール取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290161U JPH0290161U (ja) 1990-07-17
JPH0715798Y2 true JPH0715798Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31463049

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JP17132088U Expired - Lifetime JPH0715798Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ルーフレール取付構造

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JPH0290161U (ja) 1990-07-17

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