JPH0117465Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117465Y2 JPH0117465Y2 JP15572883U JP15572883U JPH0117465Y2 JP H0117465 Y2 JPH0117465 Y2 JP H0117465Y2 JP 15572883 U JP15572883 U JP 15572883U JP 15572883 U JP15572883 U JP 15572883U JP H0117465 Y2 JPH0117465 Y2 JP H0117465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof rail
- view mirror
- edge
- mirror
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 13
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 10
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013521 mastic Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車室内に取付けられるルームミラーの
取付装置、特に、ルームミラー取付部となるフロ
ントルーフレール回りの改良に関する。
取付装置、特に、ルームミラー取付部となるフロ
ントルーフレール回りの改良に関する。
車両の後方視界を確保するのに必要なルームミ
ラーは車室前部上方に配備され、その取付部はフ
ロントルーフレールの下向壁面に形成されるもの
が多い。このルームミラー取付部Ｂへのルームミ
ラーの取付において、タツピングスクリユーを数
本用いてねじ止めする取付方法があり、多用され
ている。たとえば、第１図に示すように、ルーフ
パネル１の前端の下側面にフロントルーフレール
２を溶接した車両ではルーフパネル１と、フロン
トルーフレール２との間にこれら両者と一体に連
結されるルームミラーリンフオース３を配備す
る。このルームミラーリンフオースはその下向部
３０１とフロントルーフレール２とが共働し、こ
れらを共に貫通するタツピングスクリユー４を用
い、ルームミラー５をねじ止めしている。この場
合、ルームミラー５は下向部３０１とフロントル
ーフレール２とに一体的にねじ止めされ、取付部
Ｂに支持されるが、このルームミラーリンフオー
スの下向部３０１はそのルームミラー取付部Ｂと
対向する部分Ａをフロントルーフレール２の内壁
面に沿つた形状（第２図参照）に形成する必要が
ある。しかも、この取付部対向部分Ａを突きぬけ
たタツピングスクリユー４の突端はルーフパネル
１の内側空間Ｄに突出することとなり、この位置
を通るハーネス６がある場合、このハーネスが第
１図に２点鎖線で示すようにたれ下り、ハーネス
を損傷する不具合があり、これを防ぐために、通
常はルームミラーリンフオース３の上向片部３０
２にハーネスプロテクタ７を取付ける必要があ
る。
ラーは車室前部上方に配備され、その取付部はフ
ロントルーフレールの下向壁面に形成されるもの
が多い。このルームミラー取付部Ｂへのルームミ
ラーの取付において、タツピングスクリユーを数
本用いてねじ止めする取付方法があり、多用され
ている。たとえば、第１図に示すように、ルーフ
パネル１の前端の下側面にフロントルーフレール
２を溶接した車両ではルーフパネル１と、フロン
トルーフレール２との間にこれら両者と一体に連
結されるルームミラーリンフオース３を配備す
る。このルームミラーリンフオースはその下向部
３０１とフロントルーフレール２とが共働し、こ
れらを共に貫通するタツピングスクリユー４を用
い、ルームミラー５をねじ止めしている。この場
合、ルームミラー５は下向部３０１とフロントル
ーフレール２とに一体的にねじ止めされ、取付部
Ｂに支持されるが、このルームミラーリンフオー
スの下向部３０１はそのルームミラー取付部Ｂと
対向する部分Ａをフロントルーフレール２の内壁
面に沿つた形状（第２図参照）に形成する必要が
ある。しかも、この取付部対向部分Ａを突きぬけ
たタツピングスクリユー４の突端はルーフパネル
１の内側空間Ｄに突出することとなり、この位置
を通るハーネス６がある場合、このハーネスが第
１図に２点鎖線で示すようにたれ下り、ハーネス
を損傷する不具合があり、これを防ぐために、通
常はルームミラーリンフオース３の上向片部３０
２にハーネスプロテクタ７を取付ける必要があ
る。
本考案はより簡素化されたルームミラーリンフ
オースを用いたルームミラー取付装置を提供する
ことを目的とする。
オースを用いたルームミラー取付装置を提供する
ことを目的とする。
本考案によるルームミラー取付装置はルームミ
ラーの取付けに用いるタツピングスクリユーをフ
ロントルーフレールにのみねじ止めさせ、このル
ームミラーを支持するフロントルーフレールの剛
性はルームミラーリンフオースの前、後重合部と
フロントルーフレールの前、後向縁部とを溶接す
ることにより確保するよう構成している。
ラーの取付けに用いるタツピングスクリユーをフ
ロントルーフレールにのみねじ止めさせ、このル
ームミラーを支持するフロントルーフレールの剛
性はルームミラーリンフオースの前、後重合部と
フロントルーフレールの前、後向縁部とを溶接す
ることにより確保するよう構成している。
以下、本考案を添付図面と共に説明する。第３
図には本考案の一実施例としてのルームミラー取
付装置により取付けられたルームミラー１０を示
した。このルームミラーの基板部１１は３つの貫
通孔を形成され、これには各々タツピングスクリ
ユー１２が挿通される。これら各タツピングスク
リユーは車幅方向（第４図参照）Ｅに長いフロン
トルーフレール１３のほぼ中央のルームミラー取
付部Ｂにルームミラー１０を固定できる。フロン
トルーフレール１３はその前端（第３図中左側を
前方向とする）の接合縁部１３１をルーフパネル
１４の前端の接合縁部１４１に重ね合わせ、互い
が溶接されている。しかもフロントルーフレール
１３とルーフパネル１４との間で、ルームミラー
の取付部Ｂとの対向部分には剛板のプレス加工品
であるルームミラーリンフオース１５が配備され
る。このルームミラーリンフオースは両接合縁部
１３１，１４１間に挾持され、溶接される前接合
縁部１５１と、この前接合縁部より下方に傾斜し
て折れ曲り、フロントルーフレール１３の前向縁
部１３２に重なる形状の前重合部１５２と、この
前重合部より略水平方向に折れ曲つて延出する中
央部１５３と、この中央部より延出すると共にフ
ロントルーフレールの後向縁部１３３に重なる後
重合部１５４とに形成される。中央部１５３は、
フロントルーフレールの中央部１３４上のルーム
ミラー取付部Ｂに対し、タツピングスクリユー１
２のねじ込み量ｈより大きな間隔Ｈだけ離れて対
向する。しかもこのルームミラー取付部Ｂの左右
近傍には上向片部１５５が形成され、これら上向
片部の上端とルーフパネル１４とはマスチツクシ
ーラ１７で接合される。この内フロントルーフレ
ール１３のルームミラー取付部Ｂとルームミラー
リンフオース１５とはタツピングスクリユー１２
の突入する閉断面Ｃを形成する。即ち、前向縁部
１３２と前重合部１５２および後向縁部１３３と
後重合部１５４がそれぞれ溶接される。
図には本考案の一実施例としてのルームミラー取
付装置により取付けられたルームミラー１０を示
した。このルームミラーの基板部１１は３つの貫
通孔を形成され、これには各々タツピングスクリ
ユー１２が挿通される。これら各タツピングスク
リユーは車幅方向（第４図参照）Ｅに長いフロン
トルーフレール１３のほぼ中央のルームミラー取
付部Ｂにルームミラー１０を固定できる。フロン
トルーフレール１３はその前端（第３図中左側を
前方向とする）の接合縁部１３１をルーフパネル
１４の前端の接合縁部１４１に重ね合わせ、互い
が溶接されている。しかもフロントルーフレール
１３とルーフパネル１４との間で、ルームミラー
の取付部Ｂとの対向部分には剛板のプレス加工品
であるルームミラーリンフオース１５が配備され
る。このルームミラーリンフオースは両接合縁部
１３１，１４１間に挾持され、溶接される前接合
縁部１５１と、この前接合縁部より下方に傾斜し
て折れ曲り、フロントルーフレール１３の前向縁
部１３２に重なる形状の前重合部１５２と、この
前重合部より略水平方向に折れ曲つて延出する中
央部１５３と、この中央部より延出すると共にフ
ロントルーフレールの後向縁部１３３に重なる後
重合部１５４とに形成される。中央部１５３は、
フロントルーフレールの中央部１３４上のルーム
ミラー取付部Ｂに対し、タツピングスクリユー１
２のねじ込み量ｈより大きな間隔Ｈだけ離れて対
向する。しかもこのルームミラー取付部Ｂの左右
近傍には上向片部１５５が形成され、これら上向
片部の上端とルーフパネル１４とはマスチツクシ
ーラ１７で接合される。この内フロントルーフレ
ール１３のルームミラー取付部Ｂとルームミラー
リンフオース１５とはタツピングスクリユー１２
の突入する閉断面Ｃを形成する。即ち、前向縁部
１３２と前重合部１５２および後向縁部１３３と
後重合部１５４がそれぞれ溶接される。
このように、ルームミラー取付装置は、ルーム
ミラーリンフオース１５とフロントルーフレール
１３とが閉断面Ｃを形成しその剛性を強化するた
め、ルームミラー１０はルームミラー取付部Ｂに
確実に支持される。しかもルームミラーリンフオ
ース１５は、第２図に示す従来例のように、ルー
ムミラー取付部Ｂと対向する部分Ａをフロントル
ーフレール２の内壁面に沿つた形状に形成する必
要もなく、中央部１５３の形状が簡素化される。
更に、中央部１５３よりタツピングスクリユー１
２が突出することがないのでルームミラーリンフ
オース１５の上にハーネス１６が載置されても、
これが損傷を受けることもなく、あえてハーネス
プロテクタ（第１図参照）を用いる必要もなく、
コスト低減効果もある。
ミラーリンフオース１５とフロントルーフレール
１３とが閉断面Ｃを形成しその剛性を強化するた
め、ルームミラー１０はルームミラー取付部Ｂに
確実に支持される。しかもルームミラーリンフオ
ース１５は、第２図に示す従来例のように、ルー
ムミラー取付部Ｂと対向する部分Ａをフロントル
ーフレール２の内壁面に沿つた形状に形成する必
要もなく、中央部１５３の形状が簡素化される。
更に、中央部１５３よりタツピングスクリユー１
２が突出することがないのでルームミラーリンフ
オース１５の上にハーネス１６が載置されても、
これが損傷を受けることもなく、あえてハーネス
プロテクタ（第１図参照）を用いる必要もなく、
コスト低減効果もある。
第１図は従来のルームミラー取付装置の側断面
図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は
本考案の一実施例のルームミラー取付装置の側断
面図、第４図は第３図のＹ−Ｙ線断面図をそれぞ
れ示している。 １２……タツピングスクリユー、１３……フロ
ントルーフレール、１３２……前向縁部、１３３
……後向縁部、１４……ルーフパネル、１５……
ルームミラーリンフオース、１５１……前接合縁
部、１５２……前重合部、１５３……中央部、１
５４……後重合部、Ｂ……ルームミラー取付部、
ｈ……ねじ込み量。
図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は
本考案の一実施例のルームミラー取付装置の側断
面図、第４図は第３図のＹ−Ｙ線断面図をそれぞ
れ示している。 １２……タツピングスクリユー、１３……フロ
ントルーフレール、１３２……前向縁部、１３３
……後向縁部、１４……ルーフパネル、１５……
ルームミラーリンフオース、１５１……前接合縁
部、１５２……前重合部、１５３……中央部、１
５４……後重合部、Ｂ……ルームミラー取付部、
ｈ……ねじ込み量。
Claims (1)
- ルーフパネルの前端に溶接されるフロントルー
フレールと、このフロントルーフレールとルーフ
パネル間に前接合縁部が挾まると共に溶接される
ルームミラーリンフオースとを有し、上記ルーム
ミラーリンフオースは上記前接合縁部より延出す
ると共にフロントルーフレールの前向縁部に重な
る前重合部と、この前重合部より延出すると共に
フロントルーフレールのルームミラー取付部に対
しタツピングスクリユーのねじ込み量以上離れて
対向する中央部と、この中央部より延出すると共
にフロントルーフレールの後向縁部に重なる後重
合部とに形成され、上記フロントルーフレールの
ルームミラー取付部近傍の前、後向縁部と上記ル
ームミラーリンフオースの前、後重合部とをそれ
ぞれ溶接した構成のルームミラー取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15572883U JPS6062350U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ル−ムミラ−取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15572883U JPS6062350U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ル−ムミラ−取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062350U JPS6062350U (ja) | 1985-05-01 |
| JPH0117465Y2 true JPH0117465Y2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=30343848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15572883U Granted JPS6062350U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | ル−ムミラ−取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062350U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7194488B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2022-12-22 | ダイハツ工業株式会社 | 車体構造 |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15572883U patent/JPS6062350U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6062350U (ja) | 1985-05-01 |
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