JP2946709B2 - 自動車のサイドボデー構造 - Google Patents
自動車のサイドボデー構造Info
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- JP2946709B2 JP2946709B2 JP25631290A JP25631290A JP2946709B2 JP 2946709 B2 JP2946709 B2 JP 2946709B2 JP 25631290 A JP25631290 A JP 25631290A JP 25631290 A JP25631290 A JP 25631290A JP 2946709 B2 JP2946709 B2 JP 2946709B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel portion
- outer panel
- flange
- side body
- rising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
ー、クォータインナー、リアコンビハウスインナー等の
パネルにより形成されるインナーパネル部102と、サイ
ドボデーアウター、リアコンビハウスアウター等のパネ
ルにより形成されるアウターパネル部103とを、各々予
め作成し、それらを接合することにより構成されてい
る。
ら見た斜視図である。該図においてY−Y線に沿うバッ
クドアシールフランジ部104の基本的な断面構造は、第
7図に示すものである。すなわち、バックドアシールフ
ランジ部104は、第7図に示すようにアウターパネル部1
03に存在する立ち上り部105の先端において、インナー
パネル部102と接合され、該接合部のフランジ106,107
は、アウターパネル部側のフランジ106がインナーパネ
ル部側のフランジ107より長く(β=1mm程度)設定さ
れ、該接合されたフランジ106,107にウェザーストリッ
プ108を装着することにより、ウェザーストリップ108の
内面108aにアウターパネル部側のフランジ106の先端106
aが当接するように構成し、フランジ106,107の隙間より
雨水等が侵入しないように構成されている。
パネル部102及びアウターパネル部103との接合は、第9
図に示すようにアウターパネル部103を治具109上に載置
し、その上方からインナーパネル部102を合わせ、各々
のパネル部102,103に形成されたフランジ107,106部分
で、スポット溶接等の手段で接合していた。
立ち上り部105が、第9図の2点鎖線で示したように内
方に倒れた場合、倒れを規制する手段が治具109には存
在しないため、接合されたフランジ106,107は第10図に
示した位置関係となる。そのため、該接合部に装着され
たウェザーストリップ108の内面108aは、インナーパネ
ル部のフランジ107の先端107aと当接し、アウターパネ
ル部側のフランジ先端106aとは当接しなくなることか
ら、ウェザーストリップ108のリップ部108bによって侵
入を阻止できなかった雨水が、接合部であるフランジ10
6,107の隙間よりサイドボデー101内に侵入する虞れがあ
った。
れたものであって、簡易な構造で、上記立ち上り部の内
方への倒れを規制できるサイドボデー構造を提供するこ
とを目的とする。
ネル部とアウターパネル部とを接合することにより形成
される自動車のサイドボデー構造において、上記インナ
ーパネル部及びアウターパネル部の接合部分のうち、上
記アウターパネル部に上記インナーパネル部側への立ち
上り部が形成された部分に位置し、該立ち上り部の内方
への倒れを規制すべく上記アウターパネル部側に突出し
てほぼ水平方向に延びるフランジを上記インナーパネル
部側のクォータインナーの後方下端に設け、上記フラン
ジの側部に、上記アウターパネル部側の立ち上り部に対
して若干傾斜した角度を設けている。
ネル部側に設けた上記フランジが、アウターパネル部と
の接合の際に、該アウターパネル部に存在する立ち上り
部の内方への倒れを規制するため、両パネル部が所定の
位置関係で正確に接合されることとなる。
明する。
を構成するインナーパネル部1及びアウターパネル部2
を示した斜視図である。
ォータインナー4、リアコンビハウスインナー5等のパ
ネルにより予め形成されている。また、アウターパネル
部2はサイドボデーアウター6、リアコンビハウスアウ
ター7等のパネルにより形成されたものである。
接接合することにより第2図に示した一体的なサイドボ
デー8に形成される。
分のうち、上記アウターパネル部2にインナーパネル部
1側への立ち上り部9が形成された部分、例えば、バッ
クドアシールフランジ部10を形成する部分のインナーパ
ネル部1側には、上記立ち上り部9の内方への倒れを規
制するフランジ11が設けられている。
図、及び第2図のX−X線に沿う断面図である第4図に
従って詳細に説明すると、上記フランジ11は、インナー
パネル部1側のクォータインナー4の後方下端4aに、ア
ウターパネル部2側に突出し、ほぼ水平方向に延びて設
けられ、該フランジ11は、両パネル部1,2をその接合用
フランジ12,13で接合した際、アウターパネル部2側の
立ち上り部9にその側部11aが当接するように形成され
ている。
治具14上に載置し、その上方からインナーパネル部1を
降下させて合わせる際、該インナーパネル部1に設けら
れた上記フランジ11の側部11aが、アウターパネル部2
側の立ち上り部9に当接し、該立ち上り部9の内方(第
5図において左側)への倒れを規制し、両パネル部1,2
が所定の位置関係で接合される。
ウターパネル部2側の立ち上り部9に対して、若干傾斜
した角度(=α)が付けられており、その挿入及び当接
が、スムーズに行なわれるように構成されている。
記述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能である。
他、補強のための折曲部を有する成形形状タイプのもの
であっても良い。
は、サイドボデーを構成するインナーパネル部及びアウ
ターパネル部の接合部分のうち、上記アウターパネル部
に上記インナーパネル部側への立ち上り部が形成された
部分に位置し、該立ち上り部の内方への倒れを規制すべ
く上記アウターパネル部側に突出してほぼ水平方向に延
びるフランジを上記インナーパネル部側のクォータイン
ナーの後方下端に設けているので、インナーパネル部と
アウターパネル部との接合時に、インナーパネル部側の
フランジの側部がアウターパネル部側の立ち上り部に当
接して、該立ち上り部の内方への倒れを規制することが
可能となり、両パネル部が所定の位置関係で正確に接合
され、雨水等の侵入のないサイドボデーを形成すること
ができる。しかも、形成するフランジは、インナーパネ
ル部側に設けるものであるため、外観上には全く影響を
与えることがない。
側部に、上記アウターパネル部側の立ち上り部に対して
若干傾斜した角度を設けているので、アウターパネル部
を治具上に載置し、その上方から降下させて合わせる
際、その挿入及び当接がスムーズにかつ容易に行われ、
両パネル部の接合部分の位置決めを正確に行うことがで
きる。
たものであって、第1図(a),(b)は各々サイドボ
デーを構成するインナーパネル部及びアウターパネル部
を示す斜視図、第2図は上記インナー及びアウターパネ
ル部を接合して形成したサイドボデーの斜視図である。
第3図は第1図(a)のA部拡大斜視図、第4図は第2
図のX−X線に沿う断面図である。第5図はインナー及
びアウターパネル部の接合状態を示す要部断面図であ
る。 第6図〜第10図は従来のサイドボデー構造を示すもので
あって、第6図はサイドボデーの斜視図、第7図は第6
図のY−Y線に沿う断面図、第8図は第7図の接合部に
ウェザーストリップを装着した状態を示す断面図であ
る。第9図はインナー及びアウターパネル部の接合状態
を示す要部断面図、第10図は立ち上り部が内方に倒れた
状態で接合された接合部にウェザーストリップを装着し
た状態を示す断面図である。 1……インナーパネル部、2……アウターパネル部、 8……サイドボデー、9……立ち上り部、 11……フランジ、14……治具。
Claims (1)
- 【請求項1】インナーパネル部とアウターパネル部とを
接合することにより形成される自動車のサイドボデー構
造において、上記インナーパネル部及びアウターパネル
部の接合部分のうち、上記アウターパネル部に上記イン
ナーパネル部側への立ち上り部が形成された部分に位置
し、該立ち上り部の内方への倒れを規制すべく上記アウ
ターパネル部側に突出してほぼ水平方向に延びるフラン
ジを上記インナーパネル部側のクォータインナーの後方
下端に設け、上記フランジの側部に、上記アウターパネ
ル部側の立ち上り部に対して若干傾斜した角度を設けた
ことを特徴とする自動車のサイドボデー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25631290A JP2946709B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 自動車のサイドボデー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25631290A JP2946709B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 自動車のサイドボデー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133871A JPH04133871A (ja) | 1992-05-07 |
JP2946709B2 true JP2946709B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17290919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25631290A Expired - Lifetime JP2946709B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 自動車のサイドボデー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946709B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103085883A (zh) * | 2013-01-14 | 2013-05-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 隐藏式侧围外板 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4406615B4 (de) * | 1994-03-01 | 2007-11-08 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zum Herstellen einer Rohbaustruktur für ein Kraftfahrzeug |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP25631290A patent/JP2946709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103085883A (zh) * | 2013-01-14 | 2013-05-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 隐藏式侧围外板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133871A (ja) | 1992-05-07 |
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