JP2525709Y2 - ウェザーストリップの取付構造 - Google Patents
ウェザーストリップの取付構造Info
- Publication number
- JP2525709Y2 JP2525709Y2 JP1990061032U JP6103290U JP2525709Y2 JP 2525709 Y2 JP2525709 Y2 JP 2525709Y2 JP 1990061032 U JP1990061032 U JP 1990061032U JP 6103290 U JP6103290 U JP 6103290U JP 2525709 Y2 JP2525709 Y2 JP 2525709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- opening edge
- mounting
- core material
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車のボディ開口縁へのウェザーストリ
ップの取付構造の改良に関するものである。
ップの取付構造の改良に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、自動車のボディ開口縁へのウェザーストリップ
の取付は、第7図乃至第10図に示すように、ボディ開口
縁1aにスクリュービス4等によってリテナー6を組付
け、そのリテナー6にウェザーストリップ12の取付部12
aを嵌込むことによって行っていた。この構造は、ウェ
ザーストリップ12の嵌込み作業が煩わしく、多くの時間
を要すると言う問題点がある。
の取付は、第7図乃至第10図に示すように、ボディ開口
縁1aにスクリュービス4等によってリテナー6を組付
け、そのリテナー6にウェザーストリップ12の取付部12
aを嵌込むことによって行っていた。この構造は、ウェ
ザーストリップ12の嵌込み作業が煩わしく、多くの時間
を要すると言う問題点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 以上のようなことから、ボディ開口縁1aへの取付けが
容易であって、短時間に取付可能なウェザーストリップ
の取付構造が求められている。
容易であって、短時間に取付可能なウェザーストリップ
の取付構造が求められている。
本考案は、上記課題を解決したウェザーストリップの
取付構造を提供することを目的としている。
取付構造を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、
本考案に係るウェザーストリップの取付構造は、ドアガ
ラス5と弾接するシール部分2aとボディ1の開口縁1aに
取付ける取付部分2bとを車内側の一端で結合し、開口縁
1aに取付けた状態でシール部分2aと取付部分2bとを車外
側先端で重ね合わせるウェザーストリップ2に対して、
取付部分2bの内面の車内側の端に凹部2fを設け、取付部
分2b内面に金属製もしくは硬質樹脂製芯材3を当てると
共に該芯材3の一端を前記凹部2fに嵌合させ、その芯材
3とボディ開口縁1aとをスクリュービスもしくはファス
ナー4により結合することよりなるものである。
本考案に係るウェザーストリップの取付構造は、ドアガ
ラス5と弾接するシール部分2aとボディ1の開口縁1aに
取付ける取付部分2bとを車内側の一端で結合し、開口縁
1aに取付けた状態でシール部分2aと取付部分2bとを車外
側先端で重ね合わせるウェザーストリップ2に対して、
取付部分2bの内面の車内側の端に凹部2fを設け、取付部
分2b内面に金属製もしくは硬質樹脂製芯材3を当てると
共に該芯材3の一端を前記凹部2fに嵌合させ、その芯材
3とボディ開口縁1aとをスクリュービスもしくはファス
ナー4により結合することよりなるものである。
〈作用〉 上記のように構成されたウェザーストリップの取付構
造は、芯材3を当てたウェザーストリップ2をボディ開
口縁1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュー
ビスもしくはファスナー4により結合するだけで、ウェ
ザーストリップ2を取付けることが可能である。
造は、芯材3を当てたウェザーストリップ2をボディ開
口縁1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュー
ビスもしくはファスナー4により結合するだけで、ウェ
ザーストリップ2を取付けることが可能である。
〈実施例〉 実施例について図面を参考に説明すると、1はハード
トップ車のボディ、1aはその開口縁、1bは車内側フラン
ジ部、1cはガーニッシュ、2は開口縁1aに沿って取付け
るウェザーストリップであって、ドアガラス5と弾接す
るシール部分2a、ボディ側の取付部分2b、及びガーニッ
シュ1cに弾接するリップ2cよりなる。取付部分2bの内面
の車内側の端に凹部2fが設けてある。3は取付部分2bの
内側に当てる断面くの字状の芯材であって、ロール成形
された金属もしくは型成形されたナイロン等の硬質合成
樹脂よりなり、芯材3の一端を凹部2fに嵌合させてあ
る。また取付部分2b側長手方向に複数のスクリュービス
もしくはファスナー4を挿入可能な取付穴3aを開けてあ
る。
トップ車のボディ、1aはその開口縁、1bは車内側フラン
ジ部、1cはガーニッシュ、2は開口縁1aに沿って取付け
るウェザーストリップであって、ドアガラス5と弾接す
るシール部分2a、ボディ側の取付部分2b、及びガーニッ
シュ1cに弾接するリップ2cよりなる。取付部分2bの内面
の車内側の端に凹部2fが設けてある。3は取付部分2bの
内側に当てる断面くの字状の芯材であって、ロール成形
された金属もしくは型成形されたナイロン等の硬質合成
樹脂よりなり、芯材3の一端を凹部2fに嵌合させてあ
る。また取付部分2b側長手方向に複数のスクリュービス
もしくはファスナー4を挿入可能な取付穴3aを開けてあ
る。
なお、ウェザーストリップ2は、その取付位置によっ
て断面形状が異なっており、第1図、第2図及び第3図
に示すように、ルーフ部及びピラー部の直線部分は、中
空状のシール部分2aの他に、シール部分2aと取付部分2b
とに囲まれて別の中空部分2eが形成されるが、この中空
部分2eは両者の結合点を軸に口開き可能であって、芯材
4を挿入することができる。なお、コーナー部は、第4
図及び第5図に示すように、非中空状シール部分2a及び
取付部分2bで囲まれて、中空部分2eが形成されており、
取付部分2bに中芯抜きスリットもしくは穴2dを開けてあ
り、そのスリット・穴2dより芯材4を挿入することがで
きる。
て断面形状が異なっており、第1図、第2図及び第3図
に示すように、ルーフ部及びピラー部の直線部分は、中
空状のシール部分2aの他に、シール部分2aと取付部分2b
とに囲まれて別の中空部分2eが形成されるが、この中空
部分2eは両者の結合点を軸に口開き可能であって、芯材
4を挿入することができる。なお、コーナー部は、第4
図及び第5図に示すように、非中空状シール部分2a及び
取付部分2bで囲まれて、中空部分2eが形成されており、
取付部分2bに中芯抜きスリットもしくは穴2dを開けてあ
り、そのスリット・穴2dより芯材4を挿入することがで
きる。
次に作用について説明する。予めウェザーストリップ
2に芯材3を挿入し、芯材3の一端を凹部2fに嵌合させ
ると共に取付部分2bに当てておく。その際、シール部分
2aと取付部分2bとを開いて、取付穴3aにスクリュービス
もしくはファスナー4を挿入する。
2に芯材3を挿入し、芯材3の一端を凹部2fに嵌合させ
ると共に取付部分2bに当てておく。その際、シール部分
2aと取付部分2bとを開いて、取付穴3aにスクリュービス
もしくはファスナー4を挿入する。
芯材3を当てたウェザーストリップ2をボディ開口縁
1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュービス
もしくはファスナー4で締めて、結合すると、ウェザー
ストリップ2を取付けることができる。そのため、取付
が容易であって、取付けに要する時間が大幅に短縮され
る。しかも、ウェザーストリップ全体がボディ1に密着
し、シール性も改善される。
1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュービス
もしくはファスナー4で締めて、結合すると、ウェザー
ストリップ2を取付けることができる。そのため、取付
が容易であって、取付けに要する時間が大幅に短縮され
る。しかも、ウェザーストリップ全体がボディ1に密着
し、シール性も改善される。
〈考案の効果〉 芯材3を当てたウェザーストリップ2をボディ開口縁
1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュービス
もしくはファスナー4で締めて、結合すると、ウェザー
ストリップ2がボディ開口縁1aに取付けられるが、この
際スクリュービスもしくはファスナーの頭の下面が非硬
質材製の取付部分2bに当たらないので、取付部分2bを傷
付けない。そのため、取付が容易であって、取付けに要
する時間が大幅に短縮される。しかも、ウェザーストリ
ップ全体がボディ1に密着し、シール性も改善される。
また芯材3とウェザーストリップ2は別々に製造したの
ち組立られるので製造容易である。
1aに重ね、芯材3とボディ開口縁1aとをスクリュービス
もしくはファスナー4で締めて、結合すると、ウェザー
ストリップ2がボディ開口縁1aに取付けられるが、この
際スクリュービスもしくはファスナーの頭の下面が非硬
質材製の取付部分2bに当たらないので、取付部分2bを傷
付けない。そのため、取付が容易であって、取付けに要
する時間が大幅に短縮される。しかも、ウェザーストリ
ップ全体がボディ1に密着し、シール性も改善される。
また芯材3とウェザーストリップ2は別々に製造したの
ち組立られるので製造容易である。
第1図は本考案の実施例を示す第7図A−A断面図、第
2図はその口開きした状態を示すウエザーストリップの
みの断面図、第3図は本考案の実施例を示す第7図B−
B断面図、第4図及び第5図は第7図C−C断面図でそ
れぞれ異なる例を示すものである。第6図は芯材の斜視
図、第7図は自動車の部分側面図である。第8図は従来
例を示す第7図A−A断面図、第9図は従来例を示す第
7図B−B断面図、第10図は従来例を示す第7図C−C
断面図である。 1……ボディ 1a……開口縁 1b……フランジ部 1c……ガーニッシュ 2……ウェザーストリップ 2a……シール部分 2b……取付部分 2c……リップ 2d……スリットもしくは穴 2e……中空部分 2f……凹部 3……芯材 3a……取付穴 4……スクリュービスもしくはファスナー 5……ドアガラス 6……リテナー 12……ウェザーストリップ 12a……取付部
2図はその口開きした状態を示すウエザーストリップの
みの断面図、第3図は本考案の実施例を示す第7図B−
B断面図、第4図及び第5図は第7図C−C断面図でそ
れぞれ異なる例を示すものである。第6図は芯材の斜視
図、第7図は自動車の部分側面図である。第8図は従来
例を示す第7図A−A断面図、第9図は従来例を示す第
7図B−B断面図、第10図は従来例を示す第7図C−C
断面図である。 1……ボディ 1a……開口縁 1b……フランジ部 1c……ガーニッシュ 2……ウェザーストリップ 2a……シール部分 2b……取付部分 2c……リップ 2d……スリットもしくは穴 2e……中空部分 2f……凹部 3……芯材 3a……取付穴 4……スクリュービスもしくはファスナー 5……ドアガラス 6……リテナー 12……ウェザーストリップ 12a……取付部
Claims (1)
- 【請求項1】ドアガラス(5)と弾接するシール部分
(2a)とボディ(1)の開口縁(1a)に取付ける取付部
分(2b)とを車内側の一端で結合し、開口縁(1a)に取
付けた状態でシール部分(2a)と取付部分(2b)とを車
外側先端で重ね合わせるウェザーストリップ(2)に対
して、取付部分(2b)の内面の車内側の端に凹部(2f)
を設け、取付部分(2b)内面に金属製もしくは硬質樹脂
製芯材(3)を当てると共に該芯材(3)の一端を前記
凹部(2f)に嵌合させ、その芯材(3)とボディ開口縁
(1a)とをスクリュービスもしくはファスナー(4)に
より結合することよりなるウェザーストリップの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061032U JP2525709Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ウェザーストリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061032U JP2525709Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ウェザーストリップの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419350U JPH0419350U (ja) | 1992-02-18 |
JP2525709Y2 true JP2525709Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31588921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990061032U Expired - Lifetime JP2525709Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ウェザーストリップの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525709Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2591329Y2 (ja) * | 1992-07-30 | 1999-03-03 | 西川ゴム工業株式会社 | ウエザーストリップ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62162115U (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-15 | ||
JPH0712135Y2 (ja) * | 1989-05-19 | 1995-03-22 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザーストリップ |
JP3069525U (ja) * | 1999-12-08 | 2000-06-23 | 株式会社シード | 嵌め合わせ容器 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP1990061032U patent/JP2525709Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419350U (ja) | 1992-02-18 |
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