JPH0722333Y2 - ドアガラスウエザストリップ - Google Patents
ドアガラスウエザストリップInfo
- Publication number
- JPH0722333Y2 JPH0722333Y2 JP1989076843U JP7684389U JPH0722333Y2 JP H0722333 Y2 JPH0722333 Y2 JP H0722333Y2 JP 1989076843 U JP1989076843 U JP 1989076843U JP 7684389 U JP7684389 U JP 7684389U JP H0722333 Y2 JPH0722333 Y2 JP H0722333Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- door
- door glass
- core material
- leg portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のドアガラスウエザストリップに関する
ものである。
ものである。
[従来技術] 自動車のドア外板のベルトラインに沿って、ドア外板と
ドアガラス外面との間をシールし、かつ装飾用のモール
を兼ねるドアガラスウエザストリップが取付けられてい
る。
ドアガラス外面との間をシールし、かつ装飾用のモール
を兼ねるドアガラスウエザストリップが取付けられてい
る。
第3図は従来の代表例を示すもので、ドアガラスウエザ
ストリップ(以下、単にウエザストリップという)3は
合成樹脂またはゴムよりなり、ドア外板1のベルトライ
ン部11の上面を覆うモール部31とモール部31から下方へ
伸びる脚部32と、脚部32から車内方向へ伸びてドアガラ
ス2の外面に当接するシールリップ33を備えており、モ
ール31から脚部32へかけて板金の芯材4が埋設してあ
る。脚端にはウエサストリップ長手方向に所定の間隔を
おいてクリップ5が取付けてある(特開昭63-31818
号)。このウエザストリップ3は、各クリップ5の係止
片51をドア外板1の内端部に設けた穴12に押し込むこと
によりベルトライン部11に取付けられる。
ストリップ(以下、単にウエザストリップという)3は
合成樹脂またはゴムよりなり、ドア外板1のベルトライ
ン部11の上面を覆うモール部31とモール部31から下方へ
伸びる脚部32と、脚部32から車内方向へ伸びてドアガラ
ス2の外面に当接するシールリップ33を備えており、モ
ール31から脚部32へかけて板金の芯材4が埋設してあ
る。脚端にはウエサストリップ長手方向に所定の間隔を
おいてクリップ5が取付けてある(特開昭63-31818
号)。このウエザストリップ3は、各クリップ5の係止
片51をドア外板1の内端部に設けた穴12に押し込むこと
によりベルトライン部11に取付けられる。
[本考案が解決しようとする課題] ところでウエザストリップ3の上記取付作業は、クリッ
プ5を係着したウエザストリップを第2図に示すように
配し、一端、例えば前端側から順次ウエザストリップを
叩き込んでクリップ5をドア外板1の穴12に嵌入してい
る。従って、ウエザストリップには長手方向に充分な剛
性がないと叩き込み時に折れ曲ったりねじれたりして組
付けが困難である。
プ5を係着したウエザストリップを第2図に示すように
配し、一端、例えば前端側から順次ウエザストリップを
叩き込んでクリップ5をドア外板1の穴12に嵌入してい
る。従って、ウエザストリップには長手方向に充分な剛
性がないと叩き込み時に折れ曲ったりねじれたりして組
付けが困難である。
従来のウエザストリップは第3図に示すように脚部32を
長く、その下端に至るまで芯材4が埋設してあり、この
幅の広い芯材4で剛性を維持している。このために芯材
4を含むウエザストリップの重量が大きくなるという問
題がある。
長く、その下端に至るまで芯材4が埋設してあり、この
幅の広い芯材4で剛性を維持している。このために芯材
4を含むウエザストリップの重量が大きくなるという問
題がある。
そこで本考案は、剛性を低下させることなく重量を軽減
したウエザストリップを提供することを目的とする。
したウエザストリップを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は第1図に例示するように、ウエザストリップ脚
部32に埋設した芯材4の頭部41を断面袋状に形成すると
ともに、下端に折返し部43を形成したことを特徴とす
る。
部32に埋設した芯材4の頭部41を断面袋状に形成すると
ともに、下端に折返し部43を形成したことを特徴とす
る。
[作用、効果] 芯材4の頭部41を袋状に形成するとともに下端に折返し
部43を形成したことで、クリップ5が取付けられる脚部
32や芯材4を短くしても、叩き込み時の脚部32の折曲げ
やねじれを防ぐに充分な剛性が与えられる。従って剛性
を維持してウエザストリップの軽量化が達成される。
部43を形成したことで、クリップ5が取付けられる脚部
32や芯材4を短くしても、叩き込み時の脚部32の折曲げ
やねじれを防ぐに充分な剛性が与えられる。従って剛性
を維持してウエザストリップの軽量化が達成される。
[実施例] 第1図に示すようにウエザストリップ3は傘状で車外側
の端部がドア外板1のベルトライン部11の上面を覆うモ
ール部31と、モール部31から下方へ伸びる脚部32と、脚
部32から車内方向へ伸びてドアガラス2の外面に当接す
るシールリップ33を備えている。脚部32の幅はモール部
31に対して比較的小さくしてある。
の端部がドア外板1のベルトライン部11の上面を覆うモ
ール部31と、モール部31から下方へ伸びる脚部32と、脚
部32から車内方向へ伸びてドアガラス2の外面に当接す
るシールリップ33を備えている。脚部32の幅はモール部
31に対して比較的小さくしてある。
芯材4は、その頭部41は袋状に曲げ込んだ断面形状に形
成してあり、ウエザストリップ3のモール部31下面に固
着し、その脚部42はウエザストリップ3の脚部32に埋設
してある。脚部42の下端には折返し部43が形成してあ
る。上記頭部41は脚部42の上端から車内方向へく字形に
折れ、頭部全体が脚部42に対し車外側に傾斜した形状と
してある。ウエザストリップ3は芯材4とともに合成樹
脂を一体押出成形することにより得られる。
成してあり、ウエザストリップ3のモール部31下面に固
着し、その脚部42はウエザストリップ3の脚部32に埋設
してある。脚部42の下端には折返し部43が形成してあ
る。上記頭部41は脚部42の上端から車内方向へく字形に
折れ、頭部全体が脚部42に対し車外側に傾斜した形状と
してある。ウエザストリップ3は芯材4とともに合成樹
脂を一体押出成形することにより得られる。
このウエザストリップ3をドア外板1のベルトライン部
11に沿って組付けるには、ウエザストリップ脚端に所定
の間隔をおいてクリップ5を係着する。クリップ5の上
端は、芯材4の折返し部43が埋設されたウエザストリッ
プの脚端の段部と係合することで抜け止めされている。
そしてウエザストリップ3を第2図に示すように配し、
クリップ5の係止片51をドア外板1の穴12に挿入し、モ
ール部31から叩き込むことでクリップ止めする。このよ
うにして前方側から後方側へと各クリップ5を順次固定
する。
11に沿って組付けるには、ウエザストリップ脚端に所定
の間隔をおいてクリップ5を係着する。クリップ5の上
端は、芯材4の折返し部43が埋設されたウエザストリッ
プの脚端の段部と係合することで抜け止めされている。
そしてウエザストリップ3を第2図に示すように配し、
クリップ5の係止片51をドア外板1の穴12に挿入し、モ
ール部31から叩き込むことでクリップ止めする。このよ
うにして前方側から後方側へと各クリップ5を順次固定
する。
このとき、ウエザストリップ3は強い衝撃と荷重を受け
るが、クリップ5を取り付けた脚端内の芯金4は折返し
部43を形成して2重構造となっており、かつ頭部41が袋
状に形成されているので、折曲げやねじりに対し強い剛
性を有し、クリップ5は穴12に作業性よく確実に打込ま
れる。芯材4は高い剛性を有することから、ウエザスト
リップの組付性を良好に維持しつつ小型、軽量化を可能
とする。
るが、クリップ5を取り付けた脚端内の芯金4は折返し
部43を形成して2重構造となっており、かつ頭部41が袋
状に形成されているので、折曲げやねじりに対し強い剛
性を有し、クリップ5は穴12に作業性よく確実に打込ま
れる。芯材4は高い剛性を有することから、ウエザスト
リップの組付性を良好に維持しつつ小型、軽量化を可能
とする。
第1図および第2図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は第2図のI−I線に沿う位置でのドアガラスウエ
ザストリップの組付状態断面図、第2図は上記ウエザス
トリップをドアに組付ける前の状態を示す図、第3図は
従来のドアガラスウエザストリップの組付状態断面図で
ある。 1……ドア外板 2……ドアガラス 3……ドアガラスウエザストリップ 31……モール部 32……脚部 33……シールリツップ 4……芯材 41……頭部 43……折返し部 5……クリップ
1図は第2図のI−I線に沿う位置でのドアガラスウエ
ザストリップの組付状態断面図、第2図は上記ウエザス
トリップをドアに組付ける前の状態を示す図、第3図は
従来のドアガラスウエザストリップの組付状態断面図で
ある。 1……ドア外板 2……ドアガラス 3……ドアガラスウエザストリップ 31……モール部 32……脚部 33……シールリツップ 4……芯材 41……頭部 43……折返し部 5……クリップ
Claims (1)
- 【請求項1】自動車ドアの外板のベルトラインに沿って
取付けるドアガラスウエザストリップであって、ドア外
板のベルトライン部上面を覆うモール部と、モール部か
ら下方へ伸びクリップでドア外板内部に押込み固定され
る脚部と、脚部から車内方向へ伸びてドアガラスの外面
に当接するシールリップを備えるとともに、上記モール
部から脚部へかけて補強用芯材を設けたドアガラスウエ
ザストリップにおいて、上記脚部に沿う芯材の頭部を断
面袋状に形成するとともに、下端に折返し部を形成して
芯材の剛性を強化したことを特徴とするドアガラスウエ
ザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989076843U JPH0722333Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ドアガラスウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989076843U JPH0722333Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ドアガラスウエザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315724U JPH0315724U (ja) | 1991-02-18 |
JPH0722333Y2 true JPH0722333Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31618673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989076843U Expired - Fee Related JPH0722333Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ドアガラスウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722333Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591616B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1984-01-13 | フオルケ・イ−バル・ブロンベリイ | 速度の変化率を感知するためのセンサ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591616U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | 日野自動車株式会社 | 車両用昇降式ウインドウのウエザストリツプ |
JPS60121919U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-17 | 白木金属工業株式会社 | ベルトモ−ルデイングの取付構造 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1989076843U patent/JPH0722333Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591616B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1984-01-13 | フオルケ・イ−バル・ブロンベリイ | 速度の変化率を感知するためのセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315724U (ja) | 1991-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |