JPH035351Y2 - - Google Patents

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JPH035351Y2
JPH035351Y2 JP11798785U JP11798785U JPH035351Y2 JP H035351 Y2 JPH035351 Y2 JP H035351Y2 JP 11798785 U JP11798785 U JP 11798785U JP 11798785 U JP11798785 U JP 11798785U JP H035351 Y2 JPH035351 Y2 JP H035351Y2
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JP11798785U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヘツドレストを門形状に取付ける自動
車用座席のシートバツク(背凭部)、詳しくは本
体の上部左右よりアームを上方に起立させ、この
アームの上端にヘツドレストを取付けると共に、
前記アームの延長線上の本体左右両側面に装飾帯
体を固定してなるシートバツクの改良に関するも
のである。
(従来の技術) 第7図、第8図はこの種の従来品を示し、図中
A′はシートバツクの本体、Bは本体A′の上部左
右側面に固定したアームC,Cに門形状に取付け
られたヘツドレスト、D,DはアームC,Cの延
長線上の本体A′の側面に固定された装飾帯体で、
この装飾帯体D,Dは断面コ字状の硬質合成樹脂
部材で、本体A′の側面にビスなどにより突出状
に固定されている。従つて、この従来品は装飾帯
体D,D、及びアームC,Cの下部が、本体
A′の側面から突出するため、外観品質が著しく
低下し、また装飾帯体D,D、アームC,Cは直
接本体A′を構成する硬質部材に固定されていな
いため、取付が不安定で取り外れる虞れがあつ
た。
なお第8図において図中1は表皮部材、2′は
発泡体製パツト、3,3はパイプ製フレーム、
4,4はフレーム3,3の左右に固着したサイド
プレート、5はバツクパネル、6は前記パツト
2′を支持するS形ばねを夫々示す。
(目的) 本考案はアームの下部、装飾帯体が本体の側面
から突出せず、しかも本体に確実に固定できるよ
うにすることを目的とする。
(構成) そのため、本考案はシートバツクの本体を構成
する発泡体製パツトを本体の前面側に装着する前
パツトと、本体の背裏側周囲に装着される後パツ
トを別体成形し、この両パツトをシートフレーム
の左右に設けたサイドブラケツトの外側面におい
て、前記装飾帯体の幅分間隙をあけて取付け、該
間隙を嵌合部とし、この嵌合部を設けたことによ
り、嵌合部を表皮で被覆し、装飾帯体の嵌合固定
により、両パツトは嵌合部方向に引き込まれて変
形する。斯る変形を防止するために前記後パツト
部に前記フレームとこのフレームの内側に固設し
たバツクパネル取付用の取付枠との間に挟入する
挟入部を設けてなるものである。
(作用) 前パツトと後パツトとは嵌合部を境界として独
立しているが、後パツトは挟入部がフレームと取
付枠との間に挟入固定されているため、装飾帯体
を表皮と共に嵌合部に締結しても後バツトは嵌合
部に引き込まれることがない。装飾帯体は嵌合部
に嵌合されることにより、その外面が本体の側面
と同一平面になる。なお、前パツトは左右のサイ
ドプレートに嵌合されているため、装飾帯体の嵌
合によつても、嵌合溝に引き込まれることがな
い。
(実施例) 第1図乃至第6図に基づいて本考案の一実施例
を説明する。
第1図はヘツドレストBを備えた本考案に係る
シートバツクを示し、図中Aはシートバツクの本
体を示し、この本体Aの左右側面にアームC,C
の下部及び装飾帯体D,Dが外部に突出すること
なく固定されている。これを第2図乃至第6図に
おいて具体的に説明する。図中、第8図と同一符
号は同一部材を示し、その説明を省略する。
発泡体製のパツトは、第2図に示すように前パ
ツト2aと後パツト2bとからなり、両パツト2
a,2aは夫々独立状に成形され、成形後、上部
で接着剤等で一体に接合される(第5図)。そし
て、前パツト2aは両サイドプレート4,4の上
部を嵌合するような形状にモールド成形され、ま
た、後パツト2bは発泡体のチツプ材などを接合
したものであり、本体Aの背裏の周囲を被う(バ
ツクパネル5を取付ける部分に窓孔を有する)形
状に成形されている。
この後パツト2bにはフレーム3と、このフレ
ーム3の内側に配設したバツクパネル5取付用の
取付枠7との間隙に挟入する挟入部2b′が一体成
形されている(第6図)。従つて、後パツト2b
はその挟入部2b′を挟入すると、フレーム3に固
定される。一方、前パツト2aはS形ばね6に載
せて、その左右両側をサイドプレート4,4の先
端に嵌合すると固定される。そのため、サイドプ
レート4外側において、両パツト2a,2bとの
間に間隙が生じ、この間隙を嵌合部10とする。
第3図は表皮部材1を被覆する前の状態、即
ち、S形ばね6を張架したフレーム3に両パツト
2a,2bを取付けた状態を示し、パツト2aの
下端部より延設した差込部2a′はフレーム3の前
側より後側に折り返されて取付枠7の両下端間に
架設したワイヤ7aにホツグリングで固定されて
いる。
第4図は、第3図の状態の両パツト2a,2b
を、袋状の縫製した表皮部材1で被せて、装飾帯
体Dを固定する前の状態を示し、表皮部材1は前
パツト2aの前面側を被覆する部分が三層の積層
体で構成されている。
表皮部材1で被覆後、アームC,Cの下部を嵌
合部10の上部でボルトなどでサイドプレート
4,4に固定し、次に装飾帯体D,Dを嵌合部1
0内に表皮部材1と共にボルトd,d等で締結す
ると、第1図、第2図に示すシートバツクが組立
られる。
(効果) 本考案によれば、後パツトに設けた挟入部がフ
レームと取付枠との間に挟入されて、前パツトと
の間に嵌合部が形成される。従つて、両パツトを
表皮部材で被覆した後、嵌合部にヘツドレストの
アーム下部及び装飾帯体を嵌合するも、両パツト
が確実に固定されているため、嵌合部側に引き込
まれて変形することがなく所定形状を保持する。
そしてアームの下部及び装飾帯体は嵌合部に嵌合
されるので、前記従来品の如き本体の側面より突
出することもない。依つて、前記従来品に比べ、
外観が良好になり、商品価値が増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は第1図における−
線に沿える断面図、第3図は表皮部材を被せる前
の状態の断面図、第4図は要部の断面図、第5図
はパツトの斜視図、第6図はパツトの部分拡大斜
視図、第7図、第8図は従来品を示し、第7図は
その斜視図、第8図は第7図の−線に沿える
断面図である。 図中Aは本体、Bはヘツドレスト、C,Cはア
ーム、D,Dは装飾帯体、2aは前パツト、2b
は後パツト、2b′は後パツトの挿入部、10は嵌
合部を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の上部左右よりアームを上方に起立させ、
    このアームの上端にヘツドレストを取付けると共
    に、前記アームの延長線上の本体左両側面に装飾
    帯体を固定してなるシートバツクにおいて、前記
    本体を構成する発泡体製パツトは、本体の前面側
    に装着する前パツトと、本体の背裏側周囲に装着
    される後パツトとからなり、この両パツトはシー
    トフレームの左右に設けたサイドブラケツトの外
    側面において、前記装飾帯体の幅分間隙をあけた
    嵌合部を設け、前記後パツト部には前記フレーム
    とこのフレームの内側に固設したバツクパネル取
    付用の取付枠との間に、挟入する挟入部を設け、
    前記嵌合部に表皮と共に装飾帯体を嵌合固定して
    なることを特徴とするシートバツク。
JP11798785U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH035351Y2 (ja)

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JP11798785U JPH035351Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11798785U JPH035351Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6227093U JPS6227093U (ja) 1987-02-19
JPH035351Y2 true JPH035351Y2 (ja) 1991-02-12

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JP11798785U Expired JPH035351Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPH0430933Y2 (ja) * 1987-06-26 1992-07-24

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JPS6227093U (ja) 1987-02-19

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