JPH0247896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247896Y2 JPH0247896Y2 JP1982106758U JP10675882U JPH0247896Y2 JP H0247896 Y2 JPH0247896 Y2 JP H0247896Y2 JP 1982106758 U JP1982106758 U JP 1982106758U JP 10675882 U JP10675882 U JP 10675882U JP H0247896 Y2 JPH0247896 Y2 JP H0247896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- skin
- folded
- seat frame
- seat skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シート表皮の改良に関するものであ
る。
る。
一般に、家具、車輌用等のシートは第１図で示
す如く座部面に比して底面側が若干広幅な断面略
台形の立体形状を呈するよう構成されている。そ
のシートのクツシヨンフオーム１を被包する表皮
２は第２，３図で示すようにシートフレーム３に
取付ける端末側が裾広がりに成形されているた
め、この端末２ａをシートフレーム３の内面側に
折込むと第４図で示す如く不規則な折り皺a1が隅
角部に生ずるものである。この不規則な折りa1は
体裁を損なうばかりでなく、表面側にも皺a2を呈
出するから商品価値を低下する原因となつてい
る。
す如く座部面に比して底面側が若干広幅な断面略
台形の立体形状を呈するよう構成されている。そ
のシートのクツシヨンフオーム１を被包する表皮
２は第２，３図で示すようにシートフレーム３に
取付ける端末側が裾広がりに成形されているた
め、この端末２ａをシートフレーム３の内面側に
折込むと第４図で示す如く不規則な折り皺a1が隅
角部に生ずるものである。この不規則な折りa1は
体裁を損なうばかりでなく、表面側にも皺a2を呈
出するから商品価値を低下する原因となつてい
る。
この欠点を除去するべく、従来、シート表皮の
端末側を他の部分よりも相対的に厚肉に形成し、
その厚肉な端末側をシートフレームの内面側に折
込んでシートフレームに止着することが行われて
いる（実開昭54−147504号）。然し、この厚肉部
はシート表皮の全周縁に形成されしかも所定の折
り目個所を設けて形成される（実開昭54−97211
号）のが通常であるから、クツシヨンフオームや
シートフレームに生ずる寸法上のバラ付きがある
と適度な緊張状態を保有するよう調整させて被着
するのが困難である。
端末側を他の部分よりも相対的に厚肉に形成し、
その厚肉な端末側をシートフレームの内面側に折
込んでシートフレームに止着することが行われて
いる（実開昭54−147504号）。然し、この厚肉部
はシート表皮の全周縁に形成されしかも所定の折
り目個所を設けて形成される（実開昭54−97211
号）のが通常であるから、クツシヨンフオームや
シートフレームに生ずる寸法上のバラ付きがある
と適度な緊張状態を保有するよう調整させて被着
するのが困難である。
本考案は、斯る欠点を除去し得るシート表皮を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
即ち、本考案に係るシート表皮においては、熱
可塑性樹脂で座面部、側面から略断面逆凹形を呈
するシート表皮を立体形状に形成する際、そのシ
ートフレームの内面側に折込む端末幅に相応さ
せ、且つ、側面の隅角部に位置させて他の部分よ
りも厚肉な突条部を形成し、この突条部の冷却に
伴う収縮で当該部分を内側に窄ませ成形すると共
に、シートフレームの内面側に折込む端末幅を長
手方向に沿つて緊張成形するよう構成されてい
る。
可塑性樹脂で座面部、側面から略断面逆凹形を呈
するシート表皮を立体形状に形成する際、そのシ
ートフレームの内面側に折込む端末幅に相応さ
せ、且つ、側面の隅角部に位置させて他の部分よ
りも厚肉な突条部を形成し、この突条部の冷却に
伴う収縮で当該部分を内側に窄ませ成形すると共
に、シートフレームの内面側に折込む端末幅を長
手方向に沿つて緊張成形するよう構成されてい
る。
以下、これを第５〜７図示実施例に基づいて説
明すれば、次の通りである。
明すれば、次の通りである。
このシート表皮２は熱可塑性樹脂で座部面及び
周側面から略断面逆凹形を呈する立体形状にイン
ジエクシヨン成形するものであり、その各隅角部
には第５図で示すように他の構成部分より相対的
に肉厚にする突条部２ｂが夫々外側に位置させて
設けられている。この突条部２ｂはシート表皮２
の端末側２ａでシートフレーム３の内面側に折込
む幅に亘つて設けられ、また、その成形後の自然
冷却或いは強制冷却で他の構成部分よりも大きな
収縮率を呈するよう形成されている。その収縮率
は肉厚に応じて事前に特定できるものであり、シ
ートフレーム３に対する余剰幅に対応した収縮率
を呈する肉厚部として容易に成形することができ
る。
周側面から略断面逆凹形を呈する立体形状にイン
ジエクシヨン成形するものであり、その各隅角部
には第５図で示すように他の構成部分より相対的
に肉厚にする突条部２ｂが夫々外側に位置させて
設けられている。この突条部２ｂはシート表皮２
の端末側２ａでシートフレーム３の内面側に折込
む幅に亘つて設けられ、また、その成形後の自然
冷却或いは強制冷却で他の構成部分よりも大きな
収縮率を呈するよう形成されている。その収縮率
は肉厚に応じて事前に特定できるものであり、シ
ートフレーム３に対する余剰幅に対応した収縮率
を呈する肉厚部として容易に成形することができ
る。
このように構成するシート表皮では隅角部の所
定領域が残留応力で大きく収縮するため、当該部
分を内側に窄ませしかもシートフレーム３の内面
側に折込む端末側を長手方向に沿つて緊張できる
ところからシートフレーム３の内のり寸法に応じ
た形状に成形することができる。従つて、このシ
ート表皮２をシートフレーム３に止着するべく第
６図で示すように端末側２ａを内面側に折込むと
遊び部分が全くないため、隅角部には全く皺が生
じないことは勿論、表面側にも皺は生じない。ま
た、その肉厚な突条部２ｂはシートフレーム３の
内面側に折込む幅に相応させて隅角部のみに設け
るからクツシヨンフオームやシートフレーム３に
寸法上のバラ付きがあつてもシート表皮２の緊張
状態を適度に保有させるよう引張させて止着でき
るから、端末側２ｂを適度に調節させてシートフ
レーム３の内側に折込むことができると共に、相
対的に薄い端末側２ｂをホツチキスやフツク等で
止めれば止着作業を容易に行い得るようになる。
定領域が残留応力で大きく収縮するため、当該部
分を内側に窄ませしかもシートフレーム３の内面
側に折込む端末側を長手方向に沿つて緊張できる
ところからシートフレーム３の内のり寸法に応じ
た形状に成形することができる。従つて、このシ
ート表皮２をシートフレーム３に止着するべく第
６図で示すように端末側２ａを内面側に折込むと
遊び部分が全くないため、隅角部には全く皺が生
じないことは勿論、表面側にも皺は生じない。ま
た、その肉厚な突条部２ｂはシートフレーム３の
内面側に折込む幅に相応させて隅角部のみに設け
るからクツシヨンフオームやシートフレーム３に
寸法上のバラ付きがあつてもシート表皮２の緊張
状態を適度に保有させるよう引張させて止着でき
るから、端末側２ｂを適度に調節させてシートフ
レーム３の内側に折込むことができると共に、相
対的に薄い端末側２ｂをホツチキスやフツク等で
止めれば止着作業を容易に行い得るようになる。
以上の如く、本考案に係るシート表皮に依れ
ば、折り皺や緩み等を発生させないでシート表皮
を被着できることによりシートの体裁を良好にす
ると共に商品価値を向上するものである。
ば、折り皺や緩み等を発生させないでシート表皮
を被着できることによりシートの体裁を良好にす
ると共に商品価値を向上するものである。
第１図は一般例に係るシートの構造を示す断端
面図、第２及び３図は従来例に係るシート表皮の
説明図、第４図は同シート表皮の取付状態説明
図、第５図は本考案に係るシート表皮の一部斜視
図、第６図ａ，ｂは同一部側断面図、第７図は同
表皮の取付状態説明図である。 ２：シート表皮、２ａ：端末、２ｂ：突条部、
３：シートフレーム。
面図、第２及び３図は従来例に係るシート表皮の
説明図、第４図は同シート表皮の取付状態説明
図、第５図は本考案に係るシート表皮の一部斜視
図、第６図ａ，ｂは同一部側断面図、第７図は同
表皮の取付状態説明図である。 ２：シート表皮、２ａ：端末、２ｂ：突条部、
３：シートフレーム。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂で座面部、側面から略断面逆凹形
を呈する立体形状に形成するシート表皮におい
て、そのシートフレームの内面側に折込む端末幅
に相応させ、且つ、側面の隅角部に位置させて他
の部分よりも厚肉な突条部を形成し、この突条部
の冷却に伴う収縮で当該部分を内側に窄ませ成形
すると共に、シートフレームの内面側に折込む端
末幅を長手方向に沿つて緊張成形してなることを
特徴とするシート表皮。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10675882U JPS5910659U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | シ−ト表皮 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10675882U JPS5910659U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | シ−ト表皮 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5910659U JPS5910659U (ja) | 1984-01-23 |
| JPH0247896Y2 true JPH0247896Y2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=30249694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10675882U Granted JPS5910659U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | シ−ト表皮 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910659U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010246598A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717600B2 (ja) * | 1975-01-28 | 1982-04-12 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5497211U (ja) * | 1977-12-20 | 1979-07-09 | ||
| JPS5710617Y2 (ja) * | 1978-04-03 | 1982-03-01 | ||
| JPS5717600U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP10675882U patent/JPS5910659U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717600B2 (ja) * | 1975-01-28 | 1982-04-12 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010246598A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5910659U (ja) | 1984-01-23 |
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