JPH0428433Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428433Y2 JPH0428433Y2 JP10468788U JP10468788U JPH0428433Y2 JP H0428433 Y2 JPH0428433 Y2 JP H0428433Y2 JP 10468788 U JP10468788 U JP 10468788U JP 10468788 U JP10468788 U JP 10468788U JP H0428433 Y2 JPH0428433 Y2 JP H0428433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cover
- locking member
- seat body
- core plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は主として自動車用の合成樹脂製チヤイ
ルドシートのような硬質のシート本体の着座面に
被装される自動車用シートカバーに関するもので
ある。
ルドシートのような硬質のシート本体の着座面に
被装される自動車用シートカバーに関するもので
ある。
（従来の技術）
合成樹脂をもつて成形された硬質のシート本体
の着座面に平板状のカバー本体を被装してその前
端部分をシート本体の前方裏面に係止させるよう
にしたシートカバーは、縫製およびシート本体へ
の装脱が容易なものとして既に知られている。
（例えば、実開昭61−132132号公報） （考案が解決しようとする課題） ところが、従来のこの種自動車用シートカバー
は、シート本体に被装すると両側縁がめくり上が
り易く、特に、着座面の両側が若干低く形成され
ている段差付のチヤイルドシートなどに用いると
カバー本体の両側部分とシート本体との空間が目
障りとなり、極めて体裁の悪いものであつた。
の着座面に平板状のカバー本体を被装してその前
端部分をシート本体の前方裏面に係止させるよう
にしたシートカバーは、縫製およびシート本体へ
の装脱が容易なものとして既に知られている。
（例えば、実開昭61−132132号公報） （考案が解決しようとする課題） ところが、従来のこの種自動車用シートカバー
は、シート本体に被装すると両側縁がめくり上が
り易く、特に、着座面の両側が若干低く形成され
ている段差付のチヤイルドシートなどに用いると
カバー本体の両側部分とシート本体との空間が目
障りとなり、極めて体裁の悪いものであつた。
（課題を解決するための手段）
本考案は前記のような欠点のない自動車用シー
トカバーに関するもので、シート本体の着座面を
覆うカバー本体の前後端にそれぞれ係止部材を取
付けてシート本体の表側から裏側に折り返された
前端部分をシート本体の前方裏面に前記係止部材
をもつて係止させるようにした自動車用シートカ
バーにおいて、前記カバー本体の前端に後端が凹
弧状縫着縁に形成された芯板を縫着してこれに前
記係止部材を取付けたことを特徴とするものであ
る。
トカバーに関するもので、シート本体の着座面を
覆うカバー本体の前後端にそれぞれ係止部材を取
付けてシート本体の表側から裏側に折り返された
前端部分をシート本体の前方裏面に前記係止部材
をもつて係止させるようにした自動車用シートカ
バーにおいて、前記カバー本体の前端に後端が凹
弧状縫着縁に形成された芯板を縫着してこれに前
記係止部材を取付けたことを特徴とするものであ
る。
（作用）
このような自動車用シートカバーは、従来のこ
の種自動車用シートカバーと同様硬質のシート本
体の着座面に載せてその後端の係止部材をシート
本体の後部に係止させるとともに前端部分をシー
ト本体の前方裏面に折り返し、前端に縫着されて
いる芯板に取付けた係止部材をもつてシート本体
の前方裏面に係止させれば、着座面がカバー本体
により覆われると同時に、その両側縁は自動的に
若干下方に向けられてカバー本体の両側とシート
本体との間に大きな空間が形成されることはな
い。
の種自動車用シートカバーと同様硬質のシート本
体の着座面に載せてその後端の係止部材をシート
本体の後部に係止させるとともに前端部分をシー
ト本体の前方裏面に折り返し、前端に縫着されて
いる芯板に取付けた係止部材をもつてシート本体
の前方裏面に係止させれば、着座面がカバー本体
により覆われると同時に、その両側縁は自動的に
若干下方に向けられてカバー本体の両側とシート
本体との間に大きな空間が形成されることはな
い。
（実施例）
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
明する。
１は合成樹脂シートやフアブリツク地などの伸
縮性表皮材２にポリウレタンフオームなどのクツ
シヨンシート３と裏基布を重ねて縫製される平板
状のカバー本体であつて、その前縁は凸弧状の縫
着縁４に裁断されている。６はカバー本体１の後
端裏面に添装縫着される合成樹脂薄板や補強板紙
などよりなる後部芯板であつて、該後部芯板６に
は面フアスナーやホツクなどの後部係止部材７が
配設されていて該後部係止部材７によりシート本
体の後部に係止できるようになつている。８はカ
バー本体１の前端の縫着縁４に後端の凹弧状縫着
縁９を縫着させた芯板であつて、該芯板８も前記
前部芯板６と同材よりなるものとしてその裏面に
後部係止部材７と同様の係止部材１０が配設され
ている。
縮性表皮材２にポリウレタンフオームなどのクツ
シヨンシート３と裏基布を重ねて縫製される平板
状のカバー本体であつて、その前縁は凸弧状の縫
着縁４に裁断されている。６はカバー本体１の後
端裏面に添装縫着される合成樹脂薄板や補強板紙
などよりなる後部芯板であつて、該後部芯板６に
は面フアスナーやホツクなどの後部係止部材７が
配設されていて該後部係止部材７によりシート本
体の後部に係止できるようになつている。８はカ
バー本体１の前端の縫着縁４に後端の凹弧状縫着
縁９を縫着させた芯板であつて、該芯板８も前記
前部芯板６と同材よりなるものとしてその裏面に
後部係止部材７と同様の係止部材１０が配設され
ている。
（考案の効果）
このように構成されたものは、第２図に示すよ
うな硬質のシート本体１１の着座面１２に載せて
カバー本体１の後部係止部材７をシート本体１１
の後端上面に形成してある後部係止部材１３に係
止させるとともに、カバー本体１の前端部分はシ
ート本体１１の表側から裏側に折り返してシート
本体１１の前方裏面に設けられている前部係止部
材１４に係止させれば、カバー本体１はシート本
体１１の着座面１２に被装されるとともに、該カ
バー本体１の前端に縫着されている芯板８はその
縫着部分が芯板後端の凹弧状縫着縁９であること
によつて該カバー本体１の両側が自動的に下向き
となり、カバー本体１とシート本体１１の着座面
両側とはこの部分が中央より若干低い低段部１５
に形成されている場合でも相互間に大きな空間が
形成されることはなく、従つて、カバー本体を予
め変形させて縫製することなく適確に着座面を覆
うことができて極めて体裁がよい。しかも、芯板
８を用いることによつて係止部材１０の取付強度
は優れたものとなるので長期耐用できる。
うな硬質のシート本体１１の着座面１２に載せて
カバー本体１の後部係止部材７をシート本体１１
の後端上面に形成してある後部係止部材１３に係
止させるとともに、カバー本体１の前端部分はシ
ート本体１１の表側から裏側に折り返してシート
本体１１の前方裏面に設けられている前部係止部
材１４に係止させれば、カバー本体１はシート本
体１１の着座面１２に被装されるとともに、該カ
バー本体１の前端に縫着されている芯板８はその
縫着部分が芯板後端の凹弧状縫着縁９であること
によつて該カバー本体１の両側が自動的に下向き
となり、カバー本体１とシート本体１１の着座面
両側とはこの部分が中央より若干低い低段部１５
に形成されている場合でも相互間に大きな空間が
形成されることはなく、従つて、カバー本体を予
め変形させて縫製することなく適確に着座面を覆
うことができて極めて体裁がよい。しかも、芯板
８を用いることによつて係止部材１０の取付強度
は優れたものとなるので長期耐用できる。
従つて、本考案は硬質のシート本体の着座面を
覆う平板状の自動車用シートカバーの問題点を解
決したもので、縫製が容易なため安価に提供でき
る利点と相俟ち、実用的価値極めて大なるもので
ある。
覆う平板状の自動車用シートカバーの問題点を解
決したもので、縫製が容易なため安価に提供でき
る利点と相俟ち、実用的価値極めて大なるもので
ある。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第２図は本考案を使用するシート本体の斜視
図、第３図は使用状態において示す一部切欠斜視
図、第４図は同じく一部切欠側面図、第５図は同
じく一部切欠正面図である。 １……カバー本体、８……芯板、９……凹弧状
縫着縁、１０……係止部材。
図、第２図は本考案を使用するシート本体の斜視
図、第３図は使用状態において示す一部切欠斜視
図、第４図は同じく一部切欠側面図、第５図は同
じく一部切欠正面図である。 １……カバー本体、８……芯板、９……凹弧状
縫着縁、１０……係止部材。
Claims (1)
- シート本体の着座面を覆うカバー本体の前後端
にそれぞれ係止部材を取付けてシート本体の表側
から裏側に折り返された前端部分をシート本体の
前方裏面に前記係止部材をもつて係止させるよう
にした自動車用シートカバーにおいて、前記カバ
ー本体の前端に後端が凹弧状縫着縁に形成された
芯板を縫着してこれに前記係止部材を取付けたこ
とを特徴とする自動車用シートカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10468788U JPH0428433Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10468788U JPH0428433Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0226558U JPH0226558U (ja) | 1990-02-21 |
| JPH0428433Y2 true JPH0428433Y2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=31336629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10468788U Expired JPH0428433Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0428433Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4674526B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-04-20 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
| JP5138252B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2013-02-06 | 株式会社岡村製作所 | 椅子における背板へのカバー取付構造 |
| JP4480771B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2010-06-16 | コクヨ株式会社 | 椅子及び背カバー |
| JP4987066B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2012-07-25 | コクヨ株式会社 | 椅子及び背カバー |
-
1988
- 1988-08-08 JP JP10468788U patent/JPH0428433Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0226558U (ja) | 1990-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0428433Y2 (ja) | ||
| JPH0245046Y2 (ja) | ||
| JPS61196697U (ja) | ||
| JPH0542797Y2 (ja) | ||
| JPH0545264Y2 (ja) | ||
| JPS61127039U (ja) | ||
| JPH0420287Y2 (ja) | ||
| JPH0437520Y2 (ja) | ||
| JP2531679Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JPS6349426Y2 (ja) | ||
| JPS62559Y2 (ja) | ||
| JPH07313754A (ja) | 車両用シート | |
| JPH0329226Y2 (ja) | ||
| JPH0458154U (ja) | ||
| JPS6238829Y2 (ja) | ||
| JPH0729884Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JP2573014Y2 (ja) | ヘッドレストの端末処理構造 | |
| JPS6012480Y2 (ja) | 車両等の座席 | |
| JPH0519037Y2 (ja) | ||
| JPS601663Y2 (ja) | 止め具付き背凭カバ− | |
| JPS6010459Y2 (ja) | 止め具付き背凭カバ− | |
| JP2560673Y2 (ja) | 自動車用シートのトリム処理構造 | |
| JPH0289998U (ja) | ||
| JPH03122962U (ja) | ||
| JPS61207298U (ja) |