JPH0545264Y2 - - Google Patents

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JPH0545264Y2
JPH0545264Y2 JP1988156374U JP15637488U JPH0545264Y2 JP H0545264 Y2 JPH0545264 Y2 JP H0545264Y2 JP 1988156374 U JP1988156374 U JP 1988156374U JP 15637488 U JP15637488 U JP 15637488U JP H0545264 Y2 JPH0545264 Y2 JP H0545264Y2
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JP
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seat cushion
seat
cushion cover
adjustment fitting
window hole
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JP1988156374U
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JPH0276930U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリクライニング機構を備えた自動車用
シート、特に、そのカバー構造に関するものであ
る。
(従来の技術) リクライニング機構を備えた従来の自動車用シ
ートは、実開昭57−40350号公報に見られるよう
に、シートクツシヨンフレームにクツシヨン材を
支持させたシートクツシヨンをシートクツシヨン
カバーにより被覆したうえその側面にリクライニ
ング調節金具を取付け、該リクライニング調節金
具のアツパープレートをシートバツクの側面に固
定連結して外側面に露呈されるリクライニング調
節金具を合成樹脂製のガーニツシユで覆つたもの
を普通とするが、このような従来の自動車用シー
トはシートカバーとガーニツシユとが材質を異に
しているため違和感を与え、リクライニング調節
金具がシートクツシヨンおよびシートバツクの外
側面にガーニツシユで覆われた状態で膨出する点
とともに意匠的に不満なものであつた。そこで、
本出願人はリクライニング調節金具を側部に埋込
んだシートクツシヨンをシートクツシヨンカバー
により被覆して該リクライニング調節金具のアツ
パープレートを前記シートクツシヨンカバーの側
方上面に設けられた長窓孔を通じて外部に突出さ
せた自動車用シートを開発し、これが実開昭63−
36346号公報によつて既に開示されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような自動車用シートは長窓孔
を通じて内蔵物が見えてこれが目障りとなり、意
匠的に満足できないものであつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した自動車
用シートに関するもので、リクライニング調節金
具を側部に埋込んだシートクツシヨンをシートク
ツシヨンカバーにより被覆して該リクライニング
調節金具のアツパープレートを前記シートクツシ
ヨンカバーの側方上面に設けられた長窓孔を通じ
て外部に突出させた自動車用シートにおいて、前
記シートクツシヨンカバーの側方上面から背面に
わたり切込みを設けてその切込縁を裏側に折り返
して形成した長窓孔を該シートクツシヨンカバー
の裏側に縫着された前記アツパープレートの密挿
可能なスリツト付の弾性カーテンをもつて隠蔽す
るとともに該弾性カーテンの裏側にフツクを設け
てこれをシートクツシヨンフレーム側に設けられ
た係止部に係合させたことを特徴とするものであ
る。
(作用) このような自動車用シートは、従来のこの種自
動車用シートと同様車体内に装着してアツパープ
レートをシートバツクに下面より挿込固定し、必
要時にリクライニング調節金具の操作でシートバ
ツクの傾角を調節して使用すればよい。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
1はシートクツシヨンであつて、該シートクツ
シヨン1は側方に周知のギヤ噛合ロツク式のリク
ライニング調節金具2を取付けたシートクツシヨ
ンフレームにクツシヨン材4をその側部に形成さ
れた金具埋込用開口5に前記リクライニング調節
金具2が埋込まれた状態として載装支持させたも
ので、該シートクツシヨン1は塩化ビニル樹脂の
表層6aとフオーム槽6bと裏布6cによりなる
積層表皮材その他の表皮材よりなるシートクツシ
ヨンカバー6により被覆されていて該シートクツ
シヨンカバー6にはその側方上面から背面にわた
つて前記リクライニング調節金具2のアツパープ
レート2aを遊挿させる長窓孔7が設けられてい
る。長窓孔7はシートクツシヨンカバー6の側方
上面から背面にわたり切込みを設けてその切込縁
を裏側に折り返し縫着して形成されたものとして
いる。8はシートクツシヨンカバー6の裏側に縫
着されて前記長窓孔7を裏側より隠蔽する弾性カ
ーテンであつて、該弾性カーテン8は長窓孔7の
直下に前記アツパープレート2aの密挿可能なス
リツト9が形成されており、さらに、その裏側に
はシートクツシヨンフレーム側の係止部12と係
合するフツク11をシートクツシヨンカバー6と
縫着一体化させて設けてある。また、各実施例の
弾性カーテン8は製作上の都合からスリツト9が
対向縁相互間に形成されるようにシートクツシヨ
ンカバー6の裏側に縫着された2枚の弾性帯板8
a,8aよりなるものとし、しかも、弾性を特に
優れたものとするため2枚の弾性帯板8a,8a
を挟む対向縁は薄肉化されたものとしているが、
1枚の弾性帯板にスリツト9を形成したものとし
てもよく、また、第1図、第2図に示す第1の実
施例では前記フツク11を硬質または中硬質の合
成樹脂成形品としてこれを前記弾性帯板8a,8
aとともにシートクツシヨンカバー6の裏側に縫
着一体化してあるが、第3図に示す第2の実施例
のように中硬質の合成樹脂をもつて弾性帯板8
a,8aとフツク11を一体成形したり、第3図
に示す第4の実施例のように硬質または中硬質の
合成樹脂よりなるフツク11と軟質の合成樹脂よ
りなる弾性帯板8a,8aを成形一体化したもの
を使用するようにしてもよい。
このように構成されたものは、従来のこの種自
動車用シートと同様車体内に装着したうえアツパ
ープレート2aをシートバツクの下面より挿込固
定しておき、必要時に図示しない操作レバーの操
作でリクライニング調節金具2を作動させてシー
トバツクの傾角調節を行い、最適の傾角で着座す
るものであるが、リクライニング調節金具2がシ
ートクツシヨン1の側部に埋込まれており、しか
も、そのアツパープレート2aもシートクツシヨ
ンカバー6の側方上面に設けられた長窓孔7を通
じて外部に突出させたうえでシートバツクに下面
より挿込固定するものであるから、リクライニン
グ調節金具には外部に露呈されることがないばか
りかシートバツクやシートクツシヨン1の外側面
で膨出することもなく、極めて体裁のよい仕上が
りが得られる。しかも、傾角調節時に動くアツパ
ープレート2aを挿通させているシートクツシヨ
ンカバー6の長窓孔7はシートクツシヨンカバー
6の側方上面に背面にわたり切込みを設けてその
切込縁を裏側に折り返して形成したものであり、
しかも、この長窓孔7はシートクツシヨンカバー
6の裏側に縫着された前記アツパープレート2a
の密挿可能なスリツト9付の弾性カーテン8をも
つて隠蔽されているので、長窓孔7は孔縁が補強
されるうえに長窓孔7を通じて内蔵物が見られる
ことがなくなり、意匠的にも満足できるものとな
る。さらに、弾性カーテンの裏側にはシートクツ
シヨンフレーム側の係止部12と係合するフツク
11を設けてあつて、シートクツシヨン1をシー
トクツシヨンカバー6により被覆したときに該フ
ツク11を係止部1にに係合させてあるので、弾
性カーテン8がめくれ上がつて長窓孔7を通じ外
部に露呈されることもないうえにシートクツシヨ
ン1に対してシートクツシヨンカバー6が的確に
装置された状態を長時間にわたり保持できるもの
となる。
(考案の効果) 本考案は前記説明ら明らかなように、リクライ
ニング調節金具を的確に隠蔽することは勿論のこ
と、リクライニング調節金具のアツパープレート
を挿通される長窓孔から内蔵物が見えたりこの長
窓孔から小物が落下するおそれがなくなつて体裁
がよくなるうえに、シートカバーの破損やシート
クツシヨンに対する被覆が解かれるようなことも
なくなるので長期耐用できるものとなり、構造が
簡単で提供できる利点と相まち従来のこの種自動
車用シートの問題点を解決したものとして実用的
価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図は同じく要部の一部切欠正面図、
第3図は本考案の第2の実施例の要部を示す一部
切欠正面図、第4図は本考案の第3の実施例の要
部を示す一部切欠正面図である。 1……シートクツシヨン、2……リクライニン
グ調節金具、2a……アツパープレート、6……
シートクツシヨンカバー、7……長窓孔、8……
弾性カーテン、8a……弾性帯板、9……スリツ
ト、11……フツク、12……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リクライニング調節金具2を側部に埋込んだ
    シートクツシヨン1をシートクツシヨンカバー
    6により被覆して該リクライニング調節金具2
    のアツパープレート2aを前記シートクツシヨ
    ンカバー6の側方上面に設けられた長窓孔7を
    通じて外部に突出させた自動車用シートにおい
    て、前記シートクツシヨンカバー6の側方上面
    から背面にわたり切込みを設けてその切込縁を
    裏側に折り返して形成した長窓孔7を該シート
    クツシヨンカバー6の裏側に縫着された前記ア
    ツパープレート2aの密挿可能なスリツト9付
    の弾性カーテン8をもつて隠蔽するとともに該
    弾性カーテン8の裏側にフツク11を設けてこ
    れをシートクツシヨンフレーム側に設けられた
    係止部12に係合させたことを特徴とする自動
    車用シート。 2 弾性カーテン8がスリツト9を挟んで対向さ
    せた2枚の弾性帯板8a,8aよりなるものと
    した請求項1記載の自動車用シート。
JP1988156374U 1988-11-30 1988-11-30 Expired - Lifetime JPH0545264Y2 (ja)

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JPH0276930U JPH0276930U (ja) 1990-06-13
JPH0545264Y2 true JPH0545264Y2 (ja) 1993-11-18

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