JPH032226Y2 - - Google Patents

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JPH032226Y2
JPH032226Y2 JP18184384U JP18184384U JPH032226Y2 JP H032226 Y2 JPH032226 Y2 JP H032226Y2 JP 18184384 U JP18184384 U JP 18184384U JP 18184384 U JP18184384 U JP 18184384U JP H032226 Y2 JPH032226 Y2 JP H032226Y2
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JP
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skin
backboard
seat
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JP18184384U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はバスなどの車両用座席における背裏の
表皮固定構造、詳しくは背裏の外面を構成する後
表皮のバツクボードに対する固定構造に関するも
のである。
(従来技術) 第6図A,B、第7図A,Bは従来品を示し、
第6図A,Bは後席の乗員のレツグスペースを拡
大するために前席の背裏が凹窪状になるようにフ
レーム10の内側にバツクボード11を張設し
て、このバツクボード11に化粧用のバツクパネ
ル12を当て、このバツクパネル12をビス13
…でバツクパネル11に固定したものであり、ま
た、後席の乗員のレツグスペースが充分の場合に
あつては、第7図A,Bに示すようにバツクボー
ド11をフレーム10の外側に張設し、これを袋
状に形成した表皮14で被覆している。
従つて、前者においては座席の背裏が凹窪状に
形成されるため後席乗員のレツグスペースが拡大
される利点があるが、バツクパネル12固定用の
ビス13…の頭部が外部に露出するため、外観が
悪い不具合がある。
一方、後者は袋状に縫製した表皮14を被せる
ため、ビス等の固定部材が不要で外観が良い。し
かし、背裏に凹窪を形成できないため後席の乗員
のレツグスペースが充分でない所に設置できない
不具合がある。
(目的) 本考案は座席の背裏にビスなどの固定部材が露
出することなく、しかもその背裏に後席乗員のレ
ツグスペースとして利用できる凹窪部を有するよ
うにすることを目的とする。
(構成) 本考案はフレームの内側にバツクボードを張設
して座席の背裏に凹窪部が形成されるようにする
と共にそのバツクボードと、バツクボードを被覆
する後表皮との接合面に、芯材、モケツト、ベル
ベツト式フアスナーを取付けて、後表皮をバツク
ボードに固定している。従つて、後表皮の外面に
芯材、モケツトなどの固定部材が露出しないた
め、座席の背裏の外観が良く、しかも背裏に凹窪
部があるため、後席乗員のレツグスペースが拡大
する。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図乃至第3図は本発明に係る車両用座席
(2人掛用バス座席)を示し、その背裏は凹窪状
を呈し、後表皮1はその外面に何らの固定部材が
露出することなくバツクボード11に取付けられ
ている。
これを第4図,第5図において具体的に説明す
ると、前記後表皮1は座席の前側を被覆する前表
皮2と一体に形成され、その大きさ略バツクボー
ド11が外部に露出する部分を被覆する程度であ
り、バツクボード11は従来と同様にフレーム1
0の内側(前面側)に適宜方法で固定されてお
り、そのバツクボード11の前面には発泡体製ク
ツシヨン体5などのクツシヨン体が配設され、ま
たバツクボード11の後面側の周囲にはフレーム
10を被包するクツシヨン体5aが設けてある。
そして、前記後表皮1はその上端縁に沿つて、芯
材1aが縫着などによつて固定されている。この
芯材1aは後表皮1の内面に縫着によつて固定さ
れる合成樹脂板(例えば塩化ビニール)であり、
第5図2点鎖線に示すようにタツカー6…で後表
皮1の内側からバツクボード11に固定される。
この芯材1aの固定によつて前表皮2における後
表皮1の近傍(前記クツシヨン体5aを被包する
部分の前表皮2)は皺など発生することなく緊張
し、且つクツシヨン体5aの密着して張設される
(第4図)。
また、後表皮1の左右端末は第5図に示す如く
バツクボード11に固定される。即ち、後表皮1
の左右端部内側にはモケツト3に係止するベルベ
ツト式フアスナー(雄)(以下フアスナーと略す)
4を縫着し、このフアスナー4が係止するモケツ
ト3をバツクボード11の左右端部にタツカー又
は接着剤で固定し、このモケツト3に、フアスナ
ー4,4を係止することにより、後表皮1の左右
端末を固定する。
なお、この後表皮1の下端末は適宜方法(例え
ばホツグリング)で前表皮2の下端末に結着され
る。斯してバツクボード11の外面を被覆する後
表皮1はその固定部材が外部に露出することなく
固定されると共に背裏に凹窪部イを形成できる。
(効果) 本考案によれば、後表皮がフレームの内側に張
設したバツクボードに固定されるため、背裏に凹
窪部を形成でき、後席乗員のレツグスペースを拡
大を図り得るし、また、後表皮は芯材、モケツ
ト、ベルベツト式フアスナーによつて皺が生じる
ことなくバツクボードに張設され、しかも芯材等
の固定部材が外部に露出することがないため、前
記従来品に比べ外観が頗る向上する。また、モケ
ツトを使用しているため低原価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は第1図における−
線に沿える断面図、第3図は縦断面図、第4
図,第5図は要部の拡大断面図、第6図A,Bは
従来品を示し、第6図Aはその斜視図、第6図B
は同断面図、第7図A,Bは他の従来品を示し、
第7図Aはその斜視図、第7図Bは同断面図であ
る。 図中、10はフレーム、11はバツクボード、
1は後表皮、1aは芯材、2は前表皮、3はモケ
ツト、4はベルベツト式フアスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームの内側にバツクボードを張設し、この
    バツクボードの左右端縁に沿つてモケツトを止着
    すると共に前表皮に一体に延設し前記バツクボー
    ドを被覆する後表皮におけるバツクボードの上端
    部に対応する位置に、該モケツトに係止するベル
    ベツト式フアスナーを設け、後表皮の芯材をバツ
    クボードに固定すると共に、後表皮のモケツトに
    ベルベツト式フアスナーを係止して、後表皮をバ
    ツクボードに固定してなる車両用座席の背裏にお
    ける表皮固定構造。
JP18184384U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH032226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18184384U JPH032226Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18184384U JPH032226Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6195400U JPS6195400U (ja) 1986-06-19
JPH032226Y2 true JPH032226Y2 (ja) 1991-01-22

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JP18184384U Expired JPH032226Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP4534312B2 (ja) * 2000-06-16 2010-09-01 トヨタ紡織株式会社 シートバック用シートカバー構造

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JPS6195400U (ja) 1986-06-19

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