JPH07313754A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH07313754A JPH07313754A JP13660794A JP13660794A JPH07313754A JP H07313754 A JPH07313754 A JP H07313754A JP 13660794 A JP13660794 A JP 13660794A JP 13660794 A JP13660794 A JP 13660794A JP H07313754 A JPH07313754 A JP H07313754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim cover
- seat
- carpet
- fastener
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Passenger Equipment (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トリムカバーが確実に固着できて見栄えのよ
い車両用シートを提供することを目的とする。 【構成】 シート本体1のパッド5を覆うカーペット1
1とトリムカバー15との端末部12、16を互いに固
着するようにした車両用シートにおいて、前記カーペッ
ト11の端末部12にマジックファスナー(登録商標)
13を設け、前記トリムカバー15の端末部16に前記
面ファスナー13に固着する起毛材17を設けた。
い車両用シートを提供することを目的とする。 【構成】 シート本体1のパッド5を覆うカーペット1
1とトリムカバー15との端末部12、16を互いに固
着するようにした車両用シートにおいて、前記カーペッ
ト11の端末部12にマジックファスナー(登録商標)
13を設け、前記トリムカバー15の端末部16に前記
面ファスナー13に固着する起毛材17を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の車両用シートについて説明
する。
する。
【0003】図4及び図5は従来の車両用可倒式リヤシ
ートのシートバック10を示すもので、シートバック1
0はシート本体1を備え、シート本体1はフレーム2に
取付けられたパッド5の外面をカーペット11と一体の
トリムカバーで覆って構成されている。
ートのシートバック10を示すもので、シートバック1
0はシート本体1を備え、シート本体1はフレーム2に
取付けられたパッド5の外面をカーペット11と一体の
トリムカバーで覆って構成されている。
【0004】カーペット11とトリムカバー15との固
着は、カーペット11の端末部12にマジックファスナ
ー13を縫製し、トリムカバー15の端末部16を折り
返して、この端末部16をフレーム2に設けた係止部材
3に係止するとともに、トリムカバー15の端末部16
近傍にマジックファスナー13を縫製し、マジックファ
スナー13、13同士の固着によってトリムカバー15
とカーペット11とを固着させている。
着は、カーペット11の端末部12にマジックファスナ
ー13を縫製し、トリムカバー15の端末部16を折り
返して、この端末部16をフレーム2に設けた係止部材
3に係止するとともに、トリムカバー15の端末部16
近傍にマジックファスナー13を縫製し、マジックファ
スナー13、13同士の固着によってトリムカバー15
とカーペット11とを固着させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図6に示すように、シート本体1の両端に
シートバック10を回転させるヒンジ4が取付けられて
いるためにトリムカバー15が短く、この端末部16に
マジックファスナー13を取付けることができず、カー
ペット11の端末部12の両端をトリムカバー15に確
実に固着することができないなどの問題点があった。
の構成では、図6に示すように、シート本体1の両端に
シートバック10を回転させるヒンジ4が取付けられて
いるためにトリムカバー15が短く、この端末部16に
マジックファスナー13を取付けることができず、カー
ペット11の端末部12の両端をトリムカバー15に確
実に固着することができないなどの問題点があった。
【0006】また、トリムカバー15やシート本体1の
アッセンブリーのバラツキなどによって、マジックファ
スナー13、13同士がずれたり剥がれたりして見栄え
が悪いなどの問題点を有していた。
アッセンブリーのバラツキなどによって、マジックファ
スナー13、13同士がずれたり剥がれたりして見栄え
が悪いなどの問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、カーペットが確実に固着できて見栄えのよい車両用
シートを提供することを目的とする。
で、カーペットが確実に固着できて見栄えのよい車両用
シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の車両用シートは、シート本体のクッション材
を覆う表皮材の端末部を互いに固着するようにした車両
用シートにおいて、前記表皮材の一方の端末部に面ファ
スナーを設け、前記表皮材の他方の端末部に前記面ファ
スナーに固着する起毛材を設けた構成を有している。
に本発明の車両用シートは、シート本体のクッション材
を覆う表皮材の端末部を互いに固着するようにした車両
用シートにおいて、前記表皮材の一方の端末部に面ファ
スナーを設け、前記表皮材の他方の端末部に前記面ファ
スナーに固着する起毛材を設けた構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、起毛材が面ファスナーに固
着するので、表皮材の端末部同士が確実に固着されて、
ずれることがなく見栄えが向上する。
着するので、表皮材の端末部同士が確実に固着されて、
ずれることがなく見栄えが向上する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。尚、従来例で示したものと同じ部品に
は同符号を付してある。
ながら説明する。尚、従来例で示したものと同じ部品に
は同符号を付してある。
【0011】図1は本発明に係わる車両用シートの斜視
図、図2及び図3はその断面図である。図において、1
はシート本体、11はカーペット(表皮材)、15はト
リムカバー(表皮材)である。
図、図2及び図3はその断面図である。図において、1
はシート本体、11はカーペット(表皮材)、15はト
リムカバー(表皮材)である。
【0012】車両用可倒式リヤシートのシートバック1
0はシート本体1を備え、シート本体1はフレーム2に
クッション材であるパッド5を取付けて、このパッド5
の外面をカーペット11とトリムカバー15とで覆って
構成されている。
0はシート本体1を備え、シート本体1はフレーム2に
クッション材であるパッド5を取付けて、このパッド5
の外面をカーペット11とトリムカバー15とで覆って
構成されている。
【0013】カーペット11とトリムカバー15とは一
端側で互いに縫合されて一体となっており、カーペット
11の他端側の端末部12にはマジックファスナー(面
ファスナー)13が縫製されている。
端側で互いに縫合されて一体となっており、カーペット
11の他端側の端末部12にはマジックファスナー(面
ファスナー)13が縫製されている。
【0014】トリムカバー15はマジックファスナー1
3に固着するトリコット等の起毛材17が使用されてお
り、トリムカバー15の他端側の端末部16は折り返さ
れて、この端末部16がフレーム2に設けられた係止部
材3に係止されている。また、シート本体1の両端には
シートバック10を回転させるヒンジ4が取付けられて
いるので、トリムカバー15の端末部16は短くしてあ
る。
3に固着するトリコット等の起毛材17が使用されてお
り、トリムカバー15の他端側の端末部16は折り返さ
れて、この端末部16がフレーム2に設けられた係止部
材3に係止されている。また、シート本体1の両端には
シートバック10を回転させるヒンジ4が取付けられて
いるので、トリムカバー15の端末部16は短くしてあ
る。
【0015】以上のように構成されたシートバック10
はパッド5の外面をカーペット11とトリムカバー15
とで覆って取付けると、カーペット11のマジックファ
スナー13が起毛材17に固着するので、カーペット1
1の端末部12がトリムカバー15の端末部16に固着
し、トリムカバー15の短い箇所でもその端末に確実に
固着が可能であり、また、ずれたり剥がれたりすること
がなく見栄えが向上する。
はパッド5の外面をカーペット11とトリムカバー15
とで覆って取付けると、カーペット11のマジックファ
スナー13が起毛材17に固着するので、カーペット1
1の端末部12がトリムカバー15の端末部16に固着
し、トリムカバー15の短い箇所でもその端末に確実に
固着が可能であり、また、ずれたり剥がれたりすること
がなく見栄えが向上する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、シート本体のク
ッション材を覆う表皮材の端末部を互いに固着するよう
にした車両用シートにおいて、前記表皮材の一方の端末
部に面ファスナーを設け、前記表皮材の他方の端末部に
前記面ファスナーに固着する起毛材を設けることによ
り、起毛材が面ファスナーに固着するので、表皮材の端
末部同士が確実に固着されて、ずれることがなく見栄え
が向上する。
ッション材を覆う表皮材の端末部を互いに固着するよう
にした車両用シートにおいて、前記表皮材の一方の端末
部に面ファスナーを設け、前記表皮材の他方の端末部に
前記面ファスナーに固着する起毛材を設けることによ
り、起毛材が面ファスナーに固着するので、表皮材の端
末部同士が確実に固着されて、ずれることがなく見栄え
が向上する。
【図1】本発明の実施例に係わる車両用シートの斜視図
である。
である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】従来の車両用シートの斜視図である。
【図5】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図6】図4のD−D線に沿う断面図である。
1 シート本体 5 パッド(クッション材) 10 シートバック 11 カーペット(表皮材) 12 端末部 13 マジックファスナー(面ファスナー) 15 トリムカバー(表皮材) 16 端末部 17 起毛材
Claims (1)
- 【請求項1】 シート本体のクッション材を覆う表皮材
の端末部を互いに固着するようにした車両用シートにお
いて、前記表皮材の一方の端末部に面ファスナーを設
け、前記表皮材の他方の端末部に前記面ファスナーに固
着する起毛材を設けたことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13660794A JPH07313754A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13660794A JPH07313754A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 車両用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313754A true JPH07313754A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15179257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13660794A Pending JPH07313754A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07313754A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005308679A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Asahi Life Sci Kk | 塩分濃度測定方法および単位水量測定方法ならびにその測定装置 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP13660794A patent/JPH07313754A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005308679A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Asahi Life Sci Kk | 塩分濃度測定方法および単位水量測定方法ならびにその測定装置 |
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