JPH032227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032227Y2 JPH032227Y2 JP19866484U JP19866484U JPH032227Y2 JP H032227 Y2 JPH032227 Y2 JP H032227Y2 JP 19866484 U JP19866484 U JP 19866484U JP 19866484 U JP19866484 U JP 19866484U JP H032227 Y2 JPH032227 Y2 JP H032227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- skin member
- seat
- hinge bracket
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000000744 eyelid Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は車両用シートに関し、より詳しくはシ
ートクツシヨンフレームに設けたヒンジブラケツ
トが突出してこれを貫通孔が形成された表皮部材
で被包する際の表皮部材の改良に係るものであ
る。
ートクツシヨンフレームに設けたヒンジブラケツ
トが突出してこれを貫通孔が形成された表皮部材
で被包する際の表皮部材の改良に係るものであ
る。
（従来の技術）
第５図ないし第７図は従来の車両シートのシー
トクツシヨンを示し、図中、１はシートクツシヨ
ンで、図示しないシートバツクとにより車両シー
トを構成する。２は表皮部材で、発泡体製クツシ
ヨン体３を被包し、断面コ次状のフレーム４の底
部に固定される。この表皮部材２にはその両側部
２ａ，２ａに貫通孔５，５が切欠され、フレーム
４に設けられたヒンジブラケツト６が前記貫通孔
５が突出している。このヒンジブラケツト６は図
示しないシートバツクとの連結部を形成する。７
はフレーム４に張架し発泡体製クツシヨン体３を
載置するばね部材である。
トクツシヨンを示し、図中、１はシートクツシヨ
ンで、図示しないシートバツクとにより車両シー
トを構成する。２は表皮部材で、発泡体製クツシ
ヨン体３を被包し、断面コ次状のフレーム４の底
部に固定される。この表皮部材２にはその両側部
２ａ，２ａに貫通孔５，５が切欠され、フレーム
４に設けられたヒンジブラケツト６が前記貫通孔
５が突出している。このヒンジブラケツト６は図
示しないシートバツクとの連結部を形成する。７
はフレーム４に張架し発泡体製クツシヨン体３を
載置するばね部材である。
（考案が解決しようとする問題点）
上記のような従来の車両シートでは、シートバ
ツクを連結するためにシートクツシヨン１のフレ
ーム４にヒンジブラケツト６を設け、このヒンジ
ブラケツト６が外部へ突出するように、シートク
ツシヨン１の表皮部材２の両側部２ａに貫通孔５
を切欠し、この貫通孔５からヒンジブラケツト６
を突出せしめているから、表皮部材２の貫通孔５
の隙間５ａから内部、すなわち発泡体製クツシヨ
ン体３が見えて見栄えが悪く、この対策として発
泡体製クツシヨン体３に表皮部材２と同色の着色
を施していたが、これでは作業性が悪かつた。
ツクを連結するためにシートクツシヨン１のフレ
ーム４にヒンジブラケツト６を設け、このヒンジ
ブラケツト６が外部へ突出するように、シートク
ツシヨン１の表皮部材２の両側部２ａに貫通孔５
を切欠し、この貫通孔５からヒンジブラケツト６
を突出せしめているから、表皮部材２の貫通孔５
の隙間５ａから内部、すなわち発泡体製クツシヨ
ン体３が見えて見栄えが悪く、この対策として発
泡体製クツシヨン体３に表皮部材２と同色の着色
を施していたが、これでは作業性が悪かつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、シートクツシヨンの表皮部材にシ
ートバツクを連結するためのヒンジブラケツトを
突出させるための貫通孔を形成しても、この貫通
孔から内部の構造が露呈せず、見栄えの良好な車
両用シートを得ることを目的とする。
されたもので、シートクツシヨンの表皮部材にシ
ートバツクを連結するためのヒンジブラケツトを
突出させるための貫通孔を形成しても、この貫通
孔から内部の構造が露呈せず、見栄えの良好な車
両用シートを得ることを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
この考案に係る車両用シートは、シートクツシ
ヨン内部を被包する表皮部材の裏面に、シートバ
ツクを連結するためのヒンジブラケツトの貫通孔
覆う裏当て部を形成したものである。
ヨン内部を被包する表皮部材の裏面に、シートバ
ツクを連結するためのヒンジブラケツトの貫通孔
覆う裏当て部を形成したものである。
（作用）
この考案においては、表皮部材の裏当て部が、
表皮部材に切欠した貫通孔を覆うため、この貫通
孔からヒンジブラケツトが突出していても、貫通
孔からの内部構造の露呈を防止する。
表皮部材に切欠した貫通孔を覆うため、この貫通
孔からヒンジブラケツトが突出していても、貫通
孔からの内部構造の露呈を防止する。
（実施例）
第１図ないし第４図はこの考案の一実施例を示
す図である。図中、１１はシートクツシヨンで、
シートバツク（図示せず）とにより車両シートを
構成する。１２は表皮部材で、発泡体製クツシヨ
ン体１３を被包し、断面コ次状のフレーム１４の
底部に固定される。
す図である。図中、１１はシートクツシヨンで、
シートバツク（図示せず）とにより車両シートを
構成する。１２は表皮部材で、発泡体製クツシヨ
ン体１３を被包し、断面コ次状のフレーム１４の
底部に固定される。
この表皮部材１２にはその両側部１２ａ，１２
ａに貫通孔１５，１５が切欠され、フレーム１４
に設けられたヒンジブラケツト１６が前記貫通孔
１５から突出している。さらに、この表皮部材１
２の裏面側には裏当て部１７が縫着されており、
裏当て部１７はヒンジブラケツト１６より幅広
で、両端に前記ヒンジブラケツト１６の貫通孔１
７ａ，１７ｂが切欠される。そして、この裏当て
部１７は一方の貫通孔１７ａが表皮部材１２の貫
通孔１５に重ね合うべくその一端が表皮部材１２
裏面のたまぶちに縫着される。
ａに貫通孔１５，１５が切欠され、フレーム１４
に設けられたヒンジブラケツト１６が前記貫通孔
１５から突出している。さらに、この表皮部材１
２の裏面側には裏当て部１７が縫着されており、
裏当て部１７はヒンジブラケツト１６より幅広
で、両端に前記ヒンジブラケツト１６の貫通孔１
７ａ，１７ｂが切欠される。そして、この裏当て
部１７は一方の貫通孔１７ａが表皮部材１２の貫
通孔１５に重ね合うべくその一端が表皮部材１２
裏面のたまぶちに縫着される。
この裏当て部１７は最初にその先端側の貫通孔
１７ｂを外側からヒンジブラケツト１６に貫通し
てその基端側の貫通孔１７ａ、すなわち表皮部材
１２の貫通孔１５を内側からヒンジブラケツト１
６に貫通する。すなわち、裏当て部１７の両端貫
通孔１７ａ，１７ｂ間の外側面が表皮部材１２の
内面に対向すべく裏当て部１７が配設され先端が
表皮部材１２の貫通孔１５を覆う。１８はフレー
ム１４に張架し発泡体製クツシヨン体１３を載置
するばね部材である。
１７ｂを外側からヒンジブラケツト１６に貫通し
てその基端側の貫通孔１７ａ、すなわち表皮部材
１２の貫通孔１５を内側からヒンジブラケツト１
６に貫通する。すなわち、裏当て部１７の両端貫
通孔１７ａ，１７ｂ間の外側面が表皮部材１２の
内面に対向すべく裏当て部１７が配設され先端が
表皮部材１２の貫通孔１５を覆う。１８はフレー
ム１４に張架し発泡体製クツシヨン体１３を載置
するばね部材である。
上記構成に係る車両シートにおいては、表皮部
材１２の裏面に縫着された裏当て部１７は遮蔽、
すなわち表皮部材１２に切欠された貫通孔１５を
その先端で覆い、外部から内部の発泡体製クツシ
ヨン体１３の露呈を防ぎ、見栄えが良好となる。
材１２の裏面に縫着された裏当て部１７は遮蔽、
すなわち表皮部材１２に切欠された貫通孔１５を
その先端で覆い、外部から内部の発泡体製クツシ
ヨン体１３の露呈を防ぎ、見栄えが良好となる。
なお、上記実施例においては、表皮部材１２に
裏当て部１７を設けたものを示したが、この裏当
て部の色を変更したり、形状を変えたりすると、
さらに一向見栄えが良好となる。
裏当て部１７を設けたものを示したが、この裏当
て部の色を変更したり、形状を変えたりすると、
さらに一向見栄えが良好となる。
（考案の効果）
この考案は以上説明したとおり、表皮部材の裏
面に裏当て部を設けるという簡単な構造により、
表皮部材の貫通孔から内部の露呈を防ぎ、見栄え
の良好な車両シートが得られるという効果があ
る。
面に裏当て部を設けるという簡単な構造により、
表皮部材の貫通孔から内部の露呈を防ぎ、見栄え
の良好な車両シートが得られるという効果があ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す車両シートの
シートクツシヨンの斜視図、第２図は第１図の要
部を示す拡大斜視図、第３図は第１図の要部を示
す部分斜視図、第４図は第３図の−線に沿う
断面図、第５図は従来の車両シートのシートクツ
シヨンの斜視図、第６図は第５図の要部を拡大し
た斜視図、第７図は第６図の−線に沿う断面
図である。図中１，１１はシートクツシヨン、
２，１２は表皮部材、５，１５は表皮部材の貫通
孔、６，１６はヒンジブラケツト、１７は裏当て
部である。
シートクツシヨンの斜視図、第２図は第１図の要
部を示す拡大斜視図、第３図は第１図の要部を示
す部分斜視図、第４図は第３図の−線に沿う
断面図、第５図は従来の車両シートのシートクツ
シヨンの斜視図、第６図は第５図の要部を拡大し
た斜視図、第７図は第６図の−線に沿う断面
図である。図中１，１１はシートクツシヨン、
２，１２は表皮部材、５，１５は表皮部材の貫通
孔、６，１６はヒンジブラケツト、１７は裏当て
部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シートクツシヨンとシートバツクとを連結す
るためのシートクツシヨンフレームに設けられ
たヒンジブラケツトと、このヒンジブラケツト
の貫通孔が形成された前記シートクツシヨンの
表皮部材とを有する車両用シートにおいて、前
記表皮部材の裏面に前記ヒンジブラケツトの貫
通孔を覆う裏当て部を形成したことを特徴とす
る車両用シート。 (2) 前記裏当て部の両端に前記ヒンジブラケツト
の貫通孔を形成し、一端の貫通孔を前記表皮部
材の貫通孔に重ね、先端の裏当て部により前記
表皮部材の貫通孔を覆うことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第１項記載の車両用シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19866484U JPH032227Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19866484U JPH032227Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61111398U JPS61111398U (ja) | 1986-07-14 |
| JPH032227Y2 true JPH032227Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=30757863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19866484U Expired JPH032227Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032227Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0418480Y2 (ja) * | 1987-01-29 | 1992-04-24 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP19866484U patent/JPH032227Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61111398U (ja) | 1986-07-14 |
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