JPS5944361B2 - 球状亜鉛粉の製造装置 - Google Patents
球状亜鉛粉の製造装置Info
- Publication number
- JPS5944361B2 JPS5944361B2 JP56071727A JP7172781A JPS5944361B2 JP S5944361 B2 JPS5944361 B2 JP S5944361B2 JP 56071727 A JP56071727 A JP 56071727A JP 7172781 A JP7172781 A JP 7172781A JP S5944361 B2 JPS5944361 B2 JP S5944361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zinc
- zinc powder
- spherical zinc
- manufacturing equipment
- powder manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F1/00—Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
- B22F1/06—Metallic powder characterised by the shape of the particles
- B22F1/065—Spherical particles
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、完全球形に近い球状の亜鉛粉末を得るための
製造装置に関するものである。
製造装置に関するものである。
電池、例えばアルカリ液を電解液として用いるアルカリ
電池において、亜鉛粉は広く負極活物質として用いられ
ており、特に電池が小型化するに従い、亜鉛粉の秤量精
度が大きな課題となってきている。
電池において、亜鉛粉は広く負極活物質として用いられ
ており、特に電池が小型化するに従い、亜鉛粉の秤量精
度が大きな課題となってきている。
一般に亜鉛粉の重量はアルカリ電池の場合、即電池の電
気容量を示すものであり、亜鉛粉重量を一定に近づける
ことは電池の電気容量バラツキを小さくすることになる
。
気容量を示すものであり、亜鉛粉重量を一定に近づける
ことは電池の電気容量バラツキを小さくすることになる
。
亜鉛は電池製造の際、一定体積の容器(升)中に入る亜
鉛粉量で測定され、電池に組み込まれるのが一般である
。
鉛粉量で測定され、電池に組み込まれるのが一般である
。
この升切り法による亜鉛負極の重量精度アップをはかる
ことが、電池製造の大きな課題であり、本発明はこの目
的にかなう球状亜鉛粉の製造装置を提供するものである
。
ことが、電池製造の大きな課題であり、本発明はこの目
的にかなう球状亜鉛粉の製造装置を提供するものである
。
亜鉛粉末は一般に切削法、粉砕法、噴霧法などによって
作られるが、特に電池用としては噴霧法によって作られ
るものが多い。
作られるが、特に電池用としては噴霧法によって作られ
るものが多い。
即ち、噴霧法は溶融亜鉛を高速ジェットによって噴霧し
、冷却して亜鉛粉を得るものであるが、その形状がまち
まちで粒状、涙滴状、線状物などの混合状態となってい
る。
、冷却して亜鉛粉を得るものであるが、その形状がまち
まちで粒状、涙滴状、線状物などの混合状態となってい
る。
この様なものを前記升切り法によって電池に組み込むと
き、重量バラツキが大きく、電気容量バラツキを小さく
することが困難である。
き、重量バラツキが大きく、電気容量バラツキを小さく
することが困難である。
また管理上篩別を行っても粒形の相違のため、粒度管理
面からも難かしい問題が多い。
面からも難かしい問題が多い。
本発明は、篩別の容易な完全球形に近い球状の亜鉛粉末
を得ることのできる製造装置を提供するものであり、以
下本発明装置の詳細について図に基づいて説明する。
を得ることのできる製造装置を提供するものであり、以
下本発明装置の詳細について図に基づいて説明する。
図中、1は純亜鉛の溶解炉を示す。
亜鉛は空気中の酸素で容易に酸化されて酸化亜鉛になる
のを防ぐため、溶解炉には蓋をして空気との接触をさけ
ている。
のを防ぐため、溶解炉には蓋をして空気との接触をさけ
ている。
溶融亜鉛は細管を通って加圧機2に送られ、加圧押棒3
により矢印の方向に加圧されて噴出ノズル4から細霧状
に噴出される。
により矢印の方向に加圧されて噴出ノズル4から細霧状
に噴出される。
5は加熱された流下炉浴で、上部は約450〜470℃
の温度に加熱され、かつ下部は常温となる温度傾斜をも
っている。
の温度に加熱され、かつ下部は常温となる温度傾斜をも
っている。
6は炉浴の下部に設けた不活性ガス、例えば窒素、アル
ゴンなどの炉内への噴入口である。
ゴンなどの炉内への噴入口である。
噴出口4から噴出された亜鉛の細霧は炉浴を落下しなが
ら温度傾斜部をたどり、自己のもつ表面張力により球形
となり、そのま−塔の下部に至るに従い凝固し、塔底に
設けた捕集部7に集積される。
ら温度傾斜部をたどり、自己のもつ表面張力により球形
となり、そのま−塔の下部に至るに従い凝固し、塔底に
設けた捕集部7に集積される。
亜鉛は419.6℃の融点をもち、溶融された亜鉛は極
めて空気中の酸素と反応し易く、これを防ぐために炉浴
の底部から不活性ガスを送入する。
めて空気中の酸素と反応し易く、これを防ぐために炉浴
の底部から不活性ガスを送入する。
得られた亜鉛粉は極めて球形に近く、本発明によるもの
と、従来の噴霧法によるものを50〜150メツシユに
篩別し、アルカリ液中で水銀により約7%水化したもの
を用いて升切り法によって、秤量テストを実施した。
と、従来の噴霧法によるものを50〜150メツシユに
篩別し、アルカリ液中で水銀により約7%水化したもの
を用いて升切り法によって、秤量テストを実施した。
各50回づつ秤量した際の重量の平均値X、最大値MA
X、最小値MIN及びバラツキRを次表に示した。
X、最小値MIN及びバラツキRを次表に示した。
この表の結果から明らかな様に本発明の装置による球状
亜鉛粉は極めて秤量精度が高く、工業的価値の高いもの
である。
亜鉛粉は極めて秤量精度が高く、工業的価値の高いもの
である。
図は本発明の実施例における球状亜鉛粉の製造装置を示
す概略図である。 1・・・・・・純亜鉛の溶解炉、2・・・・・・加圧機
、3・・・・・・加圧押棒、4・・・・・・噴出ノズル
、5・・・・・・流下炉浴、6・・・・・・不活性ガス
噴入口、7・・・・・・球状亜鉛の捕集部。
す概略図である。 1・・・・・・純亜鉛の溶解炉、2・・・・・・加圧機
、3・・・・・・加圧押棒、4・・・・・・噴出ノズル
、5・・・・・・流下炉浴、6・・・・・・不活性ガス
噴入口、7・・・・・・球状亜鉛の捕集部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 純亜鉛を溶解する炉と、溶融金属亜鉛を霧状に噴出
流下させる噴出ノズルと、上部の温度が亜鉛の融点より
約50℃高くかつ下部が常温である霧状亜鉛の流下炉浴
及びこの流下炉塔中に亜鉛と反応しない気体を塔下部か
ら上方に向けて流通せしめる装置を有することを特徴と
した球状亜鉛粉の製造装置。 2 前記流下炉塔中を流通する亜鉛と反応しない気体が
、窒素またはアルゴンからなる特許請求の範囲第1項に
記載の球状亜鉛粉の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56071727A JPS5944361B2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 球状亜鉛粉の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56071727A JPS5944361B2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 球状亜鉛粉の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57188603A JPS57188603A (en) | 1982-11-19 |
JPS5944361B2 true JPS5944361B2 (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=13468833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56071727A Expired JPS5944361B2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 球状亜鉛粉の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944361B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0534435Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1993-08-31 | ||
JPH0545264Y2 (ja) * | 1988-11-30 | 1993-11-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109530709A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-03-29 | 江苏申隆锌业有限公司 | 一种锌粉的制备方法 |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP56071727A patent/JPS5944361B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0534435Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1993-08-31 | ||
JPH0545264Y2 (ja) * | 1988-11-30 | 1993-11-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57188603A (en) | 1982-11-19 |
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