JPH0420287Y2 - - Google Patents

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JPH0420287Y2
JPH0420287Y2 JP13059585U JP13059585U JPH0420287Y2 JP H0420287 Y2 JPH0420287 Y2 JP H0420287Y2 JP 13059585 U JP13059585 U JP 13059585U JP 13059585 U JP13059585 U JP 13059585U JP H0420287 Y2 JPH0420287 Y2 JP H0420287Y2
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JP
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reinforcing member
notch
side end
reinforcing
cushion body
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、袋形状部を有する車両用座席クツ
シヨン体の裏面補強材に関する。
(従来の技術) 車両用座席の背凭れを構成するクツシヨン体
は、裏側に配されるフレーム又はバネ等を保持す
る為に、第3図のような袋形状部10を有するも
のが多用されている。
そして、そのクツシヨン体には、フレーム等に
よる損傷を防ぐ目的で裏面補強材12が一体成形
又は貼着されている。
第4図は、袋形状部を有する前記のクツシヨン
体に用いられる従来の裏面補強材である。この裏
面補強材は、フレーム等による損傷防止の為の補
強を主目的とする第1補強部材14と、補強の他
にクツシヨン体の剛性増大をも目的とする第2補
強部材16とからなる。その第2補強部材16
は、座席背凭れにおける両側部の剛性を増大させ
て、搭乗者のホールド性を向上させる働きを有す
る。
第5図は、第4図に示した裏面補強材の組み立
てを説明する図である。この図の如く、従来の裏
面補強材は、寒冷紗、不織布等を略十字形に裁断
してなる第1補強部材14の両側部に、粗毛フエ
ルト等からなる第2補強部材16を重ねて係止
し、第1補強部材14の上部18及び腕部20を
折り返して互いに係止してなる。
従つて、従来の裏面補強材は、両側部において
第1補強部材14と第2補強部材16とが重なり
合つた状態となつており、その部分17において
第1補強部材14が無駄に使用されている問題が
あつた。又、第1補強部材を略十字形に裁断する
ため裁断時に裁断ロスを生じる問題もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は前記の問題を解決するためになされ
たもので、補強部材の使用量が少なくて済む裏面
補強材の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、袋形状部を有する車両用座席クツ
シヨン体の裏面補強材であつて、中央部を構成す
る略長方形の第1補強部材と、その両側端部に係
止される2つの略長方形の第2補強部材とからな
り、第2補強部材の上部には一側端から切り込み
を設け、その切り込み位置から上の部位における
切り込み側とは反対の側端部と、切り込み位置か
ら下の部位における切り込み側の側端部とを、第
1補強部材の側端部に係止し、切り込み位置から
上の部位における切り込み側の側端部を、第1補
強部材の上部に形成した折り返し部の側端部に係
止したことを特徴とするものである。
(実施例) 第1図はこの考案一実施例の裏面補強材の斜視
図、第2図はその裏面補強材の組み立てを説明す
る図である。
図示した裏面補強材は、中央部を構成する略長
方形の第1補強部材22と、その両側端部24,
24に係止される2つの略長方形をした第2補強
部材26,26とからなる。
第1補強部材22は、寒冷紗、不織布、ポリプ
ロピレンクロス、ポリエチレンクロス等からな
り、所定位置にはヘツドレストステー挿入用の穴
28を有する。尚、穴28はヘツドレストが装着
されない背凭れにあつては不要のものである。
第2補強部材26は、第1補強部材22より剛
性のある素材、例えば粗毛フエルト等からなり、
上部には一側端30からの切り込み32を有す
る。
その第2補強部材26,26は、切り込み32
位置より上の部位における切り込み側30とは反
対の側端部34,34と、切り込み32位置より
下の部位における切り込み側30の側端部36,
36とが、第1補強部材22の両側端部24,2
4にステイプル等によつて係止される。これによ
つて切り込み32位置より上の部位がねじれて切
り込み側の側端部38,38が外側へ突出し、第
5図の腕部20と同様な形状になる。そして、そ
の切り込み32位置より上の部位における外側へ
突出した切り込み側30の側端部38,38が、
第1補強部材22上部の折り返し部40の両側端
部42,42に係止されて裏面補強材が形成され
る。
(考案の効果) このようにしてなる裏面補強材は、第1補強部
材の両側端から第2補強部材が張り出した状態と
なつており、第1補強部材と第2補強部材との重
なり部分が殆どない為に、第1補強部材の使用量
が少なくなる効果がある。
又、略長方形の第2補強部材に切り込みを設
け、その切り込みの上下において前記のように反
対の側端を各々第1補強部材の側端部に係止し
て、第1補強部材の両側端部に第2補強部材の一
部からなる腕部を形成するようにしたことから、
第1補強部材及び第2補強部材を略長方形に裁断
できる為に、裁断ロスとなる部分が少ない効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の斜視図、第2図は
第1図に示した裏面補強材の組み立てを説明する
図、第3図は座席背凭れ用クツシヨン体を断面と
ともに示す斜視図、第4図は従来の裏面補強材の
斜視図、第5図は第4図に示した裏面補強材の組
み立て図である。 22……第1補強部材、26……第2補強部
材、32……切り込み、40……折り返し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋形状部を有する車両用座席クツシヨン体の裏
    面補強材であつて、略中央部を構成する略長方形
    の第1補強部材と、その両側端部に係止される2
    つの略長方形の第2補強部材とからなり、第2補
    強部材の上部には一側端から切り込みを設け、そ
    の切り込み位置から上の部位における切り込み側
    とは反対の側端部と、切り込み位置から下の部位
    における切り込み側の側端部とを、第1補強部材
    の側端部に係止し、切り込み位置から上の部位に
    おける切り込み側の側端部を、第1補強部材の上
    部に形成した折り返し部の側端部に係止したこと
    を特徴とする、車両用座席クツシヨン体の裏面補
    強材。
JP13059585U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0420287Y2 (ja)

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JP13059585U JPH0420287Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JP13059585U JPH0420287Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JPS6239546U JPS6239546U (ja) 1987-03-09
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JP4550483B2 (ja) * 2004-05-10 2010-09-22 東洋ゴム工業株式会社 シート用パッド

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JPS6239546U (ja) 1987-03-09

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