JPH0334153Y2 - - Google Patents

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JPH0334153Y2
JPH0334153Y2 JP1984160136U JP16013684U JPH0334153Y2 JP H0334153 Y2 JPH0334153 Y2 JP H0334153Y2 JP 1984160136 U JP1984160136 U JP 1984160136U JP 16013684 U JP16013684 U JP 16013684U JP H0334153 Y2 JPH0334153 Y2 JP H0334153Y2
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JP
Japan
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frame
skin member
fixing plate
hook
locking protrusion
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JP1984160136U
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JPS6175798U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用座席における表皮部材の端末
固定構造、詳しくは断面コ字状のフレーム(枠
状)の上部に、S形ばねなどの支持体を張架しそ
の上に発泡体などのクツシヨン体を載置してこれ
らを表皮部材で被包する際におけるその表皮部材
の端末を前記フレームの底部に固定する構造の改
良に関するものである。
(従来の技術) 斯る構造のものとして従来第4図に示すものが
実施されている。これは表皮2′の端末をフレー
ム1′の底部にホツグリング3′で結着する構造で
あり、ホツグリング3′での結着は作業性が悪い
ばかりか、ホツグリング3′を結着する機体を使
用して行なうため重労働で作業者が疲れる不具合
がある。
そこで、斯る不具合を除去するものとして実開
昭57−57759号公報の技術が開示されている。こ
れはフレームに突起を形成しこの突起に表皮部材
の端末を挾し込むことにより、表皮部材の端末を
固定する構造である。従つて、単に表皮部材の端
末を突起に挟し込むだけで良いため、固定が簡単
に行なえる利点がある。しかし、表皮部材の端末
を挟し込むため、その挟し込み部から破損する虞
れがあるし、また表皮部材を全体的に均等に張着
することが困難で、挟し込んだ部分近傍のマチ部
に皺が生じ美感が損なわれる不具合がある。
(目的) 本考案は斯様な事情に鑑みてなされたものであ
り、表皮部材を均等に張着して皺が生じないよう
にすると共に表皮部材が損傷することのないよう
にすることを目的とするものである。
(構成) 本考案は断面コ字状のフレームと、このフレー
ムの背側より底部内側に固定される表皮部材の端
末から構成され、 前記フレームの底部には、その内側における基
端部側に沿つて、フレームの底部先端方向に折曲
げ突設した多数の鉤片を設けると共に、各鉤片間
における底部の先端側に係止突起を設け、 前記表皮部材の端末には、前記係止突起挿通用
の掛止孔と前記鉤片が係合する切欠とを設けてあ
る固定板を設け、 前記フレームの鉤片に、固定板の先端縁を、係
止突起に、固定板の掛止孔を夫々係止してなるも
のである。
従つて、表皮部材の端末に設けた固定板はフレ
ームに設けた鉤片によつて上下方向の移動が規制
され、また、フレームに設けた係止突起によつて
水平方向の移動が規制されるため、表皮部材は確
実にフレームに固定される。
(実施例) 第1図は本考案に係る表皮部材の端末固定構造
を示し、図中2は表皮部材で、発泡体製クツシヨ
ン体5を被包し、断面コ字状のフレーム1の底部
11に固定されている。4は従来品と同様にフレ
ーム1に張架し発泡体製のクツシヨン体5を載置
するばね部材である。この表皮部材2の端末固定
構造を第2図以下において具体的に説明する。
表皮部材2は従来この種の座席に使用されてい
る織物地などの周知部材で、略袋状に縫着成形さ
れており、その開口部を構成する端末に沿つて合
成樹脂(例えばポリプロピレン、塩化ビニールな
ど)製固定板3が縫着されている。この固定板3
はクツシヨン体5の弾性による表皮部材2の引き
込みによつて湾曲しない程度の剛性を有する平板
であり、第2図、第3図に示すものはフレーム1
の水平状底部11内面の係止突起11aが挿通さ
れる掛止孔31と、鉤片11bに係合する位置に
設けた切欠32とが多数設けてある。
以上のフレーム1は断面コ字状に形成されてお
り、その底部11内面の基端部側に、底部11の
先端方向に折曲げて突設されている鉤片11b,
11b…が、そしてこの各鉤片11b間における
底部11の先端側に係止突起11a,11a…
が、夫々第3図に示すように、底部11を打ち抜
いて成形されている。
従つて、クツシヨン体5に表皮部材2を被せて
クツシヨン体5を上下方向に圧縮して、表皮部材
2の端末に設けた固定板3をフレーム1の底部1
1外面より内面に引き込み、その固定板3の切欠
32に、フレーム1の鉤片32を、また、掛止孔
31に係止突起11a,11a…を夫々挿通し、
且つ固定板3を左右方向に移動させる。すると、
鉤片11bの内側に、固定板3の先端縁が位置す
るため、固定板3は鉤片11bによつて上下方向
に係止される。また固定板3の掛止孔31には係
止突起11aが挿通されているため、前後方向の
移動にも係止される。従つて、表皮部材2の端末
は固定板3によつて確実に固定される。
(効果) 本考案によれば、表皮部材の端末に沿つて固定
板が設け、その固定板をフレームに固定する構造
であるから、表皮部材の全体が均等に張着でき前
記従来品の如き、表皮部材のマチに皺が生じるこ
とがない。また、表皮部材の端末に設けた固定板
をフレームの係止突起に掛止するだけで、表皮部
材の端末を固定できるため、作業性が向上すると
共に、表皮部材の端末を破損することもない。
更に本考案によれば、フレームの内側における
基端部側に沿つて、多数の鉤片をフレームの底部
先端方向に折曲げ突設し、この鉤片に対応する固
定板に切欠を設けているるので、固定板を切欠よ
りフレーム底部内側に接合させた後、フレームの
長手方向に移動させて、前記フレームの係止突起
に固定板の掛止孔を挿通して係止させて取付ける
と、固定板の先端縁が鉤片に突き当たり、固定板
の上下方向の移動が規制される。そのため、表皮
部材の端末に設けた固定板は確実に固定される。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は部分切欠斜視図、第2図は要部の斜視
図、第3図は同縦断面図、第4図は従来品の縦断
面図である。 図中、1はフレーム、2は表皮部材、3は固定
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面コ字状のフレームと、このフレームの背側
    より底部内側に固定される表皮部材の端末から構
    成され、 前記フレームの底部には、その内側における基
    端部側に沿つて、フレームの底部先端方向に折曲
    げ突設した多数の鉤片を設けると共に、各鉤片間
    における底部の先端側に係止突起を設け、 前記表皮部材の端末には、前記係止突起挿通用
    の掛止孔と前記鉤片が係合する切欠とを設けてあ
    る固定板を設け、 前記フレームの鉤片に、固定板の先端縁を、係
    止突起に、固定板の掛止孔を夫々係止してなる自
    動車用座席における表皮部材の端末固定構造。
JP1984160136U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH0334153Y2 (ja)

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JP1984160136U JPH0334153Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

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JP1984160136U JPH0334153Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

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JPS6175798U JPS6175798U (ja) 1986-05-22
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ID=30718063

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6491968B2 (ja) * 2015-06-26 2019-03-27 株式会社タチエス トリムカバー用固定具及びトリムカバー並びに車両用シート

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JPS5717600B2 (ja) * 1975-01-28 1982-04-12

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JPS5717600B2 (ja) * 1975-01-28 1982-04-12

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JPS6175798U (ja) 1986-05-22

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