JPH04798Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04798Y2 JPH04798Y2 JP3314287U JP3314287U JPH04798Y2 JP H04798 Y2 JPH04798 Y2 JP H04798Y2 JP 3314287 U JP3314287 U JP 3314287U JP 3314287 U JP3314287 U JP 3314287U JP H04798 Y2 JPH04798 Y2 JP H04798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- pad material
- pad
- sheet
- skin
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 64
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 3
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 description 3
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、自動車などに用いられるシートの表
皮材端末処理構造に関し、特にパツド材の発泡成
形時にパツド材と表皮材を接合させ一体化してな
るシートの表皮材端末処理構造に関する。
皮材端末処理構造に関し、特にパツド材の発泡成
形時にパツド材と表皮材を接合させ一体化してな
るシートの表皮材端末処理構造に関する。
《従来の技術》
一般に、自動車のシートはシートフレームにば
ね材がセツトされ、このばね材の上部あるいはシ
ートフレームの上部にパツド材が直接載置され、
さらに、その上面が表皮材によつて被覆されてい
る。この表皮材とパツド材およびシートフレーム
は、従来それぞれ独立して形成され、これらを組
み付けることによりシートを成形していた。しか
しながら今日では、このような組付作業を省略す
るため、パツド材の発泡成形時に発泡合成樹脂を
表皮材に浸透させてパツド材と表皮材を接合し、
一体化した構造もある。
ね材がセツトされ、このばね材の上部あるいはシ
ートフレームの上部にパツド材が直接載置され、
さらに、その上面が表皮材によつて被覆されてい
る。この表皮材とパツド材およびシートフレーム
は、従来それぞれ独立して形成され、これらを組
み付けることによりシートを成形していた。しか
しながら今日では、このような組付作業を省略す
るため、パツド材の発泡成形時に発泡合成樹脂を
表皮材に浸透させてパツド材と表皮材を接合し、
一体化した構造もある。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、この従来のシート構造ではパツ
ド材の成形時に表皮材の端末は処理せず、成形後
に複数のホグリングなどを用いてパツド材やシー
トフレームに固定していた。したがつて部品点数
並びに組付工数が多く、また端末部分にしわなど
が生じて外観も余り良くなかつた。
ド材の成形時に表皮材の端末は処理せず、成形後
に複数のホグリングなどを用いてパツド材やシー
トフレームに固定していた。したがつて部品点数
並びに組付工数が多く、また端末部分にしわなど
が生じて外観も余り良くなかつた。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもの
であり、表皮材の端末処理が容易で、かつ外観も
向上し得るシートの表皮材端末処理構造を提供す
ることを目的とする。
であり、表皮材の端末処理が容易で、かつ外観も
向上し得るシートの表皮材端末処理構造を提供す
ることを目的とする。
《問題点を解決するための手段》
本考案は上記目的を達成するために、袋状の表
皮材内でパツド材を発泡成形させ一体化してなる
シートの表皮材端末処理構造であつて、前記パツ
ド材の下方に垂れ下がる表皮材の端末の各コーナ
部を折り込んで前記各コーナ部間の端末部分を前
記パツド材の底面に当接させる溝部を前記パツド
材に設けたことを特徴としたものである。
皮材内でパツド材を発泡成形させ一体化してなる
シートの表皮材端末処理構造であつて、前記パツ
ド材の下方に垂れ下がる表皮材の端末の各コーナ
部を折り込んで前記各コーナ部間の端末部分を前
記パツド材の底面に当接させる溝部を前記パツド
材に設けたことを特徴としたものである。
《作用》
本考案によれば、トリムカバーの端末の各コー
ナ部をパツド材の溝部に折り込むと、端末部分が
整然としてパツド材の下面に当接保持される。し
たがつてパツド材の後処理が簡単になる。
ナ部をパツド材の溝部に折り込むと、端末部分が
整然としてパツド材の下面に当接保持される。し
たがつてパツド材の後処理が簡単になる。
《実施例》
以下、本考案に係るシートの表皮材端末処理構
造の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
造の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第１図乃至第４図は本考案の一実施例を適用し
たシートの要部構成を示すものである。
たシートの要部構成を示すものである。
第１図乃至第４図において、シート１はパツド
材２と表皮材３とを備えている。
材２と表皮材３とを備えている。
表皮材３は下方が開口した袋状に成形されてい
る。そしてパツド材２の発泡成形時に発泡成形型
（不図示）内にセツトされ、この中に発泡合成樹
脂の原液が注入されてパツド材２が発泡成形さ
れ、この時、発泡合成樹脂の原液の一部が表皮材
３の内面に浸透しパツド材２と接合されて一体化
される。そして表皮材３の端末４はパツド材２の
下面よりも下側へ延長され垂れ下がつた状態にな
つている。一方、パツド材２の底面には、成形時
に端末４の４つのコーナ部５と対応して表皮材３
と接合した外面から内側へ向つて切り込まれた溝
部６が一体に設けられている。
る。そしてパツド材２の発泡成形時に発泡成形型
（不図示）内にセツトされ、この中に発泡合成樹
脂の原液が注入されてパツド材２が発泡成形さ
れ、この時、発泡合成樹脂の原液の一部が表皮材
３の内面に浸透しパツド材２と接合されて一体化
される。そして表皮材３の端末４はパツド材２の
下面よりも下側へ延長され垂れ下がつた状態にな
つている。一方、パツド材２の底面には、成形時
に端末４の４つのコーナ部５と対応して表皮材３
と接合した外面から内側へ向つて切り込まれた溝
部６が一体に設けられている。
そして、このように構成された構造では、成形
直後は第３図に示すような状態になつており、こ
の状態から端末４の各コーナ部５をパツド材２の
底面側から溝部６に折り込むと、各コーナ部５間
の端末４の部分がパツド材２の底面に当接した状
態となり、第１図に示すようなシート１が得られ
る。すなわち、このようにして得られたシート１
では、表皮材３の端末４がパツド材２の底面に整
然と密着された状態となる。したがつてこの後シ
ートフレーム（不図示）に取り付ける作業が簡単
になる。
直後は第３図に示すような状態になつており、こ
の状態から端末４の各コーナ部５をパツド材２の
底面側から溝部６に折り込むと、各コーナ部５間
の端末４の部分がパツド材２の底面に当接した状
態となり、第１図に示すようなシート１が得られ
る。すなわち、このようにして得られたシート１
では、表皮材３の端末４がパツド材２の底面に整
然と密着された状態となる。したがつてこの後シ
ートフレーム（不図示）に取り付ける作業が簡単
になる。
《考案の効果》
以上説明したとおり、本考案に係るシートの表
皮材端末処理構造では、端末のコーナ部をパツド
材の溝部に折り込むことにより、端末が整然とし
た状態でパツド材の下面に当接保持されるので、
パツド材の後処理が簡単になる。また端末部分を
きれいに処理仕上げすることができるので外観も
向上する。
皮材端末処理構造では、端末のコーナ部をパツド
材の溝部に折り込むことにより、端末が整然とし
た状態でパツド材の下面に当接保持されるので、
パツド材の後処理が簡単になる。また端末部分を
きれいに処理仕上げすることができるので外観も
向上する。
第１図は本考案の一実施例に係るシートの表皮
材端末処理構造を適用したシートの要部外観斜視
図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は表皮
材の端末処理前の状態で示した同上シートの要部
外観斜視図、第４図は第３図のＢ部拡大図であ
る。 １……シート、２……パツド材、３……表皮
材、４……端末、５……コーナ部、６……溝部。
材端末処理構造を適用したシートの要部外観斜視
図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は表皮
材の端末処理前の状態で示した同上シートの要部
外観斜視図、第４図は第３図のＢ部拡大図であ
る。 １……シート、２……パツド材、３……表皮
材、４……端末、５……コーナ部、６……溝部。
Claims (1)
- 袋状の表皮材内でパツド材を発泡成形させ一体
化してなるシートの表皮材端末処理構造であつ
て、前記パツド材の下方に垂れ下がる表皮材の端
末の各コーナ部を折り込んで前記各コーナ部間の
端末部分を前記パツド材の底面に当接させる溝部
を前記パツド材に設けたことを特徴とするシート
の表皮材端末処理構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314287U JPH04798Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314287U JPH04798Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63140300U JPS63140300U (ja) | 1988-09-14 |
| JPH04798Y2 true JPH04798Y2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=30840474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3314287U Expired JPH04798Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04798Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6706947B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2020-06-10 | 日本プラスト株式会社 | 車両用内装材 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP3314287U patent/JPH04798Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63140300U (ja) | 1988-09-14 |
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