JPH056833Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH056833Y2 JPH056833Y2 JP5869088U JP5869088U JPH056833Y2 JP H056833 Y2 JPH056833 Y2 JP H056833Y2 JP 5869088 U JP5869088 U JP 5869088U JP 5869088 U JP5869088 U JP 5869088U JP H056833 Y2 JPH056833 Y2 JP H056833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- elastic piece
- garnish
- seat body
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 claims description 22
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000006261 foam material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は主として車輌用のシートに関する。
（従来の技術）
一般にこの種のシートは、例えば実開昭61−
190252号公報に開示され、まだ第４図及び第５図
に概略的に示した如く、発泡材料からなるシート
本体Ａの表面に表皮Ｂを固着して、該表皮Ｂの周
縁に、前記シート本体Ａの裏面側への折返し部Ｃ
を設ける一方、シート本体Ａの裏面周縁に補強フ
レームＤを配設して、前記表皮Ｂの折返し部Ｃ
を、前記シート本体Ａの裏面周縁に立設した弾性
片Ｆと共に前記補強フレームＤ側に巻き込み、し
かる後、該シート本体Ａの裏面に箱型のガーニツ
シユＧを嵌め込むようにしている。
190252号公報に開示され、まだ第４図及び第５図
に概略的に示した如く、発泡材料からなるシート
本体Ａの表面に表皮Ｂを固着して、該表皮Ｂの周
縁に、前記シート本体Ａの裏面側への折返し部Ｃ
を設ける一方、シート本体Ａの裏面周縁に補強フ
レームＤを配設して、前記表皮Ｂの折返し部Ｃ
を、前記シート本体Ａの裏面周縁に立設した弾性
片Ｆと共に前記補強フレームＤ側に巻き込み、し
かる後、該シート本体Ａの裏面に箱型のガーニツ
シユＧを嵌め込むようにしている。
（考案が解決しようとする課題）
ところで、以上の構造のものでは、第５図に示
す如く前記ガーニツシユＧの端面とシート本体Ａ
との境界部位に段差Ｓが生じてシートの外観を損
なう不具合がある。
す如く前記ガーニツシユＧの端面とシート本体Ａ
との境界部位に段差Ｓが生じてシートの外観を損
なう不具合がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したもので、
目的とするところは、極めて簡単な構成によら
り、シート本体に嵌め込むガーニツシユの端部と
前記シート本体とをほゞ面一にすることの出来る
シートを提供するにある。
目的とするところは、極めて簡単な構成によら
り、シート本体に嵌め込むガーニツシユの端部と
前記シート本体とをほゞ面一にすることの出来る
シートを提供するにある。
（課題を解決するための手段）
しかして本考案は、発泡材料からなるシート本
体の表面に表皮を、折返し部を残して固着すると
共に、該シート本体の裏面周縁部に補強フレーム
を配設して、前記表皮の折返し部を、前記シート
本体の表面周縁部に設けた弾性変形可能な弾性片
と共に前記補強フレーム側に巻き込み、該シート
本体の裏面側に箱型のガーニツシユを嵌め込むよ
うにしたシートであつて、前記弾性片の外面で前
記ガーニツシユの端面が当接する部位に外溝を形
成すると共に、前記弾性片の内面で前記外溝と
ほゞ対向する部位に内溝を形成したことを特徴と
するものである。
体の表面に表皮を、折返し部を残して固着すると
共に、該シート本体の裏面周縁部に補強フレーム
を配設して、前記表皮の折返し部を、前記シート
本体の表面周縁部に設けた弾性変形可能な弾性片
と共に前記補強フレーム側に巻き込み、該シート
本体の裏面側に箱型のガーニツシユを嵌め込むよ
うにしたシートであつて、前記弾性片の外面で前
記ガーニツシユの端面が当接する部位に外溝を形
成すると共に、前記弾性片の内面で前記外溝と
ほゞ対向する部位に内溝を形成したことを特徴と
するものである。
（作用）
本考案によれば、前記表皮の折返し部を、前記
弾性片と共に前記補強フレーム側に巻き込むこと
により、前記内溝が圧壊して、前記弾性片におけ
る前記外溝よりも遊端側が内方に大きく入り込む
ので、シート本体の裏面にガーニツシユを嵌め込
む際、前記弾性片が障害となることがなく、また
嵌め込んだガーニツシユの端面は前記外溝に嵌合
して、該ガーニツシユとシート本体との境界を面
一に揃えることが出来る。
弾性片と共に前記補強フレーム側に巻き込むこと
により、前記内溝が圧壊して、前記弾性片におけ
る前記外溝よりも遊端側が内方に大きく入り込む
ので、シート本体の裏面にガーニツシユを嵌め込
む際、前記弾性片が障害となることがなく、また
嵌め込んだガーニツシユの端面は前記外溝に嵌合
して、該ガーニツシユとシート本体との境界を面
一に揃えることが出来る。
（実施例）
以下本考案にかゝるシートを図面に示す実施例
に従つて説明する。
に従つて説明する。
第３図に示す自動車用シートは、シートクツシ
ヨンSCと本考案を適用したシートバツクSBとか
らなり、以下このシートバツクSBを詳説する。
ヨンSCと本考案を適用したシートバツクSBとか
らなり、以下このシートバツクSBを詳説する。
前記シートバツクSBは、基本的には発泡材料
から形成するシート本体１と、このシート本体１
の表面及び四方側面に固着する表皮２と、前記シ
ート本体１の裏面周縁部に配設する補強フレーム
３と、前記シート本体１の裏面側に嵌め込む箱型
のガーニツシユ４とからなり、前記表皮２を、そ
の周縁部位を折返し部２０として残して前記シー
ト本体１の表面及び四方側面に固着している。
から形成するシート本体１と、このシート本体１
の表面及び四方側面に固着する表皮２と、前記シ
ート本体１の裏面周縁部に配設する補強フレーム
３と、前記シート本体１の裏面側に嵌め込む箱型
のガーニツシユ４とからなり、前記表皮２を、そ
の周縁部位を折返し部２０として残して前記シー
ト本体１の表面及び四方側面に固着している。
また前記シート本体１の裏面周縁には、後方に
突出する弾性変形可能な弾性片１０を一体形成し
て、該弾性片１０の内方に円筒パイプからなる前
記補強フレーム３を配設して、前記折返し部２０
を、前記弾性片１０と共に前記補強フレーム３側
に巻き込んで該折返し部２０の遊端を、前記補強
フレーム３間に掛け渡したシートスプリング（図
示せず）に係止するようにしている。
突出する弾性変形可能な弾性片１０を一体形成し
て、該弾性片１０の内方に円筒パイプからなる前
記補強フレーム３を配設して、前記折返し部２０
を、前記弾性片１０と共に前記補強フレーム３側
に巻き込んで該折返し部２０の遊端を、前記補強
フレーム３間に掛け渡したシートスプリング（図
示せず）に係止するようにしている。
しかして以上の構成において、実施例では、第
図に示す如く前記シート本体１に突設した前記
弾性片１０の外面で且つ前記シート本体１に嵌め
込むガーニツシユ４端面が当接する部位に、断面
半円形の外溝５を形成して、前記表皮２を該外溝
５の壁面に固着する一方、前記弾性片１０の内面
で前記外溝５と対向する部位には、断面ほゞＶ字
状の内溝６を形成したのである。
図に示す如く前記シート本体１に突設した前記
弾性片１０の外面で且つ前記シート本体１に嵌め
込むガーニツシユ４端面が当接する部位に、断面
半円形の外溝５を形成して、前記表皮２を該外溝
５の壁面に固着する一方、前記弾性片１０の内面
で前記外溝５と対向する部位には、断面ほゞＶ字
状の内溝６を形成したのである。
以上の構成からなるシートでは、前記表皮２の
折返し部２０を、前記弾性片１と共に前記弾性フ
レーム３側に巻き込むに伴い、第２図に示す如く
前記内溝６が圧壊して、前記弾性片１０における
前記外溝５よりも遊端側が、シート本体１の内方
に大きく入り込み、前記外溝５の後方には、前記
弾性片１０が位置することはないのである。
折返し部２０を、前記弾性片１と共に前記弾性フ
レーム３側に巻き込むに伴い、第２図に示す如く
前記内溝６が圧壊して、前記弾性片１０における
前記外溝５よりも遊端側が、シート本体１の内方
に大きく入り込み、前記外溝５の後方には、前記
弾性片１０が位置することはないのである。
従つて、前記シート本体１の裏面側に前記ガー
ニツシユ４を嵌め込む際、前記弾性片１０が障害
となることがなく、また前記シート本体１の裏面
側に嵌め込んだガーニツシユ４の前端は第２図に
示す如く前記外溝５に嵌合して、該ガーニツシユ
４の前端と前記シート本体１との境界が面一とな
るのである。
ニツシユ４を嵌め込む際、前記弾性片１０が障害
となることがなく、また前記シート本体１の裏面
側に嵌め込んだガーニツシユ４の前端は第２図に
示す如く前記外溝５に嵌合して、該ガーニツシユ
４の前端と前記シート本体１との境界が面一とな
るのである。
以上の実施例では、本考案をシートのシートバ
ツク側に適用したが、シートクツシヨン側に適用
することも可能である。
ツク側に適用したが、シートクツシヨン側に適用
することも可能である。
（考案の効果）
以上の如く本考案は、シート本体の裏面に設け
る弾性片の外面で前記ガーニツシユの端面が当接
する部位に外溝を形成すると共に、前記弾性片の
内面で前記外溝とほゞ対向する位置に内溝を形成
したことにより、表皮の折返し部を、前記弾性片
と共に補強フレーム側に巻き込むに伴い、前記内
溝が圧壊して前記弾性片の遊端側が内方に変位し
て外溝の後方に位置することがないので、シート
本体の裏面にガーニツシユを嵌め込む際、前記弾
性片が障害となることはなく、従つてガーニツシ
ユのシート本体への嵌め込みが簡単に行なえるの
である。
る弾性片の外面で前記ガーニツシユの端面が当接
する部位に外溝を形成すると共に、前記弾性片の
内面で前記外溝とほゞ対向する位置に内溝を形成
したことにより、表皮の折返し部を、前記弾性片
と共に補強フレーム側に巻き込むに伴い、前記内
溝が圧壊して前記弾性片の遊端側が内方に変位し
て外溝の後方に位置することがないので、シート
本体の裏面にガーニツシユを嵌め込む際、前記弾
性片が障害となることはなく、従つてガーニツシ
ユのシート本体への嵌め込みが簡単に行なえるの
である。
しかも本考案によれば、シート本体に嵌め込ん
だガーニツシユの先端は前記外溝に嵌合して、該
ガーニツシユとシート本体との境界が面一となる
のでシートの外観が良好に保たれるのである。
だガーニツシユの先端は前記外溝に嵌合して、該
ガーニツシユとシート本体との境界が面一となる
のでシートの外観が良好に保たれるのである。
第１図及び第２図は本考案にかゝるシートの一
実施例を示す要部の断面図であつて、第１図は表
皮の折返し部を補強フレーム側に巻き込む以前を
示し、また、第２図は前記折返し部を補強フレー
ム側に巻き込んでガーニツシユを嵌め込んだ状態
を示している。また第３図は本考案にかゝるシー
トの概略斜視図、第４図及び第５図は従来のシー
トの一例を示す要部の断面図であつて、第４図は
表皮の折返し部を補強フレーム側に巻き込む以前
を示し、第５図は前記折返し部を補強フレーム側
に巻き込んでガーニツシユを嵌め込んだ状態を示
している。 １……シート本体、１０……弾性片、２……表
皮、２０……折返し部、３……補強フレーム、４
……ガーニツシユ、５……外溝、６……内溝。
実施例を示す要部の断面図であつて、第１図は表
皮の折返し部を補強フレーム側に巻き込む以前を
示し、また、第２図は前記折返し部を補強フレー
ム側に巻き込んでガーニツシユを嵌め込んだ状態
を示している。また第３図は本考案にかゝるシー
トの概略斜視図、第４図及び第５図は従来のシー
トの一例を示す要部の断面図であつて、第４図は
表皮の折返し部を補強フレーム側に巻き込む以前
を示し、第５図は前記折返し部を補強フレーム側
に巻き込んでガーニツシユを嵌め込んだ状態を示
している。 １……シート本体、１０……弾性片、２……表
皮、２０……折返し部、３……補強フレーム、４
……ガーニツシユ、５……外溝、６……内溝。
Claims (1)
- 発泡材料からなるシート本体の表面に表皮を、
折返し部を残して固着すると共に、該シート本体
の裏面周縁部に補強フレームを配設して、前記表
皮の折返し部を、前記シート本体の表面周縁部に
設けた弾性変形可能な弾性片と共に前記補強フレ
ーム側に巻き込み、該シート本体の裏面側に箱型
のガーニツシユを嵌め込むようにしたシートであ
つて、前記弾性片の外面で前記ガーニツシユの端
面が当接する部位に外溝を形成すると共に、前記
弾性片の内面で前記外溝とほゞ対向する部位に内
溝を形成したことを特徴とするシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5869088U JPH056833Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5869088U JPH056833Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01161651U JPH01161651U (ja) | 1989-11-09 |
| JPH056833Y2 true JPH056833Y2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=31284489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5869088U Expired - Lifetime JPH056833Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056833Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP5869088U patent/JPH056833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01161651U (ja) | 1989-11-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH056833Y2 (ja) | ||
| JPH0245046Y2 (ja) | ||
| JPH0336011B2 (ja) | ||
| JPH023934Y2 (ja) | ||
| JPH0527916Y2 (ja) | ||
| JPH08960Y2 (ja) | 自動車用シートのトリムカバー端末部固着構造 | |
| JPH0247896Y2 (ja) | ||
| JPH0340666Y2 (ja) | ||
| JPH0193143U (ja) | ||
| JP2538205Y2 (ja) | ヘッドレストのステーカバー構造 | |
| JP2593442B2 (ja) | 自動車用サンバイザ | |
| JPH0329226Y2 (ja) | ||
| JPH0339088Y2 (ja) | ||
| JPH0614613Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JPH0210033Y2 (ja) | ||
| JPH0129130Y2 (ja) | ||
| JPH0137314Y2 (ja) | ||
| JPH0542797Y2 (ja) | ||
| JPS628886U (ja) | ||
| JPH0340651Y2 (ja) | ||
| JPH017643Y2 (ja) | ||
| JPH0519037Y2 (ja) | ||
| JPH0448037U (ja) | ||
| JPS6398875U (ja) | ||
| JPH0275216U (ja) |