JPH0210033Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210033Y2 JPH0210033Y2 JP6887384U JP6887384U JPH0210033Y2 JP H0210033 Y2 JPH0210033 Y2 JP H0210033Y2 JP 6887384 U JP6887384 U JP 6887384U JP 6887384 U JP6887384 U JP 6887384U JP H0210033 Y2 JPH0210033 Y2 JP H0210033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- mounting surface
- armrest
- foam material
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006261 foam material Substances 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、発泡材を表皮で覆つてなる自動車
のアームレスト等において、製造時に発生する不
具合を取り除くようにした表皮構造に関するもの
である。
のアームレスト等において、製造時に発生する不
具合を取り除くようにした表皮構造に関するもの
である。
(従来技術)
パツド材を表皮で覆つてなるアームレスト等に
ついては、従来いろいろな構造のものが案出され
ている(たとえば、実開昭58−89440号公開公報
参照)。
ついては、従来いろいろな構造のものが案出され
ている(たとえば、実開昭58−89440号公開公報
参照)。
この考案は、パツド材として発泡材を使用する
アームレスト等に関するものであるが、対比のた
めにまず従来例の構造について説明する。
アームレスト等に関するものであるが、対比のた
めにまず従来例の構造について説明する。
第1図は、自動車の車体部材(ドア内面等)に
取付けるアームレスト1を示し、その取付面2に
ついての従来例の構造は、第2図に示すようにな
つている。
取付けるアームレスト1を示し、その取付面2に
ついての従来例の構造は、第2図に示すようにな
つている。
すなわち、アームレスト1は、内部に芯材4を
配置し、外部を表皮5で覆い、その内方において
発泡材6を発泡させて形成する。そして表皮5
は、車体部材への取付面2に沿つて、若干の寸法
幅からなる折曲げ部8を形成する。
配置し、外部を表皮5で覆い、その内方において
発泡材6を発泡させて形成する。そして表皮5
は、車体部材への取付面2に沿つて、若干の寸法
幅からなる折曲げ部8を形成する。
発泡材6の発泡型は、取付面2に相当するとこ
ろで分割された二つの型、すなわちD型とE型か
ら成る。この両型による発泡作業においては、分
割部(合せ部)を互いに接面させて行なうが、折
曲げ部8まわりのシールが充分にできないため、
往々にして発泡材6が折曲げ部8の内縁を潜つて
漏出し、折曲げ部8の肩部9に発泡材6の食み出
し部12が付着する。また肩部9に波打ち形状が
発生する。
ろで分割された二つの型、すなわちD型とE型か
ら成る。この両型による発泡作業においては、分
割部(合せ部)を互いに接面させて行なうが、折
曲げ部8まわりのシールが充分にできないため、
往々にして発泡材6が折曲げ部8の内縁を潜つて
漏出し、折曲げ部8の肩部9に発泡材6の食み出
し部12が付着する。また肩部9に波打ち形状が
発生する。
この肩部9は取付面2の外郭線に当るところで
あるから、美観保持のために食み出し部12を除
去する必要があり、後加工(手加工)の費用がか
さむことになる。また波打ち形状の発生により外
観が著しく損われるという不具合がある。
あるから、美観保持のために食み出し部12を除
去する必要があり、後加工(手加工)の費用がか
さむことになる。また波打ち形状の発生により外
観が著しく損われるという不具合がある。
(考案の目的)
この考案は、前記のような食み出し、あるいは
波打ち形状の発生を防止した表皮構造を提供する
ようにしたものである。
波打ち形状の発生を防止した表皮構造を提供する
ようにしたものである。
(考案の構成)
この考案は、発泡材を表皮で覆つてなるアーム
レスト等を車体部材等に取付けるものであつて該
表皮を取付面上に内方へ若干折り曲げて形成する
ものにおいて、折り曲げ部に位置する該表皮に取
付面外郭線に沿つて凹溝を形成してなるアームレ
スト等の表皮構造である。
レスト等を車体部材等に取付けるものであつて該
表皮を取付面上に内方へ若干折り曲げて形成する
ものにおいて、折り曲げ部に位置する該表皮に取
付面外郭線に沿つて凹溝を形成してなるアームレ
スト等の表皮構造である。
(実施例)
第3図は、この考案の実施例の構造を示すもの
で、第2図の従来例と対比して説明すると次の通
りである。
で、第2図の従来例と対比して説明すると次の通
りである。
すなわち折曲げ部8に位置する表皮5に、肩部
9(取付面2の外郭線)に沿つてその内方に凹溝
14を連続形成する。そのために発泡材6の発泡
型をこれに対応するように構成し、少なくとも一
方のE型には凹溝14を形成するための連続した
凸部16を設ける。この凹溝14は折曲げ部8の
内に形成してあり、取付面2の内に位置するか
ら、アームレスト1を車体部材に取付けるとき、
外方からは全く見えない。
9(取付面2の外郭線)に沿つてその内方に凹溝
14を連続形成する。そのために発泡材6の発泡
型をこれに対応するように構成し、少なくとも一
方のE型には凹溝14を形成するための連続した
凸部16を設ける。この凹溝14は折曲げ部8の
内に形成してあり、取付面2の内に位置するか
ら、アームレスト1を車体部材に取付けるとき、
外方からは全く見えない。
(考案の効果)
前記のように、この考案は、折曲げ不8に位置
する表皮5に連続する凹溝14を設けたから、発
泡材6が折曲げ部8の内縁を潜つて漏出しても、
凹溝14において吸収され、肩部9に達しない。
従つて従来例のように食み出し部12を取り除く
後加工が不要になり、その費用が節減される。ま
た凹溝14を設けることにより、従来例のように
肩部に生じる波打ち形状が吸収されて外観が良好
に保持されるようになり、その効果はすこぶる顕
著である。
する表皮5に連続する凹溝14を設けたから、発
泡材6が折曲げ部8の内縁を潜つて漏出しても、
凹溝14において吸収され、肩部9に達しない。
従つて従来例のように食み出し部12を取り除く
後加工が不要になり、その費用が節減される。ま
た凹溝14を設けることにより、従来例のように
肩部に生じる波打ち形状が吸収されて外観が良好
に保持されるようになり、その効果はすこぶる顕
著である。
第1図は自動車のアームレストの斜視図、第2
図は従来例の表皮構造を示す第1図A−A線の拡
大断面図、第3図はこの考案の実施例による表皮
構造を示す第1図A−A線の拡大断面図である。 1……アームレスト、2……取付面、5……表
皮、6……発泡材、8……折曲げ部、14……凹
溝。
図は従来例の表皮構造を示す第1図A−A線の拡
大断面図、第3図はこの考案の実施例による表皮
構造を示す第1図A−A線の拡大断面図である。 1……アームレスト、2……取付面、5……表
皮、6……発泡材、8……折曲げ部、14……凹
溝。
Claims (1)
- 発泡材を表皮で覆つてなるアームレスト等を車
体部材等に取付けるものであつて該表皮を取付面
上に内方へ若干折り曲げて形成するものにおい
て、折り曲げ部に位置する該表皮に取付面外郭線
に沿つて凹溝を形成したことを特徴とするアーム
レスト等の表皮構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6887384U JPS60180642U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | ア−ムレスト等の表皮構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6887384U JPS60180642U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | ア−ムレスト等の表皮構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60180642U JPS60180642U (ja) | 1985-11-30 |
JPH0210033Y2 true JPH0210033Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=30604020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6887384U Granted JPS60180642U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | ア−ムレスト等の表皮構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60180642U (ja) |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP6887384U patent/JPS60180642U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60180642U (ja) | 1985-11-30 |