JP2551474Y2 - 車両用シートの表面構造 - Google Patents

車両用シートの表面構造

Info

Publication number
JP2551474Y2
JP2551474Y2 JP11297391U JP11297391U JP2551474Y2 JP 2551474 Y2 JP2551474 Y2 JP 2551474Y2 JP 11297391 U JP11297391 U JP 11297391U JP 11297391 U JP11297391 U JP 11297391U JP 2551474 Y2 JP2551474 Y2 JP 2551474Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
pattern
seat cushion
seat back
patterns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11297391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0555998U (ja
Inventor
洋二 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Tachi S Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11297391U priority Critical patent/JP2551474Y2/ja
Publication of JPH0555998U publication Critical patent/JPH0555998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551474Y2 publication Critical patent/JP2551474Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シート(座席)
などの車両用シートにおける着座面の表面構造、詳しく
は、シートクッション(座部)とシートバック(背凭
部)とが別体で、シートクッションとシートバックの着
座面に連続する装飾用パターンを有する車両用シートの
表面構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種の従来品を示し、斯かる
従来品はリャシートを示し、そのシートバック(SB)
にはヘッドレスト(HR)がその頂部左右に有し、着座
面には上下方向に倒コ字状の装飾用上下パターン(1
1)(12)が、表皮の身頃(1A)(1B)の周囲に
設けてある。図中、(1C)、(1D)、(1D)は表
皮の額縁、(30)(30)はタイヤハウス部、(1
4)(14)はタイヤハウス部(30)(30)の内側
の湾曲状を夫々示す・一方、シートクッション(SC)
には着座面を構成する表皮の身頃(2B′)(2D′)
の左右に、前後方向に装飾用の直線状前後パターン(2
1′)(22′)(24)(24)が設けてある。図中
(2C′)(2E)(2E)は表皮の額縁を夫々示す。
なお、前記パターン(11)(12)(21′)(2
2′)…とは、表皮の一部を縫着、高周波による溶着、
プレスによる加圧接着等によって、凹溝状に形成した模
様である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来品は、シー
トクッション(SC)とシートバック(SB)とが別体
で車体に組付けるため、シートクッション(SC)の前
後パターン(21′)(22′)の後端(21a′)
(22a′)と、シートバック(SB)の上下パターン
(11)(12)の下端(11a)(12a)とが連続
せず、図2に示すように位置ずれが生じる。そのため、
シートクッションとシートバックの一体感がなく、シー
トの外観品質が損なわれる不具合があった。そこで、本
考案は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案は、シートクッションの後端部、又はシート
バックの下端部に、上下パターン又は前後パターンに対
して両端をずらした平面略コ字状の変形パターンを設
け、この変形パターンに前後パターン又は上下パターン
を接続してなるものである。
【0005】
【作用】変形パターンによってあらかじめ、シートクッ
ションの前後パターンとシートバックの上下パターンと
が連続しないように形成されているため、シートクッシ
ョンの前後パターンとシートバックの上下パターンとが
位置ずれすることがない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説
明する。図中、図2と同一符号は同一部材を示し、その
説明を省略する。図1は、シートクッション(SC)側
に変形パターン(23)を設けて、シートクッション
(SC)の前後パターン(21)(22)における後端
とシートバック(SB)の上下パターン(11)(1
2)における下端との位置ずれを防止している。図示す
るシートバック(SB)は、前記図2に示すシートバッ
ク(SB)と同様に、シートバック(SB)を構成する
表皮に上下パターン(11)(12)等を設けたもので
ある。
【0007】シートクッション(SC)に設けた変形パ
ターン(23)は、平面略コ字状で、両端(23a)
(23a)がシートクッション(SC)におけるシート
バック(SB)下端接触個所に位置し、且つ両端(23
a)(23a)は上下パターン(11)(12)の下端
(11a)(12a)に対して外側に間隔をあけて配設
されている。そして、この変形パターン(23)には直
線状の前後パターン(21)(22)の後端が接続され
ている。図中(2A)は変形パターン(23)に囲まれ
た表皮の額縁(2C)と身頃(2B)(2D)の一部
分、(2B)(2D)は身頃、(2C)(2E)(2
E)は額縁を夫々示す。
【0008】なお、図2と同一のパターン(21′)
(22′)…を有するシートクッション(SC)を使用
する場合には、シートバック(SB)側に、変形パター
ン(23)を設ける。変形パターン(23)は両端(2
3a)(23a)が上下パターン(11)(12)の両
下端(11a)(12a)間に対して幅狭状にしても良
いが、両端(23a)(23a)が上下パターン(1
1)(12)の下端(11a)(12a)に接続しない
ものであれば、その平面形状は任意である。また、この
変形パターン(23)は、前後パターン(21)(2
2)、上下パターン(11)(12)と同様な方法によ
って形成したものである。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、変形パターンによって
あらかじめ、シートクッションとシートバックとに設け
たパターンが連続せずとも、シートの外観品質が損なわ
れないように形成されているため、シートクッションと
シートバックとが別体の車両用シートにおいて、シート
クッション、シートバックが所定位置に組付けされなく
とも、或いは、パターンを設けたシートクッション、シ
ートバックの表皮が一定位置に被覆されない場合におい
ても、シートクッションとシートバックのパターンずれ
が生じない。そのため、シートクッション、シートバッ
クの組付作業、シートバック、シートクッションの着座
面を構成する表皮の被覆作業が簡単になり、且つ、シー
トの外観品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案構造に係る車両用シートを示す斜視図で
ある。
【図2】従来の車両用シートの斜視図である。
【符号の説明】
SB シートバック SC シートクッション 11、12 上下パターン 21、22 前後パターン 23 変形パターン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座面に前後方向に装飾用前後パターン
    を設けたこのシートクッションと、シートクッションと
    別体で着座面に上下方向に装飾用上下パターンを設けて
    なるシートバックとからなる車両用シートにおいて、 前記シートクッションの着座面における後端部に、両端
    がシートバックの上下パターン下端に対してずらした平
    面略コ字状のパターンずれ防止用の変形パターンを設
    け、該変形パターンにシートクッションの前後パターン
    を接続してなることを特徴とする車両用シートの表面構
    造。
  2. 【請求項2】 前記シートバックの着座面における下端
    部に、両端がシートクッションの前後パターンの後端に
    対してずらした平面略コ字状のパターンずれ防止用の変
    形パターンを設け、該変形パターンにシートバックの上
    下パターンを接続してなる前記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の車両用シートの表面構造。
JP11297391U 1991-12-30 1991-12-30 車両用シートの表面構造 Expired - Lifetime JP2551474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11297391U JP2551474Y2 (ja) 1991-12-30 1991-12-30 車両用シートの表面構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11297391U JP2551474Y2 (ja) 1991-12-30 1991-12-30 車両用シートの表面構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0555998U JPH0555998U (ja) 1993-07-27
JP2551474Y2 true JP2551474Y2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=14600200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11297391U Expired - Lifetime JP2551474Y2 (ja) 1991-12-30 1991-12-30 車両用シートの表面構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551474Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0555998U (ja) 1993-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2551474Y2 (ja) 車両用シートの表面構造
JPH06154061A (ja) 車両用ロングシート
JPH0641481Y2 (ja) 自動車座席のシートクッション構造
JPH08182573A (ja) 座席のフレーム構造
JPH068798Y2 (ja) シートバックの構造
JPH0432993Y2 (ja)
JPH0729880Y2 (ja) 自動車用シート
JPS6212347Y2 (ja)
JPS644249U (ja)
JPH0322027Y2 (ja)
JP2525528Y2 (ja) 背凭れ付きシート
JPH0710596Y2 (ja) 自動車用シート
JPH0531973Y2 (ja)
JP2582546Y2 (ja) リャシートバック構造
JPH0513242Y2 (ja)
JPS6337305Y2 (ja)
JPH0247919Y2 (ja)
JPH0210033Y2 (ja)
JPS6319397U (ja)
JPS641555U (ja)
JPS6243833U (ja)
JPH01170031U (ja)
JPS62131699U (ja)
JPS62156038U (ja)
JPH02125654U (ja)