JPH023934Y2 - - Google Patents

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JPH023934Y2
JPH023934Y2 JP20074685U JP20074685U JPH023934Y2 JP H023934 Y2 JPH023934 Y2 JP H023934Y2 JP 20074685 U JP20074685 U JP 20074685U JP 20074685 U JP20074685 U JP 20074685U JP H023934 Y2 JPH023934 Y2 JP H023934Y2
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JP
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skin
sun visor
mating
cushion
core
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JP20074685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のフロントウインド等から運転
者の目に入る光線を遮るために車室に設けられる
自動車用サンバイザに関する。
(従来の技術) 一般に、自動車用サンバイザは、芯材をクツシ
ヨン材で被覆し、このクツシヨン材を更に表皮で
被覆したソフト形のものが多用されている。この
表皮にはビニールレザーが多く使用されている
が、一方、感触の良さと豪華さを得るため、布で
表皮を構成する場合も少なくない。
従来、クツシヨン材を布表皮で被覆する場合
は、芯材を適宜クツシヨン材で被覆し、その上か
ら布表皮で被覆し、適度の張りを持たせつつ布表
皮の開放端部を縫い合わせていたが、しわを作ら
ないように張り具合を調整しながら、ねじれのな
い縫い目を形成することは容易でなく、大量生産
には適さないものであつた。また、この端部の縫
い目個所をモール等で挟持し端部処理を施すこと
も行われているが、モールを挟持力の強い金属片
で形成することが多く、そうした場合、モールに
よる違和感が生じるとともに、安全性の面からも
不安があるものであり、かつ、組立に多大の手間
を要するものであつた。
このため、本出願人は、特公昭52−49614号公
報にて、第5図ないし第7図に示すようなサンバ
イザ1を提案した。
上記サンバイザ1は、自動車(図示せず。)の
車体に取り付けるための取付片(図示せず。)を
端部に設置した支持杆2、サンバイザ本体3、ウ
レタンフオーム等からなるクツシヨン材9、布表
皮10、合成樹脂材料の係合片12からなる。サ
ンバイザ本体3は、合成樹脂を材料としてブロー
成形、モールド成形その他により成形してあり、
上記支持杆2を抱持する金具7の取付部8と固着
する突起部4と、本体部5と、外周面の要所に形
成されて布表皮10を介して係合片12が嵌め込
んで止着される凹陥部6とからなつている。この
サンバイザ1の組立に際しては、サンバイザ本体
3をクツシヨン材9で被覆し、その上から布表皮
10で被覆する。次に、この布表皮10の開放端
部をたるませて縫い合わせる。この縫い合せ部1
1は係合片12とともに凹陥部6に嵌め込まれ、
サンバイザ本体3に布表皮10がしわを形成する
ことなく止着される。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記サンバイザとは異なる簡
単な構造で大量生産に適した、布表皮等の表皮部
材で被覆したソフトタイプの自動車用サンバイザ
を提供することである。
(考案の構成) このため、本考案は、一対のクツシヨン材の外
側面を夫々覆う芯材がその各周縁部から外方に突
出して相互に重ね合せられる合せ片を備え、これ
ら芯材の外側が表皮部材で被覆されるとともに、
その周縁部が上記合せ片の合せ面側に巻き込ま
れ、上記合せ片には表皮部材の上から横断面がU
字状の固定部材が外嵌し、芯材がその周縁部にて
一体に固定されていることを特徴としている。す
なわち、本考案は、ソフト形のサンバイザの構成
部材である芯材の外側を被覆する表皮部材の周縁
を、芯材の周縁部に形成された合せ片の合せ面側
に巻き込み、その上から横断面がU字状の固定部
材を外嵌して上記一対のクツシヨン材を覆う芯材
を一体に固定するようにしたものである。
(考案の効果) 本考案によれば、表皮部材の周縁部を芯材の周
縁部に形成された合せ片の合せ面側に巻き込み、
その上に固定部材を外嵌して一対のクツシヨン材
を覆う芯材を一体に固定するようにしたので、表
皮部材の芯材への止着に際し、表皮部材の張り具
合を調整しながらねじれのない縫い目を形成する
困難さがなく、自動車用サンバイザの組立が非常
に容易になる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
本考案に係る自動車用サンバイザの一実施例の
横断面を第1図に示す。第1図に示すように、一
対のクツシヨン材21a,21bがフレーム22
を挟んで対向するとともに、これら一対のクツシ
ヨン材21a,21bの外側面を夫々覆つて芯材
23a,23bが配置されている。上記クツシヨ
ン材21a,21bはいずれもウレタンフオーム
等の弾力性を有する材料を自動車用サンバイザの
形状に合わせて大略長方形状に成形したものであ
る。上記クツシヨン材21a,21bには、フレ
ーム22が嵌入する横断面が半円状の溝24a,
24bが夫々形成されている。一方、芯材23
a,23bはいずれも合成樹脂を材料としてブロ
ー成形、モールド成形その他により、クツシヨン
材21a,21bの外側面を覆う形状に成形した
ものである。上記芯材23a,23bは夫々その
各周縁部から外方に突出して相互に重ね合せられ
る合せ片25a,25bを備えている。
上記芯材23a,23bの外側面は、たとえば
布製の表皮部材26a,26bで夫々被覆されて
いる。これら表皮部材26a,26bの周縁部2
7a,27bは、上記芯材21a,21bの合せ
片25a,25bの合せ面側に巻き込んで接着剤
もしくは止め金具の打ち込み等により固定され、
その上から、上記合せ片25a,25bに横断面
がU字状の固定部材28が矢印A0で示すように
外嵌される。上記表皮部材26a,26bは、第
2図に示すように、芯材23a,23bの外側面
に完全に密着せず、少したるんだ状態でその周縁
部27a,27bが上記のように、芯材23a,
23bの合せ片25a,25bの合せ面に固定さ
れる。
一方、固定部材28は、第2図に拡大して示す
ように、内部に金属製のばね部材31が一体的に
モールドされるとともに、その先端部に内向きに
突出する突部32a,32bぎ形成されている。
これら突部32a,32bは、上記固定部材28
の合せ片25a,25bへの外嵌時、合せ片25
a,25bに形成された係合溝33a,33bに
係合し、上記固定部材28が合せ片25a,25
bから外れるのが防止される。上記固定部材28
は、第3図に示すように、サンバイザの全周にわ
たつて合せ片25a,25bに外嵌される。
上記固定部材28の上記合せ片25a,25b
への外嵌時、上記固定部材28が表皮部材26
a,26bの上から合せ片25a,25bに外嵌
されるので、第1図および第2図からも明らかな
ように、固定部材28のばね部材31のばね力に
より、表皮部材26a,26bの一部が上記合せ
片25a,25bの係合溝33a,33b内に圧
入された状態となる。これにより、上記表皮部材
26a,26bは、第2図に2点鎖線で示すよう
にし、しわを生じることなく芯材23a,23b
の外側面に均一に密着する。
このような構成であれば、表皮部材26a,2
6bの周縁部を芯材23a,23bの合せ片25
a,25bの合せ面側に巻き込んで固定し、芯材
23a,23bの間にクツシヨン材21a,21
bを挟んで上記合せ片25a,25bに固定部材
28を外嵌させることにより、容易にサンバイザ
を組み立てることができる。
なお、上記実施例において、芯材26a,26
bの合せ片25a,25bの厚みを先端部に向か
つて漸増させる等の構成とすることにより、固定
部材28の突起32a,32bおよび合せ片25
a,25bの係合溝33a,33bを省略するこ
ともできる。
次に、本考案のいま一つの実施例を第4図に示
す。
第4図に示すサンバイザは、第1図のサンバイ
ザにおいて、芯材23a,23bがヒンジ部41
にて一体に結合されてなるもので、芯材23a,
23bは一枚の表皮部材26により被覆され、そ
の3辺に夫々形成された合せ片25a,25bの
合せ面に表皮部材26の周縁が巻き込まれて接着
剤等により固定され、その上から固定部材28が
上記合せ片25a,25bに外嵌される。
このようにすれば、固定部材28の長さが短く
なるばかりでなく、サンバイザの組立もより簡単
化される。
なお、第4図の実施例において、第1図のサン
バイザと対応する部分には対応する符号を付して
示し、重複した説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用サンバイザの一
実施例の内部構造を示す横断面図、第2図は第1
図の自動車用サンバイザの部分拡大断面図、第3
図は第1図の自動車用サンバイザの斜視図、第4
図は本考案に係る自動車用サンバイザのいま一つ
の実施例の内部構造を示す断面図、第5図は従来
の自動車用サンバイザの斜視図、第6図は第5図
の−線に沿う断面図、第7図は第5図の自動
車用サンバイザの組立説明図である。 21a,21b……クツシヨン材、22……フ
レーム、23a,23b……芯材、25a,25
b……合せ片、26,26a,26b……表皮部
材、27a,27b……表皮部材の周縁部、28
……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾力性を有する材料からなる一対のクツシヨン
    材がフレームを挟んで対向するとともに、上記一
    対のクツシヨン材の外側面を夫々覆つて芯材が配
    置され、これら芯材は夫々その各周縁部から外方
    に突出して相互に重ね合せられる合せ片を備えて
    おり、上記芯材の外側が表皮部材で被覆されると
    ともに、その周縁部が上記合せ片の合せ面側に巻
    き込まれ、上記合せ片には横断面がU字形状を有
    し、先端部が内向きに付勢される固定部材が表皮
    部材の上から外嵌されるようになつており、上記
    芯材がその周縁部にて一体に固定されていること
    を特徴とする自動車用サンバイザ。
JP20074685U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH023934Y2 (ja)

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JP20074685U JPH023934Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20074685U JPH023934Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62108110U JPS62108110U (ja) 1987-07-10
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