JPH0516047Y2 - - Google Patents

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JPH0516047Y2
JPH0516047Y2 JP17487786U JP17487786U JPH0516047Y2 JP H0516047 Y2 JPH0516047 Y2 JP H0516047Y2 JP 17487786 U JP17487786 U JP 17487786U JP 17487786 U JP17487786 U JP 17487786U JP H0516047 Y2 JPH0516047 Y2 JP H0516047Y2
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core material
groove
roof
interior
skin materials
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車等の乗り物を始めとして、各種
構築物に用いられる内装材に関する。
従来の技術 自動車のルーフトリムやドアトリムには、レジ
ンフエルトや段ボール基材を芯材としての、その
一側面にソフトパツドと樹脂フイルムとからなる
表皮材を貼合したものが多用されているが、中で
も、例えば特開昭59−171730号公報に示されてい
るように、芯材に異種の表皮材を貼合して意匠効
果を高められるようにしたものが知られている。
これは、芯材にその側縁に亘つて溝をエンボス成
形により形成して、この溝を境にして異種の表皮
材を貼合したもので、これら表皮材の隣接する端
末は前記溝に差し込んで固定してある。
考案が解決しようとする問題点 芯材の溝を芯材側縁部にまで亘つてエンボス成
形してあると、内装材を相手パネル材面に装着す
る場合、内装材側縁部では、前記芯材側縁部の裏
側に溝形状に対応したビード部が突出しているた
め、このビード部によつて内装材側縁部が相手パ
ネル材面より浮上がらないように端末処理する必
要がある。このため、端末処理構造が複雑となる
ばかりでなく、相手パネル材を前記ビード部を適
正に受容し得るように加工しなければならないた
めコスト的に非常に不利となつてしまうし、また
整合性も悪くなつてしまう不具合が指摘されてい
る。
そこで、本考案は裏面がフラツトな内装材と同
様に端末処理を容易に行うことができる溝付き芯
材を有する内装材を提供するものである。
問題点を解決するための手段 芯材の側縁にまで形成されて隣接する異種の表
皮材の端末を差し込む溝は、芯材の中央部分では
該芯材をエンボス成形して形成してある一方、芯
材の側縁部では該芯材の厚み寸法範囲内で切欠し
て形成してある。
作 用 隣接する異種の表皮材の端末は、芯材の溝に差
し込んで固定され、そして、芯材の側縁部裏面は
相手パネル材のフラツトな面に当接、整合して固
定される。
実施例 以下、本考案の構造を自動車のルーフトリムを
例に採つて詳述する。
第1図において、1はレジンフエルト、樹脂ボ
ード、段ボール基材等からなる芯材2と、この芯
材2の一側面に貼合した異種の表皮材4,5とか
らなるルーフトリムを示す。芯材2には車幅方向
に両側縁に亘つて溝3を形成してあり、この溝3
を境にして前述の表皮材4,5を貼合して、隣接
する表皮材4,5の各端末を、この溝3に差し込
んで例えば接着固定してある。溝3は芯材2の一
般部、即ち、芯材2の周側部を除く中央部分にあ
つては、第2図にも示すように芯材2自体をエン
ボス成形して形成してある一方、側縁部では、第
3図に示すように芯材2の厚み寸法範囲内で切欠
して形成し、該側縁部の裏面をフラツトに形成し
てある。このような芯材2と表皮材4,5とから
なるルーフトリム1は、基本的にはルーフボー等
のルーフ骨格部材にルームランプ等のルーフ機能
部品と共にねじ止め固定もしくはクリツプ固定さ
れる。そして、該ルーフトリム1の周側縁部は、
ルーフレール7のフランジ部8にガーニツシユ9
を介して挟着、支持して端末処理される。ここ
で、ルーフトリム1の周側縁部は何れもルーフレ
ール7面に当接、整合して前述のように固定され
るが、ルーフトリム1の側縁部にあつては、芯材
2に溝3が形成されていても、この溝3は芯材2
の厚み寸法範囲内で切欠形成してあつて、芯材2
の裏面はフラツトに形成されているため、該ルー
フトリム1の側縁部がルーフレール7面より浮上
がるようなことはなく、ルーフトリム1の前,後
側縁部と同様に容易に端末処理することができ
る。第1図中6はルーフパネル、10はウインド
ウシールドパネル、11はサンバイザーを示す。
前記実施例では溝3を車幅方向に形成した場合
を開示したがこれに限るものではなく、また、ル
ーフトリムの他、ドアトリム、ボデイサイドトリ
ムあるいは家屋等の構築物の内装材に同様に適用
することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、芯材に溝を形成
してこの溝に隣接する異種の表皮材の端末を差し
込んで固定する場合にあつて、芯材の中央部分で
は芯材の面剛性を確保するために、芯材自体をエ
ンボス成形して溝を形成してあつても、芯材の側
縁部にあつてはこの溝を芯材の厚み寸法範囲内で
切欠形成して芯材裏面をフラツトなままとしてあ
るため、内装材を相手パネル面に装着する場合
に、芯材の側縁部裏面を相手パネル材のフラツト
な面に適正に当接、整合できて容易に取付けるこ
とができるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図、第3図は同要部の断面図である。 1……内装材(ルーフトリム)、2……芯材、
3……溝、4,5……表皮材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯材にその両側縁に亘つて溝を形成して、この
    溝を境に異種の表皮を貼合すると共に、これら表
    皮材の隣接する端末を前記溝に差込んで固定した
    構造において、前記溝を芯材の中央部分では、該
    芯材をエンボス成形して形成する一方、芯材の側
    縁部では、該芯材の厚み寸法範囲内で切欠形成し
    たことを特徴とする内装材。
JP17487786U 1986-11-14 1986-11-14 Expired - Lifetime JPH0516047Y2 (ja)

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JP17487786U JPH0516047Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JP17487786U JPH0516047Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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Publication Number Publication Date
JPS6380244U JPS6380244U (ja) 1988-05-27
JPH0516047Y2 true JPH0516047Y2 (ja) 1993-04-27

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JPS6380244U (ja) 1988-05-27

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