JPH0620695Y2 - 自動車用成形天井の取付構造 - Google Patents

自動車用成形天井の取付構造

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JPH0620695Y2
JPH0620695Y2 JP1987086921U JP8692187U JPH0620695Y2 JP H0620695 Y2 JPH0620695 Y2 JP H0620695Y2 JP 1987086921 U JP1987086921 U JP 1987086921U JP 8692187 U JP8692187 U JP 8692187U JP H0620695 Y2 JPH0620695 Y2 JP H0620695Y2
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JP
Japan
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molded ceiling
roof rail
clip
mounting structure
folded
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JP1987086921U
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JPS63195946U (ja
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秀一 関野
宜直 内藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は段ボールを基材として、該段ボールと表皮材と
の間に緩衝材を介装し、相互に貼着して形成した成形天
井をルーフレールを介してルーフに取り付ける自動車用
成形天井の取付構造に関するものである。
従来の技術 従来より第7図に示す自動車1のI−I線に沿う断面部
分の一例として、実開昭59−92068号公報には第
8図〜第9図に示した構成が開示されている。即ち段ボ
ール2と表皮材3との間に緩衝材4を介装し、相互に貼
着して成形天井5を形成するとともに、段ボール2の所
定部位に溝2aを設け、段ボール2の端末部2bを前記
溝2aに沿って表皮材3とともに180°曲折した折り
返し部2cが形成されている。上記折り返し部2cの内
方にリテーナ6の先端部6aが挿通固定されるとともに
該リテーナ6の他端部6bがルーフレール7の下面に溶
着固定されている。8はルーフパネル、9はフロントガ
ラス、10は接着剤、11は該接着剤10の洩れ防止用
ダムラバー、12はモールディングを示している。
このような構成によれば、成形天井5をガーニッシュ等
の別部材を用いることなく、ルーフレール7に取付固定
することができる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の自動車用成形天井の取付
構造にあっては、成形天井5を構成する段ボール2の折
り返し部2cの内方に挿通固定されたリテーナ6の他端
部6bがルーフレール7の下面に溶着固定されているの
で、成形天井5を組み付ける際の作業工数が多くなると
ともに組み付け後に該成形天井5を簡単に取り外すこと
ができないので、ルーフの保守整備が行い難いという問
題点があった。
そこで本考案はこのような従来の自動車用成形天井の取
付構造が有している問題点を解消して、前記成形天井の
組み付け作業が簡易となり、しかも組み付け後にルーフ
レールから外すことが自在な取付構造を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 段ボールと表皮材との間に緩衝材を介装し、相互に貼着
するとともに端末部に前記表皮材を外側にして折り返し
部を形成した成形天井を、一端部に前記折り返し部に挟
着される保持片を有するとともに、他端部にルーフレー
ルの係止孔に係着支持される係止片を有するクリップを
用いて該ルーフレールに脱着自在に装着してある。
作用 組み付けに際して、前記クリップの一端部を成形天井の
折り返し部に挿通して挟着保持するとともに該クリップ
の他端部をルーフレールに係着すれば良いので、組み付
け作業が簡易化されると同時に保守整備時には簡単に脱
着することができる作用がもたらされる。
実施例 以下図面の第1図〜第6図を参照して本考案に係る自動
車用成形天井の取付構造の各種実施例を前記従来の構成
と同一の構成部分に同一の符号を付して説明する。
第1図は前記第7図に示した自動車1のI−I線に沿う
断面図、第2図は同じくII−II線に沿う断面図であり、
図中2は段ボール、3は表皮材であって該段ボール2と
表皮材3との間に緩衝材4を介装し、相互に貼着して成
形天井5を形成する。上記成形天井5を構成する段ボー
ル2の所定部位に、第3図に示す溝2aを設け、段ボー
ル2の端末部2bを前記溝2aに沿って表皮材3ととも
に矢印A方向に曲折して、第4図に示す折り返し部2c
を形成する。尚13は段ボール2の折り返し部2cの内
方に予め塗着した接着剤を示す。第5図,第6図は上記
成形天井5をルーフレールの係止孔に係着支持するため
のクリップ14及びクリップ17の形状例を示してお
り、クリップ14は、平板状の保持片14cと、該保持
片14cの一端部14aに形成された盛り上がり部と、
保持片14cの他端部14b側に180°曲折して形成
された係止片15,15,15とから構成されている。
他方のクリップ17は、平板状の保持片17cと、該保
持片17cの一端部17aに形成された盛り上がり部
と、保持片17cの他端部17b側に略S字状に曲折し
て形成された係止片18,18,18とから構成されて
いる。
そして第1図に示したように、クリップ17の保持片1
7cを段ボール2の折り返し部2c内に挿通して、接着
剤13の接着作用に伴ってクリップ17の一端部17a
が折り返し部2cに挟着された状態として保持片17c
が支持される。第1図,第2図に示す7はルーフレー
ル、8は該ルーフレール7が固定されたルーフパネルで
あって、前記ルーフレール7に開口した係止孔7aにク
リップ14の係止片15,15,15を係止することに
より、成形天井5がルーフレール7に係着支持される。
尚9はフロントガラス、10は接着剤、11は該接着剤
10の洩れ防止用ダムラバー、12はモールディングを
示す。更に第2図に示す16は、ルーフレール7のフラ
ンジ7bに嵌着固定されたボディサイドウェルトであ
る。第5図に示したクリップ14は第2図に示した取付
構造に用いられるものであり、更に第6図に示したクリ
ップ17の一端部17aを成形天井5の折り返し部2c
の内方へ挿通し、クリップ17の他端部17bに設けた
略S字状の係止片18,18,18を前記ルーフレール
7の係止孔7aに係着することによって、第1図に示し
た成形天井5の取付構造が得られる。
上記した構造により、成形天井5をクリップ14又はク
リップ17を介してルーフレール7に脱着自在に装着す
ることができる。
考案の効果 以上詳細に説明した如く、本考案に係る自動車用成形天
井の取付構造によれば、以下に記す作用効果がもたらさ
れる。即ち成形天井をルーフレールに組み付ける際の作
業が極めて簡易化され、作業工数の減少に伴うコストの
低減効果が大である。更に組み付け後にあっても、該成
形天井の脱着操作が容易に行えるので保守整備が行い易
いという利点を有している。又成形天井の端末部がルー
フ側に折り返された状態で強固に接着されているので、
端末部の損傷が防止されて見映えが良くなるという効果
をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る自動車用成形天井の各
種実施例を示す要部断面図、第3図,第4図は上記成形
天井の折り返し状態を示す部分的断面図、第5図,第6
図は本考案で用いるクリップの形状例を示す斜視図、第
7図は通常の自動車を示す外観図、第8図は従来の成形
天井の折り返し状態を示す部分的断面図、第9図は従来
の成形天井の取付構造例を示す要部断面図である。 2…段ボール、2a…溝、2b…端末部、2c…折り返
し部、3…表皮材、4…緩衝材、5…成形天井、7…ル
ーフレール、7a…係止孔、8…ルーフパネル、14,
17…クリップ、14a,17a…一端部、14b,1
7b…他端部、15,18…係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段ボールと表皮材との間に緩衝材を介装
    し、相互に貼着して成形天井を形成するとともに、該成
    形天井の端末部に前記表皮材を外側にして折り返し部を
    形成してルーフレールに取付固定した構造において、 上記成形天井を、一端部に前記折り返し部に挾着される
    保持片を有するとともに、他端部にルーフレールの係止
    孔に係着支持される係止片を有するクリップを用いて該
    ルーフレールに脱着自在に装着したことを特徴とする自
    動車用成形天井の取付構造。
JP1987086921U 1987-06-04 1987-06-04 自動車用成形天井の取付構造 Expired - Lifetime JPH0620695Y2 (ja)

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JPS63195946U JPS63195946U (ja) 1988-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2179582B1 (ja) * 1972-04-13 1975-10-10 Synthelabo
JPS5992068U (ja) * 1982-12-14 1984-06-22 日産自動車株式会社 成形天井の取付構造

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JPS63195946U (ja) 1988-12-16

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