JPS6212684Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212684Y2 JPS6212684Y2 JP10656979U JP10656979U JPS6212684Y2 JP S6212684 Y2 JPS6212684 Y2 JP S6212684Y2 JP 10656979 U JP10656979 U JP 10656979U JP 10656979 U JP10656979 U JP 10656979U JP S6212684 Y2 JPS6212684 Y2 JP S6212684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- clip
- vehicle body
- insertion opening
- frame member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車に取付く各種電装部品と車載バ
ツテリとを接続するハーネスの取付構造に関し、
とりわけ車体骨格部材周りにおけるハーネス取付
構造の改良に関する。
ツテリとを接続するハーネスの取付構造に関し、
とりわけ車体骨格部材周りにおけるハーネス取付
構造の改良に関する。
自動車の車室内に装着したルームランプ等の電
装部品と車載バツテリとを接続する場合、一般に
は第1図に示すようにハーネス1を車体骨格部材
であるフロントピラー2Aやルーフレール2B等
に沿つて取付けるようにしている。このハーネス
1の固定に際しては車体骨格部材2にガムテープ
等の粘着テープでハーネス1を固定することが行
われているが、このような粘着テープによる取付
けではテープが剥離し易く取付けが不確実であ
り、またハーネス1の保持性も悪いものである。
そこで、第2図Aに示すように車体骨格部材2の
インナパネル3のフランジ形成基部付近にクリツ
プ取付孔6を数ケ所開設し、この取付孔6にクリ
ツプ7を嵌着してハーネス抱持部8でハーネス1
を固定することが行われている。ところが、この
ようにパネル材のフランジ形成基部にクリツプ取
付孔6を形成するものではプレス型の都合で孔開
け加工が不可能な場合も生じ、このような孔開け
加工ができない部分にあつては前述の粘着テープ
を併用して行わなければならず、却つてハーネス
取付作業が煩雑になつてしまうものである。この
ため、第2図Bに示すように車体骨格部材2のイ
ンナパネル3とアウタパネル4との接合フランジ
部5に金属製のハーネス抱持片9を一体に溶接し
て、このハーネス抱持片9でハーネス1を固定す
ることも行われているが、このようにハーネス抱
持片9を車体骨格部材2の多数ケ所に溶接固定す
るのでは作業工数が多岐に亘り車体組立ての上で
不利となつてしまうものである。
装部品と車載バツテリとを接続する場合、一般に
は第1図に示すようにハーネス1を車体骨格部材
であるフロントピラー2Aやルーフレール2B等
に沿つて取付けるようにしている。このハーネス
1の固定に際しては車体骨格部材2にガムテープ
等の粘着テープでハーネス1を固定することが行
われているが、このような粘着テープによる取付
けではテープが剥離し易く取付けが不確実であ
り、またハーネス1の保持性も悪いものである。
そこで、第2図Aに示すように車体骨格部材2の
インナパネル3のフランジ形成基部付近にクリツ
プ取付孔6を数ケ所開設し、この取付孔6にクリ
ツプ7を嵌着してハーネス抱持部8でハーネス1
を固定することが行われている。ところが、この
ようにパネル材のフランジ形成基部にクリツプ取
付孔6を形成するものではプレス型の都合で孔開
け加工が不可能な場合も生じ、このような孔開け
加工ができない部分にあつては前述の粘着テープ
を併用して行わなければならず、却つてハーネス
取付作業が煩雑になつてしまうものである。この
ため、第2図Bに示すように車体骨格部材2のイ
ンナパネル3とアウタパネル4との接合フランジ
部5に金属製のハーネス抱持片9を一体に溶接し
て、このハーネス抱持片9でハーネス1を固定す
ることも行われているが、このようにハーネス抱
持片9を車体骨格部材2の多数ケ所に溶接固定す
るのでは作業工数が多岐に亘り車体組立ての上で
不利となつてしまうものである。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、車体骨格部
材がインナパネルとアウタパネルとをスポツト溶
接して構成されていて、このスポツト溶接点間に
はクリツプを係着し得るに足る間隙を容易に形成
できる点に着目し、該インナパネルとアウタパネ
ルとの接合部にクリツプ挿入口を拡開成形して、
該挿入口にクリツプを挿入、係着してハーネスを
クリツプ固定することにより前記従来の問題点を
解決したものである。
材がインナパネルとアウタパネルとをスポツト溶
接して構成されていて、このスポツト溶接点間に
はクリツプを係着し得るに足る間隙を容易に形成
できる点に着目し、該インナパネルとアウタパネ
ルとの接合部にクリツプ挿入口を拡開成形して、
該挿入口にクリツプを挿入、係着してハーネスを
クリツプ固定することにより前記従来の問題点を
解決したものである。
即ち、本考案にあつては第3図乃至第5図に示
すように、車体骨格部材2を構成するインナパネ
ル3とアウタパネル4との接合フランジ部5のイ
ンナパネル側フランジ5aを部分的に拡開してク
リツプ挿入口10を形成し、該インナパネル側フ
ランジ5aとアウタパネル側フランジ5bとを前
記クリツプ挿入口10を除く部分でスポツト溶接
してある。11はハーネス抱持用の樹脂製のクリ
ツプで、該クリツプ11は一端に前記挿入口10
に差込んで挿入口10縁に係着するフツク部12
と、他端にハーネス抱持部13とを一体に形成し
てある。ハーネス抱持部13の前壁13aは薄肉
にして十分な可撓性をもたせ、該抱持部13への
ハーネス1の着脱をし易いようにしてある。
すように、車体骨格部材2を構成するインナパネ
ル3とアウタパネル4との接合フランジ部5のイ
ンナパネル側フランジ5aを部分的に拡開してク
リツプ挿入口10を形成し、該インナパネル側フ
ランジ5aとアウタパネル側フランジ5bとを前
記クリツプ挿入口10を除く部分でスポツト溶接
してある。11はハーネス抱持用の樹脂製のクリ
ツプで、該クリツプ11は一端に前記挿入口10
に差込んで挿入口10縁に係着するフツク部12
と、他端にハーネス抱持部13とを一体に形成し
てある。ハーネス抱持部13の前壁13aは薄肉
にして十分な可撓性をもたせ、該抱持部13への
ハーネス1の着脱をし易いようにしてある。
ハーネス1の固定に際しては、予めクリツプ1
1をそのフツク部12を挿入口10に差込んで挿
入口10縁に係着しておき、そして、ハーネス抱
持部13の前壁13aを外側に弾性変形して該抱
持部13内にハーネス1を挿入し、前壁13aの
拡開力を解くことにより該前壁13aは自体の弾
性により復元してハーネス1を抱持部13をイン
ナパネル3間で確実に支持することができるもの
である。
1をそのフツク部12を挿入口10に差込んで挿
入口10縁に係着しておき、そして、ハーネス抱
持部13の前壁13aを外側に弾性変形して該抱
持部13内にハーネス1を挿入し、前壁13aの
拡開力を解くことにより該前壁13aは自体の弾
性により復元してハーネス1を抱持部13をイン
ナパネル3間で確実に支持することができるもの
である。
以上のように本考案によれば、ハーネスを車体
骨格部材に沿つて配設するのに際し、従来のよう
に車体骨格部材のパネル材にクリツプ専用の取付
孔を加工したり、クリツプを該車体骨格部材に溶
接する等の厄介な工数が伴わず、特にクリツプ挿
入口はパネル材のプレス成形時にそのフランジ部
の加工と同時に容易に成形できるので特別に工数
が嵩むことがなく車体製造の上でも非常に有利と
なる。そして、クリツプはこのクリツプ挿入口に
ワンタツチで取付けられ、仍つて、ハーネスを車
体骨格部材に沿つて作業上有利に配設することが
できるのである。
骨格部材に沿つて配設するのに際し、従来のよう
に車体骨格部材のパネル材にクリツプ専用の取付
孔を加工したり、クリツプを該車体骨格部材に溶
接する等の厄介な工数が伴わず、特にクリツプ挿
入口はパネル材のプレス成形時にそのフランジ部
の加工と同時に容易に成形できるので特別に工数
が嵩むことがなく車体製造の上でも非常に有利と
なる。そして、クリツプはこのクリツプ挿入口に
ワンタツチで取付けられ、仍つて、ハーネスを車
体骨格部材に沿つて作業上有利に配設することが
できるのである。
第1図は車体のハーネス配設状態を示す斜視
図、第2図A,Bはそれぞれの従来のハーネス取
付構造を示す断面図、第3図は本考案の構造を示
す斜視図、第4図は同拡大断面図、第5図は第4
図のV矢視図である。 1……ハーネス、2……車体骨格部材、3……
インナパネル、4……アウタパネル、5……接合
部(フランジ部)、10……クリツプ挿入口、1
1……クリツプ、13……ハーネス抱持部。
図、第2図A,Bはそれぞれの従来のハーネス取
付構造を示す断面図、第3図は本考案の構造を示
す斜視図、第4図は同拡大断面図、第5図は第4
図のV矢視図である。 1……ハーネス、2……車体骨格部材、3……
インナパネル、4……アウタパネル、5……接合
部(フランジ部)、10……クリツプ挿入口、1
1……クリツプ、13……ハーネス抱持部。
Claims (1)
- インナパネルとアウタパネルとの接合体からな
る車体骨格部材に沿つてハーネスを取付ける構造
において、前記インナパネルとアウタパネルとの
接合部に、部分的にクリツプ挿入口を形成し、該
挿入口にハーネス抱持部を一体成形したクリツプ
を挿入、係着し、前記抱持部でハーネスを支持し
たことを特徴とするハーネス取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656979U JPS6212684Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656979U JPS6212684Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623779U JPS5623779U (ja) | 1981-03-03 |
JPS6212684Y2 true JPS6212684Y2 (ja) | 1987-04-02 |
Family
ID=29339212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10656979U Expired JPS6212684Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212684Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059728U (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-25 | 豊田合成株式会社 | ケ−ブルクランプ |
-
1979
- 1979-08-01 JP JP10656979U patent/JPS6212684Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623779U (ja) | 1981-03-03 |
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