JPH0752737Y2 - 車両用内装品の取付構造 - Google Patents
車両用内装品の取付構造Info
- Publication number
- JPH0752737Y2 JPH0752737Y2 JP1990108996U JP10899690U JPH0752737Y2 JP H0752737 Y2 JPH0752737 Y2 JP H0752737Y2 JP 1990108996 U JP1990108996 U JP 1990108996U JP 10899690 U JP10899690 U JP 10899690U JP H0752737 Y2 JPH0752737 Y2 JP H0752737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- mounting structure
- vehicle
- vehicle interior
- body panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車両用内装品の取付構造に関する。
《従来の技術》 従来の車両用内装品の取付構造は、例えば第３図に示す
ような車両用ドアトリムにおいては、内装品であるドア
トリムａと車体パネルであるインナーパネルｂとの間に
チップウレタン等のパッドｃやリブｄに貼着された不織
布ｅが適宜の位置に設けられて、ドアトリムａのべこつ
きを防止するような構成となっていた。
ような車両用ドアトリムにおいては、内装品であるドア
トリムａと車体パネルであるインナーパネルｂとの間に
チップウレタン等のパッドｃやリブｄに貼着された不織
布ｅが適宜の位置に設けられて、ドアトリムａのべこつ
きを防止するような構成となっていた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような構成ではパッドｃやリブｄが
ドアトリムａと別物で構成されているため、部材のコス
トが高く、これらを組立てるために余分の工数を必要と
するなどの問題点があり、更にパッドｃ等のインナーパ
ネルｂとの当接面がある広さと硬度を有しているために
インナーパネルｂとの干渉による低級音が発生するなど
の問題点があった。
ドアトリムａと別物で構成されているため、部材のコス
トが高く、これらを組立てるために余分の工数を必要と
するなどの問題点があり、更にパッドｃ等のインナーパ
ネルｂとの当接面がある広さと硬度を有しているために
インナーパネルｂとの干渉による低級音が発生するなど
の問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは、内装品に別物の部材を追
加する必要がなく、従って部材コストの安い且つ組立工
数を節減出来で、しかも車体パネルとの干渉による低級
音の発生を防止する車両用内装品の取付構造を提供する
ことにある。
て、その目的とするところは、内装品に別物の部材を追
加する必要がなく、従って部材コストの安い且つ組立工
数を節減出来で、しかも車体パネルとの干渉による低級
音の発生を防止する車両用内装品の取付構造を提供する
ことにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、芯材の表面を
表皮材、クロス等で被覆してなる車両用内装品を車体パ
ネルを覆って取付ける車両用内装品の取付構造におい
て、前記芯材の内面の適宜位置に、車体パネルと当接す
るリブを芯材と一体に設け、このリブの車体パネルとの
当接面に多数の突起を設けた構成にしてある。
表皮材、クロス等で被覆してなる車両用内装品を車体パ
ネルを覆って取付ける車両用内装品の取付構造におい
て、前記芯材の内面の適宜位置に、車体パネルと当接す
るリブを芯材と一体に設け、このリブの車体パネルとの
当接面に多数の突起を設けた構成にしてある。
《作用》 多数の突起の先端が車体パネルに当接するようにしたリ
ブを芯材と一体に成形したから、部材コストが安く組立
工数が節減出来るし、リブは多数の突起の先端で車体パ
ネルと当接しているから、車体パネルとの干渉による低
級音の発生を防止することが出来る。
ブを芯材と一体に成形したから、部材コストが安く組立
工数が節減出来るし、リブは多数の突起の先端で車体パ
ネルと当接しているから、車体パネルとの干渉による低
級音の発生を防止することが出来る。
《実施例》 以下本考案を車両用ドアトリムの取付構造に適用した一
実施例を図面に基づいて説明する。
実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案に係る車両用ドアトリムの一実施例を示
す断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図である。図面中
１はドアトリム、６はインナーパネル、７はリブであ
る。
す断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図である。図面中
１はドアトリム、６はインナーパネル、７はリブであ
る。
車両用内装品であるドアトリム１は芯材２、表皮３をク
ロス４が覆うように成形されており、ドアトリム１の上
部1aは断面コ字状をなして、外側の長手方向に沿ってイ
ンナーシール５が設けられ、内側には車体パネルである
インナーパネル６を覆うように、リブ７が芯材２の適宜
の位置に芯材２と一体に成形されている。
ロス４が覆うように成形されており、ドアトリム１の上
部1aは断面コ字状をなして、外側の長手方向に沿ってイ
ンナーシール５が設けられ、内側には車体パネルである
インナーパネル６を覆うように、リブ７が芯材２の適宜
の位置に芯材２と一体に成形されている。
そしてインナーシール６の外面6aには外面リブ7aが、イ
ンナーパネル６の上面6bには上面リブ7bが、またインナ
ーパネル６の内面6cには内面リブ7cがそれぞれ設けられ
ていて、これらリブ７の先端は第２図に示すように多数
の突起である例えば鋸歯状の当接面7dが形成されて、イ
ンナーパネル６に当接している。
ンナーパネル６の上面6bには上面リブ7bが、またインナ
ーパネル６の内面6cには内面リブ7cがそれぞれ設けられ
ていて、これらリブ７の先端は第２図に示すように多数
の突起である例えば鋸歯状の当接面7dが形成されて、イ
ンナーパネル６に当接している。
以上のような構成にすることによってドアトリム１に矢
印Ｆの方向の力が加わっても、リブ７がドアトリム１の
補強材の役目をなしてドアトリム１のべこつきを防ぎ、
且つリブ７の当接面7dは外力のエネルギーをある程度吸
収する弾性体で且つインナーパネル６とは点接触に近い
状態で当接しているので、インナーパネル６とリブ７の
干渉による低級音の発生を防止することが出来る。
印Ｆの方向の力が加わっても、リブ７がドアトリム１の
補強材の役目をなしてドアトリム１のべこつきを防ぎ、
且つリブ７の当接面7dは外力のエネルギーをある程度吸
収する弾性体で且つインナーパネル６とは点接触に近い
状態で当接しているので、インナーパネル６とリブ７の
干渉による低級音の発生を防止することが出来る。
またリブ７は芯材２と一体に成形してあるので、部材コ
ストも安く、余分な組立工数を必要としない。
ストも安く、余分な組立工数を必要としない。
上記のインナーパネルとリブの構成は車両用ピラーのガ
ーニッシュなどにも応用出来て、同じような効果が得ら
れる。
ーニッシュなどにも応用出来て、同じような効果が得ら
れる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は芯材の表面を表皮材、ク
ロス等で被覆してなる車両用内装品のを車体パネルを覆
って取付ける車両用内装品の取付構造において、前記芯
材の内面の適宜位置に、車体パネルと当接するリブを芯
材と一体に設け、このリブの車体パネルとの当接面に多
数の突起を設けたから、車両用内装品と車体パネルとの
間に別物を挿入する必要がなく、従って、部材コストも
安く、組立工数も削減出来て、ドアトリムのべこつきに
充分対応することが出来る。
ロス等で被覆してなる車両用内装品のを車体パネルを覆
って取付ける車両用内装品の取付構造において、前記芯
材の内面の適宜位置に、車体パネルと当接するリブを芯
材と一体に設け、このリブの車体パネルとの当接面に多
数の突起を設けたから、車両用内装品と車体パネルとの
間に別物を挿入する必要がなく、従って、部材コストも
安く、組立工数も削減出来て、ドアトリムのべこつきに
充分対応することが出来る。
また、多数の突起状の当接面を有するリブは車体パネル
の干渉による低級音の発生を防止することが出来る。
の干渉による低級音の発生を防止することが出来る。
第１図は本考案を車両用ドアトリムの取付構造に適用し
た一実施例の断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第
３図は従来の車両用ドアトリムの断面図である。 １……車両用ドアトリム（車両用内装品）、２……芯
材、６……インナーパネル（車体パネル）、７……リ
ブ、7d……当接面。
た一実施例の断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第
３図は従来の車両用ドアトリムの断面図である。 １……車両用ドアトリム（車両用内装品）、２……芯
材、６……インナーパネル（車体パネル）、７……リ
ブ、7d……当接面。
Claims (1)
- 【請求項１】芯材の表面を表皮材、クロス等で被覆して
なる車両用内装品を車体パネルを覆って取付ける車両用
内装品の取付構造において、前記芯材の内面の適宜位置
に、車体パネルと当接するリブを芯材と一体に設け、こ
のリブの車体パネルとの当接面に多数の突起を設けたこ
とを特徴とする車両用内装品の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990108996U JPH0752737Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 車両用内装品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990108996U JPH0752737Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 車両用内装品の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0467516U JPH0467516U (ja) | 1992-06-16 |
| JPH0752737Y2 true JPH0752737Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31856146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990108996U Expired - Lifetime JPH0752737Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 車両用内装品の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752737Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013124074A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Ts Tech Co Ltd | 自動車内装品及びその製造方法 |
| JP5994646B2 (ja) * | 2013-01-10 | 2016-09-21 | スズキ株式会社 | 車両の内装部材の取付け構造 |
| WO2021230345A1 (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用のドアトリム及び車両用の内装部品 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP1990108996U patent/JPH0752737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0467516U (ja) | 1992-06-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |