JPH0327882Y2 - - Google Patents

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JPH0327882Y2
JPH0327882Y2 JP1985188605U JP18860585U JPH0327882Y2 JP H0327882 Y2 JPH0327882 Y2 JP H0327882Y2 JP 1985188605 U JP1985188605 U JP 1985188605U JP 18860585 U JP18860585 U JP 18860585U JP H0327882 Y2 JPH0327882 Y2 JP H0327882Y2
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JP
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roof
base
molding
roof side
side rail
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JP1985188605U
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JPS6295042U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のルーフモールをクリツプに
よりルーフサイドレールに取り付ける取付構造に
関する。
(従来の技術) 従来、実開昭59−150660号公報において、自動
車のルーフパネルとルーフサイドパネルとの接合
部を構成するルーフサイドレールを覆うルーフモ
ールの取付構造として、ルーフパネル端末を立ち
上げた端末フランジ部によつてルーフサイドレー
ルを二分し、該端末フランジ部とルーフサイドレ
ールの一側面との間に形成された楔溝に、ルーフ
モールを圧入するようにしたものが開示されてい
る。
しかしながら、前記従来の取付構造において
は、プレス成形により端末フランジ部を成形する
ために製作誤差が生じ、ルーフモールの取付を高
精度に、かつ見映え良く行うことが困難であつ
た。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑みなされたもの
で、ルーフモールの取付けを高精度に、かつ見映
え良く行うことのできる自動車のルーフモール取
付用クリツプを提供することを目的とする。
(考案の構成) 前記目的を達成するために、本考案では、ルー
フモールをルーフサイドレールに取り付けるクリ
ツプが、基部と、該基部の左右一側に形成され、
ルーフサイドレール内の一方の縦壁に当接する当
接部と、基部の左右他側側に一体に形成された弾
性押圧部と、基部の上面に形成されたモール保持
部とからなり、前記基部の底面はルーフサイドレ
ール内の底面に接着され、弾性押圧部はルーフサ
イドレール内の他方の縦壁に圧接され、この弾性
押圧部の反発力により当接部は一方の縦壁に押し
付けられており、ルーフモールは前記基部のモー
ル保持部に嵌合保持されていることを特徴として
いる。
(実施例 1) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本例は第1図ないし第3図に示す。自動車1の
ルーフ2は、ルーフパネル3およびルーフサイド
パネル4からなり、ルーフパネル3とルーフサイ
ドパネル4との接合部には、自動車1の前後方向
に延びるルーフサイドレール5が形成されてい
る。該ルーフサイドレール5は、その長手方向の
すべてに渡つてルーフモール6により覆われてい
るが、ルーフモール6をルーフサイドレール5に
取り付けるクリツプ7は、ルーフサイドレール5
の複数の所定箇所にのみ配設されている。
さらに詳しく述べると、前記ルーフサイドパネ
ル4は、ルーフサイドアウタパネル41およびル
ーフサイドインナパネル42からなり、ルーフサ
イドアウタパネル41、ルーフパネル3、ルーフ
サイドインナパネル42のぞれぞれの端部が三重
に接合されてルーフサイドレール5の底部を構成
している。そして、ルーフパネル3の一部である
縦壁31と、ルーフサイドアウタパネル41の一
部である縦壁41aが、ルーフサイドレール5の
側壁を構成している。
前記ルーフモール6は弾性を有する合成樹脂製
であり、ルーフサイドレール5を覆い外表面に装
飾が施された基部61と、該基部61から下方に
向かつて突設された係合突起62とよりなる。6
3はモール6の極端な変形を防止する芯体であ
る。
前記クリツプ7も弾性を有する合成樹脂製であ
り、モール6の係合突起62が嵌合されるモール
保持部としての抜止孔71が上面に設けられた基
部72を有する。該基部72の左右一側(図では
右側)には、ルーフサイドレール5内の一方の側
壁であるルーフサイドアウタパネル41の縦壁4
1aに当接する当接部72aが形成され、他側
(図では左側)には、基部72より斜め前方に延
びる2本の腕状の弾性押圧部73が一体的に成形
され、この弾性押圧部73は、基部72をルーフ
サイドレール5に取り付けた状態で縦壁31に当
接して撓む長さとされている。そして、クリツプ
7がルーフサイドレール5に取り付けられた状態
では、基部72はその底面が例えば両面接着テー
プである接着部材8によつてルーフサイドレール
5の底部、すなわちルーフサイドアウタパネル4
1の端部に接着され、弾性押圧部73は前記ルー
フサイドレール5内の他方の側壁であるルーフサ
イドインナパネル3の縦壁31に圧接され、この
弾性押圧部73の反発力により、当接部72aは
ルーフサイドレール5内の一方の側壁であるルー
フサイドアウタパネル41の縦壁41aに押し付
けられている。また、ルーフモール6はその係合
突起62が前記基部72の抜止孔71に嵌合保持
され、抜止孔71の内周面には鋸歯状の凹凸部7
4が設けられていて、係合突起62の嵌合をより
強固なものにしている。
本実施例は以上のように構成されているので、
クリツプ7の基部72をルーフサイドレール5の
所定箇所に配設すると、その基部72の底面はル
ーフサイドレール5内の底面に接着部材8により
接着される。そして、弾性押圧部73はルーフサ
イドレール5内の他方の側壁であるルーフサイド
インナパネル3の縦壁31に撓んだ状態で圧接さ
れ、この撓んだ弾性押圧部73の反発力により、
当接部72aはルーフサイドレール5内の一方の
側壁であるルーフサイドアウタパネル41の縦壁
41aに均等に押し付けられる。こうして、クリ
ツプ7はその基部72の当接部71aがルーフサ
イドレール5内の一方の側壁であるルーフサイド
アウタパネル41の縦壁41aに圧接して、その
縦壁41aを基準に位置が決まるので、この基部
72の抜止孔71にモール3の係合突起62を嵌
合する際も、基部72は屈曲することなく安定し
ており、ルーフサイドレール5に対してルーフモ
ール6を高精度でかつ見映え良く取り付けること
ができる。
しかも、クリツプ7の抜止孔71の内周面に設
けた凹凸部74によつて、係合突起62が強固に
嵌合されるので、ルーフモール6の取付精度およ
び見映えが一層向上する。
(実施例 2) 本例は第4図に示す如く、弾性押圧部73aの
形状が実施例1と異なる点を除き、実施例1と同
じ構成であり、同様の部材には実施例1と同じ符
号を用いている。弾性部材73aは樋のような形
状をしているが、基部72をルーフサイドレール
5に取り付けた状態で、やはり撓むものであり、
この例でも同様の作用効果が得られる。
(実施例 3) 本例は第5図に示す如く、弾性押圧部73bの
形状が実施例1と異なる点を除き、実施例1と同
じ構成であり、同様の部材には実施例1と同じ符
号を用いている。弾性部材73bは、両端が基部
72とつながつた帯のような形状をしているが、
基部72をルーフサイドレール5に取り付けた状
態で、やはり撓むものである。
前記各実施例に示されるように、本考案におけ
る弾性押圧部は、基部をルーフサイドレールの一
側壁に均等に押圧するような形状のものが好まし
い。
なお、本考案によるルーフモール取付構造は、
前記実施例に示されるものに限定されるわけでは
ない。例えば、クリツプの基部が押圧されるルー
フサイドレールの側壁は、実施例1ではルーフサ
イドパネル側であつたが、これと逆に、ルーフパ
ネル側の側壁に基部が押圧されても差し支えな
い。
(考案の効果) 本考案の自動車のルーフモール取付構造によれ
ば、ルーフモールをクリツプによりルーフサイド
レールに取り付けるについて、クリツプにおいて
ルーフモールを嵌合する基部の底面をルーフサイ
ドレール底面に接着し、基部と一体的に、該基部
の前後端部をルーフサイドレールの一側壁にほぼ
均等に押圧する弾性押圧部を設けたことにより、
基部をルーフサイドレール内の一方の縦壁に圧接
させてクリツプを位置決めすることができ、クリ
ツプの基部にルーフモールを嵌合する際に、該基
部が屈曲することなく安定しているので、ルーフ
モールの取付けを高精度にかつ見映え良く行うこ
とができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例1を示
し、第1図は自動車の斜視図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図はクリツプの平面
図、第4図は実施例2のクリツプを示す斜視図、
第5図は実施例3のクリツプを示す斜視図であ
る。 1……自動車、5……ルーフサイドレール、6
……ルーフモール、7……クリツプ、41a……
縦壁、72……基部、72a……当接部、73…
…弾性押圧部、73a……弾性押圧部、73b…
…弾性押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のルーフパネルとルーフサイドパネルと
    の接合部を構成するルーフサイドレールを覆うル
    ーフモールをクリツプにより取り付ける取付構造
    であつて、 前記クリツプは、基部と、該基部の左右一側に
    形成され、ルーフサイドレール内の一方の縦壁に
    当接する当接部と、基部の左右他側側に一体に形
    成された弾性押圧部と、基部の上面に形成された
    モール保持部とからなり、 前記基部は底面がルーフサイドレール内の底面
    に接着され、弾性押圧部がルーフサイドレール内
    の他方の縦壁に圧接され、この弾性押圧部の反発
    力により当接部が一方の縦壁に押し付けられてお
    り、 ルーフモールは前記基部のモール保持部に嵌合
    保持されていることを特徴とする自動車のルーフ
    モール取付構造。
JP1985188605U 1985-12-06 1985-12-06 Expired JPH0327882Y2 (ja)

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JP1985188605U JPH0327882Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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JPS6295042U JPS6295042U (ja) 1987-06-17
JPH0327882Y2 true JPH0327882Y2 (ja) 1991-06-17

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ID=31140120

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JPS6295042U (ja) 1987-06-17

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