JP2007125958A - ルーフモール取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフモールの固定が簡単で、ルーフモールの高さを簡単に且つ確実に調整することができるルーフモール取付具を提供する。
【解決手段】ルーフモール取付具3はパネル側クリップ1とルーフモール側クリップ2とから構成され、ルーフモール側クリップ1は、係止脚13及びルーフモール支持部11を有し、パネル側クリップ2は、係止脚13を保持する保持部14を備え、係止脚13と保持部14には、ラチェット歯15、17が形成されてルーフモール6の高さ位置を調節でき、ラチェット歯17を有する保持部14の部分は、係止脚13の挿入を容易にする方向に撓む可撓性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のルーフパネルにルーフモールを取付けるためのルーフモール取付具に関し、詳細には、ルーフパネルに固着されたスタッドに係止してルーフパネルに固定されるパネル側クリップと、パネル側クリップに固定されるルーフモール側クリップとから構成される、ルーフモール取付具に関する。
ルーフパネルには、ルーフサイドパネルあるいはドアパネルとの接合部分において自動車の前後方向に延びる溝が形成され、その溝部分を塞ぐようにルーフモールが取付けられる。実公平3−27882号公報(特許文献1:実開昭62−95042号)は、ルーフパネルに固着されるパネル側クリップを有し、ルーフモールにはそのパネル側クリップに取付けられる係合突起が形成されているルーフモール取付構造を開示している。このルーフモール取付構造は、ルーフモールそのものに、パネル側クリップに係合するための係合突起が一体に形成されることを必要としている。
実公平3−27882号公報(実開昭62−95042号) 実開昭64−44857号公報 特開2000−027824号公報 特開2004−125041号公報 特開2005−132162号公報
特許文献2は、ルーフパネルに固定されるパネル側クリップと、パネル側クリップに固定されるルーフモール側クリップとから成るルーフモール取付具を開示する。このルーフモール取付具は、ルーフモールにルーフモール側クリップが取付けられるので、ルーフモールを特殊な形状に形成する必要がなくなっている。しかし、パネル側クリップはルーフパネルに接着剤等によって固着されるため、接着剤の劣化によってパネル側クリップが外れる虞れがあり、ひいては、ルーフモールが外れる虞れがある。
特許文献3は、ルーフパネルに固着されたスタッドに係止することによってルーフパネルに固定されるパネル側クリップ部と、ルーフモールを支持し且つパネル側クリップ部に固定されるルーフモール側クリップ部とが薄肉によって一体に形成される、ルーフモール取付具を開示する。この取付具では、劣化の虞れのある接着剤を用いず、ルーフパネルに固着されたスタッドを利用してルーフモールをルーフパネルに固着する。詳細には、ルーフモール側クリップ部がルーフモールに予め取付けられた状態で、パネル側クリップ部がスタッドに押込まれることによってルーフパネルに取付けられ、同時に、薄肉連結部分が破断してパネル側クリップ部にルーフモール側クリップが取付けられ、ルーフモールがルーフパネルに取付けられる。
ルーフパネルの溝部分にあるルーフモールの高さは、ルーフパネル及びルーフサイドパネルの両表面と高さを合わせるように取付けられるのが望ましい。溝部分の深さは、自動車の製造において一定の許容範囲内での違いは許され、あるいは、自動車の車種によってその溝の深さは違っている。特許文献3のルーフモール取付具では、溝の深さの違いに合わせてルーフモールの高さを調整することに十分に対応することができない。従って、溝部分が許容範囲内の深さ変化であっても、あるいは車種による深さ変化であっても、ルーフモールの表面がルーフパネル及びルーフサイドパネルの両表面の高さに揃えることができない虞れがある。
特許文献4のルーフモール取付構造は、外周面にねじが形成されたスタッド(スタッドボルトと記載されている)がルーフパネルに固着され、そのスタッドには一体に形成されたルーフモールクリップが取付けられ、ルーフモールクリップにルーフモールが取付けられ、ルーフモールクリップがルーフパネルに取付けられる構成である。このルーフモール取付構造では、ルーフモールクリップのスタッド固定部に、スタッドのねじに係合する高さ方向において多段に形成された係合突条が設けられ、かかる係合突条が、スタッドのねじの任意のいずれかに係合して、ルーフパネルの溝部分にあるルーフモールの高さを調整できるようになっている。
上記特許文献4のルーフモール取付構造は、ルーフモール高さを調整できるので、ルーフパネルの溝部分の深さが、許容範囲内で変化しても、車種によって変化しても、ルーフモールの表面をルーフパネル及びルーフサイドパネルの両表面の高さに合わせるように調整できる。しかし、特許文献4のルーフモール取付構造の場合、プラスチック製のルーフモールクリップのスタッド係合突条は、金属製スタッドのねじ面に係合するので、押込みのときねじ面に削られて、スタッドへの係合力が弱くなる虞れがあり、ルーフモールのルーフパネルへの固定力が低くなる虞れがある。
特許文献5は、フロントガラス等の窓ガラスとパネル側壁との間の隙間を覆うモールをパネルに固定するモール取付具を開示する。このモール取付具は、パネル側壁のスタッドに固定される第1クリップとモールを保持する第2クリップとで成り、第2クリップの係止脚を第1クリップの保持部に挿入して両クリップを固定し、窓ガラスとパネル側壁との間の隙間を覆うようにモールをパネルに固定する。特許文献5のモール取付具には、取付け後の取外しを容易にできる構成もある。しかし、特許文献5は、ルーフモールをルーフパネルに取付けることについては何も記載していない。
従って、本発明の目的は、ルーフモールの固定が簡単であり、ルーフモールの高さを簡単に且つ確実に調整することができるルーフモール取付具を提供することにある。
かかる目的を得るため、本発明は、ルーフパネルに固着されたスタッドに係止して該ルーフパネルに固定されるパネル側クリップと、このパネル側クリップに固定されるルーフモール側クリップとから構成され、自動車のルーフパネルにルーフモールを取付けるルーフモール取付具であって、ルーフモール側クリップは、パネル側クリップに固定される係止脚及びルーフモールの内曲げ縁部に係止してルーフモールを支持するルーフモール支持部を有し、パネル側クリップは、ルーフモール側クリップの係止脚の挿入を受入れて挿入された係止脚を保持する保持部を備え、保持部と係止脚とには、相互に対向する面のそれぞれに、係止脚が保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように相互に係合するラチェット歯が形成され、ラチェット歯の係合により係止脚の挿入深さを選択してルーフモールの高さ位置を調節することができ、ラチェット歯を有する保持部部分は、係止脚の挿入を容易にする方向に撓む可撓性を有している、ことを特徴とするルーフモール取付具を提供する。
本発明のルーフモール取付具によれば、パネル側クリップはパネルに固着されたスタッドに固定するだけでパネルに固定できるので、パネルへの固定が簡単で且つ確実であり、ルーフモールの固定もルーフモール側クリップへ固定するだけの操作であるので簡単であり、取付けもルーフモール側クリップの係止脚をパネル側クリップの保持部に挿入するだけで簡単にでき、その際に、ラチェット歯を有する保持部部分は、係止脚の挿入を容易にする方向に撓む可撓性を有しているので、強い挿入力を必要とせずに挿入でき、更に、ラチェット歯の係合により係止脚の挿入深さを選択してルーフモールの高さ位置を調節することができ、これによって、ルーフモールの高さを簡単に且つ確実にパネルの表面に揃えて調整することができる。更に、ルーフモール側クリップもパネル側クリップもプラスチックで形成することができ、係止脚のラチェット歯と保持部のラチェット歯の係合において両ラチェット歯の損傷は殆どなく、係止脚と保持部の係止力の低下を招くことはない。
上記取付具において、ルーフパネルの、自動車の前後方向に延びる溝の底面にスタッドが固着され、パネル側クリップがスタッドに取付けられ、パネル側クリップに取付けられたルーフモール側クリップが溝を塞ぐようにルーフモールを保持する。また、保持部のラチェット歯のある部分は、他の保持部部分との間にU形状のスリットが形成され、スリットのない部分において他の保持部部分に連結されて該ラチェット歯のある保持部部分に可撓性が付与されているのが好ましい。
以下、本発明の1実施形態に係るルーフモール取付具について図面を参照しながら説明する。図1は、パネル側クリップ1とルーフモール側クリップ2とで構成されるルーフモール取付具3を用いて、ルーフルーフパネル5にルーフモール6を取付けた状態を縦断面図で示す。ルーフパネル5には、ドアパネル7との接合部分において自動車の前後方向に延びる溝9が形成されている。溝9の底面には、パネル側クリップ1が取付けられる頭付きスタッド10(Tスタッドとも呼ばれる)が固着されている。パネル側クリップ1とルーフモール側クリップ2とは、それぞれ、硬質プラスチック材料で一体成形される。ルーフモール6は、表面の装飾部分が例えば柔軟なプラスチック材料で形成され、内側の剛性部分は、金属等の硬い高強度の材料で形成され、その剛性部分の両縁部には内曲げ縁部が形成され、それらの内曲げ縁部にルーフモール側クリップ2のルーフモール支持部が係合して、ルーフモール側クリップ2がルーフモール6を支持する。スタッド10は金属材料等の溶接可能な材料で成り、溶接等によってルーフパネル5の溝9の底面に固着される。なお、図2〜図8はパネル側クリップ1の詳細を示しており、図9〜図15はルーフモール側クリップ2の詳細を示している。
図1において、パネル側クリップ1は、ルーフパネル5の溝9の底面に溶接等によって固定された頭付スタッド10にあてがってスライドさせることによってルーフパネル5に固定される。ルーフモール側クリップ2は、ルーフモール6の両縁部の内曲げ縁部に係止してルーフモール6を支持するルーフモール支持部11と、ルーフモール支持部11から垂下するように延びてパネル側クリップ1に係止する係止脚13とを有する。パネル側クリップ1は、ルーフモール側クリップ2の係止脚13の挿入を受入れ、挿入された係止脚13を保持する保持部14を有する。図示の実施形態において、パネル側クリップ1とルーフモール側クリップ2の連結強度を高く維持するため、ルーフモール支持部11と保持部14とは、それぞれ、一対形成される。ルーフモール側クリップ2は、パネル側クリップ1に対して、係止脚13を保持部14に押し込むことにより、ルーフモール側クリップ2がパネル側クリップ1に本止めされる。パネル側クリップ1の保持部14とルーフモール側クリップ2の係止脚13には、対向するそれぞれの面に、係止脚13が保持部14に挿入できるが係止脚13が抜き方向へ移動するのを阻止するように係合する、ラチェット歯15、17が形成される。詳細には、係止脚13の挿入方向において複数段の、挿入可能で且つ抜き出しを阻止する形状(例えば鋸歯形状)の歯で成るラチェット歯15が保持部14に、同様に、挿入可能で且つ抜き出しを阻止する形状の複数の歯で成るラチェット歯17が係止脚13に形成され。これによって、係止脚13は、保持部14への挿入深さが調整でき、その挿入深さを調節することによってパネル側クリップ1に対するルーフモール側クリップ2の高さ位置を調節できる。
パネル側クリップ1の詳細について、図2〜図8を参照して説明する。パネル側クリップ1は、図示のように、一対の係止脚13を受入れる中空の筒状の一対の保持部14を形成する厚さを有する矩形の板形状に形成され、その中央部分には、スタッド10に取付けられるスタッド取付け部18が設けられ、パネル側クリップ1が、ルーフパネル5の溝9の底面に固定されたスタッド10に係合して固定される。スタッド取付部18は、厚い剛性のある板形状に形成され、図2及び図5に図示のように、スタッド10の頭部下の軸部を受入れるU字形状の溝19が形成され、溝19に入ったスタッド10を抜けないようにする舌状部21が溝19の入口部分に設けられている。図4において、パネル側クリップ1を、スタッド10の頭部が舌状部21の下方に配置した後、図4の右側にスライドさせると、パネル側クリップ1はスタッド10を介してルーフパネル5に固定され、固定後は舌状部21が抜け止めとして作用してパネルから外れることがなくなる。スタッド10を受入れる部分以外のスタッド取付部18の部分は、剛性を高めるため厚く形成される。
スタッド取付部18の左右の両側には、ルーフモール側クリップ2の係止脚13を受け入れて保持する保持部14が、一対形成されている。各保持部14は、図2〜図8に図示のように、ルーフモール側クリップ2の係止脚13が挿入できるように係止脚13の横断面に合わせた中空の角筒形状に形成される。保持部14の内側には、受入れた係止脚13に対向する面に、ルーフモール側クリップ2の係止脚13を押し込み方向にしか移動できないようにする複数のラチェット歯15が形成されている。ラチェット歯15が形成された係合部22は、図3に図示のように、U字形状のスリット23によって3辺においてパネル側クリップ1本体から分離し且つ他の1辺(上辺)で連結されて、係止脚13の挿入によって撓むことができる可撓性が付与され、係止脚13のラチェット歯17との係合の際の挿入力を低くする。保持部14には、係合部22のラチェット歯15のある面を露出する窓25が形成されている。図2、図5〜図7等に示すように、スタッド取付部18の部分からは、斜め外方に延びる一対のばね片26が形成されるのが好ましい。ばね片26は、図1に示すように、パネル側クリップ1をルーフパネル5の溝9の底面に固定したとき、ルーフパネル5の直立壁面に撓んで当接し、パネル側クリップ1がスタッド10の回りに回転するのを防止するとともに、撓んだばね片26の反作用によってパネル側クリップ1を固くルーフパネル5の溝9に固定する。なお、スタッド取付部18の底面にも、一対のばね片27が設けられ、撓んだばね片27の反作用によってパネル側クリップ1を固くルーフパネル5の溝9に固定する。
ルーフモール側クリップ2について、図9〜図15を参照して説明する。ルーフモール側クリップ2は、ルーフモール6を支持するルーフモール支持部11と、ルーフモール支持部11の細長い基部29の両側の部分から垂下する一対の係止脚13とから成る。ルーフモール支持部11は、基部29と、ルーフモール6の一方の内曲げ縁部30A(図1)に係止する一対の可撓性係止アーム31と、ルーフモール6の他方の内曲げ縁部30Bに係止する係止突起33と、ルーフモール6の内側のゴム層に食い込んでずれ止めを一対のずれ止め用突起34とを有する。ルーフモール6は、一方の内曲げ縁部30Aに係止アーム31を押し込み、他方の内曲げ縁部30Bを係止突起33に係止することによって簡単にルーフモール支持部11にルーフモール6を連結することができる。これによって、ずれ止め用突起34がルーフモール6の内側のゴム層35(図1)に食い込んでルーフモール側クリップ2がルーフモール6に対してずれるのを阻止する。
ルーフモール側クリップ2には、ルーフモール支持部11の細長い基部29の両側の部分から一対の係止脚13が垂下するように形成されている。一対の係止脚13は、パネル側クリップ1の保持部14に挿入できる間隔で配置され、各係止脚13は、各保持部14の矩形断面の受入れ穴に挿入可能な矩形断面の板状に形成され、保持部14のラチェット歯15に対面する面には複数のラチェット歯17が形成されている。各係止脚13の長さは、パネル側クリップ1の保持部14に対して押込むと係止脚13の複数のラチェット歯17と保持部14の複数のラチェット歯15とが確実に係合して本止め連結を得る長さにされている。係止脚13を保持部14に挿入すると、係止脚13のラチェット歯17と保持部14のラチェット歯15とが相互に係合し始め、そのまま押込むと、係止脚13の複数のラチェット歯17と保持部14の複数のラチェット歯15とが確実に係合して本止め連結を得る。
ルーフモール側クリップ2は、ルーフモール6を支持し且つ係止脚13が保持部14に完全に押込まれて本止めされた状態でパネル側クリップ1に対して姿勢を維持するのを強化するように、係止脚13と平行に垂下するサイドゲート37を有する。このサイドゲート37は、図1に示すように、両クリップ1及び2の適正な姿勢の連結状態において、パネル側クリップ1のスタッド取付部18の側壁に隣接する位置にある。サイドゲート37は、ルーフモール側クリップ2がパネル側クリップ1に対して適正な姿勢にあるときは、スタッド取付部18の側壁に接触しないが、不適正な姿勢に倒れた(図1の左側又は右側に倒れた)ときには、スタッド取付部18の側壁に接触して、所定の姿勢以上には倒れないようにして、ルーフモール6がルーフパネル5から外れるの阻止する。
本発明に係るルーフモール取付具3を用いて、ルーフモール6をルーフパネル5に取付ける操作を説明する。パネル側クリップ1をルーフパネル5に取付けるには、パネル側クリップ1のスタッド取付部18を、ルーフパネル5の溝9の底面に固着されたTスタッド10に舌状部21をあてがって図4の左側にスライドし、U字溝19にスタッド10を収容すればよい。U字溝19にスタッド10が収容されると、スタッド10の頭部がスタッド取付部18に係合し、溝9の底面にパネル側クリップ1が固定される。ルーフモール6にルーフモール側クリップ2を取付けるには、ルーフモール側クリップ2のルーフモール支持部11の係止アーム31の先端にルーフモールの内曲げ縁部30Aを係止させ、係止突起33を他の内曲げ縁部30Bに係止すればよい。ルーフモール側クリップ2をパネル側クリップ1に連結するには、ルーフモール側クリップ2の一対の係止脚13を、パネル側クリップ1の一対の保持部14に位置決めして、それぞれの係止脚13を対応の保持部14に挿入すればよい。この挿入は、保持部14のラチェット歯15のある係合部22が可撓性を有するので、強い挿入力を必要とせずに行える。
係止脚13を保持部14に挿入すると、パネル側クリップ1の保持部14のラチェット歯15とルーフモール側クリップ2の係止脚13のラチェット歯17とは噛合い始め、そのまま、押込むと、ルーフモール側クリップ2の係止脚13がパネル側クリップ1の保持部14に押込まれて、ルーフモール側クリップ2がパネル側クリップ1に本止め連結される。ルーフモール側クリップ2にルーフモール6が取付けられていれば、ルーフモール6はルーフパネル5に取付けられる。この本止め連結において、作業者はルーフモール6の押込み深さを調整することによって、ルーフモール6の上面がルーフパネル5の上面及びドアパネル7の上面に揃う位置に調整できる。これは、パネル側クリップ1の保持部14ラチェット歯15及びルーフモール側クリップ2の係止脚13のラチェット歯17が任意の高さ位置で係合して本止め連結状態を得ることができるからである。このように、ルーフモール取付具3はルーフモール6の高さ位置を適正に調整することを可能にする。
本発明の1実施形態に係るルーフモール取付具を用いて、ルーフモールをルーフパネルに取付けた後の状態を示す断面図である。 図1のルーフモール取付具のパネル側クリップの平面図である。 図2のパネル側クリップの正面図である。 図2のパネル側クリップの4−4線断面図である。 図2のパネル側クリップの底面図である。 図3のパネル側クリップの左側面図である。 図3のパネル側クリップの7−7線断面図である。 図3のパネル側クリップの8−8線断面図である。 図1のルーフモール取付具のルーフモール側クリップの平面図である。 図9のルーフモール側クリップの正面図である。 図9のルーフモール側クリップの底面図である。 図10のルーフモール側クリップの背面図である。 図10のルーフモール側クリップの左側面図である。 図10のルーフモール側クリップの14−14線断面図である。 図10のルーフモール側クリップの15−15線断面図である。
符号の説明
1 パネル側クリップ
2 ルーフモール側クリップ
3 ルーフモール取付具
5 ルーフパネル
6 ルーフモール
7 ドアパネル
9 溝
10 スタッド
11 ルーフモール支持部
13 係止脚
14 保持部
15 保持部のラチェット歯
17 係止脚のラチェット歯
18 スタッド取付部
19 U字溝
21 舌状部
22 保持部の係合部
23 スリット
25 窓
26 ばね片
27 ばね片
29 基部
30A、30B ルーフモールの内曲げ縁部
31 係止アーム
33 係止突起
34 ずれ止め用突起
35 ルーフモールのゴム層
37 サイドゲート

Claims (3)

  1. 自動車のルーフパネルにルーフモールを取付けるため、前記ルーフパネルに固着されたスタッドに係止して該ルーフパネルに固定されるパネル側クリップと、このパネル側クリップに固定されるルーフモール側クリップとから構成される、ルーフモール取付具であって、
    前記ルーフモール側クリップは、前記パネル側クリップに固定される係止脚及び前記ルーフモールの内曲げ縁部に係止してルーフモールを支持するルーフモール支持部を有し、
    前記パネル側クリップは、ルーフモール側クリップの前記係止脚の挿入を受け入れて該挿入された係止脚を保持する保持部を備え、
    該保持部と前記係止脚とには、相互に対向する面のそれぞれに、前記係止脚が前記保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように相互に係合するラチェット歯が形成され、該ラチェット歯の係合により前記係止脚の挿入深さを選択して前記ルーフモールの高さ位置を調節することができ、
    前記ラチェット歯を有する前記保持部部分は、前記係止脚の挿入を容易にする方向に撓む可撓性を有している、
    ことを特徴とするルーフモール取付具。
  2. 請求項1に記載のルーフモール取付具において、前記ルーフパネルは自動車の前後方向に延びる溝を有し、該溝の底面に前記スタッドが固着されており、前記パネル側クリップは該スタッドに取付けられて、該パネル側クリップに取付けられた前記ルーフモール側クリップは、前記溝を塞ぐように前記ルーフモールを保持する、ことを特徴とするルーフモール取付具。
  3. 請求項1に記載のルーフモール取付具において、前記保持部の前記ラチェット歯を有する部分は、他の保持部部分との間にU形状のスリットが形成され、該スリットのない部分において前記他の保持部部分に連結されて該ラチェット歯を有する保持部部分に前記可撓性が付与されている、ことを特徴とするルーフモール取付具。
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