JP2005132162A - 窓ガラスと車体の間にモールを取付けるモール取付具 - Google Patents

窓ガラスと車体の間にモールを取付けるモール取付具 Download PDF

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Abstract

【課題】 車体への固定が簡単で且つ確実であり、モールの固定も簡単であり、固定後のモールの取外しも簡単にできる、複雑でない形状のモール取付具を提供する。
【解決手段】 モール取付具3は、車体壁面のスタッドに係止して固定される第1クリップ1と、第1クリップに固定される係止脚13及びモールを支持するモール支持部11を有する第2クリップ2とから構成され、第1クリップ1は、第2クリップ2の係止脚13を受け入れて係止脚を保持する保持部14を備え、保持部14及び係止脚13の相互に対向する面のそれぞれに、係止脚を保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するラチェット歯15、17が形成されて第1クリップに対する第2クリップの高さ位置が調節可能であり、保持部14には、保持部ラチェット歯15の面を露出して棒状部材9で保持部ラチェット歯面を押して係止脚ラチェット歯との係合を解除するのを可能にする窓25が形成され、保持部のラチェット歯を有する係合部22は、棒状部材9の押込みによって係合解除方向に撓む可撓性を有している。
【選択図】 図12

Description

本発明は、フロント窓ガラス等の窓ガラスの端面とその窓ガラス端面に対向する車体の壁面との間の隙間にモールを取付けるためのモール取付具に関する。
フロント窓ガラスの端面とその窓ガラス端面に対向する車体壁面の間の隙間にモールを取付けるためのモール取付具は、例えば、実開平2−132511号公報(特許文献1)に示されている。このモール取付具は、車体壁面に固着されたスタッドに係止して車体に固定される第1クリップと、第1クリップに固定される係止脚及びモールの内曲げ縁部に係止してモールを支持するモール支持部を有する第2クリップとの2部品から成り、第1クリップは、第2クリップの係止脚を受け入れて保持する保持部を備え、第1クリップの保持部及び第2クリップの係止脚の相互に対向する面のそれぞれに、係止脚を保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように係合するラチェット歯が形成され、係止脚の挿入深さを調節することによって第1クリップに対する第2クリップの高さ位置を調節でき、モールの窓ガラスへの接面を確実にしている。
実開平6−000834号公報(特許文献2)に開示されたモール取付具は、車体壁面に固着されたスタッドに係止して車体に固定される第1クリップと、第1クリップに固定される係止脚及びモールの内曲げ縁部に係止してモールを支持するモール支持部を有する第2クリップとの2部品から成り、第1クリップは、第2クリップの係止脚を受け入れて保持する保持部を備え、第1クリップの保持部には複数の長さの異なる係止爪が形成されて、第2クリップの係止脚には係止脚が保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように係止爪に係合するラチェット歯が形成され、係止脚の挿入深さを調節することによって第1クリップに対する第2クリップの高さ位置を調節でき、モールの窓ガラスへの接面を確実にしている。
特開昭55−114786号公報(特許文献3)に開示されたモール取付具は、車体壁面に接着テープで固着される第1クリップと、第1クリップの保持部に固定される係止部及びモールの内曲げ縁部に係止してモールを支持するモール支持部を有する第2クリップとの2部品から成り、第1クリップの保持部に固定された第2クリップの係止部は、モールとガラス面の間から挿入された薄い帯板状工具によって押されると、保持部との係合が解除でき、モールをこじり起こしてモール付きの第2クリップを第1クリップから取外せば、モールを車体から取外しできるようになっている。
実開平3−081118号公報(特許文献4)には、車体に接着テープによって固着される帯状本体と、帯状本体の一部に固着される硬質ファスナーと、硬質ファスナーに係合して固定されるモールクリップとから成るモール取付具が開示されている。このモール取付具は、長いゴム製フラッシュマウントモールの取付けに適合するとともに、硬い金属製モールを強固に取付ける。実開平6−016115号公報(特許文献5)に開示されたモール取付具は、固定のドアガラスとドアパネルとの間の隙間にモールを取付けるモール取付具である。ドアパネルにスペーサが固着され、スペーサに筒状のクリップが固着され、モールには内側から突出する係止部が設けられて、係止部がクリップに挿入されると固定されてモールが固定される。クリップにはスクリュードライバ等の工具の先端を差し入れる窓が形成され、中にある係止部を押して係止部付きのモールをクリップから取外すことができる。
実開平2−132511号公報 実開平6−000834号公報 特開昭55−114786号公報 実開平3−081118号公報 実開平6−016115号公報
上記特許文献1及び特許文献2に記載のモール取付具は、第1クリップが車体のスタッドに固定され、モールが第2クリップに固定されて、第1クリップに対する第2クリップの高さ位置を調節できるように取付けられるのでモールがガラス面に浮きなく確実に取付けられる。しかし、これらのモール取付具は、モールを車体から取外す場合には、第1クリップ又は第2クリップを破損して強引に引き抜いたり、モールを破損したりせねばならず、簡単に取外すことができなかった。その上、特許文献2のモール取付具の第1クリップの複数の係止爪は、第2クリップのラチェット歯と係合するために、段違いになるよう形成され、そのため、特殊な形状の型を必要としている。特許文献3のモール取付具は、モールを車体に取付けた後にモールを取外すことは簡単にできるが、第1クリップを車体に固定するために、接着テープでの固着作業が必要とされ、固着作業に時間と手間がかかり、位置決めの場合にずれが生ずることがあるので、固定作業には慎重さと熟練が要求される。特許文献4のモール取付具は、特許文献3と同様に、帯状本体を接着テープで車体に固着する作業を必要とし、更に、取付けたモールの取外しが簡単にはできない。特許文献5のモール取付具は、モールの取外しは簡単にできるが、モールにモール係止部を設けねばならないので、係止部のない一般的なモールを使用できない。また、車体へクリップ付きのスペーサを溶着する作業も必要としている。
従って、本発明の目的は、車体への固定が簡単で且つ確実であり、モールの固定も簡単であり、固定後のモールの取外しも簡単にできる、複雑でない形状のモール取付具を提供することにある。
かかる目的を得るために、窓ガラス端面と窓ガラス端面に対向する車体壁面との間の隙間にモールを取付けるための、本発明のモール取付具は、車体壁面に固着されたスタッドに係止して車体に固定される第1クリップと、第1クリップに固定される係止脚及びモールの内曲げ縁部に係止してモールを支持するモール支持部を有する第2クリップとから構成され、第1クリップは、第2クリップの係止脚の挿入を受け入れて挿入された係止脚を保持する保持部を備え、第1クリップの保持部及び第2クリップの係止脚の相互に対向する面のそれぞれに、係止脚を保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように係合するラチェット歯が形成され、係止脚の挿入深さを調節することによって第1クリップに対する第2クリップの高さ位置が調節可能になっており、第1クリップの保持部には、保持部のラチェット歯のある面を露出して棒状部材で保持部のラチェット歯側の面を押して係止脚のラチェット歯との係合を解除するのを可能にする窓が形成され、保持部のラチェット歯を有する係合部は、棒状部材の押込みによって係合解除方向に撓む可撓性を有していることを特徴とする。
本発明のモール取付具によれば、第1クリップは車体に固着されたスタッドに固定するだけで車体に固定できるので、車体への固定が簡単で且つ確実であり、モールの固定も第2モールへ固定するだけの操作であるので簡単であり、モールを第2クリップへ固定するのは、第2クリップを第1クリップへ取付ける前であっても、取付けた後であってもよく現場作業のバリエーションが多くなる利点があり、更に、棒状部材を窓から挿入して第1クリップの保持部を押圧するだけで係合部が撓んで、第2クリップを第1クリップから解除できモールの解除が容易にでき、再取付けも第2クリップの係止脚を第1クリップの保持部に挿入するだけで簡単にできる。また、かかるモールの取付け及び取外しのための第1クリップの形状も第2クリップの形状も複雑なものではなく、プラスチックで成形する場合の成形型も複雑にはならない。
上記取付具において、第2クリップの係止脚には、第1クリップの保持部の窓の範囲内において保持部のラチェット歯面側の部分を露出するスロットが形成され、棒状部材が窓及びスロットを通して保持部のラチェット歯面側の部分を押すことによってラチェット歯同士の係合が解除されるのが好ましい。
また、上記取付具において、保持部の係合部は、他の保持部部分との間にU形状のスリットが形成され、そのスリットのない部分において他の保持部部分に連結されるのが好ましく、係合部には可撓性が付与される。
以下、本発明の1実施形態に係るモール取付具について図面を参照しながら説明する。図1〜図6は、モール取付具を構成する第1クリップ1を示しており、図7〜図11は、モール取付具のもう1つの構成部品である、第2クリップ2を示している。図12は、第1クリップ1と第2クリップ2とを連結した、本発明の1実施形態に係るモール取付具3を示している。図13は、第1クリップ1を車体壁面5に固定し、第2クリップ2をモール6に固定して、モール6を車体5に取付ける前の状態を示し、図14は、第1クリップ1に第2クリップ2が連結されて、フロントガラス等の窓ガラス7の端面と車体壁面5との間の隙間にモール6が固定されている様子を示し、図15は、第1クリップ1に連結された第2クリップ2を連結解除するため、棒状部材9を第1クリップ1に差し込んだ状態を示している。図12に示すように、本発明に係るモール取付具3は、図1〜図6に示す第1クリップ1と、図7〜図11に示す第2クリップ2との、2部品から構成され、第1クリップ1も第2クリップ2も、それぞれ、硬質プラスチック材料で一体成形される。
第1クリップ1は、車体壁面5に溶接等によって固定された頭付スタッド10(いわゆる、Tスタッド:図13等参照)にあてがってスライドさせることによって、車体壁面5に固定される。第2クリップ2は、モール6の両縁部の内曲げ縁部に係止してモール6を支持するモール支持部11と、モール支持部11から垂下するように延びて第1クリップ1に係止する一対の係止脚13とを有する。第1クリップ1には、第2クリップ2の係止脚13の挿入を受入れ、挿入された係止脚13を保持する保持部14が、係止脚13に合わせて一対設けられている。第2クリップ2は、第1クリップ1に対して、係止脚13を保持部14の途中まで押し込んだ仮止め状態に連結され、更に押し込むことにより、モール6が本止めされる。第1クリップ1の保持部14及び第2クリップ2の係止脚13の相互に対向する面のそれぞれに、係止脚13を保持部14に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように係合する複数のラチェット歯15、17が形成され、係止脚13の挿入深さを調節することによって第1クリップ1に対する第2クリップ2の高さ位置が調節可能になっている。
第1クリップ1の詳細について、図1〜図6を参照して説明する。第1クリップ1は、図示のように、係止脚13を受入れる中空の筒状の保持部14を形成する厚さを有する矩形の板形状に形成され、その中央部分には、スタッド10に取付けられるスタッド取付け部18が設けられ、第1クリップ1が、車体壁面5に固定されたスタッド10に係合して固定される。スタッド取付部18は、厚い剛性のある板形状に形成され、図2及び図4に図示のように、スタッド10の頭部下の軸部を受入れるU字形状の溝19が形成され、溝19に入ったスタッド10を抜けないようにする舌状部21が溝19の入口部分に設けられている。第1クリップ1を、スタッド10の頭部が舌状部21に配置した後、図2の右側にスライドさせると、第1クリップ1はスタッド10を介して車体壁面5に固定され、固定後は舌状部21が抜け止めとして作用して車体から外れることがなくなる。スタッドを受入れる部分以外のスタッド取付部18の部分は、剛性を高めるため厚く形成される。
スタッド取付部18の両側には、第2クリップ2の係止脚13を受け入れて保持する保持部14が形成されている。保持部14は、図1〜図6に図示のように、第2クリップ2の係止脚13が挿入できるように係止脚13の横断面に合わせた中空の角筒形状に形成される。保持部14の内側には、受入れた係止脚13に対向する面に、第2クリップ2の係止脚13を押し込み方向にしか移動できないようにする複数のラチェット歯15が形成されている。ラチェット歯15が形成された係合部22は、図2及び図4に図示のように、U字形状のスリット23によって3辺において第1クリップ1本体から分離し且つ他の1辺で連結されて、棒状部材9の押込みによって撓むことができる可撓性が付与され、係止脚13のラチェット歯17との係合の解除を可能にする。第1クリップ1の保持部14には、係合部22のラチェット歯15のある面を露出して棒状部材9(図12及び図15)で係合部22のラチェット歯15側の面を押して係止脚13のラチェット歯17との係合を解除するのを可能にする窓25が形成されている。図示の例では、窓25は、ラチェット歯15が形成された係合部22及びスリット23を成形するための窓がそのまま利用されている。なお、図1、図2等に示すように、第1クリップ1の下側の隅から斜め下方に延びるばね片26が形成されるのが好ましい。ばね片26は、図13〜図15に示すように、第1クリップ1を車体壁面5に固定したとき、車体壁面5に直交する底壁6に撓んで当接し、第1クリップ1がスタッド10の回りに回転するのを防止するとともに、撓んだばね片26の反作用によって第1クリップ1を固く車体に固定する。
第2クリップ2について、図7〜図11を参照して説明する。第2クリップ2は、モール6を支持するモール支持部11と、モール支持部11の細長い基部27の両側の部分から垂下する一対の係止脚13とから成る。モール支持部11は、基部27と、モール6の一方の内曲げ縁部29(図13)に係止する一対の可撓性係止アーム30と、モール6の他方の内曲げ縁部31(図13)に係止する係止突起33と、モール6の内側のゴム層に食い込んでずれ止めを一対のずれ止め用突起34とを有する。モール6は、一方の内曲げ縁部29に係止アーム30を押し込み、他方の内曲げ縁部31を係止突起33に係止することによって簡単にモール支持部11にモール6を連結することができる。この連結によって、ずれ止め用突起34がモール6の内側のゴム層35(図13)に食い込んで第2クリップ2がモール6に対してずれるのを阻止する。
第2クリップ2には、モール支持部11の細長い基部27の両側の部分から一対の係止脚13が垂下するように形成されている。一対の係止脚13は、第1クリップ1の保持部14に挿入できる間隔で配置され、各係止脚13は、各保持部14の矩形断面の受入れ穴に挿入可能な矩形断面の板状に形成され、保持部14のラチェット歯15に対面する面には複数のラチェット歯17が形成されている。各係止脚13の長さは、第1クリップ1の保持部14に対して、少し押し込んだ仮止め状態と、更に押し込んだ本止めとができる長さにされる。係止脚13を保持部14に挿入すると、係止脚13のラチェット歯17と保持部14のラチェット歯15とが相互に係合し始め、第2クリップ2が第1クリップ1に仮止めされ、更に押込むと、係止脚13の複数のラチェット歯17と保持部14の複数のラチェット歯15とが確実に係合して本止めを得る。各係止脚13には、保持部14の窓25の範囲内において保持部14の係合部22のラチェット歯15面側の部分を露出するスロット37が形成されている。スロット37は、第2クリップ2が第1クリップ1に本止めのときに係合部22のラチェット歯15面側の部分を露出するように、係止脚13の長さ全体に形成されている。これによって、図12に図示のように、第2クリップ2が第1クリップ1に連結された状態(第1モール6がモール取付部3によって車体壁面5と窓ガラス7の端面の間に取付けられた状態)で、棒状部材9が窓25及びスロット37を通して保持部14のラチェット歯15面側の係合部22を押すことができ、係合部22は撓められるので、ラチェット歯15と17の係合を解除できる。
本発明に係るモール取付具3を用いて、モール6を窓ガラス7の端面38と車体壁面5との隙間に取付けるため、図13に示すように、第1クリップ1は、車体壁面5のスタッド10にスタッド取付部18をあてがってスライドして車体壁面5に固定される。一方、第2クリップ2は、モール支持部11の係止アーム30と係止突起33によって、モール6に固定される。次に、図14に図示のように、モール6に取付けられた第2クリップ2の一対の係止脚13を、第1クリップ1の一対の保持部14に位置決めして、係止脚13を保持部14に挿入する。第1クリップ1の保持部14のラチェット歯15と第2クリップ2の係止脚13のラチェット歯17とは噛合い始め、仮止め状態を得ることができ、更にモール6を押すと、第2クリップ2の係止脚13が第1クリップ1の保持部14に押込まれて、本止め状態になる。本止め状態では、モール6の窓ガラス7に延びるシール部材39が窓ガラス7に接面して雨水の浸入を阻止する。ラチェット歯15及び17の係合は本止め状態でのモール高さ位置を適正にすることを可能にする。
次に、図15を参照して、モール6を取外す操作を説明する。例えば、スクリュードライバ等の棒状部材9をモール6に形成されたシール部材39をめくって、第1クリップ1の窓25に向けて差し込む。棒状部材9の先端は、窓25を通り、更に、第2クリップ2の係止脚13のスロット37を通って、第1クリップ1の保持部14の係合部22に当接する。当接後、作業者が棒状部材9を強く押すと、係合部22が押されて図示のように撓んで、ラチェット歯15がラチェット歯17との係合から外される。係合が外れた状態でモール6を窓ガラス7から離すように持ち上げると、第2クリップ2が第1クリップ1から外されて、モール6を取外すことができる。その後、修理したモール6に、あるいは、新しいモールに第2クリップ2を固定すれば、再度、図13及び図14の操作によってモールを窓ガラス7及び車体壁面5の隙間に取付けることができる。
本発明の1実施形態に係るモール取付具の第1クリップの斜視図である。 図1の第1クリップの正面図である。 図1の第1クリップの平面図である。 図1の第1クリップの背面図である。 図2の第1クリップのV−V線断面図である。 図2の第1クリップのVI−VI線断面図である。 本発明の1実施形態に係るモール取付具の第2クリップの平面図である。 図7の第2クリップの正面図である。 図7の第2クリップの背面図である。 図8の第2クリップのX−X線断面図である。 図7の第2クリップの斜視図である。 図1の第1クリップ及び図7の第2クリップを連結した状態で示す、モール取付具の斜視図である。 本発明に係るモール取付具を用いて、モールを窓ガラス端面と車体壁面との間の隙間に取付ける前の状態を示す断面図である。 本発明に係るモール取付具を用いて、モールを窓ガラス端面と車体壁面との間の隙間に取付けた後の状態を示す断面図である。 本発明に係るモール取付具で取付けられたモールを窓ガラス端面及び車体壁面から取外す操作を示す断面図である。
符号の説明
1 第1クリップ
2 第2クリップ
3 モール取付具
5 車体壁面
6 モール
7 窓ガラス
9 棒状部材
10 スタッド
11 モール支持部
13 係止脚
14 保持部
15 保持部のラチェット歯
17 係止脚のラチェット歯
18 スタッド取付部
19 U字溝
21 舌状部
22 保持部の係合部
23 スリット
25 窓
26 ばね片
27 基部
29 モールの一方の内曲げ縁部
30 係止アーム
31 モールの他方の内曲げ縁部
33 係止突起
34 ずれ止め用突起
35 モールのゴム層
37 係止脚のスロット
38 ガラス端面
39 シール部材

Claims (3)

  1. 窓ガラス端面と該窓ガラス端面に対向する車体壁面との間の隙間にモールを取付けるためのモール取付具であって、
    前記車体壁面に固着されたスタッドに係止して車体に固定される第1クリップと、該第1クリップに固定される係止脚及び前記モールの内曲げ縁部に係止してモールを支持するモール支持部を有する第2クリップとから構成され、
    前記第1クリップは、前記第2クリップの係止脚の挿入を受け入れて該挿入された係止脚を保持する保持部を備え、前記第1クリップの保持部及び前記第2クリップの係止脚の相互に対向する面のそれぞれに、前記係止脚を前記保持部に挿入できるが抜き方向への移動を阻止するように係合するラチェット歯が形成され、前記係止脚の挿入深さを調節することによって第1クリップに対する第2クリップの高さ位置が調節可能になっており、
    前記第1クリップの保持部には、該保持部のラチェット歯がある面を露出して棒状部材で前記保持部のラチェット歯側の面を押して前記係止脚のラチェット歯との係合を解除するのを可能にする窓が形成され、
    前記保持部のラチェット歯を有する係合部は、前記棒状部材の押込みによって係合解除方向に撓む可撓性を有している
    ことを特徴とするモール取付具。
  2. 請求項1に記載のモール取付具において、前記第2クリップの係止脚には、前記第1クリップの保持部の前記窓の範囲内において前記保持部のラチェット歯面側の部分を露出するスロットが形成されており、前記棒状部材が前記窓及び前記スロットを通して前記保持部のラチェット歯面側の部分を押すことによって前記ラチェット歯同士の係合が解除されることを特徴とするモール取付具。
  3. 請求項1に記載のモール取付具において、前記保持部の係合部は、他の保持部部分との間にU形状のスリットが形成され、該スリットのない部分において前記他の保持部部分に連結されて該係合部に前記可撓性が付与されていることを特徴とするモール取付具。
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